再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 なんだかんだと

R-viveの忘年会、今年は声がけが早かったのもあって、(毎年、ぎりぎりに思い出したように設定するのでこじんまりしているのだが、つか、わざわざ忘年会なんて名前つけなくても呑んでいるから!?)東中野の「我が家」(←お店)にて、二十人はいかないけど…、病欠が二人三人、全員来たら入りきらんかったな。。。

今年も、色々な方に本当にお世話になった。
特にR-vive関係者には、まだまだつたない集団なのでご迷惑をかけたことと思う。でも、でも、そんなことを忘れる為の「忘年会」(笑)
いつのまにやら、次回公演が、六月に設定されているので、(とはいえ、見てくださる方には、また一年のご無沙汰になってしまいますが)本の事とか突っ込まれたらどうしよう、とか、思う、小心の私。
そんな色んなことを、「大手をふって」忘れていい、美味しいお酒。←忘れていいとは、誰にも言われていないのだが…

私個人としても、三月、四月、と二本経てになりますが、久方ぶりの新作(予定←なんてこんなことを書いたら起こられる)なので、じっくり、そして、焦る今日この頃。焦っても仕方ないし、といいつつ、言っても解消されない気持ちもあったりなかったり。ストレスフルだな〜。
忘年会シーズンがまもなく終わることが口惜しくて口惜しくて…

本年もお世話になりました。
来年も、そして、来年こそ、どうぞよろしく。
口癖になりそうな、昨今。
来年二十歳の子らと、ちょうど一回り違うんだな…
…なんのこっちゃ…

2006年12月27日(水)



 気がつくと…

二度目のキャスティングワークショップ。
前回少し時間の掛かった空気作りが、やや短くなる。
ワークショップ用台本、おじさんたち組、自由で笑う。
女子高生役、作家さんらと話し合い絞り込む。
なんとなく、見えてくる…
来年も早々からやりますが、年末年始をはさむと、どーなるんだろ。
次回からは、「稽古」という名前になるみたい。

ワークショップ後、
いーろんな事を話しつつ、気がつくと、終電はどこへやら。
いーろんな事を言いつつ、気がつくと、外は明るい。
師走は速い…


2006年12月26日(火)



 世間はクリスマスイブ…

思えば遠くに来たもんだ。
いや、九月から長かったなぁ。
本日、黄昏、無事に千秋楽を迎えました。
もう、ダメ書き帳を持たずに観劇は、お気楽です(笑)
そういや、今回限りだったな。長丁場の中。
役者さんのお見送りをしてから帰途。


今週は、21にグリングを、観劇
そうですか、紀伊国屋まで…。良かった。
その後、西荻の秘密の鶏料理屋で、R-viveスタッフ忘年会、もうすっかりお馴染みの感じ…。
鶏鍋、と、熱燗。
黄金のセット。
「鶏鍋と熱燗」
なんか、岩松了が書きそうな題名だな…

22にはWE WILL ROCK YOUを、コンサートですな、こりゃ
で、その後、中野の秘密の焼肉屋。
頭の中には、フレディー・マーキュリーが鳴りっぱなし。
「焼肉とフレディー」
なんか、ちょっと暑苦しい…

忘年会シーズン真っ只中。
しかし、まだ、二三、お仕事が…。




2006年12月24日(日)



 売り出し中。。。

●『修学旅行』          (青年劇場)

作/畑澤聖悟 演出/藤井ごう 出演/未定
 物語の舞台は沖縄県内のとある旅館。青森県立浦町高等学校の修学旅行一行は四泊五日の日程で沖縄に修学旅行に来た。
今日は一日島内を巡り戦跡や記念碑を見学して平和学習に取り組み、三泊目の宿としてこの旅館にたどり着いた。
消灯時間が迫るころ、三階「ゴーヤーの間」では班長ヒカルが自分の班がまとまらないことに責任を感じ「せっかくだから
盛り上がろうよ」と呼びかける。気を利かして、共通の話題「好きな男子は誰?」を持ち出すが、これが裏目に出てしまい、
ゴーヤーの間は戦争状態に突入してしまう……。
 若者たちのリアルな姿を舞台に乗せ、「沖縄」の「今」との出逢いを通じて、この時代に語らなければならない「平和」の
意味や人間と人間の関係の在り様について問題提起をしたい。脚本は作家であり、現役の高校教師である畑澤聖悟氏。
演出は新進気鋭、自ら主宰する劇団などで若者たちの姿をみずみずしく描いている藤井ごう氏を迎える。

 4月13日〜20日 紀伊國屋ホール


……。
と、いうことになっているのです。
上記は別のページから引っ張ってきましたが…
このお芝居の為のワークショップを、本日から、数回に分けて…

まずは、「ゴーヤの間」に関わる、女性人(学生)と男性(学生)を絞っていくことが、メインである。
とはいえ、ガチガチの空気の中、進んでいくのは、好みではないので、まずは、稽古場の空気を作ることを考えつつ、ワークショップを進める。異論反論、オブジェクションありそうだが、わたしは、どこでもそうだけれど、「わたしはこう読み取りました」型の発表が、大嫌い。俳優さんの、現場に動かされての生の声をどう引き出し、聞けるかを考えていたりするので、オーディションとはいえ、ワークショップ的な意味合いの方が強かった。「修学旅行」をやるのに、別のテキストを持って行ったりするし…、相変わらずである。

で、「新進気鋭」だ。
これはもう、ここ二年くらい、ようやくと言うか、やっとと言うか、別の劇団さん、地方、様々つき合わせてもらえるようになって、そこで「わたしを紹介する文章」の中に出てくる言葉だ。
もう、なんか、口幅ったいし…その分野に新しく現れた意気盛んで将来性のある新人という意味らしく…そんなタイプでもないし。
まあ、強い後ろ盾もないし、演出としてはフリーで、経験豊富とは言えないわたしの事を紹介するにあたり、どうしても、それしかないのだろう(笑)←対外的には、なるほど、悪い意味合いではないから。
(今度の場合、別の言葉も書いてくれているが)ならば、どうしてこんないい言葉に引っかかるのかと言うと…
私的解釈。
「新進気鋭」=「なにものでもない人」
または「売りが年齢しかない人」
だからである。
丁度、プロ野球で言うところの、
「成長株」=「その後何者にもなれない人」
または「株のまま終わる人」
みたいな感じがしている。勿論、その意味そのままではいけないのだが。
これを人に言うと、まだそう書いて貰えるだけいいじゃないか、とは、よく言われるが、気鋭って、なんか頭が切れすぎてバッタバッタとと周りをぶった切っているみたいなニュアンスを感じるし、だからそういうタイプではないし、はてさて…

新しい年齢になって、早一週間、これは、もしや、今年の目標が見つかったかもしれない。
わたしも、わたしを肩肘張らず、人との関係の中で表せる、「言葉」を見つけること。

「売り出し中」これじゃ、歳末セールみたいだしなぁ…


2006年12月18日(月)



 中日だけど、

今日、黄昏の打ち上げ。
というか、打ち上げ=お食事会があった。

まだ、中日ではあるのだが、演出も、本日が来れる最終日というのもあり、明日は唯一の休演日(わたしはお休みではありませんが)なので、この日に設定された模様。

コースで出てくる、打ち上げなんて、…初体験…
思えばと、三ヶ月前のことを思ってみる。
というか、もう、それだけやってきてしまったということだ。
本番は二十四日まで続くが、それでも、もう、あと一週間。
ものすごく長くて、しかし、とても短かったような、つまるところ、充実していたということか…

明日は、青年劇場さんにて、オーディションワークショップの第一回。
限られた時間で、何ができるか、こうご期待。って、誰に言っているのか、よくわからない…


2006年12月17日(日)



 待ってます。

本日は、午前中より、結婚式。
なんか、毎週、列席しているような昨今…
新郎、新婦とも、私の同期、かつ、R-viveにも共演してもらっていた。
で、なんどか、僕の本の数少ない恋愛話を新郎→新婦という図式の元に、何度か、三度か、書かせて貰っている。←ということは、私が仲人と言っても過言ではないわけである。真意不明。

満員電車に揺られ品川辺りまで。
降りた解放感も手伝って、プラス、駅前のタクシー乗り場混みあいの為、歩くことに。で、これが失敗。
なにせ、土地勘と方向感覚は自信を持っている自身であるのに、待てど暮らせど、たどり着かず、挙句、派出所のおまわりさんのいい加減不安になって、時間ももう、まもなくだったので聞いたのに、「あ〜。来すぎ来すぎ」という一言に、猛烈に「はっ!?」という返答をして、めでたいのに、早く家を出たのに、と、複雑な心境で、会館まで。

風情のある、式場。拍手が聞こえている。
ので、披露宴から出ようと思うが、スタッフに「折角ですから」と、
もしかしたら、今までの人生で一番重いけど、言った本人はそれと気がついてない「折角」の使われ方で、式場におそるおそる入る。
「新郎新婦、どちらのご招待ですか?」と言われ、いや、両方だし、どっちでもいいし、ふ〜む。と、もう、いいから決めてくれ状態。
結局新郎側の椅子に進み(静かにね)、座ると、横にいた本城さんに一瞥される。「はい、すいません」
でも、見れてよかった(笑)

……披露宴。
私の席は、B学座の、ウヤマ、ニシカワ、サカグチ、マツモト(敬称略)…と蒼々たる「日本を代表する〜」の方々と同じ。肩身が狭い。
とはいえ、嘗ての「先生?」たちなわけだが…

途中、二人のなれそめビデオの中で、「B学座で、二人は出会うことになります」の弁。
わたし「出会いの場じゃねーかよ」とノタマワッテみたりしたものの(更に、わたしもそこにいたわけだが…)、新郎は、座員へ、新婦は卒業し、その後…
「劇団で、再会することに!」
だそうで、それはつまり、再会の場として言われている劇団とは、ウチのことであり、R-viveなのである。
ニシカワ氏曰く「おまえんとこも、出会いの場じゃねーか」とありがたい一言を戴く。

……。そのときは言えなかったが、
言おう。「出会い」ではない、「発展」の場だ。
…あんま、変わりもないが、「発展」の場なのである。


その後、二次会までの、六時間強(ものすごい間の時間…)を、マツモトユウコ、本城、私の先輩で粟野を芝居の世界に引き入れた俳優さん、ウチの音響をずっとやってくれているコンちゃん、ワタシの五人(こんな会は二度とないように思われる)で、酒飲みパワーボーリング(玉が速いことが一番大事)やら、酒飲みやらして、二次会(厳密には疲労…、いや、披露パーティー=すさまじい人数が来ていた。人柄!)、三次会、と、仲間の、極々近しい仲間の祝日を命一杯祝ったのでした。騒ぎすぎましたが、電車では帰りました。

遊子がまた、幸せそうでね。
史浩くんは、まあ、適当にやってください。

二人のために、書いた本の、ギャラ、いつでもいいので、待ってます。


2006年12月11日(月)



 ……あ。

七日、実にマル一週間空いてかめありリリオにて「黄昏」本番。
一日おいて、名古屋は中日劇場。

昨日は、名古屋なのに、なぜか「博多モツ鍋」を食す。
「心残り」が甚だしいということか…

十三日から、ルテ銀で東京公演……あ。

十日といえば…
気がついたら誕生日じゃないか。
いくつに…どうでもいいか…
どんな一年だっただろう…
そんなことを、あまり考えることもないまま、明日は明日で、粟野君と遊子の結婚式だ。めでたい。ブームなのか、続くときは続く。

これから一年をどうすごしていこうか…
そんなことを、あまり考えることもないまま、特に感慨もないまま、丸一月続いた、「わたしは一体今、どこにいるの?生活」が終わった事に新幹線で乾杯してみたりして。
味噌カツ弁当とひつまぶし弁当を二つ携えて帰途につくのであった。

2006年12月10日(日)



 人間だもの…

沖縄では、多くの方に会い、感じることができ、いい公演も見られたので、俄然、今月からはじまる、オーディションワークショップやらやら、四月「修学旅行」への具体的動きへのモチベーションがグッと上がる。と、そんなことの一つ一つで気持ちが変わるようではダメなことはわかっちゃいますが。
ああ、人間だもの(みつを風)。

ものすごい二日酔い(笑)の中、飛行機では、「コンソメスープ」が非常に具合のいいことがわかった…
あと、そんな日は、生ものを扱う市場の匂いはよくない(二度挑戦)
あと、綺麗なトイレが、天国に見える(笑)

とか、

沖縄の磁場とは全く関係のないことを感じてみたりして
わたしの沖縄への旅は終わる…
そしてまた、来たいと思う。
これが、沖縄の磁場か?
だがしかし、沖縄料理と泡盛は暫くいらない…
ああ、人間だもの。



2006年12月03日(日)



 速すぎる

国道から折れて、暫く、味噌汁のお店。

寂れすぎた味わいの、定食屋と言った風情。
メニューというか、献立は、二つ。
「味噌汁」
「そば」
そして但し書き、
「日曜日はそばはやりません」

……なるほど。
やらないのか、でも、今日は日曜ではないし、平日だからやっているということで、そんなことを書かれると「味噌汁」を食べに行ったのに、なぜか「そば」を食べてしまい、挙句、それが美味しくなかった日には、もう、どうしていいかさっぱりである。なので、大人しく、「味噌汁」を注文する。

沖縄の「味噌汁」
要するに、味噌味のごった煮である。
丼に目一杯、名前のわからない草(青菜)が沢山、それから野菜、豚肉(魚の場合もあるらしく、それは店の売りによるそうだ)がたっぷり、
添え物の汁ではなく、しっかりオカズ。
それに、たっぷりの白いご飯と、油味噌がついて、五百円。
美味い。が、量が多い。戦いだと思って臨まないと、食べきれない量だった。
ここへ来る途中、有名な沖縄そば屋の前を通り、あやうくそっちに行ってしまうところだったが、食べれてよかった。
「日曜日はやらないそば」も気になるところではあるのだが…

沖ら海水族館、修学旅行のコースとしてあったので、行って来た。
圧倒、圧巻な大パノラマ。
高校生ならば、絶対、平和教育より、印象に残ることは間違いない。
折角、平和教育について考えるよき日ごと、癒されモードで忘れ去られそうな勢いである。こういうことは、絶対に実際に来てみないとわからない。

夜はコザに移動。
また一人、こちらの方を紹介してもらう。
午後十一時、「まだ早すぎる」という忠告も聞かず、島唄スナックへ。
案の定、誰もいなかった…
というか、「早すぎる」って「まもなく零時」なんですけど…




2006年12月02日(土)



 奥行きを感じる…

午前十時、那覇を出て、一路平和記念館へ
と言いつつ、こぞってまだ起きてない。

ふらっと、沖縄そば屋に入り、脳みそと、胃と、その他いろいろを目覚めさせ、更に南へ。
ここからは、平和学習、ひいては平和について考えていく一日である。
沖縄について、そして、第二次大戦での沖縄戦について、今の沖縄について。平和記念館→ひめゆりの塔=ここでは、実際に会館の方にお話を聞かせていただいた。そして、そこらを訪れている修学旅行生を目の当たりにすることができた。

なにせ、来年の四月「修学旅行」という、お芝居である。
そのために、今ここに寄せてもらっている。

どっぷり、感じ、考え、匂う、そんな一日。

基地を見ながら帰途。
夜は、昨日お会いした先生と、先生のゼミの学生さん達となんでかテーブルを囲む。みな、ユクユクは、沖縄で仕事に就きたいという思い。一人、アメリカ人の彼氏を連れたゼミ生がいて、聞くと、元海兵隊だそうな。沖縄は、やはりちょっと違う。
じっくりと整理したいと思いつつ、
那覇にとって帰って、コーディネーターさんらと、芝居についてちょっと熱く語りつつつつしているウチに…
明日は、コザに移動、途中、沖ら海水族館を経由してもらう。(行った場所として出てくる!)
近くには「みそ汁」が美味しい店があるんだそうな。
想像がつかないが…

2006年12月01日(金)
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