しそ摘み日記
akajiso



 緊急三者面談

次男が宿題をずっとやっていないこと、
教科書を全然持っていかないこと、
授業を全然まじめに受けていないこと、
しょっちゅう喧嘩してお友だちに
引っかき傷をつけてしまうこと、
それらを総合して、いわゆる
「呼び出し」食らいました。
初体験です。
 たぶん、兄弟の他の子達にはありえないことです。

 で・・・

 次男、学校を脱走して帰宅!
 結局、先生に私の育児の苦労話を
せつせつと語る1時間半となりました(T_T)

 先生も、
「お母さん、ご苦労なさって・・・」
なんて言ってくれるものだから、
思わず泣いてしまったではないか!!!
 
 なんで三者面談で私泣いてんのぅ(*_*)

 もう〜〜〜
 次男のやつめ〜〜〜(T_T)(T_T)(T_T)
 

2002年11月30日(土)



 蘇る金婆(キンババ)

心臓はじめ内臓ボロボロ、
何度目かの緊急入院をし、
「もうだめか!」
と、親戚一同が覚悟していたばーちゃんが・・・

集中治療室で人工呼吸にて命を取り留める

心臓バイパス手術(リスクの方が大きかった)成功

術後の経過良好

口と鼻に人口呼吸器をつけながら
集中治療室の隣りのベッドの婆さんに
「うるさいっ!」
と、怒鳴るほど回復

昨日、一般病棟へ移動

 もう・・・
気の強さだけで生きているという凄さ!

野菜嫌いで肉ばっかり食べて、
運動もしないで、
でも、弱きを助け、強気をくじく正義の人。
気が強ければ、健康なんてどうとでもなるってか?!

2002年11月29日(金)



 公文式の体験入学に行く

 小4の長男と、小2の次男が、
公文式の無料体験してきた。
 
「国語は優秀ですが、
算数はやばいですね!」

 と、先生は、言う。

 そう、そうなのよぅ!

 本人達もやる気まんまんっ!

 ひとり1教科6300円・・・

 国語も英語もやったほうがいいにきまっているけれど、
とりあえず算数をふたり行かせるのがいっぱいいっぱいっす!
 つーか、最初からもう、予算オーバーなんだ!

 頭良くなくてもいいのよ。
 でも、授業についていけないのは困るよね・・・
 
 母の必死な仕事のギャラは、すべて公文式に消える、というわけね・・・

 ははははは・・・

 ひ〜〜〜〜〜〜ん(T_T)

2002年11月25日(月)



 母、「プチ腸閉塞」になる

 丈夫な母が、ばーちゃんの命の危機に際して
神経磨り減り、疲れもたまって、
ついに倒れた!
 のた打ち回るほどの腹痛で、
救急病院に連れて行ったら
「大腸が動いていないので小腸が激しく動いてガスがたまりまくっている」
「軽い腸閉塞の状態」
と言われた。
 アルバイトの先生で、入院させる権限がないとかで、
月曜日まで薬でだましだまし自宅療養することに。

 しかし、「ブスコバン」という強い腸の薬と
私の勝った「お腹にいいチューブのゼリー」が
効いたみたいで、少し良くなりつつあるようだ。
 
 月曜日、また病院に行くけれど、
親戚の要の人物が倒れるとこりゃ大変。

 親亀こけたらみなこける状態だー。

 ばーちゃんよ、
 子ガメ孫ガメのためにも、
がんばって「ばば亀」として立ち上がってくれ!

2002年11月24日(日)



 顔の前で135ミリの虫がビビビビ

お店の取材の仕事で、今日行ったのは、
ひ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ
「昆虫屋」!

 わたしの昆虫嫌いは半端じゃないっつーのにぃ!

 写真撮影では、135ミリの巨大ヘラクレスカブトムシが、ビビビビ言っているのをアップで撮影。
 顔の前10センチのところに、そんなのがビビビビ言ってるなんて、仕事じゃなかったらショックで死んでます。
 死にまくってます(T_T)

 撮影した写真のうち、半分以上ひどい手ぶれ!
 だって、震えてしまったんだもの〜っ(*_*)
 
 部屋の中には、虫虫虫!!
 
 360度ぜーんぶ虫!

 そこここで聞こえる、

「かさかさ」「こりこり」
ってのが、んも〜〜〜〜〜っ!! 

ひ〜〜〜〜〜〜っ!<(>_<)>
 
 今日という日は、
完全にトラウマになりました(T_T)(T_T)(T_T)

  
 

2002年11月20日(水)



 子供に殴る蹴るされる

 ショックだった。小2の次男だが、また今日も爆発して、私はヤツとつかみ合うはめに。
 で、ヤツは泣きながら、本気で蹴ってくるし、ゲンコツでアゴや頭をぶん殴ってくる。
 体格がいいから、これが結構キク。

 はっきり言ってショックだった。

 子供たちは、何だかんだ言っても母親の私が大好きで、絶対に手を上げたりしないだろう、と高をくくっいたのだ。

 だが、ヤツは、かつて私の父が本気で私を殴る蹴るしたように、やっぱり本気で殴る蹴るしてきた。
 確実に危害を加えようという意志をもって、殴ってきた。蹴ってきた。

 何度も何度も。

 もちろん、私も相当キツクやり返してはいたが、途中から、ショックのあまりやられっぱなしになってしまった。
 
 正直、この子とは一緒に暮らしたくない、とまで思った。

 今、次男はケロッとしてしているが、私は次男に受け答えができなくなってしまった。話し掛けられても、黙っていることしかできなかった。
 怒っているわけではない。
 もう、疲れ果ててしまったのだ。

 朝でも夜でも、何度も「家出」をしてしまうのを、チビたちを家において探しまくるのも、もう限界。

 いつもは、うるさくしつこく、
「あれしなさい、これはダメ」
と、ひっきり無しに次男に怒鳴りまくりだけど、
明日からは、もう、何も言わない。 
 反抗してくるアイツに付き合う元気は、もうない。

 忘れ物、するならしてもいい。
 お前が悪い子になっても、知らん。
 お友だちと喧嘩して、相手のお母さんが「出るとこ出ましょう」って叫んでも、もう、お母さんはお前に代わって謝ってなんてやらない。

 お母さんは、今、生命に関わるショックを受けてるんだ。

 しばらくお前のことは考えたくもない。
 
 これは本音だよ。


 
 
 

2002年11月19日(火)



 エステ体験レポート

 最近、「内職」で
街の生活情報誌の記者をしている私。
 今日の仕事は、おいしかったぞ!

 本格エステ1時間コース!

 アロマのスチームをふんわりと浴びながら深いクレンジング。
 毛穴の汚れもちっぽんちっぽん吸引してもらい、つるっっっ!
 下膨れの顔も、何度も集中的にマッサージしてもらって、
つるっつるのきりっ!
 なんと持ち上がったんだよ!
 大人になってから皆無だった
「フェイスライン」とやらが出現したのには、たまげたよ!

 赤ちゃんのほっぺになったんだよ、これがー!
 
 いや〜、
エステなんて信じてなかったけど、
気持ちいいわ、綺麗になるわ、
びっくりしたよ!

 なんたって、エステティシャンの絶妙な技!

 イッたね!
 肌がイッた!


2002年11月18日(月)



 300分の10

 おばあちゃんの心臓バイパス手術は成功したらしい。
今、術後の経過を見守っているところだ。
 内臓全体が機能不全になっているし、
全身麻酔をかけた時点で亡くなってしまうことも覚悟してください、と言われていたのに、手術終わるまでダイジョブだったというのだから、やっぱりおばあちゃんは不死身だ。
 恐ろしく丈夫だ!
 今まで、心臓にある3本の血管のうち、2本は完全に詰まってしまっていて、残りの1本も90パーセントはふさがっていたのだ。
 つまり、300あるはずのものが10しかないのに、ペースメーカーイッチョで生きてきたわけだ。
 それでも300分の10ではやっぱり大丈夫なわけがなく、今回の手術で人口の血管を取り付けて、せめて300分の110くらいにしよう、ということだった。

 今日夕方、私は母と見舞いに行くことにした。

 呼吸器をつけているものの、意識が戻っているらしい。

 すげえぞ。ばあちゃん。
 そこまでしぶといと、逆に神々しいぞ!
 
 

2002年11月17日(日)



 命の瀬戸際で

 今日、ICUに入っているおばあちゃんの手術について、母が担当医に話を聞いてきた。
 今付けている「呼吸器」と「足から心臓に差している機械」を外すと、お婆ちゃんは数分で亡くなってしまうだろう、という状態だということ。
 その機械はあくまで応急処置用のもので、長く装着していると感染症を起こしたりして危険なので、生き延びるためには、大掛かりな心臓手術が必要なこと。
 心臓手術で名のある担当医も、今まで診てきた患者の中で、おばあちゃんが一番重症だ、と言っていたこと。
 多臓器不全を起こしているから、その大掛かりな手術を乗り切る体力があるかどうか保証がないこと。
 そして、その手術が、明日行われる、ということ。

 母ら兄弟姉妹は、
「いよいよ覚悟しなければならないね」
という話をしあったようだ。
 
 それらのことを母から電話で聞き、神妙に話をしていると、電話を切った後、長男が泣きそうになっていた。
 真っ青な顔をして、身の置き所もないような感じだった。

 「おばあちゃんは立派に生きてきたんだから、大したものなんだよ。どんな結果になっても受け止めようね」
「生まれたら、みんないつかは死ぬのは決まりなんだよ。だから、毎日を大切に生きようね」

 長男は、何も言わず、憂鬱な表情で棒立ちしていた。

 「手術成功するように、折り紙で鶴折ろうか」

 私が言うと、顔を上げて「うん」と言い、折り紙をたくさんテーブルに持ってきた。

 「明るい色で作ろう。元気がもりもり湧くような!」

 何羽か鶴を折り、鶴が折れない三男は、やっこさんにニコニコ顔を描き込み、
それらを糸で繋げて「おばあちゃん元気になってね」と書いた短冊をぶら下げた。
 
「これ、明日バーバに病院に持って行ってもらおうね」
 
 長男は、静かに布団に入って寝た。
 次男と四男は、居間で寝てしまっていた。
 三男は、よく事情がわからないようで、いつも通り普通に寝た。

 私はひとり、居間でいちご豆乳を飲みながらぼんやりと考える。
 
 おばあちゃんは、ただ寝ているようでいて、
ただ生きているようでいて、
私たちにいろいろなことを教えてくれているのだ。
 子供や孫や、ひ孫たちに、
「『生きること』『生き終わること』とはどういうことか教える」
という仕事をしているのだ。
 
 何度も倒れ、何度も復活したおばあちゃん。
 今度も見事奇跡の復活をして、
正月に
「あけましておめでとう」を言おうよ。
 親戚みんなでコタツを囲んで、
おいしいものをまた食べよう。

2002年11月14日(木)



 今日もバタバタ

 今日は取材の仕事を3軒かけもちした。
 
 一軒目、夫婦でやってるイタリアンのスナックがランチを始めるので、その取材。
 2軒目、整体センターの取材・打ち合わせ。
 3軒目、ベトナム料理屋(隠れ家レストラン)の取材&ケーキとハーブティーをご馳走になる

 この仕事、全然金にはならないんだけど、
いろんな人と出会えて楽しい。
 中には「会いたくねえ!」っていうヤツもいるけど、みんな小規模なお店を頑張って経営している人たち。
 毎日、そんな人たちと会っていると、私も何か起業したくなってくる。

 人に雇われているのがつまらなく感じてくる。

 自分の好きなことを仕事にして、もうからなくても毎日働く。
 そんな人たち、ってイキイキしてて、とってもうらやましく思えて。

 
 そうだそうだ!
  
 全然関係ないけど、集中治療室のおばあちゃん、
意識戻った途端に
「となりのベッドの人、うるさく眠れやしないよっ」
と、ナースにクレーム言ってたらしい。

 さ・・・さすがだ。
 不死身だわ。
 

2002年11月12日(火)



 おばあちゃん集中治療室へ

 おばあちゃんが何度目かの入院をした。
 今度はかなり危なかったが、やっぱり何とか命は取り留めた。
 あのおばあちゃんという人は、
ほんっっっとに「気力の人」なのだ。
 気性が激しくて豪傑。
 腰抜けの男どもを一喝し、全部自分で仕切ってきた人。

 私・・・年々似てきてるような気がする。

 おばあちゃん。

 あなたは、
倒れても生き返り、
また倒れても、また生き返る。

 その根性!

 尊敬するよ、まじで!

2002年11月11日(月)



 100円ショップ台頭

最近、物凄い勢いで100円ショップが増えている。
猫も杓子も100円100円。
 99ショップというのもあるが・・・

 ともかく最近、うちの近所では、一気に6店舗くらいオープンしたのだ。

 デフレ大会、花盛り。

 もう、こうなりゃ、どんどんやれやれ!
 やり尽くせ!

 あの頃は何でも100円で買えたよなあ!

 ・・・なんて遠い目で言えるような未来が来るかもしれん。
 バブル時代に今からは考えられないくらいの値段でいろいろ買っていた私たちだ。
 もう、どうとでも順応したろうでないの。
 
 ただ、安くても要らんもんは買わんぜ。
 高くても、要る物は買う。
  
 消費者なめんな、ってな! 

2002年11月04日(月)
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