しそ摘み日記
akajiso



 ペンキに酔う

ダンナがやってるパソコン教室の看板が、
春の強風でぶっこわれたので、新しく作っている。
ホームセンターで合板を買ってきて、
黒板風に深緑のペンキで塗ってから、
白いペンキで「パソコン教室」と書く。

 縁側で何時間もペンキ塗りをしていて、
夜、部屋の中に入ったら、
ど〜〜〜うも頭が痛い。

 で、ど〜〜〜〜〜も、目が回る。

 これは、明らかにペンキの吸いすぎで
中毒にかかって神経をやられたな・・・

 普通の人間は、ペンキのにおいで危険を察知できるのだが、重症の鼻炎な上、花粉で一切鼻の機能を失ってしまっているので、においも味もわからない状態の私。

 結果、危険範囲を超えて、
ペンキを吸い込みすぎたらしい。

 目が悪いから、塗装面に異常に顔面を近づけて書いているし・・・

 もう、おととい、昨日、今日、と、
ふらふら状態。

 目が泳いで、らりぱっぱ〜、な状態で、
家事育児しているお母さんって・・・・・・

 こえ〜〜〜よ!


2006年03月30日(木)



 間違えるな!

昨日から弟の奥さんと、姪っ子たちが遊びに来ている。
で、弟の嫁さんが、「相談があります」というので、聞いてみたら、
幼稚園の年少さんの姪っ子が、弟に
「幼稚園でみんなが自分をいじめるの」
と言ったらしく、弟が逆上し、
「転園だ!!!」
と大騒ぎしているとのこと。

 で、聞けば、姪っ子は、いつも楽しく幼稚園に通っているというし、クラス替えも嫌だなあ、と言っているらしく、弟の奥さんいわく、
「大丈夫だと思うんですけどねえ」
とのこと。

 普段見ているママがそう感じているのなら、
それが正しいと思う。
 いつも仕事で子供とろくに顔を合わさない人間が、
子供の一方的な言葉だけで、ろくに事実を確認しないまま、
早まって結論を出すのは、違うと思う。

 で、もっと聞けば、先生にも相談していないというから、
まだまだな〜〜〜んにもやってないじゃねえか、という段階だ。

 そういうときは、先生と連絡を密にして、
相互に粘り強く観察したり間に入ってもらったりして、
少なくとも一学期間くらいは、様子をみることが大事だと思う。

 親元で「かわいいかわいい」「あんたが大将」で育った子供が、初めて集団の中で鍛えられる、絶好の機会なのに、
親が勝手に子供を不憫がって、せっかくの子供の育つチャンスを奪おうとしてしまうなんて、そんなの、ある意味、虐待じゃないか。

 弟が完全に間違っている。

 子供が幼稚園や学校でいじめられたりいじめたりしたときは、親は、「そら来た!」と思って、腹を決めて、
子供の育つチャンスを逃さないことだ。

 「あくまでパパとママは、あなたの味方だよ」
と励ましながらも、
子供が傷つきながらでも、ちゃんとその状況を乗り越えるように、応援していくのが大事なんだ。
 
 子供の前から、すべてのトラブルを取り払ってしまうのは、愛情じゃない。子供の前に現れたトラブルを、冷静に受け止めて、自分が出て行きたくなるのをぐっとこらえて、
子供が自分で処理できる力を付けるのを見守る。
 これが「育てる」ということだと思う。

 それをしないで、いつまでも
「子供がかわいそう」「子供が傷つくのは見ていられない」
と、自分の懐の中で飼い殺しにしてしまうから、
ニートが増えるんだ。

 過保護は、虐待なんだ。
 なんで、それがわからない人が多いんだろう。
 子供の育ちを阻害して、いつまでも親のおもちゃにしていることが、子供の人権侵害以外のなんだというのだ。
 
 子供は、傷つきながら大人になるんだ。
 自分だってそうやって大人になったんだろう?
 自分のした苦労を子供にさせたくない、という人がいるけど、じゃあ、一生子供が死ぬまで子供に付きっ切りでトラブルから守り通せるというのか?
 子供が自分で生きていけるようにするのが、親の仕事なんだ。
 傷ついても、傷ついても、また立ち上がって、歩いていけるようにするのが、親の役目だ。
 傷ついても、立ち上がる力は、親の無償の愛が原動力なんだ。
 
 目先のことにパニクって、そんな大事な無償の愛も子供に与えずに、
いつまで子供を自分のポケットに入れておくつもりなんだろう。

 親が死んだとき、
裸で世の中に放りだされる子供は、
武器もよろいも持っていないのだ。

 そんなことやっていて、それが親の愛情か?

 間違えるな! 親たち!

 子供は、傷つくたびに強くなるんだ。
 傷ついた子供を、穏やかに抱きしめてあげる、という仕事をサボるな!
 
 エゴと愛を間違えるな!
 
 

2006年03月27日(月)



 乱暴者とオタクくん

 うちの子は、乱暴な子に怪我させられてくることが多い。
聞いたら、うちだけでなくて、どこの子も、一部の乱暴者にやられているらしい。

この淡白な世の中で、
乱暴者が確実に増えているのが、とても気になる。

 明らかに「こいつは将来チンピラだろう」という予備軍が、
うようよしている。

 そのくせ、「うっわ〜〜〜、完全にオタク野郎だ〜」という
子供も、かなりいっぱい見かけるようになった。

 乱暴者とオタクくん、
その両極端のように見える子供が、
目立つようになってきた。

 親の育て方なのか?
 環境のせいか?

 なんにせよ、
人とのコミュニケーションに問題有り、という点では、
同類だと思う。
 
 大人にも同じ現象が見られるけれど、
子供にも顕著な兆しが・・・・・・

 乱暴者とオタクくん。
 ああ〜、両方嫌い!
 ちゃんと、キレずに、目を見てお話ができる人間、
今の時代は、そうなることが、東大に入ることより大事だと思う。

  

2006年03月24日(金)



 楽しいジャパニーズカントリー生活

 カントリーが好きだ。
 木工好きも、ペイント好きも、パッチワーク好きも、
元をたどれば、両親の影響だが、
そのどれもが、カントリーライフに通じている。

 でも、私のは、甘いアメリカンカントリーではなく、
ジャパニーズカントリー。
 日本の田舎。
 イメージは、昔の木造校舎。

 今は、資金も無くて手付かずのところだらけだが、
少しづつこの築25年の古家を、
ネオ・ジャパニーズカントリーに改造していくのだ!

 パンを焼いたり、大皿料理作ったり、
子供を育てたり、洗濯したり、
そういうことが全部、おしゃれなことに思えちゃう、
カントリーが大好きだ〜〜〜〜〜!!! 

 

 
 
  
 

2006年03月23日(木)



 春の風

ここのところ、春の大風が吹きまくっている。
10年前くらいまでは、春は、ベランダに子供のオムツや洗濯物がはためいていたけれど、ここんところは、この季節、室内干し。

 だって、家族のほとんどが、重症の花粉症なんだもん。
 普通に外に干したら、くしゃみとかゆみと鼻水で、
勉強もできなくなるし、眠れなくなるし、息も絶え絶えだもん。

 現に、私は、このシーズンの花粉のおかげで、
学年末テストや受験では、鼻水地獄で力を発揮できたためしなし!

 一年間の努力も、鼻水と化すのさ・・・
 ははははは〜\(◎o◎)/!

 というわけで、一年のうち半分は、部屋干しの我が家。
 で、7人家族で汚し盛りの男児が大半だも〜ん。
 ウチの中、えらいことになってるんだよ〜。
 洗濯物だらけだし、埃っぽいし〜!

 インテリアもクソもないよ〜(>_<)

 外はあんなに晴れ渡って、乾燥機の中みたいに風が吹きまくってるのにさ〜(ToT)

 

2006年03月20日(月)



 ただいま風邪菌滞在中

我が家には、目下、
「胃腸の風邪」と「のどの風邪」が滞在されております。

次男と私が、のどイタイタ。
三男と四男が、気持ちワルワル。

長男は、すべての菌を持ち込んで、一日で完治。
夫は、基本的に家に居ないから、健康。

さあさあ、あやうし、ゼロ歳児!

アニキたちが学校から持ちこんでくる、ありとあらゆる雑菌にさらされて、しかし、元気に育つんだ!

 がんばれ!
 がんばってくれ!

 (みんな、もっとちゃんと手洗いうがいしてくれよ〜(>_<))


2006年03月17日(金)



 夜泣きの原因

いろいろわかってきたせいか、生後4ヶ月の長女が、夜泣きを始めた。
決まって毎晩10時頃。

 特に夜泣きする日は、
私の母に激しくあやされた日!

 うちの母は、すさまじくドSなので、
愛情は、もちろんサディスティックに表現する。

 かわいい女の孫に、
30分から1時間、大声であやしながら、
みっちり激しくこねくり回し、
ゲラゲラ笑わせて、転がして、
「じゃ〜ね〜」
と帰っていく。

 生まれて数ヶ月しか経っていないのに、
あんなにめちゃくちゃにいじくり倒されたら、
そりゃあ夜泣きもするわいなあ。

 ちょっと母親にアカンボ預けて買い物に行って、
帰ってみると、アカンボの頭の中のかさぶたとかが、
もれなく剥がされているし〜〜〜(ToT)

 ああ、こういうママンに育てられたら、
私のように後天的な神経質になるわけだ。

 今まで朗らかだったアカンボが、
心なしか、カンが強くなっているし〜(>_<)

 罪な女だぜ、ばばじそ・・・

2006年03月15日(水)



 義理チョコ返し

長男が女子ばかりの吹奏楽部に、唯一の男子なので、
義理チョコもらうもらう。
 明らかに「義理」だが、本人にお返しを用意する気配なし。

 そのことに昨晩ハッと気付き、近所のコンビ二に走る。

 長男は、真っ暗になっても部活だし、
買い物に行くひまがないと思い、母が代走!

 しかし、本命に返すくらいの、高価でおしゃれなのはあっても、「義理チョコ返し」的なキャンディは、特別用意されていない。

 いや〜、改めて考えると、「義理チョコ返し」って難しいもんだ。

 張り切りすぎて豪華なお返しされても引いちゃうだろうし、
かといって、あまりにちゃっちい飴玉でもヒンシュクだろう。

 ものすごく迷った末、
ミルキーの袋入りを購入。

 で、ラッピングがわりに、私が急きょミニミニ巾着(7センチ角)を縫い、その中に5粒づつ詰めて数人分用意した。

 しかし、これもよく考えたら微妙だよね・・・

 大の中学生男子が、ママにホワイトデイのお菓子用意してもらって、おまけに手作りの巾着まで縫ってもらってるなんて、ある意味「マザコン」もいいところだよねえ・・・

 私が中学生女子だったら引くよなあ〜。

 でも、その子たちの間では、私は、
「カリスマ子宝かあちゃん」で通っているらしいから、
一生懸命縫った巾着、嬉しがってくれるといいんだけどねえ。

 あ〜あ、でも、やっぱり私は、子供にベタベタで、
息子はマザコンなんだろうなあ・・・

 こんなにサバサバとした間柄で暮らしていても、
他人から見たらベタベタなのかもなあ。
 息子がお年頃になったら、少し距離を置きつつ目は配り、みたいな構えが必要なんだろうなあ・・・

 ああ、勉強になった!
 

 

2006年03月14日(火)



 また始まりました

また始まった。
乳幼児の健診&予防接種の日々が!
思えば、集団健診や予防接種で号泣&ひっくり返り&大暴れの長男の健診は大変だった!
連日気温40度の猛暑の中、ゼロ歳児のデブチン次男をおんぶして行った健診では、注射されると思い、怖がって暴れ、身長ひとつ測れず、汗だくでパニクる私に、たくさんのお母さんたちが同情し、泣き喚く長男におもちゃやお菓子を渡してくれたりして・・・

 ああ、上三人が4歳2歳0歳の頃は、もう、誰の健診のときも注射のときも、
一人以外はみんな付き添いなのに、全員「自分がやられる」と思って、号泣&ひっくり返りのコラボレーションだよ!

 すごく並んだ上に、順番が迫ってきてるのに、3人にひっくり返られた日にゃあ、もう、私の神経も限界超えたね!
 人の目もはばからず、3人の頭ポカポカ叩いて叫んじゃったよ。

 ああ・・・

 あれから何年たったのだろう・・・

 注射や健診が屁でもない、決して泣かない四男(兄ちゃんにからかわれるとすごく泣くくせに・・・要は気が強いのね)の時は本当に楽だった。

 兄ちゃんたちは、すでにすべて終えているので、四男ひとりを連れて、ゆっくり説得しながら受けさせられた。
 泣かなかったらアイスを買ってあげる、と言ってあるので、意地でも泣かないし。

 その四男も、この間最後の予防接種を終えて、無事この春入学。

 やっと終わったと思ったら、今度は、第5子のシリーズの始まりだ。

 先日、長女3ヶ月の折、「BCG」でデビュー。
 最初は、何が起きているのかわからずに、きょと〜んとしていたが、
グニグニとはんこ注射を射されると、
「んっぎ〜〜〜〜〜〜!!!」
とゴリラのごとく号泣!
 一緒に注射をしに行った四男の方が、
「かわいそうだよ〜〜〜!!!」
と泣いてヤンの!
 自分の注射じゃ泣かないのにねえ・・・

 その兄弟愛に、こっちまで泣けてきたわい。

2006年03月13日(月)



 万民の姉

私、「自分は親なのである」って考えちゃうと、ダメだ。
責任感に押しつぶされて、難しく考えすぎて、
自分も周りもだめにしちゃう人だよ。

 だから、今日から、私は、

「万民の姉」

と名乗ることにします。

 姉だから、世話もするし、相談にも乗るけど、
親よりは、一歩引いてます。

 だから、気楽に家庭を運営できます。

 私のような、「責任感に押しつぶされるタイプ」は、
「親」でなくて、「姉」のような気分で子育てしててちょうどいいテンションが保てるんです。

 万民の父や万民の母なんて器じゃないから、
「万民の姉」として、
自分もチンタラ楽しみながら、
子どもたちを育ててみよう,
夫の世話してやろう、
と思います。

2006年03月10日(金)



 球技大会

今日は、四男の通う幼稚園で、親子球技大会があった。
今までは、ものすごく嫌がりながらも出席していたが、
今回は、思いっきり、パ〜〜〜〜〜ス!!!

 だって、球技がだいっ嫌いなんだもの!!!

 怖いの!
 玉がこっちに向かって飛んでくるのが、嫌なの!!!

 幼稚園の球技大会は、すなわちドッヂボール大会なんだけど、その怖い球技の最たるものなのだ。

 だって、わざと玉をぶつけ合うなんて、
平和主義の私の辞書にはない行動なんだもん!

 子供の頃から、ホントに玉が怖かったから、
みんながわいわい楽しそうにゲームしているのに、
私ひとり、本気の命がけで逃げまくってるもんだから、
いつも最後まで残ってしまって、結局、最後は、ドSなひとたちにビシビシ狙われて、泣きながら逃げまくり、
いつまでも当たらなければ、敵チームにブーイングされ、
当たれば味方にブーイングされるんだよ!

 どうしろっちゅ〜んじゃ!

 で、当たらないノウハウとか身に着けちゃってさあ・・・

 今まさに投げようとする人に向かって走れば、
当たらないんだよ・・・

 そのタイミングも難しいんだけどね。
 早すぎても近づきすぎて狙われるし、
遅すぎるとパスした相手と近くなっちゃうし・・・

 こっちは、命がけだから、そりゃあ必死だよ。

 本能的な逃避活動だもん!
 マジだもんね!!!

2006年03月09日(木)



 超待望の初節句

おい!
おいおいおいおいおいおいおいおい!
ついに!
ついに14年間夢にまで見た桃の節句じゃねえか!
おい〜〜〜!

 泣くぞ!
 もう泣くぞ!
 今泣くぞ!

 ♪きょ〜おは、 たのすぃい ひなまつぅうぅりぃ〜♪

 ・・・だぜ、おい〜〜〜!

 女児〜〜〜(ToT)
 女児女児だぜ〜〜〜おい〜〜〜〜〜!!!

 白酒用意オッケー!
 桃の花スタンバイ!
 ひなあられ、よし! 
 お雛様、ちょっと勝手に動いちゃうけどオッケー!
 菱餅は手に入らなかったけど、まあよし!

 後は、ちらし寿司に、はまぐりのおつゆに・・・

 と思っていたら、実家の母から
「今晩、あんたんちにイカカレー作ってやったわよ〜」
の電話。
 
 まあ・・・、イッカ!
 (あ〜あ、駄洒落・・・) 

2006年03月03日(金)
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