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| 2005年06月30日(木) ■ |
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| 「ニューオーリンズ・トライアル」 |
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テレビで映画「ニューオーリンズ・トライアル」を観た。というか、これを書きながら観ている。ニューオーリンズが舞台だからというのもあるが、ジーン・ハックマンが出ている映画なので必見。
「ニューオーリンズ・トライアル/陪審評決 プレミアム・エディション」 出演: ジョン・キューザック, ジーン・ハックマン, その他 監督: ゲイリー・フレダー DVD (2004/07/23) ジェネオン エンタテインメント ─ ASIN:B0002B5A7A 内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより) 「ペリカン文書」の作家、J・グリシャムの原作を基に映画化された法廷サスペンス。銃乱射事件を起こした犯人が自殺。2年後、犠牲者の遺族が犯行に使われた銃のメーカーを訴える。原告の弁護士、裏工作に走る被告、謎の陪審員が絡む法廷闘争が始まる。
これは、ジョン・グリシャムの 『Runaway Jury』 の映画化だが、なぜ「ニューオーリンズ・トライアル」という邦題になってしまったのか・・・。たしかに映画の中にニューオーリンズの街並みが出てはくるが、内容は、南部が舞台でなくても全然支障がないのでは?といった話だし、場所には関係のない人間ドラマといった感じ。映画では銃の問題になっているが、原作ではタバコ問題である。しかし、映画化にあたって、タバコ会社からの圧力が怖いので、銃関連の訴訟にしたという噂。
しかし、南部の小説を読んでいると、南部での銃の所持率は多いようだから、そういう点で舞台をニューオーリンズにしたのだろうか?グリシャムも南部の作家だから、南部を舞台にするのは自然なことではあると思うが。
でも、個人的にジョン・キューザックはあまり好きではないので(この人も口をポカンと開けることが多い)、ジーン・ハックマンが出ていなかったら、きっと観ていないだろうと思う。というわけで、ジーン・ハックマンのところだけ集中的に観ている。キューザックは 「真夜中のサヴァナ」 でも観たけれど、彼も南部の人なんだろうか?
途中で消防車が出てきたが、これは実物を写真に撮ってある。ジョン・キューザックよりカッコイイ消防士がたくさんいることは間違いない。(^^;
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| 2005年06月29日(水) ■ |
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| ガンボ・スープを作ってみる |
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昨日、夕食にガンボ・スープ(らしきもの)を作ってみた。一応、バーダマン先生の本に簡単な作り方が書いてあったので、それをヒントにして作ってみたのだが、なんか違う。この間のシュリンプ・クレオールは、見よう見真似なので、絶対に違うとは思うが、それでもそっちのほうがおいしかったような・・・。
まず、煮込み方が足りないんだろう。それと、何か独特のスパイスかハーブが足りないのだろうと思う。アポロ13号は、こっちのほうがおいしいと言ってくれたが、そもそもトマト系の煮込みがあまり好きではない人なので、たいして参考にはならない。それに、彼はガンボは一口くらいしか食べていないのだし。
で、調べてみたところ、 「ガンボの素」 というのがあるらしい。そんなことだったら、探して買ってくるんだった!アメリカには、何でも「ナントカの素」というのがあるようで、ハリケーンの素、コーン・ブレッドの素などなど、とにかくスーパーでじっくり見てくるべきだった。
でもまあ、ガンボとはオクラのことだから、和風ガンボでもいいじゃないかと。おいしければいいのよ。それに、ケイジャン料理はホットソースでごまかせるってところが嬉しい。(^^;
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| 2005年06月28日(火) ■ |
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| 「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」前売り券 |
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昨日、ハリポタ映画第4弾「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」の前売り券を買ってきた。例によって、おまけに目がくらみ・・・。ちなみに、おまけはホグワーツ、グリフィンドール、スリザリン、ハッフルパフ、レイブンクローのトートバッグ(もちろん、どれかひとつよ!)。
●映画公開の詳細
この4作目では、私の好きなセドリック・ディゴリーを誰が演じるのか?というのが非常に気になるところ。これまでのフレッド&ジョージやオリバー・ウッドのキャスティングからして、あまり期待できそうにもないのだが、あまりがっかりしないように、なるべく気にしないことにしようっと。でも、やっぱり気にかかる。マルフォイ・パパは、2作目で「もうやりたくない」と言っていたらしいけど、それもどうなることやら。
ところで、今回の4作目の公開は11月末だが、3作目は昨年の夏だった。これは年末公開の「ロード・オブ・ザ・リング」に負けてしまうのではないかということを考慮にいれてのことで、やはり「ハリポタ」は寒い時期にやってくれないと、どうも雰囲気が出ない。公開前には、例によって伊勢丹で「ハリポタ展」をやるんだろうな。グッズコレクターとしては、これもまた楽しみ。
ところで、先日ニューオーリンズでハリポタの「百味ビーンズ」を購入した。新フレーバー(ミミズ味、せっけん味、スパゲティ味)入りである。ミミズ味だけは何があっても食べたくない!と思って、他の人に食べさせたところ、ドロ味と同じようだとのこと。うげげ!スパゲティ味は、スパゲティ・ペスカトーレの味がした。ペスカトーレと限定できるって、すごいなと。せっけん味は推して知るべし。
●Taste of "Harry Potter" Beans(新フレーバーなし) ●百味ビーンズ合わせゲーム ●百味ビーンズ占い(?)
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| 2005年06月27日(月) ■ |
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| アラブとイスラエル(10) |
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<10>パレスチナ紛争(1990年代以降)
◆紛争第四期(1990年代初頭〜現在 中東におけるアメリカ一極期)
〜年表に従って、紛争の次第を説明
※8回目くらいから、ずっと年表に従ってパレスチナ紛争の説明。この頃になると、サダトとかアラファトとか、知っている名前もたくさん出てくるので、ほうほう、なるほど・・・という感じ。
しかし、今日のタイトルは<10>になっているが、実は8回目のプリントから入り、やっと今日のプリントに入ったところで終わってしまったので、本来なら授業は今日でおしまいなのだが、来週補講をすることになった。なんて真面目な先生なんでしょう!
でも、暑い・・・。もうこの時期、学校まで歩いていくのは自殺行為だ。熱中症になってしまいそう。でも、先生の熱意には頭が下がるので、有難く最後まで授業は受ける。でも、最後にまた打ち上げをやるらしいのだが、それはどうしようかなと。この間もそうだったのだが、先生とはほとんど話ができないし、生徒の皆さんとは興味の対象が全く違うし、なんたって、お茶で打ち上げってのがだるい。というわけで、考え中。
この授業をとっている生徒のほとんどが、定年退職をしたくらいの年齢のおじさま達なのだが、この方々は、会社でもそれなりの地位にいた人たちなのだろう。縦のものを横にもしないという、日本の古い伝統にのっとった方々ばかりだ。だから男尊女卑なんてのは当たり前。レディファーストだとか、女性をいたわるなんて気持ちはさらさらないようだ。
たぶん、奥さんとか部下に、何でもやってもらっている「偉い」人ばかりなんだろう。それは先生に対してもそういう態度なので、びっくりしてしまう。ああいう人たちの集団にはめったにお目にかかれないので、人種が違うのではないかと思うほど。自分も若いとは思わないが、大きな世代のギャップを感じる。この授業でアラブやイスラエルのことを学びながら、一方で大日本帝国のマイナス面も学習したという感じ。
しかし、近藤先生は違う。もともと専門がイギリスのほうなので、先生はジェントルマンである。後期はイギリスのジェントルマンについて講義をするそうで、それもまた面白そうだが、たぶん学校に行く時間的な余裕もなくなるだろうから、とても残念だ。万一授業をとるとしたら、さしあたって英語の授業でもとったほうがよさそうだし。
〓〓〓 BOOK
◆マーケットプレイス
『死のサハラを脱出せよ〈下〉』/クライブ・カッスラー (著), Clive Cussler (原著), 中山 善之 (翻訳) 価格: ¥780 ユーズド価格: ¥1+送料¥340=¥341 (諫早市 hon2003jp) 文庫: 484 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102170162 ; 下 巻 (1992/11) 内容(「BOOK」データベースより) 果てしなく増殖してゆく赤潮。マリの将軍と結託して事業の拡大に腐心するフランスの悪徳実業家。そして彼らに捕らえられ、強制労働を科せられる科学者たち。死神だけが待つ広大な砂漠の脱出行こそがピットの宿命となった。合衆国大統領が動き、国連事務総長も動く。援軍とともに引き返したピットは、旧外人部隊の砦に立てこもる。数千名に及ぶマリ軍との苛烈な闘いが火蓋を切る―。
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| 2005年06月26日(日) ■ |
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| ホープ軒のラーメン |
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神宮に歩きに行った。めちゃくちゃしんどい。まだ体が本調子ではないみたい。シャワーを浴びて、すぐにも寝たかったが、今日日記を書いておかないと、明日は学校だし、またたまってしまいそうなので、無理やりでも書いておこうと。
帰りに久々にホープ軒のラーメンを食べた。プラス煮たまご。私の周りでは、「ホープ軒のラーメンは脂っこい」と不評なのだが(そういう私も最初はそう思った)、3回食べると病みつきになる。3回食べても病みつきにならない人は、すでに年寄りで、体が受け付けないんだろうと思う。たしかにお客さんは若い人が多いかも。特別おいしい!というわけでもないのだが、時々無性に食べたくなるのが不思議。
しかし、神宮周辺でご飯を食べてしまうと、帰りがだるくなってしまうので辛い。しかも帰りはゆるやかながら上り坂なのだ。ラーメンにビールは至福のひと時なのだが、楽あれば苦ありとはこのことだと、あとで嫌というほど思い知る羽目になる。
さらに、だるい体に鞭打って、帰りに生協で買い物をした。アポロ13号も一緒だったので、あれこれまとめ買いをしたはいいが、背中のリュックにも詰め込んだので、まるで佐渡ヶ島の地蔵祭りのようだった。佐渡ヶ島の地蔵祭りとは、大きな石のお地蔵さんを背負って踊る、なんとも辛そうなお祭りである。見ているのも気の毒なので、とてもお祭り気分にはならない。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『死のサハラを脱出せよ〈上〉』/クライブ・カッスラー (著), Clive Cussler (原著), 中山 善之 (翻訳) 文庫: 425 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102170154 ; 上 巻 (1992/11) 内容(「BOOK」データベースより) 1865年、アメリカ南軍の甲鉄鑑が、バージニアの川霧の彼方へと姿を消した―。1931年、オーストラリアの女性飛行家の愛機は、サハラ砂漠の南西部に不時着した―。そして1996年、サファリに赴いたイギリスの一行がマリで殺戮の洗礼を受ける。おりしもサハラの南、大西洋では巨大な赤潮が発生していた―。ダーク・ピットが歴史の謎と人類の危機に挑む全米No.1の話題作。
※マーケットプレイスから下巻が届かない。この上巻のほうは、注文した翌日に届いたのに。同じ価格のものが何冊か出ていたのだが、たまたま選んだところがハズレだったみたいだ。同じところに注文すればよかった。上巻と下巻の間が空くというのはイライラする。マーケットプレイスでは、ちゃんと商売としてやっているところを選んだほうがいいみたいだ。映画も観ちゃったし、もういいかってな気にもなってしまう。
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| 2005年06月25日(土) ■ |
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| 「サハラ」を観てしまった! |
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新作映画が目白押しの今週。なんか観に行こうということになって、私は「スターウォーズ�掘廚任睥匹�ったのだが、結局怖いもの見たさで 「サハラ」 になってしまった。原作はまだ読書中。なんとなく自殺行為のような気もしたが、怖い、怖いと言って目隠ししながらも、指の間から見ちゃうといったような感じで、禁断の扉を開けてしまった。
はっきり言いましょう。「3大面白くない映画」のひとつでしょうかね、これ。原作がどうのとか、主人公ダーク・ピットのイメージがどうのといったレベルじゃないです。これじゃ原作者が訴訟を起こすのも無理はない。
そもそも原作も、かなり大胆な設定ではあるのだけれど、脚本が悪いのか、キャスティングがまるでなってないのか、結構アクションシーンはあるのに、とっても退屈。何と言っても、やっぱりマシュー・マコノヒーはヒーローの器じゃないし。
<マシュー・マコノヒーがヒーローに向いていない理由>
●目の間(眉間?)がくぼんでいない顔なので、口をぽかんと開けていることが多い(トム・クルーズ、ケビン・コスナーも同類。彼らは皆、蓄膿症っぽい)。→精悍なヒーローにあるまじき行為である。
●足が短い。というか胴が長い。→アクションヒーロー向きの体型ではない。
●動きにキレがない。トロくさい。→殺されていてもおかしくないのに、主人公なので死なないだけ。
まあ、あげればきりがないのだが、マコノヒー自ら、ぜひダーク・ピット役をやりたいと望んだそうで、シリーズ化されて人気のあるヒーローを演じようなんて、たいした度胸だ。アクション・ヒーローにしては足が短い(胴が長い)ってことに、気づいていないのだろうか?原作で人気のあるヒーローを演じるのは、ファンが厳しい目で観るから、かなり怖いことだと思うが、マコノヒーは自分がやれると勘違いしちゃったみたい。
この話には、ダーク・ピットのほかに、NUMA(国立海中海洋機関)のメンバーである、アル・ジョルディーノとルディ・ガンという人物が出てくるのだが、これが「おとぼけ3人組」といった感じで、気が抜ける。せめてダークだけでも精悍なヒーロータイプならいいのだが、残念ながら全員「おとぼけ」なので、困っちゃう。そういう映画なら、それはそれでいいのだが、これはダーク・ピットシリーズですよ。カッコつけるところは、カッコつけてくれないと。
アル・ジョルディーノ役は、なかなか面白いキャラではあったが、そこで笑いをとらなくてもいいんじゃないの?この場面てシリアスなんでしょ?という雰囲気。たしかに、原作もユーモアたっぷりではあるんだけど、ドタバタの笑いとは違う。それに、そういう場面展開を、マコノヒーが上手くこなしているとは思えない。いっそのことジョルディーノ役をダーク・ピットにしたほうが、まだましかも。
ダークの相手役(007のボンドガールみたいな立場)のエヴァは、ペネロペ・クロスが演じていたが、WHOの医師という役柄(原作とは違う)。メガネさえかければ、知的な医者に見えるのでは?という古典的な作り。彼女はあまりセクシーでもないし(角度によってはオバサンっぽい)、ましてや知的でもないので、ボンドガールのようなものを期待していた人には期待外れだろう。
とまあ、マシュー・マコノヒーのファンがいたら、ごめんね!という感じだけれど、幸いにも、この映画を観たせいで原作のイメージに支障が出るということはなさそう。それほどどうでもいい映画で、全くの別物。ストーリーもめちゃくちゃだし、ダーク・ピットシリーズじゃなくて、単発のお笑い映画だと思って観ればよい。マコノヒーも、あれはダーク・ピットではなく、マコノヒーなんだと思っていれば腹も立たない。
あえてカッコよかった人をあげれば、CIAの黒人の人かな。映画 「サイダーハウス・ルール」 で、リンゴ摘みをしていた季節労働者のボス役の人。
〓〓〓 BOOK
◆Amazon
『アイスウィンド・サーガ(3)水晶の戦争』/R.A.サルバトーレ (著), 風見 潤 (翻訳) ¥1,029 単行本: 255 p ; サイズ(cm): 19 出版社: エンターブレイン ; ISBN: 4757722842 ; 3 巻 (2005/06/24) 出版社 / 著者からの内容紹介 世界2000万部ファンタジー。ついに大軍同士が大激突!!魔法の武器や宝石、ワナやからくり仕掛けの塔など冒険小説の興奮を満載!正義のダークエルフと大悪魔の対決の行方は?〈魔法の水晶〉篇、完結!
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| 2005年06月24日(金) ■ |
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| シュリンプ・クレオール |
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ニューオーリンズから帰ってから、ケイジャン料理を試したくて仕方がなかったのだが、「またあ〜?」と言われそうなので、なかなかそのチャンスがなかった。でも、今日の夕食は一人なので、かねてから用意しておいた材料で、シュリンプ・クレオール(風)を作ってみた。
クレオールとつくのだから、これはケイジャン料理ではなく、クレオール料理なのか・・・などと思いながら、見よう見真似。実はガンボ・スープと同じ材料を使用。オクラがあればガンボにしたのだが、あいにくオクラがなかったので、シュリンプ・クレオールとなった。
Cajun(ケイジャン)とはカナダ東部アカディア地方から、ミシシッピ川を下ってきたフランス系移民たちのことや、彼らが住んだ地域、彼らの料理、音楽などの総称です。場所でいうと現在のアメリカ南部ルイジアナ州ニューオリンズあたり。また、ルイジアナで生まれたスペイン・フランス系移民の子供たちをクレオールといいます。
ルイジアナに入植した移民たちは、母国の料理を再現するためになかなか手に入らないバター・ハーブ・スパイスなどと、ルイジアナ産の唐辛子など手に入る食材を組み合わせアレンジしオリジナルな料理を作り上げていきました。それが、ケイジャン料理。ちょっとワイルドな労働者の料理でもありました。
ルイジアナはミシシッピ川の作った広大なデルタ地帯です。高温・多湿なこの地域は、開拓当時、病気の流行りやすい土地だったのです。ケイジャン料理がスパイシーでホットなのは、殺菌効果の高いスパイスやハーブを使うから。そうした環境などを背景にケイジャン料理は作られていきます。
移民の子供たちは、フォン・ルー・スパイス・ハーブを豊富に使い、イギリス、メキシコ、インディアン、アフリカなどの料理の要素を取り入れていきました。こうしたケイジャン料理を、クレオール料理といいます。ケイジャン・クレオール料理は、ニューオリンズ料理、ルイジアナ料理とも呼ばれます。─(資料:bistoro Depot)
上の説明では、ケイジャン料理とクレオール料理の違いがわからないけれど(写真入の記録を作るときに、詳しく調べる予定)、とにかく料理のほうは、試行錯誤の末、まあまあこんなもんでしょうという程度にはできあがった。何にせよ、ホットソースをたっぷりかけるのだから、細部の味にはこだわらない。誰に食べさせるわけでもないので、完璧に自分好み。おいしい〜。普段一人のときは、絶対に料理など作らないのだが、試作品はこういうときでないとできないからね。
たぶん、本物のシュリンプ・クレオールとはだいぶ違うのだろうと思うけど、どの店も味が違うし、これがそうだ!という確信がない。ともあれ、自分が気にいればいいやって感じ。トマトにエビにホットソース。これだけで、何をやってもおいしいのだし。思わず食べすぎ。おなかが苦しい〜。
そういえば、エミリー・リチャーズの『アイアン・レース』に、「小豆ご飯」という訳がたびたび出てきた。これは「レッドビーンズ&ライス」のことと思うが、「小豆ご飯」では、だいぶイメージが違う。お赤飯か?って感じでしょう。巻末にニューオーリンズについての説明などが載っているのだけど、もっと詳しく調べて訳してもらいたいなと思う。ニューオーリンズに行ってなくたって、これは「小豆ご飯」なんかではないだろうと思うのは間違いない。
ところで、今日はテレビで「スターウォーズ・エピソード�� ファントム・メナス」を観たのだが、これは劇場にも観に行っている。でも、劇場でも寝たし、テレビでも寝た。なんでだろう?SFX映画は眠くなるのだと聞いたことがあるが、それにしても、なぜ「スター・ウォーズ」だけ寝てしまうんだろう?
そもそも「スターウォ−ズ」には、なぜかあまり興味がない。たぶん最初から観ていないので、何の話をしているのかわからないというのと、いろんな宇宙人たちがマンガチックなせいだろうかと思う。あのテーマソングとダースベーダーにはそそられるのだが、他はあまり・・・。ライトセーバーも振り回してみたいとは思うのだが。7月には「スターウォーズ・エピソード�� シスの復讐」が公開されるが、映画館に観に行くかどうかはビミョー。
●スターウォーズのおもちゃ
ちなみに時差ボケが治るには、時差1時間につき1日かかるとのこと。時差は15時間だったから、丸々半月はかかるというわけだ。いまだに異常な眠気に襲われるのは仕方のないことなのだ。今日の「スターウォーズ」も、時差ボケのせいかもしれない。(^^;
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| 2005年06月23日(木) ■ |
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| 映画「サハラ」原作 |
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ちょうど、ニューオーリンズを舞台にしたエミリー・リチャーズの『アイアン・レース』を読み終えたところで、マーケットプレイスから、現在公開中の 映画「サハラ」 の原作『死のサハラを脱出せよ(上)』が届いた。このところ買い集めていたクライブ・カッスラーの本だ。
実はこの間、映画「世にも不幸せなものがたり」を観に行ったときに、宣伝パンフをもらって気になっていたのだ。世評によると、主人公のダーク・ピットをマシュー・マコノヒーが演じているのだが、作者もあまりのイメージの違いに、訴訟を起こしているとか・・・。
前にも、マシュー・マコノヒーはあまり好みの俳優ではないから、映画を見るかどうかはビミョーだと日記に書いた記憶があるが、訴訟まで起こされちゃったのかあと、それはそれで、また別の興味(怖いもの見たさ?)で観てみたいかもと思ったりして。
でも、原作のほうは面白そうだ。手に汗にぎる冒険活劇っていうんでしょうか。ともあれ私の好きなジャンルのようなので、BOOK・OFFなどで見かけるたびに買い集めていた次第。
この <ダーク・ピットシリーズ> は、翻訳でも17作出ている。とりあえず「サハラ」だけ読めればよかったのだが、肝心のものがなかなか見つからなくて、結局マーケットプレイスに注文してしまった。あまり遅くなってしまうと、すっかりマコノヒーのイメージに染まってしまうかもしれないという恐れがあったため。
にしても、やっぱりマシュー・マコノヒーでは合わないと思う。原作を読む前からそう思う。「NUMAの特殊任務責任者」というキレ者にしては、マコノヒーでは鋭くないでしょう。マコノヒーって、手首とか足首とかが太そうで、鈍感そうだもの。絶対に繊細な手はしてないと思う。<もう勝手にいい放題。(^^;
●ダーク・ピットについて→<ダーク・ピット百科事典>
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『アイアン・レース (上)』/エミリー・リチャーズ (著), 小林 町子 (翻訳) 文庫: 353 p ; サイズ(cm): 15 出版社: ハーレクイン ; ISBN: 4596910456 ; 上 巻 (2002/09) 内容説明 美しく輝く町、ニューオリンズ。悲劇はいつも愛と憎しみの間に始まる。 1965年、公民権運動に揺れるアメリカ南部の町ニュー・オーリンズ。フィリップは、クレオール貴族のオーロール・ジェリツェンに招かれ、彼女の伝記を執筆するよう依頼される。黒人の血を引きジャズシンガーの母を持つ自分に、なぜ彼女のような貴婦人が声をかけたのか。彼は釈然としない思いだったが、いつしかこの老婦人の生涯にじっと耳を傾けていた。それは家々のベランダを飾るアイアン・レースのように、愛と悲しみの絡み合う長い物語の始まりだった。
『アイアン・レース (下)』/エミリー・リチャーズ (著), 小林 町子 (翻訳) 文庫: 330 p ; サイズ(cm): 15 出版社: ハーレクイン ; ISBN: 4596910464 ; 下 巻 (2002/09) 内容説明 人を愛することはこんなにも苦しい。そして、こんなにも素晴らしい。 父ルシアンに黙って出席した親友の結婚式で、オーロールはエティエンヌ・テールボンヌと運命的に出会う。かつてルイジアナを襲ったハリケーンの最中、母と妹をルシアンに殺された少年こそエティエンヌだった。心から愛した男、そして自分に黒人の血が流れていることを隠していた男の復讐のためにすべてを奪われたオーロールは、身ごもった彼の子供を里子に出す決心をする。アメリカ南部の人種差別を背景に、人々の愛憎と悲喜を鮮烈に描いたヒューマンドラマ。
◆マーケットプレイス
『死のサハラを脱出せよ〈上〉』/クライブ・カッスラー (著), Clive Cussler (原著), 中山 善之 (翻訳) 価格: ¥660 ユーズド価格: ¥1+¥340=¥341 (相模原市 ブックセンターいとう氷川店) 文庫: 425 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102170154 ; 上 巻 (1992/11) 内容(「BOOK」データベースより) 1865年、アメリカ南軍の甲鉄鑑が、バージニアの川霧の彼方へと姿を消した―。1931年、オーストラリアの女性飛行家の愛機は、サハラ砂漠の南西部に不時着した―。そして1996年、サファリに赴いたイギリスの一行がマリで殺戮の洗礼を受ける。おりしもサハラの南、大西洋では巨大な赤潮が発生していた―。ダーク・ピットが歴史の謎と人類の危機に挑む全米No.1の話題作。
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| 2005年06月22日(水) ■ |
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| 【BOOK CLUB】のお知らせ |
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フラナリー・オコナーの短篇を読みます。 ご紹介している本は「全短篇集」ですが、どの本で何を読んでも構いません。オコナーの短篇をひとつでも読まれたら、感想をお書きください。
●【BOOK CLUB】はこちら ●感想はこちらまで
『フラナリー・オコナー全短篇〈上〉』/フラナリー・オコナー (著), Flannery O’Conner (原著), 横山 貞子 (翻訳) 単行本: 378 p ; サイズ(cm): 21 x 15 出版社: 筑摩書房 ; ISBN: 4480831916 ; 上 巻 (2003/05) 内容(「MARC」データベースより) 不治の病に苦しみ39歳で亡くなるまで精力的に書き続けたオコナーの作品は、不気味なまでに鮮烈なイメージとユーモアの混じった独特の世界を創り出している。個人訳による全27篇を上下巻に収載。
目次 ・短篇集「善人はなかなかいない」(善人はなかなかいない、河、生きのこるために、不意打ちの幸運、聖霊のやどる宮、人造黒人、火の中の輪、旧敵との出逢い、田舎の善人、強制追放者) ・初期作品(ゼラウニウム、床屋、オオヤマネコ、収穫、七面鳥、列車)
『フラナリー・オコナー全短篇〈下〉』/フラナリー・オコナー (著), Flannery O’Conner (原著), 横山 貞子 (翻訳) 単行本: 381 p ; サイズ(cm): 21 x 15 出版社: 筑摩書房 ; ISBN: 4480831924 ; 下 巻 (2003/05) 内容(「MARC」データベースより) アメリカ南部の農場から世界を見渡して描く、深い衝撃とふしぎな開放感。暴力と殺人とユーモアと恩寵と。個人訳による初の全短編集。下巻には死後刊行の第二短篇集と年譜も収録。
目次 ・短篇集「すべて上昇するものは一点に集まる」(すべて上昇するものは一点に集まる、グリーンリーフ、森の景色、長引く悪寒、家庭のやすらぎ、障害者優先、啓示、パーカーの背中、よみがえるの日) ・後期作品(パートリッジ祭、なにゆえ国々は騒ぎ立つ)
●著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) フラナリー・オコナー 1925‐1964。アメリカ南部ジョージア州で育つ。短篇の名手として知られ、O・ヘンリー賞を四回受賞。
時差ボケというより、旅行中に体調不良時期が重なり、その時期に無理して動いていたため(超暑かったし)、今になってどっと疲れが出てきたという感じで、だるくて仕方がない。とはいえ、旅行の後始末などもあるし、今のところひとりでのんびりというわけにもいかないので、なかなかゆっくり休めず、ようやく昨日8時間近く寝れて、多少ましになった。今日は昨日に比べて涼しいので、それもいいのかも。
細木数子も言っているが、人間体力だとつくづく思う。体力がなけりゃ、運命も運勢もないってことらしい。食べなきゃダメですってことだから、ちゃんと食べないとねえ。ダイエットなんてやってる場合じゃない。体が動かなきゃ、話にならない。これからやらなければならないことがたくさんあるのだから、何たって体力です!
といいつつ、日記を埋めるので精一杯な毎日。旅行中の日記もなかなか書けないどころか、すぐに「おねむモード」になってしまって、何もできない。私にはやらなければならないこと(極秘)があるのだ!と奮起しようと思うのだが、やっぱり眠い。眠気に勝てない。(--;
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| 2005年06月21日(火) ■ |
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| ローリング・ストーン閉店 |
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昨日、HAVANAで聞いたところによると、私がアメリカに行っている間に、新宿三丁目の「ローリング・ストーン」が閉店したそうだ。ショック!!!
「ローリング・ストーン」は、その名の通り、ローリング・ストーンズを中心としたロックを聴かせるバーで、外国人のお客も多く、ガイドブックにも掲載されているほどの有名な店だった。私の英会話は、ローリング・ストーンで勉強したと言っても過言じゃない。あの頃は本当に楽しかった。
マスターは熱狂的なストーンズファンで、ローリング・ストーンズ来日の折には、いつも取材されていたし、店も超満員。いつ頃からあるのか定かではないのだが、アポロ13号が小学生の時には、すでにあったというのだから、老舗のどん底といい勝負かもしれない。
ストーンズが前々回来日した時には、チケットが取れなかったのだが、マスターのおかげで観に行くことができたし、毎年キース・リチャードの誕生日にはパーティがあって、道で会ったりすると、「来週、キースの誕生日だからよぉ」などと、声をかけてくれた。マスターがDJのときは、私のテーマソング「プリティ・ウーマン」(え!)がかかる。
去年だったか?実は経営が危ないのだと耳にしていたのだが、なんとか持ちこたえたようなので、ほっとしていたのだが、やっぱりだめだったのかと、残念で悔しい思い。
昔は良かったというのも何だけど、若いDJが、最新の曲ばかりかけていたのが良くなかったんじゃないかなと、私は思う。昔は、誰が何たってローリング・ストーンズだったわけで、それと、今からすれば、ちょっと前の皆が知っている乗れるロックばかりかかっていたのに、最近では、ロック通にしかわからない曲しかやらず、マスターもそれに口が出せないでいたようだ。
ニューオーリンズで客の入りのいい店は、それこそちょっと前の皆が知っているロックばかりやっていた。もちろんストーンズも。お客を入れるためには、それが秘訣だよねと思いながら見ていた次第。
ローリング・ストーンは、流行の「クラブ」とかとは違うわけだし、やっぱり初志貫徹で、ストーンズとその周辺の曲をかけていればよかったのに、と思う。かけてもらいたい曲のリクエストのできる店なのだが、近頃じゃいくらリクエストをしても、ストーンズなんかかからないんだから、ローリング・ストーンの名前が泣くわけだ。
ストーンが潰れたのは、若いDJが新しい曲ばかりかけていたせいだと思うよ、私は。マスターの好みで通せばよかったのに、と思う。いくらマスターと仲良しでも、乗れない曲ばかりじゃ足も遠のく。
最後に顔を出したかったけど、私がいない間に閉店するなんて、あのマスターらしいなとも思う。もうなくなってしまったのだと思うと、非常に寂しい。新宿の一角に、ぽっかり穴が開いてしまったみたい。
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| 2005年06月20日(月) ■ |
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| アラブとイスラエル(9) |
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<9>パレスチナ紛争(第二次大戦以降期)
◆紛争第二期(1947年〜1950年代半ば。国連対応期)
〜年表に従って、紛争の次第を説明
※先週は旅行のためお休みしてしまったのだが、先週分のプリントの説明がまだ終わっておらず、今日はその続き。
日本のマスコミは、アラブ側の味方をしたほうが面白いので(こういう言い方が適切かどうかわからないが)、どうしてもそういう報道になってしまうようだが、事の次第を詳細に聞くと、どうも不公平な報道をしているようだ。アラブ側がやられたということは書いても、同じくイスラエル側もやられている事は書かなかったりといったように。
そういう意味で、歴史というのは、中東問題に限らず、不公平に伝えられることも多いのだと知る。歴史とは、主観による学問なのだ。私たちが聞いている歴史は、それを書いた人、伝えた人の主観によるものでしかない。事実は一体どうだったのか。歴史の闇は、いつの時代も完璧には解き明かせないのだろう。
今日は、帰りに久々にどん底に行った。というのも、パット・オブライエンズのハリケーンカクテル・ミックスを買ってきたので、それを届けて、味の確認をするため。このハリケーンカクテル・ミックスがあれば、誰でも簡単にハリケーンが作れてしまうんだなあとびっくり。今ならどん底で、本場ニューオーリンズのハリケーンが飲めます!
そういうわけで、いきなりダークラムが4オンスも入ったハリケーンを、3杯も飲んでしまった。まだ旅行の疲れが残っているので、かなり酔っ払った。ちなみに、元祖パット・オブライエンズでは、ダークラムのみを使用しているが、日本人向けには(特に女性向けには)、ダークラムとホワイトラムを半々にしたくらいがちょうどいいみたい。
ダークラムだけだと、ちょっと苦味が出てくる。それが好きな人にはいいが、私は軽いほうが好きなので、ホワイトラムだけでも十分かなと思い、自分用にはホワイトラムだけにしてみた。こうして、だんだん味が変わって行くんだな。オレンジがないから、レモンでいいかなんて・・・。ホワイトラムとレモンになった時点で、もうだいぶ違うと思うぞ。
その後、HAVANA、DMXとはしご。とはいえ、早くからかなり酔いが回っていたので、それぞれ用事を済ませる程度の滞在。最後にDMXで、裏メニューのカレーを食べて帰る。また、のとやさんに「ライブに来て」と言われてしまった。前回も前々回も行けなかったので、今度は行かないと行けないだろうなあ。日本語ロックはしんどいんだけど・・・。
〓〓〓 BOOK
◆BOOK・OFF(明治通り店)
『コールドマウンテン〈上〉』/チャールズ・フレイジャー (著), Charles Frazier (原著), 土屋 政雄 (翻訳) ¥105 文庫: 354 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102029117 ; 上 巻 (2004/03) 内容(「BOOK」データベースより) 南北戦争の末期、負傷した南軍兵士インマンは、収容された病院から脱走―恋人エイダが待つ故郷へ向けて、500キロの徒歩の旅が始まった。多くの危険と困難に遭遇し、誘惑や裏切りの試練にさらされながら、彼が遭遇する様々な出来事、そして人人。時には翻弄され、またある時は救われるインマンの過酷な運命…。壮大なアメリカの原風景を丹念に描いた叙事詩、至高のラブストーリー。
『コールドマウンテン〈下〉』/チャールズ・フレイジャー (著), Charles Frazier (原著), 土屋 政雄 (翻訳) ¥105 文庫: 334 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102029125 ; 下 巻 (2004/03) 内容(「BOOK」データベースより) 深窓の令嬢であるエイダは、コールドマウンテンでの生活にようやく慣れてきた。そんな折、牧師である父が急死。彼女は生活手段を失い、明日の食物にも事欠く事態に。しかしインマンの帰りを信じ、この地にとどまることを決意。そんな彼女のもとに謎の少女ルビーが現れる。ルビーの援助で次第に大自然で生きる術を身に付けるエイダ。そしてついに、インマンが帰る日がやってきた…。
『アイアン・レース (上)』/エミリー・リチャーズ (著), 小林 町子 (翻訳) ¥105 文庫: 353 p ; サイズ(cm): 15 出版社: ハーレクイン ; ISBN: 4596910456 ; 上 巻 (2002/09) 内容説明 美しく輝く町、ニューオリンズ。悲劇はいつも愛と憎しみの間に始まる。 1965年、公民権運動に揺れるアメリカ南部の町ニュー・オーリンズ。フィリップは、クレオール貴族のオーロール・ジェリツェンに招かれ、彼女の伝記を執筆するよう依頼される。黒人の血を引きジャズシンガーの母を持つ自分に、なぜ彼女のような貴婦人が声をかけたのか。彼は釈然としない思いだったが、いつしかこの老婦人の生涯にじっと耳を傾けていた。それは家々のベランダを飾るアイアン・レースのように、愛と悲しみの絡み合う長い物語の始まりだった。
『アイアン・レース (下)』/エミリー・リチャーズ (著), 小林 町子 (翻訳) ¥105 文庫: 330 p ; サイズ(cm): 15 出版社: ハーレクイン ; ISBN: 4596910464 ; 下 巻 (2002/09) 内容説明 人を愛することはこんなにも苦しい。そして、こんなにも素晴らしい。 父ルシアンに黙って出席した親友の結婚式で、オーロールはエティエンヌ・テールボンヌと運命的に出会う。かつてルイジアナを襲ったハリケーンの最中、母と妹をルシアンに殺された少年こそエティエンヌだった。心から愛した男、そして自分に黒人の血が流れていることを隠していた男の復讐のためにすべてを奪われたオーロールは、身ごもった彼の子供を里子に出す決心をする。アメリカ南部の人種差別を背景に、人々の愛憎と悲喜を鮮烈に描いたヒューマンドラマ。
『氷山を狙え』/クライブ・カッスラー (著), 中山 善之 (翻訳) ¥105 文庫: 403 p ; サイズ(cm): 15 出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102170049 ; (1982/06)
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| 2005年06月19日(日) ■ |
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| ニューオーリンズのコーヒー |
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ニューオーリンズのコーヒーはおいしいと旅行中の日記にも書いたが、ホテルでもらってきたパック入りのコーヒーはどうだろう?と早速飲んでみたところ、これもおいしかった。ホテルのカフェで朝ごはんを食べると、コーヒーは自由に持って帰れるので、部屋に置いてあったパック入りのコーヒーには全然手をつけなかったため、それを毎日ため込んで、持ち帰ってきたのだ。(^^;
みやげ物や特産品にありがちな、その土地で食べるから、あるいは飲むからおいしいのだという例に漏れず、このコーヒーも、ニューオーリンズで飲むからおいしいんじゃないかと思っていたのだが、日本で飲んでもおいしかった。カフェ・デュ・モンドのコーヒー(チコリ・コーヒー)などもおみやげ用に売っていたのだが、普段コーヒーなど飲まないから、全然買おうとは思わなかったのだけど、こんなにおいしいなら、買ってくればよかったと後悔。
やっぱり買ってくればよかったと後悔しているものが、もうひとつ。ホットソースだ。レストランに置いてあるものは、私にはそう辛くはなかったのだが、店に並んでいるものは、相当辛そうなものがたくさんあった。「PAIN」とか「DEATH」とか「HELL」とかいった名称がついていて、非常にそそられたのだが、とにかく持って帰るのがしんどいなあと思って諦めた。でも、やっぱり買えばよかった・・・。(泣
今日は旅行前に読み始めて中断していた、ジェイムズ・リー・バークの『ネオン・レイン』を読み終えたが、この主人公デイヴ・ロビショーって、たぶんカッコいいキャラクターなんだろうけど、どうしても作者のバークの顔写真を思い浮かべてしまって、そういうイメージがわいてこない。目から入る情報というのは、非常に鮮烈だということだろう。作家の顔を知らないほうが、何かといい場合も多い。
実はこの小説は、だいぶ前から何度もトライして、いつも途中でやめていたもので、たぶん私には合わないのだろうと思っていたのだが、青山先生の本に触発されて再度購入し、ニューオーリンズ行きをきっかけに、ついに読了できた。つまりは、主人公の魅力に惹かれたのではなく、ニューオーリンズの描写につられて読了できたという本なのだ。主人公のキャラについては個人の好みもあるから、一概にいいとも悪いとも言えないのだが。
このロビショーはこの後、ニューオーリンズ警察を辞めて貸しボート屋になるのだが、警部補より貸しボート屋のほうが合っていると思う。そもそも住んでいる家もハウスボートだし、規則なんかには従わない人だから、警察官としてはアウトローすぎるんじゃないかなと。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『ネオン・レイン』/ジェイムズ・リー・バーク (著), 大久保 寛 (翻訳) 文庫: 391 p ; サイズ(cm): 15 x 11 出版社: 角川書店 ; ISBN: 404246601X ; (1990/10) 内容(「BOOK」データベースより) ニュー・オーリンズには雨が多い。メキシコ湾から吹き上げる風が、湖沼地帯を湿らせる。湖沼に黒人女の死体が浮かんだ。第一発見者はデイヴ・ロビショー―ニュー・オーリンズ警察警部補、ケイジャン、インテリ、離婚一回、元アル中…検死の結果は溺死。だが、ロビショーの目はごまかせない。娼婦、死刑囚、ニカラグアからの亡命者―狂気と背中あわせの者たちを相手にロビショーの個人的な捜査が始まった。’90MWA長編賞受賞作家のシリーズ第一作。
※画像は原書 『The Neon Rain』/James Lee Burke (著)
◆Amazonから
『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書―EJ対訳』/ジェームス・M.バーダマン, 村田 薫 (編) ¥1575 単行本: 285 p ; サイズ(cm): 21 出版社: ジャパンブック ; ISBN: 4902928000 ; (2005/01)
※詳細はこちら
『ロデオ・ダンス・ナイト』/ジェイムズ・ハイム (著), 真崎 義博 (翻訳) ¥1050 文庫: 612 p ; サイズ(cm): 16 出版社: 早川書房 ; ISBN: 4151755519 ; (2005/05)
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| 2005年06月18日(土) ■ |
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| 森のビアガーデン |
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旅行中は、毎日1万歩を越える運動量だったが、昨日は食べて、寝て、食べてという状態だったので、今日はまだ疲れてだるいのだけど、陽に当たらないと時差ボケも治らないからと、神宮に歩きに行った。
ていうか、アポロ13号が行きたいと言うので仕方なく付き合う。それにしても、彼は元気だ。ボケてるのは向こうのほうだと思うんだけど(変な時間に起き出すし)、丸1日くらい体を休めてもいいじゃないかと文句を言いたくなるほど活動的だ。
私なんか旅行中の半分以上は体調不良時期だったし、休みべき時に無理して動いていたので、今になってどっと疲れが押し寄せてるというのに、人が休みたいと思っているのはお構いなしのようだ。
で、神宮に歩きに行ったはいいが(私の睡眠時間は1時間ほど)、なんか心臓が苦しい感じ。足も重たい。やっぱり疲れがだいぶ残ってるのよねと思う。暑い中(ニューヨークやボストンほどじゃないが)、絵画館周りを3周して、そのあと森のビアガーデンに行く。ダイエットなんかどうでもいい、体力つけなきゃ!って感じで、神宮の森の中でバーベキューを食べる。
森のビアガーデンは、夏の間だけ神宮の森に開設されるビアガーデンだが、真夏は暑いし、虫はいるしで、あまり行きたくはない所。今頃の晴れた日が一番いいんじゃないかなと思う。それなりに暑いけど、木立に囲まれているので、時折涼しい風も吹くし、屋外が気持ちがいい時期だ。今日は土曜日だし、神宮球場でヤクルト×西武の試合があったので(デイゲーム)、夕方には結構な入りになった。
ところで、隣の席のサラリーマンらしきグループが、男同士だと思って言いたい放題だった。「かみさんなんか、良かったのは結婚前だけだよ」とか、「女がきれいなのは一瞬しかない」とか、「人妻はいいよぉ〜」(自分の妻だって人妻だろうが!)などなど。思わず顔を見てしまったが、どいつもこいつもお腹は出てるし、禿げてるし、顔なんか楽天の三木谷みたいなのばかり。あんた、何様?自分のことはどうなのよ?って感じだった。
自分を棚に上げてよく言えるねと思う。話だけ聞いていたら、どんなハンサムでカッコイイ男かと思っちゃう。自分で言ってて、恥ずかしくないんだろうか?ま、そういう男に限って、奥さんに頭が上がらなかったりするんだろうな。家では何も言えないから、外で鬱憤晴らしってわけでしょう。よりにもよって森のビアガーデンなんかで。聞いていて、すごくみっともない。アポロ13号には、そういう男になってほしくないなあ。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『アイスウィンド・サーガ(2)ドラゴンの宝』/R.A.サルバトーレ (著) 単行本: 231 p ; サイズ(cm): 19 出版社: エンターブレイン ; ISBN: 4757721269 ; 2 巻 (2004/12/24) 出版社 / 著者からの内容紹介 RPGの元祖にして今なお至高の存在である「ダンジョンズ&ドラゴンズ」。その最高の人気キャラであるダークエルフの青年ドリッズトの大活躍を描く待望の第二巻!! 世界2千万部海外ファンタジー小説シリーズ!!
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| 2005年06月17日(金) ■ |
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| お約束の時差ボケ |
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昨日は、帰宅してから夕飯(お弁当を買って済ませた)を食べたあと、猛烈に眠くなったが(24時間以上起きていたので)、しばらく我慢をして、普通に寝る時間に寝たのだが、早朝、ガサゴソという音に起こされて、変な時間に起きてしまった。完璧に時差ボケ。
ガサゴソの音の主はアポロ13号で、空腹で寝ていられなくなったとのこと。時計を見たら5時くらいだったので、しまった!もう夕方かと愕然とした途端にすっかり目が覚めてしまったのだ。夕方どころか、まだ数時間しか寝ていなかったのに、しょうがないので朝ごはんでも食べるかということになり、冷麦を作って食べた。
それからお腹がいっぱいになったところで再び二度寝したところ、今度はまさしく夕方。朝ごはんの余韻も消えないうちに、また夕飯の支度である。ニューオーリンズでエビをたくさん食べたはずなのだが、うちのガーリックバター・シュリンプが食べたいということになって、それを作る。他の土地に比べて料理が美味しいニューオーリンズと比較しても、うちのほうが美味しいと思うと言われたので、もしかしてアメリカに店が出せるかもねなどと思いながら。
エビは美味しい。カニより好き。簡単な調理法でもすごく美味しいのに、アメリカでは、どうしてこんな料理にするのかな?と首を傾げたくなる(あるいは憤る)料理が多い(店によっても味は違うが)。非常にもったいない。ゴミ箱に捨てるために料理しているようなものがたくさんある。
ニューヨークの吉野家の「シュリンプ・ボウル」など、単にエビと野菜をゆでてご飯にのせただけという代物だったし、こんなのでお金が取れるんだったら、私の料理でも間違いなく店は出せると思ってしまった。というか、吉野家で牛丼以外を食べちゃいけませんてことか?でも日本の吉野家は、牛丼以外でもそれなりに美味しいんだから、ニューヨークがおかしいんじゃないのか。
※旅行中の日記は、おいおい埋めていく予定。
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| 2005年06月16日(木) ■ |
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| 帰国 |
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<第十日目>
14:20 成田着 15:16 成田エクスプレス 17:00 帰宅
飛行機のトラブルもなく、無事に帰国。日本が一番涼しい。聞けば、関東地方は昨日梅雨入りしたとのこと。たしかに湿気が多くなっている。成田エクスプレスに乗っている間に雨も降り始めた。しかし、ニューヨークと比べたら、新宿など閑静な住宅地にも思える。
いつもなら帰国した日には、お寿司だとか、とにかく和食を食べに出かけるのだが、すでに24時間近く寝ていないので(飛行機の中で1時間ほど寝たけれど)、出かける元気もなく、お弁当を買ってきて夕食にする。冷蔵庫で10日間冷えていたところてんを食べたが、それが何よりという感じがした。
でも、何と言っても南部の食べ物がおいしかったので(店にもよるが)、特に食事に困ったということもなかったのが、今回どうしても和食が食べたい!というような気にならなかった要因だろうと思う。特に大好きなエビとかカキとかをたっぷり食べられたのは幸せ。そういう意味ではボストンもいいけれど。
お米も普通に食べられたし、南部の料理は日本人に合っているんだろう。もっとも、どういうわけかジャンバラヤだけはおいしいのに当たらなかったのが残念。でも、パンもおいしいし、コーヒーやアイスティーもおいしい。なんたってグリッツがある。毎日グリッツを食べても飽きなかったのだから、お米の次に偉大な食べ物かも。
そんなわけで、旅行前に比べて、体重が2キロも増えていた。ニューオーリンズで、毎日朝からたっぷり食べていたので、胃も大きくなってるみたいだ。でも、もっともっといろいろなものを食べたかったと思う。おいしいと思うと、ついそれにはまってしまって、食べるもののレパートリーが広がらなかったのが残念。
普段、食べ物には無頓着なほうなのだが、どれだけ太ったって全然構わないってくらい、南部の食べ物には興味津々。まだまだ食べたりない。ペカンパイとか、ピーチ・コブレとか、食べようと思っていたものはたくさんあったのに。でも、今度はワンピースの一着も持って行かなければ!
ちなみに、おいしいものがないと言われているニューヨークだが、ニューヨークの名誉のために言っておくと、ホットドッグやハンバーガーは本当においしい。これは間違いない。だから、南部以外のアメリカでは、ホットドッグやハンバーガーを食べていれば、けして不満に思うことはないだろうと思う。
※10345歩
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| 2005年06月15日(水) ■ |
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| ニューヨーク→東京 |
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<第九日目>
5:00 起床 7:10 ホテル出発 9:00 朝食(ニューアーク空港) 11:10 ニューアーク発 | 約12時間(機内食3回) | ↓
ニューヨークを発って帰国の途につく。今回限りは、ほっとした気分。これが、ニューヨーク→ニューオーリンズという逆の行程だったら、また違ったのだろうけれど。
ニューアーク空港のコンチネンタル航空のデスクでは、コンピュータでチェックインをするのだが、迎えに来てくれた旅行社のガイドも、やり方がよくわからなくて途方にくれる。しかし、航空会社の人にやってもらって、事なきを得た。コンピュータでチェックインをすると、座席も好きなところを選べるのが良い。
指紋も二度取られた。防犯チェックの機械が各種導入されているので、前回サンフランシスコに行ったときよりはチェックは簡単になったが、なぜ指紋を二度も取るのか納得できなかった。
空港での時間がありすぎて、朝食(メキシコ料理)を食べたあと、おみやげ店でまた余計なものを買い込んでしまった。ホワイトハウスの紙ナプキンとか、歴代アメリカ大統領が載っているブックマークとか、大統領のボールペンとか・・・。(^^;
機内では「リング2」(アメリカのもの)とトラボルタ主演の「Be Cool」という映画を二度ずつ観てしまった。「Be Cool」は面白かったが、「リング2」はひどかった。にもかかわらず、暇なので二度も。
今回、奇しくも南部と北部の両方に行ったわけだが、ニューヨークに住んでいる人からしてみれば、ニューオーリンズは天国なんだろうなと思う。だから皆あんなに楽しそうなんだろう。ニューヨークでは、あんな笑顔は見られない。
短い期間しかいないから、どちらがいいとも悪いとも言えないが、個人的に南部の小説が面白いと思える理由もわかったような気がする。うまく言葉にできないのがもどかしいが、南部には語るべきことがたくさんある。語るに値すると言うべきか。かといって、ニューヨークには何もないというわけではけしてないが、ニューヨークにいたら、内にこもりそうな気がする。自分と向き合い、自分のことを語ることこそが重要だという風に思うに違いないと考えた。
もちろん、どちらが優れているということではない。ただ、私は面白い「物語」が好きだから、南部のほうがより面白いと思えるのだろう。特に意識していなくても、面白いと思う小説は、だいたい南部の作家のものだったりするのだ。個人の好みではあるけれど。
では、南部に住みたいか?と言われると、それはまた違う問題で、実際に住むということになったら、それはそれで困るだろう。でも、「サザン・ホスピタリティ」という言葉があるように、私には南部の人たちのほうが親切に思えた。食べ物もおいしいし。とにかくアメリカに、まともな味覚の人たちがいるということがうれしかった。
なんとなく、ニューヨークのほうは悪口ばかり書いてしまったが、ニューオーリンズとの差があまりに大きかったのは事実。それが南部と北部の違いというわけでもないだろうが、バーダマン先生が言っているように、南部のほうがアメリカという枠にはまらないということなんだろうと思う。
しかし、いくらニューヨークは合わないと言っても、それもこれも実際に行ってみて初めてわかることだから、結局行ってよかったのだと思う。また別の目的があれば、ニューヨークも楽しいに違いない。今回はあくまでも南部が目的だったし、ニューヨークはおまけ。せっかくだからニューヨークにも行っておこうかという程度だったから、準備も不足していたのだ。
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| 2005年06月14日(火) ■ |
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| ニューヨーク自由行動 |
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<第八日目>
10:30 起床 12:00 昼食(吉野家) 13:00 買い物(ヤンキース・ショップ、バーンズ&ノーブル、紀伊国屋) 16:00 地下鉄でSOHOへ 17:00 地下鉄でサウスフェリーへ(バッテリー・パーク) 19:00 買い物(メイシーズ) 20:30 ホテルに戻る 21:00 夕食(マクドナルド)
昨日のボストン行きは朝も早かったし、帰りも遅かったし、何といってもこの旅行中、一番の暑さだったので、疲れ果てた。そのため、終日自由行動の今日は、ゆっくり起床。ホテルにはあまりいたくないが、疲れには勝てない。
しかしこのホテル、「Do Not Disturb」の札さえ置いてない。しょうがないので、ノートを破いて手書きで書いたものを出しておいたら、ちゃんとしたものに取り変えられていた。あるなら、ちゃんと置いといてよ!そんなわけだから、当然お目当てのボールペンも置いてない。それじゃはるばる海外まで来た甲斐がないってのよ。
さて、今日の目的は、買い物と自由の女神を見ること。アポロ13号が行きたいと言っていた、42stのヤンキース・ショップを目指すが、その近くに吉野家があるという情報を仕入れていたので、今日は和食にしようと、馴染みの(?)吉野家にて昼食。
日本では今や吉野家の牛丼はめったに食べられなくなってしまったが、サラリーマンの友である牛丼も、アメリカのビーフ・ボウルとなると、やっぱり違う。お肉もちょっとパサパサで、つゆも少ない。ちなみに「つゆだくで」ってのは、どう言うんだろうな。
ところで、私は新製品だと言うシュリンプ・ボウルというのを食べたのだが、エビとブロッコリー、カリフラワー、ニンジンなどの野菜(よく冷凍でミックスされて売っているようなもの)を茹でて、ご飯にのせてあるだけ。味がない。仕方がないので、おしょうゆをもらって、ドバドバかける。それでもまずい。こんなものを商品として出そうなんて、その考え自体が疑問。
日本の吉野家本社は、こんなものを出すことを認めているんだろうか?と憤る。しかし、ここはニューヨーク。体に悪いとなれば、タバコも認めず、塩分も認めずという、変に極端な場所だから、最初の日にガイドに聞いたとおりである。タバコや塩分はともあれ、じゃあ、脂肪や糖分は体にいいんですか?と聞きたくなる。山のようなフライや巨大なコカ・コーラを平らげておきながら、タバコや塩分は体に悪いなんて、意味ないんじゃないの?と思う。とにかく、吉野家で牛丼以外のものを食べるほうが悪いってことなんだろう。無料の紅しょうがだけは、たっぷり食べてきた。
続いて、ヤンキース・ショップに行く。ここでおみやげを買い込む。しかし、全く同じボールペンでも、NASAのショップより$1は高い。Tシャツでも何でも、すべて高め。でもまあ、ニューヨークと言えば、野球ファンにはヤンキースかメッツ。近場でボストン・レッドソックス(スティーヴン・キングが大ファン)というのもあるが、レッドソックスものは現地ボストンで買った。ちなみに、メッツのショップはなくなっていた。
メッツ・ショップを探しているときに、トイレに行きたくなってしまった(体調不良時期なのでトイレが近いのだ)。ところが、本屋にもホテルにもない。地下鉄の駅にもない。図書館はどう?と思ったが、IDカードがないと入れないらしい(パスポートでもいいらしいが)。普通のビルも、社員証か何かのIDカードがないと入れない。困ったところで、公園の清掃員に尋ね、やっと公園内にトイレを見つける。まったく、トイレひとつでこうも苦労するとは、暮らしにくい街である。
その後、私の目的地バーンズ&ノーブルに行く。ニューヨーク・シティ・オペラの人に聞いておいたところによれば、ニューヨークで一番大きい本屋だという(え?)。ニューオーリンズのビクターさんには、ユニオン・スクエア付近のストランド(作家がよく朗読をしている)を勧められたが、そこまでは行けなかった。
本に囲まれるというのは本当に心が落ち着く。マキャモンやマッカーシー、マクマートリーなどという日本では品揃えの少ない作家の本がズラリと並んでいるところは壮観でもあった。しばし至福の時を過ごしたのだが、アポロ13号には、ただ退屈なだけのようで、早々に出なければならなかった。買いたい本もたくさんあったのだが、とにかく持って帰ることを考えると、手が出ない。仕方がないので、ブックマークをいくつか買って、欲求不満を封じ込める。商品を入れてもらった袋には、様々な本の表紙に混じって、真ん中に『To Kill A Mockingbird』 の初版本の絵が描いてあって、ちょっと嬉しくなった。
ついでだから、近くの紀伊国屋も覗いておこうと思って行ったら、ショーウィインドウに見たことのある本が飾ってある。バーダマン先生と村田先生の共著である『アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』である。店に入って一番目に付く平台にも山積みになっていた。なんとなく嬉しくなって、思わず買ってしまおうかとも思ったが、日本で買ったほうが安いと気づいて苦笑。日本に帰ったら買おうと思った。紀伊国屋のカフェでアイスティーを飲んだのだが、ニューオーリンズのアイスティーのほうが断然おいしいと感じたのは気のせいだろうか?ともあれ、カフェのカウンターにいたのが日本人で、英語を使う必要がなかったのは嬉しかった。何か買うときか、食べるときくらいしかしゃべってはいないのだが、いい加減英語をしゃべるのに飽きた。(--;
紀伊国屋で一休みしたあと、地下鉄に乗ってソーホーに行く。ソーホーはブランド品の店がたくさんあるところだ。ブランド品には興味がないので、特に見るものもなかったが、できたばかりらしいアップルのショールームがきれいだった。なんとなくお腹が空いたので、街角でホットドッグを買って食べる。アメリカは、ホットドッグやハンバーガーはおいしいと思う。
旅行社の人にも、「ニューヨークでおいしいものを食べようと思ったら、一人一万円くらい出さないと」と言われたが、ニューヨークでそれだけ出すなら、ちゃんとした服を買ってでも、ニューオーリンズのアントワンズかガラトアーズに行ったほうがいいと思う。一人一万円でも、本当においしいなら文句はないが、ニューヨークの三ツ星レストランのシェフが書いた本を読んでいたら、お金をドブに捨てるようなものだと思う。
ソーホーのあと、また地下鉄に乗って、自由の女神が見えるバッテリー・パークに行く。ソーホーは、そこに行く途中にあるのだ。そこからフェリーに乗って自由の女神を観に行けるのだが、公園から見えるからいいかと、フェリーに乗るのはやめておいた。ちなみに、翌日のニュースで知ることになるのだが、この日、このあたりで観光用のヘリが墜落した。時間があればヘリに乗ってみたいと思っていたので、危ないところだった。
しかし、やはり水辺はいい。街の喧騒から離れて、海を眺めるのは気持ちがいい。バッテリー・パークに植えられている花の色の取り合わせも綺麗だった。しばらく公園のベンチに座って海を眺めたあと、再び地下鉄に乗ってホテルに帰る。明日はいよいよ日本に帰るので、他にどこか行くところはないかと思ったが、何気に歩数を見ると、すごく歩いていて、いい加減疲れ果ててもいたので、もうどこにも行きたくない気分。
とはいえ、まだおみやげを買わなければならないものもあったので、ホテル近くのデパート、メイシーズへ。たまたま「ワンデイ・バーゲン」というのをやっていて、全品3割引くらいになっているのに、今日だけはそこからさらに3割引みたいな、お得なバーゲンにぶつかった。普通だったら上から下まで見て回るところだが、かなり疲れていたので、必要なものだけ買って、あとは泣く泣く諦めた。せっかくのバーゲンだったのに、残念!
さて、夕食。アメリカで最後の夕食ですよというわけで、マクドナルド。実にニューヨークにふさわしい最後の晩餐である。でも、チーズバーガー2個に、日本ではLサイズのフレンチフライ、これまた日本ではLサイズのコーラのセットで、6ドルもしない。これを二人で分けて十分満腹。
ちなみに、ニューオーリンズのガーデン・ディストリクトにあるマックは、建築の制限があるため、教会のような建物になっていて、その名も「セント・マック」と呼ばれている。ボストンでも建築の制限が厳しいため、マックやセブン・イレブンなどが素敵な建物になっている。余談だが、ダンキン・ドーナツはボストンが発祥の地で、あちらこちらで見かけた。それらもみな素敵な建物になっている。
アメリカは基本的に電力不足だという。だから、「陽気なアメリカ」というイメージとは裏腹に、街が暗い。マクドナルドでさえも暗い。駅も地下鉄もホテルも店も、みんな照明が暗い。これがニューオーリンズあたりなら雰囲気があっていいとも思えるのだが、大都会ニューヨークでこの暗さかと思うと、気分もふさぐ。西海岸ではそんなことはなかったように思うのだが、そもそも西海岸の日差しの明るさが違うから、同じ電力でも暗いとは感じないのかもしれない。
ニューヨークは、何か目的がないと面白くない街だと思う。私はミュージカルとか芝居とかには興味がなく、ブランド品を買うことにも興味がないから、わざわざニューヨークに行く必要はないのでは?と思った。アメリカは好きだから、日本に帰りたいと思ったことはないのだが、ニューヨークに来て、初めて早く日本に帰りたいと思った。私には合わない街なのかも。初めてのアメリカがニューヨークだったら、きっとエキサイティングだと思って、好きになっただろうけれど。
※28268歩
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| 2005年06月13日(月) ■ |
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| アムトラックで行くボストン一日観光 |
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<第七日目>
4:30 起床 6:10 ホテル出発→ペンシルバニア駅 7:55 ニューヨーク発(アムトラック) | 約4時間(ニューヨーク州→コネチカット州→マサチューセッツ州→コネチカット州→ロングアイランド州→マサチューセッツ州) | 11:55 ボストン着 12:30 昼食(クインシー・マーケット) 14:00 市内観光(茶会事件の船、ビーコンヒル、マサチューセッツ工科大学、ハーバード大学、サウスステーション付近) 18:00 ボストン発(アムトラック) | 約4時間 | 22:00 ニューヨーク着 24:00 夕食(アイリッシュ・パブ)
早朝から、アムトラックでボストンへ。暑くて乱雑なニューヨークを離れられるのが嬉しい。お化けの出そうなというか、ダニに噛まれそうなホテルを早々に出れるのも嬉しい。こんな早朝に、普段なら朝ごはんなど食べられそうにないのだが、昨夜あまり食べていなかったのと、ニューオーリンズで朝食をたっぷりとる生活になっていたので、ホテルのロビーにあるコーヒースタンドで、ツナサンドとコーヒーの朝食を食べる。
ボストンまでは延々と列車に揺られていくだけだが、飛行機と違って、どうしても嫌なら次の駅で降りられるという安心感がある。けれども、物珍しさもあって、朝早いにも関わらず、アムトラックでも眠れない私。お腹が空いたような気がするとか、喉が渇いたとか言って、早速売店に出かけた。結局アイスティーだけ買って、となりの食堂車(大陸を横断するような長距離列車ではないので、実際には食堂車ではない)に座って、ちびちび飲んでいた。
車窓からの眺めは、特筆すべきこともない。ビルが少なくなって、緑が多くなってくるだけのこと。でも、海が見えてくる頃になると、ニューヨークとは全く違った趣。途中のキングストンからは、マーサズ・ヴィニャード(Martha's Vineyard)に行けるのだと知って、ちょっとわくわく。あの有名なマーサズ・ビニャード(不勉強な翻訳家は「マーサのぶどう園」と訳してしまう)は、このあたりなのかと。きっときれいな所なんだろうなと、容易に想像できる。
さて、いざボストンに着いてみると、なんとニューヨークよりも暑い!しかも湿気もある。間違いなくフェーン現象による暑さなのだろう。向こうのガイドも、こんなに暑いことはありませんとのこと。ボストンは北海道くらいの緯度だから、普通なら、真夏でも25度くらいらしい。なのに今日の気温は、軽く35度は超えているだろう。暑い!
ともあれ、バスに乗り換えてクインシー・マーケットまで行き、とりあえずお昼。何を食べても自由なのだが、ガイドさんにクーポン券をもらって、案内された店で食べることにした。クラムチャウダーとロブスター・サンドのセットで$15はお安い。それに、生カキとボストンの地ビール、サミュエル・アダムスを追加。南部のDIXIEもおいしかったが、ここのサミュエル・アダムスもおいしい。
ホットソースをふりかけて食べるケイジャン料理もいいが、「クラムチャウダー&ロブスター・サンド」って、私には最高の組み合わせ。何が好きって、ハマグリにロブスターよ!カキも好きだけど、この場合、カキはおまけの存在。サンフランシスコで、惜しくもシュリンプ・サンドを食べ損ねた恨みを晴らす!みたいな勢いで、たっぷり堪能した。ああ、おいしい〜!もっと食べたかった、ロブスター!というわけで、私はきっと、サンフランシスコ(フィッシャーマンズ・ワーフに限るが)とボストンだったら住めるな、なんて。冬になったら耐えられないかもしれないけど。
いきなり食べ物のことにいってしまったが、昼食後に市内観光。ボストンは落ち着いたかわいらしい街。古めかしいという形容もあてはまるが、ニューオーリンズにしてもボストンにしても、建築基準が厳しいので、街全体がとてもまとまった感じがする。ボストンなら、何もせずにぶらぶらしていても楽しそうだ。なんとなく知的で芸術的な雰囲気もあるし。
それというのも、市内観光の目玉でもある、マサチューセッツ工科大学と、ハーバード大学があるせいだ。世界屈指の大学の学生たちが、ちゃんと勉強できるようにというために、この街が守られているといっても過言ではないかもしれない。
M.I.T.のほうは、ざっと眺めただけだったが、ハーバードのほうは、結構詳細に見学し、大学の生協にも行った。文房具に目がない私は、ハーバードと書かれたグッズを買いまくり。至福の時を過ごしたのだった。とはいえ、私たちのようなツアー客が来るのだから、生協もすっかりお土産屋さんという感じではある。
ハーバードとM.I.T.はケンブリッジという町にあるのだが、その町並みがまた素敵。ここに住んでみたいなあと思えるようなところ。かなり坂が多いのだが、坂のある町並みというのは、どこも雰囲気があるものだ。ハーバード付近になると、当然のことながら本屋さんなども多く、本好きの血が騒いだが、個人行動はできないので、涙をのんで眺めるだけにとどまった。
1日だけでなく、長期間滞在すれば、もっと面白いことがありそうだが(なにしろ食べ物は満足なので)、残念ながら夕方には再びアムトラックでニューヨークへ。ニューヨークなしのボストン滞在にすればよかったと後悔。(泣
とはいえ、百聞は一見にしかず。実際に行ってみなけりゃわからないわけで、ニューヨークだって実際に行ったからこそ、私には合わないとわかったわけだし。
というわけで、夜の10時にニューヨークに到着。とりあえずホテルで一服。ボストンで列車に乗る前に、駅でガンボスープ(ちっちゃなカップ)を買い(まだまだ南部に未練がある)、車内で食べたのだが、夕食は食べていない。ちゃんとしたレストランなどに行く気は毛頭ないので、どうしようかと考えた末、ホテルの横(酒屋の隣)にあるアイリッシュ・パブに行くことにした。
ニューヨークにはアイルランドからの移民も多いので、アイリッシュ・パブなら食べ物もおいしいだろうとの予想。アイリッシュ・パブといえば、もちろんフィッシュ&チップス。ところが、揚げてある衣が全然違う。アメリカン・ドッグのあれである。ハワイで見た天ぷらもこの衣だった。アメリカ人はパン粉というものを知らないのだろうか?それに、普通なら塩と酢をかけて食べるのだが、酢ではなくてレモンが1個分くらいついてきた。まあ、それはそれで、こういうものだろうと思って食べれば、特にまずいというわけではなかったが。
それと、ハラペーニョ・ポッパーズというものを頼んだ。これは、ハラペーニョにクリームチーズを詰めて揚げてあるもの。ピリ辛。ケチャップにつけて食べる。こちらは結構おいしかった。これにサミュエル・アダムスを2本ずつ。でも、どれもこれも揚げ物なので、いい加減飽きた。ニューオーリンズでもそうだったが、アメリカ人は禁煙だ、減塩だとうるさいが、油の量はどうなのよ?と思う。あの揚げ物の山ったら!やっぱりどこか基準がおかしいのねと思う。
ちなみに、アメリカには感じのいいウェイトレスなんかいないんじゃないかと思うほど、どこでもサービスが悪いのだが、ここのアイリッシュ・パブのウェイトレスは、かわいくていい感じだった。それと、ニューオーリンズのガンボ・ショップのウェイトレスも良かった。アメリカにいる間に、いい感じだなと思ったのは、この二人くらいのもの。個人的に友だちになりたいと思える二人だ。
今日は朝も早かったし、とんでもなく暑かったので、疲れ果てて、ホテルの汚さ、わびしさにもめげず、熟睡。しかし、いつの間にかダニにたっぷりと足を咬まれていたのだった。
※16700歩
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| 2005年06月12日(日) ■ |
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| ニューオリンズ→ニューヨーク |
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<第六日目>
6:00 起床・朝食(バーボン・カフェ) 8:00 ホテル出発 10:20 ニューオーリンズ発 | 正味2時間半くらい(時差1時間) | 14:17 ニューヨーク(ニューアーク空港)着 16:00 ホテル着 18:00 エンパイア・ステートビル(展望台&スカイライド)
いよいよニューオーリンズとはお別れである。ホテルの朝食(グリッツ)も食べ修め。結局、朝食は他の店には行かなかったので、バーボン・カフェのグリッツしか食べていないことになる。残念。せめてブレナンズくらいには行ってみたかった。
融通が利かないとむかついていたラマダ・ホテルも、今にして思えばとても便利な立地条件で、ちょっと疲れるとホテルに帰って一休みできるという非常にコンビニエントなホテルであった。サービスも特に不足はなく、かといって過剰でもなく、夜中もうるさいというのを除けば、プールサイドでタバコを吸うのもおつなものだと思えるまでになっていた。毎日疲れていたので、騒音もさほど気にならずに熟睡できたし。
オプショナル・ツアーのガイドをしてくれた、まゆみさんとビクターさんともお別れだ。空港での別れ際に、昨日セントルイス大聖堂で買った、マリア様のカードをプレゼントした。まゆみさんは、実はジャズ・ミュージシャンである。実家は新宿だとか。だったら、ぜひとも新宿のジャズフェスティバルに来てくださいと言って、お別れした。
ニューヨークまでの飛行機で、隣に座っていたラテン系の男の子がペーパーバックを読んでいたので、またまた気になって、何を読んでいるのか探ってみたところ、トム・クランシーの本だった。なるほどね。
ニューアーク空港は、ニューヨークに3つある空港の中でも、一番遠い(ミッドタウンを基準にして)。旅行社のガイドが迎えに来てくれたが、ニューオーリンズに比べたら、車の数が異常に多い。しかも、ニューオーリンズより暑いってどういうこと?数日前までは涼しかったとのことだが、ハリケーンくずれの熱帯性低気圧によるフェーン現象かも。
それにしても、ニューヨークは何という街だろう!たぶん、初めてのアメリカがニューヨークであったら、きっとエキサイティングだ!と思えたのだろうが、日本でもビルの谷間に住んでいる私でも、あの人の多さ、道路の汚さ、車の多さには閉口した。新宿が閑静な住宅街に思えるほど。それに、とにかく暑い。ニューオーリンズはまだ緑が多いので、暑くても救われる気がしたが、ニューヨークは、どこにも逃げ場がない。この暑さは計算外だったのだが。
そして、ペンシルバニア・ホテル。これがすぐにも逃げ出したくなるような、古くて汚いホテルだった。しかし、ボストンに行くときの集合場所(早朝)がここなので、自らここを選んでしまったのだから、誰にも文句は言えない。早く日本に帰りたい!こんなところ嫌だ!と心の中で叫んでいたのだが、口に出したところで仕方がない。疲れてはいるのだが、こんなホテルにいるのは真っ平ごめんという感じで、エンパイア・ステートビルを目指したのだった。
はっきり言って、エンパイア・ステートビルは、ちょっと離れたところから眺めるものだ。中は展望台まで長蛇の列。それでもまだ少ないほうだったのかも。空気も汚いから、高いところから眺めても、景色がぼんやりとしている。新宿あたりもそうだけど、けして美しい眺めではない。一面のビル、ビル、ビルである。たまたま昼間ということもあって、暑いし、人は多いし、とても感激するどころではない。
ところで、上に行くまえに写真を撮られ、降りてきたところで、$15で買わせられるのだが、どこでも同じようなことをやっているんだなと。実は、ニューオーリンズでナッチェス号に乗ったときに、それを買わせられたのだ。そちらは$20だったが、まだ船に乗っていないのに、いつの間にか外輪の前と船内と、ナッチェス号をバックにした写真が4カットできあがっており、その手際のよさに、思わず買ってしまった。でも、今度はだまされないぞ!
さらに、これを観ればニューヨークのことが一発でわかるよ!みたいな「スカイライド」というのを観た。ディズニー・ランドのニセ宇宙船のような、椅子がガタゴト揺れるやつだ。ここで特筆すべきは、そのナレーションをしていたのがケビン・ベーコンだってことくらいか。しっかり眼鏡をかけて観たのに、ピントはずれてるし、ひどい出来であった。合わせて$36。暴利だ。
飛行機の中でサンドイッチを1個食べたのだが、いい加減お腹が空いたので、近くのピザ屋に入ってみた。そもそもニューヨークでレストランに入ろうなんて気はさらさらなかったし。しかし、ここでもがっかり。ニューオーリンズのピザ&ダイキリバーが、死ぬほど恋しくなった。空港に迎えに来たガイドの人が、「ニューヨークにおいしいものはありません。塩分控えめとかで、味もありません」と言っていたので、そうか、こんなものなのかとしぶしぶ納得したものの、どうせまずいだろうという予測が早くもあたってしまい、がっくり。
ともあれ、海外ではミネラル・ウォーターを買うのは必須なので、酒屋で水とビールを購入し、さらにリトル・コーリアの韓国デリの店で、食べ物をテイクアウトしたはいいが、ダニでもいそうなホテルの部屋で、食べ物を食べるのは非常にやな感じ。ああ、失敗した・・・と思う間もなく、あまりにまずいので、食欲も失せた。まずかったとはいえ、さっきピザを食べておいてよかった。
コリアン・タウンでは、ハングル語と日本語が並んで表記されていたりして、日本食もあるんだろうか?という錯覚にとらわれるが、騙されてはいけない。日本食などない。日本の博多人形みたいなものが、韓国のおみやげとして売っていたりもする、例の奇妙な世界だ。
暑いよぅ、汚いよぅ、まずいよぅ・・・で、ニューヨークの夜は更けた。ホテルの部屋が禁煙でなかったことだけが、唯一の救い。でも、早く日本に帰りたい。アメリカに来て、早く帰りたいと思ったのは、ニューヨークだけ。私って、やっぱりリゾート地でないとダメみたいよ。ニューヨークには何の魅力も感じない。せめてニューヨークのあとにニューオーリンズだったら、まだ良かったのかも。
ニューオーリンズのバーボン・ストリートなんかも、けしてきれいとは言いがたいが、それでも風情はあった。それに、ニューオーリンズには警官や消防士がたくさんいて、酔っ払いだらけの街を守っているのだが、それが結構カッコよかったりする。消防士とか騎馬警官とか、制服フェチの私には、とっても魅力的だった。とりあえず、そんな夢でも見なきゃ、こんなところじゃ眠れないぞ!
※13119歩
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| 2005年06月11日(土) ■ |
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| スワンプツアー |
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<第五日目>
9:00 起床 10:00 朝食(バーボン・カフェ) 11:00 セントルイス大聖堂 13:00 スワンプツアー出発(Dr. Wagner's Honey Island Swamp Tours) 17:00 ウォルマートで買物 20:00 夕食(ケイジャン・キャビン)
今日のスワンプツアーは午後からになったので、朝はゆっくり。朝食はまたしてもホテルのブッフェ。どこに旅行に行っても、ホテルの朝食が気にいれば、毎日そこで食べるのがうちの決まり。そして、午前中が空いたからといって、その時間にあえて行動しないのが「うち流」。しかし、セントルイス大聖堂で買いたいものがあり、夕方5時には閉まってしまうので、午前中に散歩がてら出かける。
セントルイス大聖堂は全米で最も古いカトリック教会。先日、中に入って見学したが、天井絵や緻密なステンドグラスが素晴らしい。そこで買うものといえば、十字架とおめだい(マリア様の像を浮き彫りにしたメダルのようなもの)である。私は無宗教だが、カトリックのミッションスクール出身なので、そういったものには親しみを覚える(キリスト教は偶像崇拝を認める)。
たまに行く目白のカテドラル教会(プロテスタント)では安物しか売っていないし、プロテスタントではなく、由緒あるカトリックの教会で、そうしたものを入手したかったのだ。信者というわけではないから、アクセサリーとしてではあるが。教会の人にミサに出るよう薦められたが、そこまでの時間がなかったのが残念。
実は部屋の窓から、小泉八雲の住んでいた家に重なって、セントルイス大聖堂の塔が見える。それが何ともいい感じの光景。夜明けや夕暮れ時はなお良い。しかし、アメリカに行くといつも感じるのだが、アメリカって日が長いなあと。ニューオーリンズでも、8時くらいまで明るい。もっとも、ニューオーリンズでは、朝6時に寝るのは当たり前ということだそうだから、非常に私に合っている街と言えるかも。(^^;
さて、午後になって、少々雲が出てきたので、スワンプツアーはだいじょうぶかと心配になった。というのも、雨天の場合、中止になることもあるからだ。しかし、その心配も無用であった。結局ひと粒の雨も降らなかった。ポンチャートレイン湖を渡って、ドクター・ワグナーのスワンプツアーにGO!
ドクター・ワグナーは、鳥類学者である。「ドクター」という肩書きは伊達ではない。そのため、他のツアーでは聞けないような詳しい説明を聞かせてくれる。スタッフも同様。さらに今日は、他の予約客が来なかったので、私たちだけで貸切のボートになった。ちなみに、私はアリゲーター・レスリングのスタッフと書いてあるTシャツを着ていたのだが、「そのTシャツはいいね!」と2回もほめられた。
それにしても、スワンプは最高!車から降りた途端に、これぞ南部!という感じ。今になって初めて、ああ、南部に来たんだ!という実感がわいた。暑さも湿気も目じゃない。大自然に感動したというのは、バハマの海とグランド・キャニオン以外あまりないのだが、スワンプには感動。本の中でしか知らないスワンプが、今ここにあるのだと思ったら、すごく感激した。
ボートは、最初はゆっくりと、すべるようにスワンプを進んでいく。幹の途中まで水中に沈んでいるサイプレス。そこからぶら下がるスパニッシュ・モス。淀んではいるが、静かな水面。途中でアリゲーターのお出迎え。マシュマロをあげると、大きな口をパックリと開いて食べる。ワニはマシュマロがお好き。
途中から、ボートは全速力で風を切って疾走し始める。なんて気持ちがいいのだろう!空気は湿り気を帯びてはいるが、けして不快ではなく、何とも心地いい。岸につり用のキャビンがいくつも並んでいるところでは、なるべく音を立てないように静かに進む。スワンプに棲む鳥や昆虫などを見ながら、ボートはさらに奥へと進む。
奥には絶景ポイント。サイプレスの緑が色濃く影を落とす、静寂に満ちた美しい場所がある。夢のような世界だ。しばし無言で見とれる。そして、細い水路を通って、さらに奥へ。そこまで進むには小さなボートでなくては行けないので、このツアーに申し込む場合には、大きなボートのツアーは避けたほうがいい。
そこでは、ふくろうの子どもが待っていた。ハリポタでおなじみのふくろうだが、本物を見たのはもしかして初めてかもしれない。私たちがいじめに来たと思ったのか、しきりに母鳥を呼んでいるが、動こうとはしない。なんとけなげでかわいいことか。しかし、同時に大自然で生きる強さも感じる。子どもなのに、すでに厳しい目つきをしている。ハリポタで、と書いたが、ハリーの白いヘドウィグではなく、ロンのピッグウィジョンがこんな感じかな?と。
奥の行き止まりに到着すると、そこでエンジンを止めて、スワンプに生えている植物の解説。何が何だったか忘れてしまったが、ヨーロッパ原産だという紫色の花がきれいだった。ウォーター・リリーという睡蓮の一種も美しい。
それと、メイフライ。小さなトンボのような虫だが、ちょっと変わった形だ。ちょうど孵化する時期だとかで、サイプレスにぶら下がっているスパニッシュ・モスつつくと、いっせいに飛び立つ。虫の嫌いな人には鳥肌ものだろう。
この光景を見て、映画「グリーンマイル」で、コーフィーが口から虫を吐き出すところを思い出してしまった。しかし、メイフライの形は興味深いなあ。ミニチュアのドラゴンのようだ。「メイフライ=五月蝿=うるさい?」たしかに、いっせいに飛び立つところは「うるさい」と形容してもいかも。
帰りのボートは、ほとんど全速力で疾走。途中、釣りをしている人がいて、どうやらナマズを釣り上げたようなので、見せてもらった。世間話を小耳にはさんだところによれば、ハリケーンくずれの熱帯低気圧が近づいているらしいとのこと。明日のニューヨーク行きの飛行機はだいじょうぶかな?
というわけで、大満足のスワンプツアーであった。いろいろ不安があったのだが、南部に来て本当に良かったと思えた1日だった。貸切というのもラッキーだったし。たまにスワンプで日がな1日釣りをするなんてのも、なかなかいいんじゃないかな、なんて。
ちなみに、ドクター・ワグナーのところのホット・アップル・サイダーが美味。私はまゆみさんに一口飲ませてもらっただけなのだが、そのおいしさは忘れられないだろうと思う。ドクター・ワグナーのスワンプツアーに行ったら、ホット・アップル・サイダーをお忘れなく!
ツアーの帰り、ビクターさんに寄り道をしてもらって、ウォルマートまで行く。大きめのスーツケースを買うためだ。実は、私のスーツケースはさほど大きくない。今まで、だいたい旅行をするのが夏ばかりで、しかも暖かいところというか、むしろ暑いところにばかり行っていたので、大きなスーツケースは必要なかったのだ。
しかし、今回はおそらく涼しいだろうという場所を含めて10日間だ。持ってくるだけで満杯。すでにおみやげが入らなくなっていたのだ。アポロ13号のスーツケースはさらに小さい。というわけで、仕方なく大きめのスーツケースを買おうということになった。
これが驚きの$29。しかも、付属のバッグが2個もついている。信じられない値段だ。ついでに、スーパーに行ったら必ずチェックするボールペンも購入し、ここでも満足。わざわざ回り道してくれたビクターさん、ありがとう!
ちなみにビクターさんは、昨日渡しておいた「USA TODAY」のシュワちゃんの記事を丹念に読んで、その概要をじっくり説明してくれた。「僕はもうシュワルツェネッガーのエキスパートだ」と言うほど。もっとも、英語の文章の概要を英語で説明されても、悲しいかなやっぱり全部は理解できないので、主要なところはまゆみさんが通訳してくれたのだが。
さて、今日の夕食は、ケイジャン・キャビン。ZYDECOのライブをやっているケイジャン料理の店だ。気が付けば、毎日ケイジャンかシーフード。ニューオーリンズにはクレオール料理ってのもあるんだよと思ったが、ホットソースを思いっきりかけられるケイジャンがお気に入りになってしまったのだ。
というか、実はバーダマン先生の本で紹介されていた店にも行ってみたかったのだが(アントワンズ、アーノルズ、ガラトアーズ、ブレナンズ、Kポールズ・ルイジアナ・キッチンなど、店の前までは全部行った)、正装でなくては入れない店とか、少なくとも半ズボンにサンダルはダメとか、そういう店ばかりだったので、入ることができなかったのだ。なにしろ荷物を少なくするために、ジーンズに半ズボン、Tシャツくらいしか持って行かなかったので、そういう店に入るような服がない。それでも私たちはグルメじゃないし、アメリカの高級料理店には特に興味もないので、大衆料理の店で十分なんである。と負け惜しみ?
ともあれ食前酒に、今日こそは元祖パット・オブライエンズの「ハリケーン」を飲もうと入ってみたはいいが、満員だったので飲むことはできず、断念。それでホテルの近くのケイジャン・キャビンへと足を向けた。毎朝起こされる「ジャンバラヤ」の曲は、ここから流れてくるのだ。
ケイジャン・キャビンでは、リベンジ!とばかりに、バーベキュー・シュリンプを頼む。それと、テイスト・オブ・ニューオーリンズ(ジャンバラヤ、シュリンプ・マリネーズ、レッド・ビーンズ&ライスのセット)にDIXIEビールである。
食べ物のほうは、まあそれなり(私はついにジャンバラヤが好きになれなかった)だったが、この時期、日本人は珍しいのか、どこに行っても注目されるようで、ZYDECOバンドに無理やり借り出されて、アポロ13号はウォッシュボード、私はタンバリンを演奏する羽目に陥った。恥ずかしかったけど、でも、これでこそニューオーリンズに来たということなんだろうな。何が楽しくて、数ある音楽の中でZYDECOを選ぶのだろう?などと思っていたが、やってみたら楽しかった。高級料理店では味わえない、スリルと冒険の一瞬だ。(^^;
食後、再度メゾン・バーボンでジャミール・シャリフの演奏を見て(今日は店内には入らず)、最後の名残を惜しむ。ニューヨークなんかどうでもいい、もっとニューオーリンズにいたいと思う。せめてもう一度、ビッグ・アルのゴスペルが聴きたい。ガンボ・ショップのザリガニが食べたい。しかし、無情にも時は止まってくれない。明日はニューヨークである。
【おまけ】:毎日ミネラル・ウォーターを買っていた、ホテル横の酒屋で買った、辛い辛い「ホット・ピクルス」が、実はすごくおいしいということに気づき、さらに追加を買う。長さ15センチ、太さ5〜6センチという不気味なきゅうりのピクルスなのだが、これがたまりません。すっぱい!辛い!でもおいしい!小さく切ってしまうより、このまま丸かじりが良い。あまりたくさん持って帰れないのが残念。日本でも売っていればいいのに。
※13135歩
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| 2005年06月10日(金) ■ |
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| プランテーションツアー |
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<第四日目>
6:30 起床 7:30 朝食(バーボン・カフェ) 9:00 プランテーションツアー出発 10:30 サンフランシスコ見学 12:00 オークアレイ・昼食 13:00 オークアレイ見学 17:30 ホテル着 19:30 夕食(ディーニーズ) 21:00〜ライブまわり(メゾン・バーボン、ファンキー・パイレーツ、クレイジー・コーナーほか)
朝食ブッフェが気に入ったので、何も言わなくても朝食はホテルのカフェ。で、例によってそこでたっぷりの朝食(もちろんグリッツ!&ベーコン、スクランブルエッグ、ハッシュド・ポテト、パンケーキ、コーヒー、トマトジュース)を食べていると、雨が降ってきた。雨の中のプランテーションツアーは嫌だなあと思っていたら、短時間でさっと上がった。その後は上天気。
食後にプールサイドでコーヒーを飲みながら新聞(USA TODAY)を読んでいたら、一面にシュワちゃんの写真。新聞は無料でもらえるので、2部もらってきた。一応読んだものの、辞書がなかったので意味不明のところがあり、1部をまゆみさんに渡して読んでもらおうという魂胆。
今日は私たちのほかに4人の日本人が一緒で、涼しい北海道から来たので、ニューオーリンズのこの暑さにはまいっているとか。にしては、それぞれカップルで、別の意味で熱かったですよ。将来、あまりうまくいきそうにもないカップル同士だったけど。(^^;
というわけで、今日は車もいつものセダンではなく、マリアさんという女性が運転するバン。まずはバトン・ルージュに行く途中にある、ミシシッピ川沿いのサンフランシスコというプランテーションへ。プランテーションと言ってはいるものの、今ではその建物と広い庭だけで、農園はない。庭は大きな木々と青々とした芝生だけというシンプルなもの。ヨーロッパのように装飾を施した庭ではない。
サンフランシスコ邸は、19世紀に若いマーミリオン夫婦が建てたというもので、奥さんのルイーズはドイツ人。そのため、他のプランテーションとはちょっと違う趣があるようだ。外観も、たしかに想像していた荘園とは違う。とはいえ、これが最初に見る建物だから、どこがどう違うのか定かでないのだが、絵心のあった妻ルイーズの趣味を存分に取り入れた装飾が施されている。使用されている木材は、このあたりの湿地帯に生えているサイプレス(イトスギ)なのだが、それをオーク(樫)に見せようとして細工するなど、けなげな工夫の跡も見られる。
さて、そのルイーズ夫人だが、こんな田舎は嫌!とばかりに、年中にぎやかなニューオーリンズの街に出かけていたらしい。最後には行ったまま帰ってこなくなってしまい、夫は一人寂しく死んでいったそうだ。なんと気の毒な!愛する妻のために、豪華な屋敷を建ててやったというのに。(^^;
この屋敷の横には、奴隷小屋があった。個人的には豪華な屋敷よりも、こちらのほうが興味深かった。何の家具もない。ただ寝るだけの木造の粗末な小屋である。
サンフランシスコ邸のおみやげ店で、ルイジアナの州花マグノリアの香りのロウソク(蓋つきの瓶に入ったもの)を購入。マグノリアは日本にもある木蓮の一種だが、こちらは大輪の白い花。それをイメージするかのような乳白色のロクソク。
【後日談】:その場では、すごくいい匂いだと思ったが、帰国後、実際に火をつけてみると、ちょっとトイレっぽい匂いかも?と。やはりその土地だからこそいいのだというもののひとつだったかもしれない。
サンフランシスコを後にして15分ほどだろうか。次は映画「長く熱い夜」でも観たオークアレイへ。写真では、あの有名な樫の並木を嫌というほど見ているが、実際にそこに着いてみたら、その素晴らしさにため息が出た。強い日差しを遮る樫の大木の並木は、何百年という年月に渡り、そこを歩く人々に緑の涼しさを与えてきたのだろう。
ところで脱線するが、オークアレイに入る前に、ミシシッピ川の堤防に上って、川を見渡した。実は蒸気船デルタ・クイーン号が入っていると、ここに車を止めることはできないそうで、「今日は運良く入っていないので、ここからミシシッピ川が見れますよ」ということだったが、私としては、歴史的記念物であるデルタ・クイーン号をぜひ見てみたかったなと残念に思った。私にとっては運が悪かったことになる。
さてオークアレイでは、まず昼食をとった。すでに用意されているので、好みも何もないわけだが、メニューはサラダ、シュリンプ・クレオール、ブレッド・プディング、アイスティーである。これがまたレストランで食べるといった雰囲気ではなく、いかにも家庭料理を味わっているかのような暖かな感じのおいしいお料理だった。私の中では、ガンボ・ショップのクロウフィッシュ・エトゥフェと甲乙つけがたい。
デザートのブレッド・プディングは、甘いし量が多いせいもあったが、皆残していた。でも実のところ、甘いものの嫌いな私でもおいしいと感じ、できれば全部食べたかったくらい。でも、「こんなに甘いもの、食べられない!」と、北海道の人たちが言い出し、無言のうちに「だから太るんだよ」と言われている気がして、残さざるを得なかったのだ。悔しい!でも、暑かったし、アイスティーは何杯もお代わりをした。
昼食が終わってから、いよいよお屋敷の中を見学。サンフランシスコでもそうだったが、ここでも長くてふんわりしたフープスカートをはいた女性が説明をしてくれる。
ここで不思議だと思ったのは、ベッドや椅子などのサイズが小さいこと、テーブルの高さが異常に低いことだ。そして建物全体もこじんまりしたサイズである。これはサンフランシスコも同様。なぜなのかと尋ねたところ、昔のアメリカ人は小さかったのだと言う。たぶん私にはちょうどいいくらいのサイズだが、現在のアメリカ人には、まるでおもちゃのように見えるのではないだろうか。
映画「長く熱い夜」で使用された部屋も見た。全くあのままである。しかし、あとでおみやげ店に行ってみると、その部屋で撮られた幽霊の写真のポストカードが売っていた。さもありなん。この屋敷に入った時から、私は何か奇妙な感じがしていたのだ。
とある部屋の前の椅子にじっと座っていた、古びた黒いスーツを着たおじいさん。あれは本物だったのか?この暑いのに、黒いスーツというのも奇妙だが、家具には触ってはいけないということになっているのだから、座るなんてもってのほかじゃないの?
さらに、この屋敷の2代目の持ち主のお墓を見に行き、その正面に立った時、体にビビっと電流が走り、これはなんなの?と思っていたのだ。けして不気味ではないのだが、何とも奇妙な感じがした。たぶん、あそこにはいるだろうな。ゴーストが。
屋敷の中の見学のあと、自由に庭を散策。年月を経た樫の大木は、それだけで賞賛に値する。初代の持ち主が結婚するにあたり、妻が気にいるだろうと思って、この樫の並木のある土地を購入したそうだ。ということは、ここの樫の木は、屋敷よりも古いということである。何ともロマンチック。その一方で、奴隷売買の跡があり、当時売買されていた奴隷の値段が書いてあったりして、そうした多くの魂が、その木々に宿っているのではないかとさえ思えた。
帰り道は特になにもないので省略。
ホテルに戻ったところで、まゆみさんが部屋に来た。その時、窓の外を見たまゆみさんが、「正面の建物は小泉八雲が住んでいた家ですよ」と教えてくれた。八雲がこのホテルの近くに住んでいたことは知っていたのだが、まさに私たちの部屋の真向かいの建物だったとは!
しかし、今やそこはストリップ劇場である。夜になるとけばけばしいネオンがつき、イカした半裸のオネイチャンが店の前に立っている。場合によっては、ステージまで見えるときがあったりして・・・。にしても、八雲が住んでいた時と同じなのだろうから、あの窓から八雲もこちらを見ていたんだろうかなどと思うと、ちょっとドキドキ。熱狂的な八雲ファンでなくて残念。
さて、本日の夕食だが、まゆみさんに薦められたディーニーズに行った。ここもケイジャン料理、シーフード料理である。生カキ、クロウフィッシュ・エトゥフェ、スタッフド・クラブ、DIXIEビールと、私ったら毎日ザリガニかエビを食べてない?ってくらい、同じようなものを食べている。昼食もエビだったわけだし。レパートリー増えなくてすみませんて感じだけど、エビ類が好きなので、仕方がない。
しかし、ここはあまりおいしくなったのでがっかり。ガンボ・ショップも、特においしいということではないのだが、この手の料理のジャンルで、ニューオーリンズ中では一番おいしいということになるんだろうなと思った。しかし、まゆみさんの名誉のために言い添えておくと、ディーニーズは「バーベキュー・シュリンプ」がお薦めだと彼女は言ったのだ。それをすっかり忘れていた。
生カキと付け合せのサラダ、ゆでた皮の赤いジャガイモはおいしかったのだが、メインの料理が今いち。しかも量が多い。クロウフィッシュ・エトゥフェなんて、食べても食べても減らない。ザリガニ何匹使ってるんだろう?と思うほど。やっと深さにして1センチほど減ったところでギブアップ。
思えば、隣の老夫婦が食べていたのがバーベキュー・シュリンプだったに違いない。アポロ13号は、「あれが食べたい」と言っていた。あれ、食べればよかったね・・・。
食後、今日こそは音楽を聴きに行こうと、街を歩き出す。ニューオーリンズでは店のドアは開放されているので、外からでも十分聴けるのだが、せっかくここまで来て、そういう店に一度も入らないというのも何だよねと。それも、ロック系やZYDECO(ザイデコとかザディコとかいう)は毎日聴いているが(なんたって、毎朝「ジャンバラヤ」で起こされるのだから)、そもそもイメージしているジャズやブルース、ラグタイム、デキシーなんかを聴いてない。
というわけで、まずはジャズを聴きにメゾン・バーボンへ。出演中のジャミール・シャリフは、映画「RAY」で、レイ・チャールズのバックでトランペットを吹いていた人。ちょっとエディ・マーフィーっぽくて、スマートでカッコいい黒人だ。歌も上手い!かなり気に入った。ジャミールに、「どこから来た?」と聞かれたのが嬉しかった。
次はファンキー・パイレーツで、巨大なハリケーンのグラスを抱えながら、R&Bを聴く。ここはすごかった!ビッグ・アル・カーソンというニューオーリンズでは有名なR&Bの歌手が出ていたのだが、小錦の倍くらいありそうな巨漢。しかし、その巨体に響く歌声は素晴らしく、しかもぜひ聴きたいと思っていたゴスペルまで歌ってくれたので、大感激。ゴスペルは、日曜日に教会に行かなくては聴けないと言われており、なのに日曜日にはニューヨークに移動するので、だめかと諦めていたところだったのだ。
クレイジー・コーナーというロックの店に入った時は、時間もかなり遅くなっていたが、街の中はまだ人がいっぱい。皆朝まで楽しもうという魂胆なのだろう。そのおかげで、私たちのホテルの部屋は騒音が鳴り止まないということになるのだが。
※17412歩
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| 2005年06月09日(木) ■ |
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| ニューオーリンズ終日自由行動 |
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<第三日目>
11:30 起床 13:00 昼食(ピザ&ダイキリ・バー)
ジャズ・バー→ラフィットの鍛冶屋→フレンチ・マーケット&ファーマーズ・マーケット→ムーン・ウォーク→カフェ・デュ・モンド→郵便局
17:30 ホテルに戻る 20:30 夕食(Felix's Seafood)
本来なら、今日スワンプに行く予定だったのだが、ツアーが満員だというので、日程を変えたため、終日自由行動となった。
昨日、まゆみさんに「ストリート・カーで、ゆっくりガーデン・ディストリクトを回るといいですよ」と言われていたのだが、起きたらもうお昼だったので、その気力なし。部屋でタバコが吸えないので、まずはプールサイドに下りていって、一服することから1日が始まる。ホテルの朝食ブッフェは終わってしまっていたので、とりあえずお昼ごはんを、と外に出る。天気良し。今日も暑い。
2日続けてケイジャンだったから、今日はピザにしようと近くのピザ&ダイキリ・バーに行く。ピザ&ダイキリ・バーというのは固有名詞ではない。そこら中にある、ピザとフローズン・カクテルを売っているファースト・フードの店。お腹が空いていたので、どこでもいいやと、ホテルから数軒先のこぎれいな店(ニューオーリンズでは店は皆古めかしく、新しいこぎれいな店というのは珍しい)に入ったのだが、ここのピザはものすごくおいしかった!
ペロリと平らげてしまい、もう一切れ(アメリカの一切れは大きい。食事として一切れずつ売っているのだから、それなりの大きさ)食べられそうなくらいだったのだが、ちょっと我慢。ほかにフローズン・ハリケーンを頼んだら、日本のラージサイズの紙コップよりも大きいコップで出てきてしまったので、それを飲まなくてはならなかったからだ。
ガーデン・ディストリクトの散策は諦めたが、フレンチ・クオーター内でもまだ見たいところがたくさんあるので、行く場所には事欠かない。上に書いた以外にも、あちこち回った。しかし、またしてもにわかに雲が出て、大粒の雨が降り出した。傘をさしてもずぶ濡れになりそうなので、近くにあったジャズ・バーに非難。ここも古めかしい店。バーボンの水割りを飲みながら、雨が上がるのを待つ。ハリケーンといい、バーボンといい、ニューオーリンズでは昼も夜もなくお酒だ。自然にお酒を頼んでしまうといった雰囲気だから仕方がない。
大雨の中でも、観光用の馬車は休まずカポカポ通っていく。あれを引いているのは馬ではなく、ラバなのだそうだ。ラバって、結構大きいんだと思った次第。彼らの悲しげな目を見ると、なんとなく気の毒になって、私はどうしても乗れなかったのだが、馬車で行くフレンチ・クオーターも、雰囲気があっていいんだろうな。あとで、騎馬警官を見たが(カッコイイ!)、本物の馬はもっと大きく体が引き締まり、精悍な感じだった。顔もハンサムだし、足も長い。
雨も上がり、そのままバーボン・ストリートを歩いていくと、有名なラフィットの鍛冶屋があった。ここも今はバーになっているのだが、今しがたハリケーンとバーボンを飲んでしまったので、中に入るのは断念した。
そこからぶらぶらとミシシッピ川のほうに行き、昨日行ったファーマーズ・マーケットとフレンチ・マーケットで買い物をする。ここで元祖パット・オブライエンズの「ハリケーンカクテル・ミックス」を購入。これをラムに混ぜるだけで、即席「ハリケーン」の出来上がりだそうだ。日本に帰ったら、どん底で作ってもらおう。
マーケット近くのキャンディ・ストアに入ってみたところ、甘そうなものがいっぱい。プラリネが南部の名物というのは知っていたが、もともと甘いものが好きではない上、暑さで買う気も起こらず、たまたま目に入ったハリー・ポッターの百味ビーンズ(新フレーバー、ミミズ味入り)を買う。
それから川沿いのムーン・ウォークへ。目の前には大きな客船、後ろには延々と続く貨物列車を見ながら散歩。暑いです。暑いです。マジで焼けちゃいました。それでも、対岸には緑があるので、いくらかミシシッピの雰囲気を味わえた。
そろそろお昼に食べたピザも消化した頃なので、一路カフェ・デュ・モンドへ。もうこれはニューオーリンズに行ったらお約束でしょってくらいに有名なカフェだが、飲み物は何種類かあるものの、食べるものはあの「ベニエ」しかない。四角いドーナツである。しかも粉砂糖がたっぷりかかっている。それとチコリ・コーヒーのカフェオレを注文したのだが、甘そうだなあ・・・と思ったものの、揚げたてなので、モチモチとしておいしい。カフェオレもおいしい。おいしいけど甘いので1個しか食べられない。残念!
カフェ・デュ・モンドを出たところで、黒人のミュージシャンがサックスを吹いていた。写真を撮ってもいいかと尋ねると、快くOKしてくれたが、日本から来たと言うと、いきなり「スキヤキ・ソング」を演奏し始めたので、思わず苦笑。これもサザン・ホスピタリティなんだろうとは思ったが、ニューオーリンズで「上を向いて歩こう」を聞くとは!
その後、郵便局でポストカードを出したりしながら、またぶらぶら歩いてホテルまで戻る。プールサイドで一服。とにかくプールサイドへ直行というのは、何も言わなくても、今や暗黙の了解。ほっと一息。ニューオーリンズの日の出もきれいだが、夕方の倦怠感みたいなものもいい感じではある。庭に植えてある植物に撒かれている水に涼しさを感じる。
ちなみに観光客の多いフレンチ・クオーターでは、場所によって夜は車は通行禁止となる。明け方になり、人っ子一人いなくなると、ゴミの収集車と道路清掃の車のみ通行可能になり、音楽の騒音がやんだと思うと、そういった車の働く音が響いてくる。
さて今日の夕食は、アクメ・オイスター・バーの斜め前にあるフェリックスズ・シーフードにて。ここもアクメと同じようなメニュー。まずは生カキを半ダース。カキの上にほうれん草とホワイトソースをのせて焼いたオイスター・ロックフェラーを1ダース。それからカメのスープにケイジャン・サンプラー・セット(クロウフィッシュ・エトゥフェ、ジャンバラヤ、レッドビーンズ&ライス)、そしてDIXIEビール。
アポロ13号は、アクメよりこちらのカキのほうがおいしいと言う。というのも、カクテルソースを自分好みに自由に作れるからだろう。カキそのものは、それほど差があるわけではないと思う。でも、クロウフィッシュ・エトゥフェは、ガンボ・ショップのほうがおいしい。ガンボ・ショップに行列ができるのも、なるほど納得だなという感じ。
いかにも人のよさそうな黒人のおじさんのウェイターがいい味出していたのだが、私たちのテーブルは、他の人の担当になってしまった。それでもアクメのウェイトレスよりは数倍良かったが。何と言っても、ここはタバコが吸えるのが良かった。リラックスして食事することができた。
そこからの帰り、バーボン・ストリート沿いのストリップ劇場のバルコニーから、マルディグラ・ビーズを投げている光景にぶつかる。そして、運良く私もビーズをもらうことができた。ビーズそのものは土産店でみているのだが、実際に投げてもらうと、これがマルディグラ・ビーズか!と感激する。
※15025歩
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| 2005年06月08日(水) ■ |
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| ニューオーリンズ市内半日観光 |
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<第二日目>
5:30 起床 7:30 朝食(バーボン・カフェ) 10:00 市内半日観光ツアー出発 13:30 昼食(ジョニーズ・ポーボーイズ) 14:30 ナッチェス号乗船 16:30 買い物 18:00 ホテルにいったん帰る 21:00 夕食(アクメ・オイスター・バー)
疲れていたはずなのに、4時間しか眠れず、5時半に起床。ホテル内のバーボン・カフェで朝食(ブッフェ)。朝食はもちろん 「グリッツ」 でしょう!グリッツは、私が南部に憧れた原点とも言える食べ物。以前にバハマでグリッツを食べてから、本場のグリッツを食べることを夢見て、今まで生きてきたといっても過言ではない。
で、その本場のグリッツに、かりかりベーコン、スクランブルエッグ、ハム、ハッシュド・ポテト、ビスケット(KFCにあるようなやつ)、トースト、ヨーグルト、コーヒーと、ダイエットのことなど一切念頭に浮かばず、たらふく詰め込んでしまった。ここに書いた典型的な南部の朝食とされるものは、すべて美味しかった。しかし当のグリッツは、あれ?という感じ。いや、おいしくないわけじゃないのだが、バハマで食べたもののほうが美味しかったぞ・・・なぜ???ま、店によっても作り方の違いがあるらしいので、機会があれば他でも食べてみよう。
そしてコーヒー。ニューオーリンズのコーヒーはおいしいという話だったが、たしかにおいしい。私はコーヒーはあまり好きではなく、どちらかと言えば紅茶派なのだが、その私がおいしいと思った。ラスベガスのカプチーノも美味しかったが、ニューオーリンズのは薄めのコーヒーで、非常に好み。これがいわゆる「アメリカン」なのか、と。
さて、今日の目玉は市内観光。自分で回っても、そう大変ではなさそうなのだが、手っ取り早くオプショナルツアーで主なところに連れて行ってもらうことにした。それに、ニューオーリンズを舞台にした小説によく出てくるポンチャートレイン湖にも連れて行ってもらえる。ここまで行くのは、車がないと結構大変そうだ。
ツアーの道順はあらかじめ決まっているのだが、今日も私たちだけだったので、「アン・ライスの家が見たい」とリクエストをする。そのため、ガーデン・ディストリクトのファースト通り1239番地に直行。実はバーダマン先生の本には2239番地とあったのだが、正しくは1239番地だった。あとで写真も公開したいと思うが、「豪奢な邸宅」と聞いて、どんな立派な家なんだろうと思っていたのだが、予想外に小さかった。それでも自分の住んでいる家を考えれば、天と地ほどの差はあるが。
というのも、ニューオーリンズでは通りに面したところが広ければ広いほど税金が高くなるのだそうだ。だから、正面からは見えない後ろのほうにお屋敷が広がっているらしい。邸宅もそうだが、庶民の家もショットガンハウスと言って、さらに間口が狭く後ろに長いつくりになっている。
アン・ライスの家の付近で、いくつかのお屋敷を見、マグノリアの花を観察し、「葛」はどれだ?と探しながら、しばし過ごした後、街中をあれこれ見物しながらポンチャートレイン湖のほうに向かう。ポンチャートレイン湖には、全米一長いコーズウェイ・ブリッジがかかっているのだが、今日は橋は渡らず、レイクサイドで眺めるだけに留まった。にしても暑い!
その後、シティ・パーク、セントルイス墓地(3)、フレンチ・マーケット、ファーマーズ・マーケット、ジャクソン広場、全米一古いカトリック教会セントルイス大聖堂などを見て、フレンチ・クォーターに戻る。シティ・パークで、これぞスパニッシュ・モスという光景を見て、ああ、南部だと思いを新たにした。触ってみると、以外にもちゃんとした植物という感じで、写真で見ていたときにイメージしていた、枯れたようなふわふわ感はなかった。途中で、「ニューオーリンズには雨が多い」と、ジェームズ・リー・バークの 『ネオン・レイン』 の出だしの文句をつぶやきながら、まゆみさんにスーパーマーケットに案内してもらい、折り畳み傘を購入しておく。その時にはまだカンカン照りの上天気だったのだが・・・。
午後はミシシッピ川の蒸気船ナッチェス号に乗るべく、まゆみさんに乗り場を教えてもらい、これもまゆみさんに教えてもらったポーボーイサンドがおいしい店、ジョニーズ・ポーボーイズで昼食。シュリンプ・ポーボーイとDIXIEビールを飲む。このDIXIEビールはニューオーリンズの地ビールで、ジュリー・スミスやジェームズ・リー・バークの小説にも頻繁に出てくる。ニューオーリンズの気候に合った、おいしいビールだ。
昼食後、にわかに雲行きが怪しくなり、派手な雷が鳴り出した。私たちが乗ったナッチェス号は、雷雨の中を出航したのだった。しかし、夢に見たミシシッピ川は、今では両岸とも工場地帯になっており、描いていたイメージとは全然違って、ちょっとがっかり。ニューオーリンズは世界的な港でもあるから、これは仕方のないことなのだが、イメージしていたミシシッピ川を体験したければ、ミシシッピ州より上にいかなくてはならないのだろう。バーダマン先生の本にもあるように、「安全に川面を移動するだけ」というわけだ。しかし、「暴れ馬ミシシッピ」の名前は嘘ではないなと思えるほど川の流れが早く、落ちたら絶対に助からないだろうと思った。実際に、対岸まで泳いで渡ろうとする人がたまにいるそうなのだが、誰一人として、渡りきった者はいないとのこと。
途中で雨も上がり、気温はさらに上昇。下船後、近くの古本屋を見たり、郵便局に寄ったりしながらホテルまでぶらぶらする。とにかく暑い。
ホテルで少し休んだ後、夕食にアクメ・オイスター・バーに行き、生カキを1ダース、キャットフィッシュ&オイスターのフライを食べる。アクメは有名なので、店の前には行列ができている。私たちもそこに並んでいたのだが、目の前にニューオーリンズ警察(ジェイムズ・リーバークのデイヴ・ロビショーも、ジュリー・スミスのスキップ・ラングドンもニューオーリンズ警察だ)のオートバイが停まっていたので、写真を撮ろうとカメラを構えていたところ、お巡りさんがやってきたので、ドキっとした。ところが、そのお巡りさんが親切な人で、「バイクに乗って写していいよ」と言ってくれ、まんまとニューオーリンズ警察のバイクに乗って走っているかのような写真を撮れたのだった。これがサザン・ホスピタリティなのかなあ?などと思い、嬉しかった。
けれども、アクメのウェイトレスの態度が非常に悪く、一体何を怒ってるの?てな態度で、勝手にビールはこぼすし(断じて私たちのせいではなく、乱暴に扱って自分でこぼして、勝手に腹を立てているのだ)、横柄だし、せっかくの料理も美味しくなくなった。アクメには二度と行かないぞ!と決める。どんなに料理が美味しくても、要は人なのだ。
そのカキだが、日本のカキとは種類が違うようで、濃厚なまったりとした味。それにカクテルソースをかけて食べるのだが、もともとカクテルソースが好きな私。さらにホットソースもかけていいとなれば、ごきげんなはずなのだが、やっぱりウェイトレスの態度が気にいらなくて、美味しさは半減。フライは、これも日本のカキフライとは違って、とうもろこしの粉をつけて揚げてあるので、食感が全然違う。ソースがないので、塩味だけで食べる。初めて食べたナマズは、なかなかおいしかった(ウェイトレスの態度を差し引けば)。
アクメを出た後、今日こそはハリケーン・カクテルを飲むぞ!と意気込んで、ダイキリ・バーに入ってみた。ハリケーンは、元祖であるパット・オブライエンズで、と思っていたのだが、元祖だからおいしいわけではないと言われ、さらにニューオーリンズのバーにはどこにでもあるということだったので、手近のバーに入ったのだが、出てきたものは赤くもないし、やけにそっけない。ここのは赤くないんだ・・・と思いながら、ストローを差して飲んでみたところ、げ!ビールじゃん!「ハリケーン」を頼んだはずが、出てきたのは「ハイネケン」だったのだ。超ショック!ストローなんか差して赤恥!
そうそう、書くのが遅くなったが、今回英語がまるで聞き取れない。これが「南部訛り」っていうやつですか、と愕然とした。これじゃ、普通に英会話を勉強していても無駄だ。それに早口だし、切れ目がないので、何を言っているのか全然わからない。ある程度予測の付く会話ならまだしも、急に何か言われると、全くわからない。9年もニューオーリンズにいるまゆみさんでさえ、わからない時があるというのだから、初めて南部に行った私たちにわかるはずもないじゃないかと開き直ってはいたのだが、「ハリケーン」が「ハイネケン」になったときは、マジで悲しかった。
※21323歩
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| 2005年06月07日(火) ■ |
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| ニューオーリンズ&ニューヨーク10日間の旅 |
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●写真も含めた旅行記は、また別に作る予定です。
<第一日目>
東京発→ヒューストン→ニューオーリンズ
11:42 成田エクスプレス 12:52 成田着 14:00 チェックイン 15:35 成田発 ‖ 11時間(機内食3回) ‖ 13:35(現地時間) ヒューストン着 15:35 ヒューストン発 16:50 ニューオーリンズ着
出発前に頼んでおいたサングラスを受け取りに行き、そのまま新宿駅へ。最初からバタバタ。今回旅行を決める前に、ヒューストンにはぜひ行きたい!と思っていたので、乗り継ぎがヒューストンで、とても嬉しい。
ところで、今度から指紋と顔写真を撮るから早めに行ってくださいと言われていたが、それをしたのはアメリカに入国するとき。つまりヒューストンでやったわけで、成田に早めに行っても意味がなかったことになる。
この旅行で何が楽しみって、ヒューストンに行くことを楽しみにしていたので、外には出られないものの、空港内でNASAグッズを買い漁った。ちなみにここはテキサス。カウボーイは?と周囲を見回したが、それらしき人物は一人もいなかった。テキサスにはカウボーイがあふれていると思ったのは幻想か?ともあれ、空港には全然いなかったので残念。今年の10月には、ヒューストンでコーマック・マッカーシー協会の集まりがあるのだが、まさかそれに出席できるとも思えないので、テキサスのカウボーイに会う機会は、当分の間ないだろう。
さて飛行機を国内線に乗り換え、1時間ほどでニューオーリンズに到着。ヤマグチ・トラベルのまゆみさんとビクターさんに出迎えられる。ハワイなんかだと団体で待っていたりするのだが、ここではどうやら私たちだけだ。この後、各種オプショナルツアーも、プランテーションツアーを除いて、ずっと私たちだけだった。専用の車&通訳&ガイドつきといった感じで、非常に良かった。二人ともとても親切で、見知らぬ土地での不安もなく、有難かった。ヤマグチ・トラベルお薦めです。
【余談】:ヒューストンからの飛行機で隣の席に座った、ブロンドの逆毛を立てたドリー・パートンのような女性がペーパーバックを読んでいたのだが、何を読んでいるのかな?と探ってみたところ、ジュード・デヴローだった。なるほど、似合ってる。てことは、私が読んでるノーラ・ロバーツの 『Midnight Bayou』 も「似合ってる」と思われるんだろうか?と心配になる。ノーラとは相性が良くないのだが、これはたまたまニューオーリンズを舞台にした小説なので、持ってきただけなんだけど。
機内から見下ろしたニューオーリンズの風景は、まさに湿地帯の中にあるといった感じ。空港に降り立つと、湿った熱気がからみつく。やっぱり暑い。でも数日前まではそうでもなかったらしい。急に暑くなったとのこと。
ホテルはフレンチクォーター内バーボンストリートのラマダプラザ・イン・オン・バーボン(以降ラマダホテルとする)だったが、禁煙の部屋しか取れず、意気消沈。20時間くらいタバコを我慢していたので、これにはいたく失望した。吸えるのは、プールのある中庭と街中だけらしい。まゆみさんが、「5泊もするのだから」とがんばってくれたのだが、フロントのベトナム人のような女性が無表情に頑として受け付けず、どうにもならなかった。日本人だからって、差別してるのか?といきなり被害妄想に襲われる。
さらに、部屋はニューオーリンズで最も賑やかなバーボン・ストリートに面しており、噂どおりの騒音(のちに、ここでさえも天国と思えるようになるのだが)。ともあれ、ジュリー・スミスの本に「ニューオーリンズの水を飲んではいけない」と書いてあったので、ミネラル・ウォーターなどの雑貨を買いに出かける。
買い物をしがてら、街を散歩。通りは、ビールと葉巻と生ごみが混じったような匂い。立ち並ぶ土産店には、マルディグラ・ビーズや仮面、Tシャツ、ホットソースなどが溢れている。フレンチ・クォーターは狭いので、プリザベーション・ホールやパット・オブライエンズなどの有名店がすぐに見つかった。
街中に音楽が溢れ、すでにみんなお酒を飲んでいる。暑いし、匂いもけしていい匂いではないのに、なぜか皆楽しそうだ(これもあとで、なぜ楽しそうなのかが理解できるようになる)。ヨーロッパ的な古めかしい建物とは対照的に、なぜかロックが大音量で演奏されていたりして、ラグタイムやデキシーのような曲が流れているのかと思っていたので、ちょっとびっくり。
建物は、美しいと同時に不気味さも兼ね備えており、ちょっと暗がりに行くと、たしかに幽霊や吸血鬼が出てきそうな雰囲気ではある。プリザベーション・ホールの前に「ゴーストツアー」の集合場所があったので、よほど申し込もうかと思ったが、ツアーに参加しなくても、十分雰囲気は味わえるといった感じ。
夕食は、行く前から決めていたガンボ・ショップ。シーフード・オクラガンボとクロウフィッシュ・エトゥフェを食べる。クロウフィッシュとはザリガニのことで、これは非常に「まいう〜!」だった。ガンボはいろいろな具が入ったトマト味のスープに、オクラでとろみをつけたものだが、予想していたより意外性はなかった。でも、この手のケイジャン料理店には必ずホットソースが置いてあるので、個人的には非常に好み。思ったほど量も多くはなかったが、フランスパンが丸ごと1本ついてくるので、十分にお腹は膨れる。
すでに24時間以上寝ていないので(飛行機では寝れない人)、夜の探索に出かける気力もなく、ホテルのプールサイドで一服して早々に寝る。ああ、ベッドだぁ〜!表の通りはうるさいし、タバコは吸えないしという状況であるにも関わらず、ベッドはふかふかで、枕もちょうどいい感じだったので、すぐに熟睡・・・・・とうとう南部に来たんだと思いながら。
※16320歩
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| 2005年06月06日(月) ■ |
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| アラブとイスラエル(7) |
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<7>パレスチナ紛争(両大戦間期)
◆アラブ・イスラエル紛争史観
・アラブ(イスラエルの存在否認)派 ・イスラエル(イスラエルの存在是認)派 ・日本で出版された関係図書(圧倒的にアラブ派)著者の系譜 �.ぅ好薀犖Φ羲� �⊃景梗卉翕貽断桧� ��左派系民間人
◆アラブ・シオニスト並行活動期(第一次大戦期まで)
◆アラブ・シオニスト和解・統合の可能性
��1908年:青年トルコ党革命 ��1913年:パリでのアラブ会議 ��1914年後半:反トルコ的立場で、アラブ側リーダーの一部がユダヤ人に接近 ��1917年末:バルフォア宣言 ��1919年1月3日:ファイサル、ワイズマン協定合意 ��1925年:ベリット・シャローム設立 ��1942年:イフード(統一団結)の誕生
◆アラブ・イスラエル(シオニスト)紛争の時代区分
第一期(1920年〜1947年、イギリス帝国内の問題、30年代半ばからアラブ諸国介入) 第二期(1947年〜1950年代半ば、国連対応期) 第三期(1950年代半ば〜1980年代、米ソ対立期) 第四期(1990年代以降、アメリカの一極支配期)
◆紛争第一期
※今日から、アラブとイスラエルの紛争の問題に入った。近藤先生は、上記の基準から言えば(イスラエルを認めるという意味で)、イスラエル派だそうだ。私だって、イスラエルという国があるんだから、と認めているわけだから、イスラエル派になるのかな?<あまり深く考えていない。(^^;
さて、今日は授業の後に懇親会があった。お茶とサンドイッチという真面目な(?)会だったが、日時、場所を決めるのも先生、予約を取るのも先生、代金を集めて支払いをするのも先生というわけで、これまでそうした経験がなかったので、非常にびっくりした。しかも、とうに70歳も越えている先生なので、普通なら何もせずにふんぞり返っていてもいいはずだが、まめに世話してくださるので、有難いやら、申し訳ないやら。
文学のクラスと語学のクラスもまるで雰囲気が違ったが、政治学のクラスは、また一段と違いが激しい。それぞれのクラスが、全然違う人種のように感じる。興味の対象が違えば、話の内容も違うのは当然だが、歴史や政治に疎い私は、ただ寡黙になるのみ。先生には、いつも小学生のような質問ばかりしているのだが、こんな私を馬鹿にせず、ちゃんと答えてくださるのも有難い。あとで、あんな質問をするはずじゃなかったと赤面する羽目に陥るのだが。
帰り際、先生から「アメリカには気をつけていってらっしゃい」と声をかけていただき、とても恐縮した。ちなみに、近藤先生の専門分野はイギリス。後期は、イギリスの政治についての講義があるらしい。早くも、後期の授業も取ると決めている人が多い。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『アメリカ南部―大国の内なる異郷』/ジェームス・M. バーダマン (著), James M. Vardaman (原著), 森本 豊富 (翻訳) 新書: 249 p ; サイズ(cm): 18 出版社: 講談社 ; ISBN: 4061492535 ; (1995/06) 出版社/著者からの内容紹介 「古き良き」大農園文化(プランテーション)。一方に、過酷な生活から花開いた黒人文学や音楽。合衆国史を重層的に彩り、今なおアメリカの深奥に生きる「南部(ディクシー)」世界。
メンフィスの夜――4月3日の夜、キング牧師は講演の中で、「私はもう山頂に到達したが、モーセのように「皆と一緒に約束の地に行くことはできないかもしれない」と暗示的なことを述べた。その講演は、皮肉にも翌日に起こった彼の運命を言い当てていた。ロレイン・モーテルの2階のバルコニーで、キング牧師はジェイムズ・アール・レイの凶弾に倒れた。全米はおろか、全世界で名の知れ渡っていた公民権運動家の暗殺の知らせは、全米を駈けめぐった。公民権運動の偉大な指導者が凶弾に倒れたという悲報を受けて、全米各地で暴動が発生した。私のいたローズ大学(Rhodes College)では、学生はダウンタウンに出かけないように申し渡された。そして、メンフィス市全域に夜間外出禁止令が出された。大学寮の窓の外を、武装した兵を乗せた軍の搬送車が通り過ぎで行ったときのことが、今でも鮮明な記憶として甦ってくる。幸いにメンフィスでは、大きな騒動は起こらなかった。しかし、公民権運動を推し進めていた人々の表情は、明らかに深い落胆のそれであった。――本書より
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| 2005年06月05日(日) ■ |
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| ハリポタ新作あわや流出 |
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◆倉庫から盗んだ男2人を訴追─朝日新聞(ロンドン=稲田信司)
世界的ベストセラー小説「ハリー・ポッター」の発表直前の最新作2冊を保管先の倉庫から盗み出し、英大衆紙サンに高値で売りつけようとした男2人が4日、盗みなどの罪で訴追された。英BBCなどが報じた。
盗まれたのは、7月中旬に発表される 「ハリー・ポッターと混血のプリンス(仮題)」 。シリーズ第6作だ。
倉庫で警備員をしていた19歳の男が本を盗み、37歳の男と共謀して、英大衆紙サンに5万ポンド(約980万円)で売りつけようとしたとされる。同紙は警察に通報。男2人が記者らと接触した現場で警察官に取り押さえられたという。
●ハリー・ポッター新作盗み男ら2人訴追─nikkansports.com
明日は図書館が休みなので、今日中にビデオを返却しなくてはならず(ビデオは返却ポストに入れられないので)、読書中だったジュリー・スミスの 『死者に捧げるジャズ』 を途中でやめざるを得なくなった。本はポストに返せるから明日でもいいのだが、明日は学校があるし、歩いて帰ってきてから、また図書館に行くのはしんどい。なにしろ、あさってからアメリカなんだから。
ジュリー・スミスのニューオリンズものは結構気にいっていたので(実在の店などがたくさん出てくるのでガイドブックみたいだし)、途中でやめるのは非常に残念。そんなわけで、気になることや、心残りになってることがいろいろあるんだな、今回は。いろいろ準備しているのに、そういうことが何もクリアにならない。自分の力ではどうにもならないことばかりなので、仕方がないと諦めるほかないのだが。ま、せっかくなので日本のことはすべて忘れて、思いっきり楽しみましょう!だ。
にしても、夫婦で旅行ってのは、どうも妻にとって不公平な気がする。細かいものを用意するのも妻。身の回りの必需品をあれこれ持っていくのも妻。出かける間際まで、ご飯の心配をするのも妻。旅行中のゴミの処理を慮って、何日も前から計画的にゴミを出すのも妻。旅行中、お金の計算などで始終頭を使うのも妻(夫婦で旅行の場合、お財布は3つ必要)。なぜかしゃべるのも妻。疲れて帰ってきても、洗濯物の山と格闘しなければならないのも妻。世間には、こういうのを全部やってくれる、まめなだんな様もいるんだろうけど。。。
何はともあれ、海外への旅行では、毎日ベッドに寝れるというのが一番楽しみな私。和室だろうか?洋室だろうか?と心配することもない。しばらくの間、体が痛くならないってことだけでも、ほっと一息。やっぱ、老後は海外でしょう!<そういうことか?
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| 2005年06月04日(土) ■ |
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| アメリカは暑いのか寒いのか |
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ニューオリンズは暑くて湿気が多く、ニューヨークは丁度いい季節と聞いているのだが、気候が変わるというのは荷造りが面倒だ。暑かったらどうしよう?寒かったらどうしよう?と、迷ってばかり。暑いところは冷房が効いてるだろうから、やっぱり長袖は持っていかなければとか、アムトラックは車内がものすごく冷えていて、毛布が必要らしいとか・・・。
今日読了した、ジュリー・スミスの『殺し屋が町にやってくる』は、真夏(8月)のニューオリンズが舞台。誰も彼もが、その暑さにうんざりしているようだ。じゃ、6月はどうなんだろう?雨は?傘はいるかな?宿泊するホテルにはコインランドリーがないようなので、洗濯しても乾かなかったらどうする?とか。
ちなみに、アポロ13号は南部には全く興味がなく、時差から気温、ホテルの設備、レストランやバー、観光スポットの道順まで、情報収集はすべて私の仕事になっている。そりゃたしかに私が南部に行きたいと言ってるわけなんだけど、興味を共有できてこそ、旅が楽しくなるってもんじゃないのかなあ?
で、文字からの情報収集は面倒だろうと思い、DVDを買ったり、せっせと図書館でビデオを借りてきてあげたりしているのだが、夕べなんかも、「真夜中のサバナ」を観ながら(私は二度目)、退屈だと言って、あっという間に高いびき。今回、ジョージアには行かないんだからいいんだけどさ・・・。
映画を観ながら、これがスパニッシュモスで、あれがアイアンレースで・・・と説明しても、そもそも興味がなければ、暖簾に腕押し。そんな時、ダメ押しのようにバーダマン先生や青山先生の本(写真入りのもの)を見せて、「これだ」と念を押す。そうしないと、向こうに行ってから、再度説明し直すという羽目にもなりかねない。百聞は一見にしかずだから、実際に見るに越したことはないけれど。
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『殺し屋が町にやってくる』/ジュリー・スミス (著), Julie Smith (原著), 長野 きよみ (翻訳) 単行本(ソフトカバー): 413 p ; サイズ(cm): 18 出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150016240 ; (1995/07) 内容(「BOOK」データベースより) 「関係者諸君、おれはついに帰ってきた。さっそく2人殺したが、おれはけっしてつかまらない」70年以上も前、斧を使って残虐な殺人を重ね、ニューオリンズの街を震撼させたアックスマン。その悪名高き殺人犯の名をかたった大胆な犯行声明に、刑事たちはいっせいに色めき立った。折りしも殺人事件が2件起きたばかりで、いずれの現場にもアックスマンの頭文字Aが書き残されていた。特別捜査班の一員に抜摺された新米の女刑事スキップ・ラングドンは、被害者の2人が依存症の自主治療会に参加していたことを知る。はたして犯人はメンバーの1人なのか。さまざまな過去を持つ人々が織りなす複雑な人間関係から、スキップが見出した意外な真相とは。前作『ニューオリンズの葬送』でアメリカ探偵作家クラブ賞を受賞した著者が、エキゾチックな古都に秘められた悲劇を情感豊かに描きだすシリーズ第2弾。
※画像は原書 『The Axeman's Jazz (Skip Langdon Novels)』
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| 2005年06月03日(金) ■ |
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| 外貨両替とサングラス |
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今日は外貨両替をしに東京三菱銀行に行き、機械で千ドル分のパックを出したところ、中身が全部百ドル札だったので、小額紙幣に両替してくれるように言ったら、ダメとのこと。外貨はバラでは扱っていないと。しょうがないので、別の両替所に言ってお願いしてみたが、そこもダメ。なんて融通がきかないんだろう!前は窓口でできたから、何ドル札がいいか指定もできたのに。
にしても、百ドル札しか入っていないなら、そう明記しておくべきじゃないの?百ドル札なんか、身分証明書を見せたり、サインしたりで面倒くさくて使えないっての。そりゃ、何百ドルもの買い物を一度にするならともかく、とりあえず小額紙幣がなきゃ、チップも払えない。
というわけで、かなりむかつきながら、次はサングラスを作りに行った。サングラスを持っていないわけじゃないが、度入りのものを作ろうと思って。すると、「出来上がりは1週間後です」と言う。それじゃ間に合わないよぅ〜!意味ないよ〜!普通の眼鏡なら、その日にできるから、そんなにかからないと思ったのに。何とかお願いして、出発当日の朝、ギリギリで受け取れるようになった。ともあれ銀行とかと違って、融通が利いたので助かった。
ついでに靴屋に行って、サンダルも購入。最近思うんだけど、小売店の店員って、みんなアルバイトなのかもしれないが、何も勉強してないんだなと。売ることばかりに必死で、商品の正しい知識がない。似合っても似合わなくても、サイズが大きくても、何でも「いい」と言う。サンダルは、ちょっとでも大きかったらみっともないんだよと言ってやったけど。お客さんのこと、何も考えてないでしょう、あんた!って感じ。
それに、いい年をしたおじさん店員が、「まだ新人なのですみません」などと言う。新人だろうがアルバイトだろうが、買うほうには関係ないのだ。そんなことを口にしてはいけないということを教わっていないんだろうかと、激しく憤る。わからなければ、いい加減なことを言わずに、慣れた店員を連れて来いっての!
その点、百貨店などはそれなりに高いけれど、定期的に試験もあるし、サービスに対する教育がちゃんとされている。アルバイトでもそれは一緒だから、安心して買える。店員が勉強していない店って、そのうちきっとすたれるんじゃないか。馬鹿を相手にお金を払うのは、ものすごく損した気分になる。
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| 2005年06月02日(木) ■ |
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| 「真夜中のサバナ」 |
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◆Complete Cover Gallery ◆マキャモン公式サイト
マキャモン大好きの私としては、今頃?と言われそうなのだが、マキャモンの公式サイトに、世界各国で出版された本の表紙が掲載されているのを発見した。当然と言えば当然ではあるのだが、日本で出版されたものも入っていて、ちょっと感激!ただし、なぜか 『アッシャー家の弔鐘』 だけがない。画像が入手できなかったとか?でも、作家には各国から本が届くんでしょう?と思うんだけど、何だったら、デジカメで撮って送ってあげようかなんて。。。(^^;
昨日、図書館で借りたビデオ「真夜中のサバナ」を観た。原作とはちょっと違うけど、映画はそんなものだと思っているから、特に失望したということはない。緑の景色が美しい。ケビン・スペイシー演ずる大富豪に殺される不良青年の役をジュード・ロウがやっているのだが、この人は作品によって、すごくハンサムに見える時もあるし、今回のように、濃い〜系で気持ち悪く見える時もあるんだなと。役柄に合ってるから、俳優としちゃいいんだろうが。
個人的にハンサムは嫌いじゃないんだけど、濃い顔はちょっと遠慮したい。主人公のジョン・キューザックも濃いし、オカマのレディ・シャブリも濃い。かなりしつこい取り合わせだ。間に普通の顔のケビン・スペイシーが入って、なんとか息がつけるという感じ。
ちなみに作家では、ポール・オースターの若い頃の顔は好きだったけど、だんだん濃くなってきたので、今ではちょっと引いている。おじさんになったら、ジョン・アーヴィングのような顔のほうが、渋くていい。って、作家は顔じゃないか。でも、スティーヴン・キングなんかを見ると、やっぱり顔だよねと思う。(^^;
「真夜中のサバナ 特別版」 出演: ケビン・スペイシー, ジョン・キューザック, その他 監督: クリント・イーストウッド DVD (2000/04/21) ワーナー・ホーム・ビデオ ─ ASIN:B00005HC7G Amazon.co.jp ニューヨークの若き記者ケルソー(ジョン・キューザック)が、古い歴史を持つジョージア州サバナの大富豪ウィリアムズ(ケヴィン・スペイシー)が催すクリスマス・パーティを取材しに、町にやってきた。しかし、そこで殺人事件が起こり、ウィリアムズが裁判にかけられることに。ケルソーは事件を基に著作を記すべく、独自に捜査を開始するが…。
ジョン・ベレントの全米ベストセラー小説を原作に、大スター、クリント・イーストウッドが出演せず監督に専念したサスペンスタッチのヒューマンドラマ。ケビン・スペイシーをはじめとする個性派たちの熱演による町の人々の強烈な個性と、サバナの美しい町並みとのギャップが、不可思議な雰囲気を醸し出している群衆劇に仕上がっている。(的田也寸志)
※画像とリンクはDVDのもの
〓〓〓 BOOK
◆読了した本
『セプティマス・ヒープ <第1の書>七番目の子』/アンジー・セイジ (著), 唐沢 則幸 単行本: 550 p ; サイズ(cm): 22 出版社: 竹書房 ; ISBN: 4812420768 ; 第1の書 巻 (2005/03) 出版社 / 著者からの内容紹介 七番目の息子そのまた七番目の息子には、神秘の「魔力」が宿る…。平俗魔法使いのピープ家に七人目の息子・セプティマスが誕生した。だが赤子は死に、死体を助産婦に奪われてしまう。同じ日、父サイラスは生後まもない女児を拾う。一家はジェンナと名づけて育てるが、その正体はなんと闇黒魔法使いに命を狙われる王女だった…。
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| 2005年06月01日(水) ■ |
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| 使用前・使用後 |
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◆ヘルメット使用前・使用後のダースベーダー

毎度、おもちゃな画像ですみません! デジカメの画像を見てしまうと、やっぱり携帯の画像はひどい。でも、撮ってすぐその場でアップできるので、便利さってことからすると、ついつい携帯のカメラを使ってしまうのですな。(^^;
先月、図書館に予約しておいたビデオ 「真夜中のサバナ」 が、やっと借りられた。もしかして間に合わないのでは?と思ったが、なんとかセーフ。これは、ジョン・ベレントの原作 『真夜中のサヴァナ』 を映画化したもので、舞台はジョージア州のサヴァナ。著者のベレントがサヴァナに惚れ込み、しばらくの間、ほとんどサヴァナに滞在し、人々の取材をしている間に殺人事件が起こり、後半はその裁判の模様を描くノンフィクション。ニューオリンズからはちょっと離れているのだが、一応観ておかないとね、という感じ。 (※画像とリンクはDVDのもの)
●原作の感想
さて、予約殺到の本を3冊借りてしまったので、南部ものの本がなかなか読めない。ダン・ブラウンの『デセプション・ポイント』はテンポ良く読み終えたが、 『セプティマス・ヒープ <第1の書>』 のほうが今いち。近頃のファンタジーは期待はずれが多いからどうかな・・・という予想は当たってしまったようだ。書店で一瞬買おうかとも思った本だが、買わなくてよかった。翻訳は「崖の国物語」シリーズを訳した唐沢則幸氏なので結構期待していたんだけれど、やっぱり原作が今いちなんだろう。こんな風にしかならないんだろうなという感じはする。
これも魔法使いの話なのだが、こういう話でいつも感じるのは、“大”魔法使いには威厳が必要だということ。それが悪い魔法使いであろうが、良い魔法使いであろうが関係なくだ。面白くない本に出てくる“大”魔法使いには、「指輪物語」のガンダルフ、「ハリー・ポッター」のダンブルドア、「アーサー王物語」のマーリンなどに見られる威厳がない。「ドラゴンランス」の脆弱なレイストリンでさえ、他を圧倒する威厳を持っている。ファンタジーの面白さの鍵は、そのあたりにあるんじゃないのかなと思う。ま、個人の好みではあるけれど。
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