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2005年05月31日(火) ■
『デセプション・ポイント』

ダン・ブラウンの『デセプション・ポイント』を読了。確かに、「徹夜本」という評判どおりのページターナーだ。もっとも、この作品には「地球外生命体」というモチーフが使われているため、個人的に好みのSFチックな状況設定ではある。それを差し引いたとしても、スピーディな展開で、どんどん先に進ませる手腕は、認めなければならないだろうと思う。でもこういう本は、何も考えなくていいので楽ちんだ。

短い章の繋がりで、場面展開がめまぐるしい。そのため、二人のヒロインの状況が、同時に把握できるようになっている。次はどうなるのか?という好奇心を掻き立たせる各章の切り方は、やはりシドニー・シェルダンと同じだと思う。

そういう書き方は、他のミステリ作家にもたくさんいるが、筆頭に浮かぶのは、やっぱりシェルダンだろう。最初に 『ゲームの達人』 を読んだときには、今回ダン・ブラウンの作品に感じたのと同じわくわく感があったもの。シェルダンも元脚本家だから、そういった場面展開は得意だろうし。

実はこの話は、「地球外生命体」などには全然関係ない話と言ってしまってもいいと思うが、最後まで期待を持たされる。しかし、どうしても腑に落ちない箇所がひとつ。あまり重要でない登場人物二人が、いつのまにか消えているのだ。何の説明もなく。海の真っ只中でのことだから、ひとりでに消えるわけがない。あの二人は一体どうしちゃったのだろう?「地球外生命体」よりも、そちらのほうが謎。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『デセプション・ポイント(下)』/ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
単行本: 330 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4047914940 ; 下 巻 (2005/04/01)
出版社 / 著者からの内容紹介
ページを繰る手が止まらない、ブラウン節健在の、華やかなスリラー!大統領直々の命令で北極まで飛んだレイチェル。その間にも刻一刻と選挙戦の様相は変化し続け……”国家”の名の下に繰り広げられる二重三重の陰謀と駆け引き。そしてレイチェルはついに信じられない事実に直面する!


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2005年05月30日(月) ■
アラブとイスラエル(6)

<6>ユダヤ民族主義に反対したユダヤ人

◆民族と民族主義

・民族を構成するもの
・民族主義(ナショナリズム)運動
・民族としてのユダヤ人の特殊性
・シオニズム(ユダヤ民族主義)運動の特殊性
・前途多難を覚悟していたシオニスト指導者

◆ユダヤ人社会内の反シオニズム派

(1)同化主義派
(2)個人の幸福追求者
(3)ユダヤ教尊重派


※世界をさすらうユダヤ人だが、19世紀後半から20世紀前半におけるユダヤ人移民の95%はロシア帝国からだという。もともとはパレスチナにユダヤ人国家を作る目的で開始された移民だが、パレスチナに移民したのはごく少数で、ほとんどがアメリカに移民している。バーナード・マラマッドはロシア系の移民だから、この中にマラマッドのお祖父さんかお父さんもいたのだろう。

ちなみに、マラマッドの作品の中にも出てくるイディッシュ語は、ユダヤ・ドイツ語ないし、ドイツ語のユダヤ方言だという。主に、中・東欧で使用されていたとのこと。

来週は、授業後に懇親会がある予定。こう言ってはなんだけど、脱線話のほうが面白い先生なので、ぜひ参加したいとは思うのだが、旅行出発前日なので、どうしようかなと。。。


今日は大雨で、学校に着くまでにびしょ濡れになった。去年の台風の時のように、服もリュックも水浸し。まさかそれほど濡れるとは思っていなかったので着替えなどもないし、そのまま授業を受けていたら、すっかり冷えてしまい、風邪を引いたかも?

帰りにBOOK・OFFに寄ったら、クライブ・カッスラーの本が50円になっていた。まさにカッスラーの本を探しにいったので、これはラッキー!ただし、目当てのもの(映画「サハラ」の原作 『死のサハラを脱出せよ』 )はなかったので残念。「サハラ」は、ダーク・ピットというヒーローが出てくる冒険活劇だが、映画のピット役はマシュー・マコノヒー。個人的には特に好きでもないし、特に嫌いでもないのだが、顔がギリシア神話の彫刻みたいで、あまりアメリカ人ヒーローっぽくない感じ。とはいえ、結構アクション映画にも出ている人ではある。黒人奴隷を扱った映画「アミスタッド」では三枚目の弁護士役で、おや?と思ったが。

ニューヒーロー誕生!と言われていた「ヴァン・ヘルシング」みたいに、期待はずれでこけなきゃいいんだけど・・・。本を読む前に、ダーク・ピットのイメージがマコノヒーのイメージになってしまうのはとても嫌なので、映画を観るかどうかはビミョー。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『デセプション・ポイント(上)』/ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
単行本: 345 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4047914932 ; 上 巻 (2005/04/01)
出版社 / 著者からの内容紹介
「ダ・ヴィンチ・コード」の著者ダン・ブラウン、待望の日本最新作!
大統領付きのスタッフ・レイチェル。だが、父は現職と次期大統領の座を駆けた選挙戦の渦中にあり、彼女の立場は複雑だった。そんな時、大統領から緊急に呼び出され、NASAの大発見を確かめてきてほしいというのだが・・・。


◆BOOK・OFF(明治通り店)

『コロンブスの呪縛を解け〈上〉』/クライブ・カッスラー (著), ポール・ケンプレコス (著), Clive Cussler (原著), Paul Kemprecos (原著), 中山 善之 (翻訳)
価格: ¥700
ユーズド価格 : ¥50
文庫: 399 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102170243 ; 上 巻 (2000/05)
内容(「BOOK」データベースより)
ナンタケットの冷たい海底に沈む豪華客船、アンドレア・ドリア号の残骸。だが、そこにコロンブス以前の貴重な財宝が眠っていることを知る者は少ない…。NUMA特別出動班のカート・オースチンは、モロッコの沖合いで作業中に、何者かに襲撃されていた美貌の考古学者ニーナ・キーロフを救う。ニーナが探り当てていた人頭石像の秘密とは?NUMAの精鋭総登場の新シリーズ発進。

『コロンブスの呪縛を解け〈下〉』/クライブ・カッスラー (著), ポール・ケンプレコス (著), Clive Cussler (原著), Paul Kemprecos (原著), 中山 善之 (翻訳)
価格: ¥660
ユーズド価格 : ¥50
文庫: 376 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102170251 ; 下 巻 (2000/05)
内容(「BOOK」データベースより)
海中の財宝を独占しようと企む大実業家ハルコンの真の狙いとは何か?その背景には、15世紀に端を発し、300年以上も休眠状態にあったスペインの秘密結社の存在が隠されていた。その理念を継ぎ、合衆国南西部からメキシコにかけて一大新国家を設立、君臨しようという野望。その阻止に動くNUMAの面々に、驚くべき新事実がもたらされる。鍵を握るのはアンドレア・ドリア号だ―。

『殺戮衝撃波を断て〈上〉』/クライブ・カッスラー (著), Clive Cussler (原著), 中山 善之 (翻訳)
価格: ¥660
ユーズド価格 : ¥50
文庫: 431 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102170197 ; 上 巻 (1996/08)
内容(「BOOK」データベースより)
19世紀なかば、漂着した孤島で豊富なダイヤモンド資源を発見した一組の男女。その子孫であるアーサー・ドーセットはオーストラリアのダイヤ王として、富をほしいままにしていた。だが、その採鉱は膨大な生命を奪う危険な技術を活用するものだった。ドーセットの娘で海洋生物学者のメーブ・フレッチャーを南極で偶然救出したピットは、彼女と協力してこの阻止を図るが…。

『殺戮衝撃波を断て〈下〉』/クライブ・カッスラー (著), Clive Cussler (原著), 中山 善之 (翻訳)
価格: ¥700
ユーズド価格 : ¥50
文庫: 397 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102170200 ; 下 巻 (1996/08)
内容(「BOOK」データベースより)
息子たちを人質に取られたメーブとともに、ピットとジョルディーノはグラディエーター島へと救出に向かった。だが、ドーセットの罠にはまり、三人は絶海を漂流する運命に。彼らが自然の猛威と絶望的な苦闘をつづける一方で、ドーセット鉱山のもたらす衝撃波は、ハワイの200万近い人命を奪おうとしていた…。音速で迫り来る危機に瀕したNUMAの面々の機知と格闘を描く問題作。


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2005年05月29日(日) ■
デジカメ購入

機械類に全く興味がないので、PCが不調でも、買い換えるのが億劫だとか、カメラなんか携帯についてるからいい(ほとんどおもちゃだが)などと思っていたのだが、旅行に行くとなると、とりあえず買っておこうかな・・・なんて。昨今のデジカメは小さくて軽いし、フィルムもいらないしと。

というわけで、ヨドバシカメラに行って見ていたところ、店員さんの説明につられて(けして説明が良かったわけではない。また他のカメラの説明を聞くのが面倒だっただけ)、「じゃ、それにします」と言ってしまい、予算の3倍もするデジカメを買ってしまった。きっと、宝の持ちぐされに違いない。

機械には興味がないと書いたが、どれほど熱心に説明されても、はなからハードには興味を示せないので、右から左へと抜けていく。デザイン学校の写真の授業で、優秀な成績を修めた人間とは思えない。ありゃ、まぐれだったんだろう。

自分で現像するほうが好きだから、デジカメなんてものはどうも胡散臭いと思っていたが、時代の波にはかなわない。しかし買ってしまった以上、旅行に行くまでには使いこなせるようにならないといけない。またやることが増えてしまった。ていうか、バカチョンデジカメってのはないんですか?(^^;

携帯で撮った写真は、そのままメールで送ればネットにアップできるが、デジカメのほうは、PCに繋いでハードディスクに入れなければならない。画像アップローダーも必要だ。以前は携帯のカメラもいらないと思っていたくらいだけど、それを考えると、携帯についてるカメラってお手軽で便利!と思う。いかんせん、おもちゃの域を出ないのが悲しい(TU-KAの場合)。


ところで、ダン・ブラウンの 『デセプション・ポイント(上)』 を読書中だが、たしかに面白い。どんどん進む。でもこの書き方は、シドニー・シェルダンと一緒じゃないか?と。ブラウンのほうが、科学的なことや史実などをより詳細に書いてはいるが、似たようなものだと思った。シェルダンを馬鹿にしているような人が、ブラウンを絶賛するというのも、なんだか変。私的には同じに思える。

中に、大昔に北極圏に落ちた隕石の中から、NASAが地球外生命体の化石を発見したという部分があるのだが、そんなセンセーショナルな出来事ですら、政治的に利用することしか考えられない人間ばかりが出てきて、なんて夢がないのだろうとがっかり。

もちろん、主題は大統領選挙に関わる人間たちの陰謀とかそういうことなのだけど、「宇宙人は存在する派」で「NASA大好き」の私としては、その生命体はどこから来たのよ、ねえ、ねえ、ねえ!という感じで、大統領選挙なんかどうでもいいからさ〜と思ってしまう。私の中では、ちっぽけな地球の、たかが一国の大統領になることよりも、他の惑星の生命体に会うほうが、よほど重要だ。

●『デセプション・ポイント』レビュー


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2005年05月28日(土) ■
ダン・ブラウン新作

昨日も書いたが、ずっと前に図書館に予約した本が、一度に重なった。まったく、なんでこうタイミングが悪いんだろう?普通ならタイミングがいいと思うところかもしれないが、今の状態では、途方にくれるばかり。

しかも今日借りた3冊は、この後予約が入っているので、延長もできないし、今を逃したら、次はいつになるかわからない本ばかり。そんなにじっくり読む本でもないと思うけど、あせって読むのもどうかと。例え延長できたにしても、返却日にしか手続きできないし、その日にはもう日本にはいないので、どっちにしても無理。

先日借りた南部ものの本と、今日借りた人気のある本と、どちらを優先したらいいものやらだ。どちらにしても、旅行に行く前に返却しなくちゃいけない。

ダン・ブラウンは、『ダヴィンチ・コード』 が500人近くの予約があって、なかなか借りられないので、新刊を狙ったのだが、狙いは当たっていたけれど、よりにもよって今じゃなくても・・・という感じ。この作品は、2001年に書かれたものなので、ダン・ブラウンにとっては新作ではないが(『ダヴィンチ・コード』は2003年)、日本では新作ということになっている。『ダヴィンチ・コード』との関連もない。

ファンタジーの『セプティマス・ヒープ』は、大型の本にしては珍しいソフトなカバーで、装丁も凝っているので買ってもいいかなとは思ったものの、現代のファンタジーにはハズレが多かったりするし、これもシリーズものなので、とりあえず1巻目は借りることにしたのだが、予約した時はすぐに読めると思っていたのに、準備できるまでに予想外の時間がかかった。

で、「七番目の息子のそのまた七番目の息子」という設定は、どこかで読んだ記憶があるのだが、全然思い出せない。その設定に重大な意味があるのかと思いきや、結局大したことじゃなかったりするんだな。これが寝不足になっても悔いがないほど面白ければいいんだけど。。。

ところで、バーダマン先生の『わが心のディープサウス』を再読。旅行前の情報収集のためだが、この文章と写真を見ると、どこに行けばツボかがわかるだろうと思って。もちろんこの本はニューオリンズのことだけではないが、私の南部のイメージの一位であるミシシッピ川についても結構書かれているので、必読だろう。

ジュリー・スミスは1冊読み終えた。2作目を続けて読みたいところだが、たぶんダン・ブラウンのほうを先に読むことになるだろうと思う。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ニューオーリンズの葬送』/ジュリー・スミス
新書: 422 p ; サイズ(cm): 19
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150016038 ; (1993/10)

※画像は原書 『New Orleans Mourning (Skip Langdon Novels)』/Julie Smith


<再読>
『わが心のディープサウス Lands&Memory 記憶の風景』/ジェームス・M・バーダマン (著), スティーブ・ガードナー (写真), 森本 豊富 (翻訳)
単行本: 125 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 河出書房新社 ; ISBN: 4309267815 ; (2004/09/02)


◆図書館貸し出し

『セプティマス・ヒープ (第1の書)』/アンジー・セイジ (著), 唐沢 則幸
単行本: 550 p ; サイズ(cm): 22
出版社: 竹書房 ; ISBN: 4812420768 ; 第1の書 巻 (2005/03)
出版社 / 著者からの内容紹介
七番目の息子のそのまた七番目の息子には、神秘の「魔力」が宿る…。平俗魔法使いのピープ家に七人目の息子・セプティマスが誕生した。だが赤子は死に、死体を助産婦に奪われてしまう。同じ日、父サイラスは生後まもない女児を拾う。一家はジェンナと名づけて育てるが、その正体はなんと闇黒魔法使いに命を狙われる王女だった…。

『デセプション・ポイント(上)』/ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
単行本: 345 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4047914932 ; 上 巻 (2005/04/01)
出版社 / 著者からの内容紹介
「ダ・ヴィンチ・コード」の著者ダン・ブラウン、待望の日本最新作!
大統領付きのスタッフ・レイチェル。だが、父は現職と次期大統領の座を駆けた選挙戦の渦中にあり、彼女の立場は複雑だった。そんな時、大統領から緊急に呼び出され、NASAの大発見を確かめてきてほしいというのだが・・・。

『デセプション・ポイント(下)』/ダン・ブラウン (著), 越前 敏弥 (翻訳)
単行本: 330 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 角川書店 ; ISBN: 4047914940 ; 下 巻 (2005/04/01)
出版社 / 著者からの内容紹介
ページを繰る手が止まらない、ブラウン節健在の、華やかなスリラー!
大統領直々の命令で北極まで飛んだレイチェル。その間にも刻一刻と選挙戦の様相は変化し続け……”国家”の名の下に繰り広げられる二重三重の陰謀と駆け引き。そしてレイチェルはついに信じられない事実に直面する!


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2005年05月27日(金) ■
『ニューオーリンズの葬送』

昨日、図書館で借りてきた、ジュリー・スミスの 『ニューオーリンズの葬送』 を読んでいる(※画像は原書 『New Orleans Mourning (Skip Langdon Novels)』 )。ハヤカワのポケミスを読むのは久しぶり!ってこともあって、やめられない。面白い。ミステリにしちゃ、訳がどうかな?(特に会話部分)とは思うのだが、ニューオーリンズの実在のレストランとかカフェとかもたくさん出てくるし、各通りの特徴なども書かれていて、ちょっとしたガイドブックのような感じもある。最初に、有名なカーニバル、マルディグラの説明もあり、なるほど〜と勉強にもなったし。それに、ニューオーリンズの訛りについても詳しく書かれてあって、それも役に立つ。とはいえ、全部覚えちゃいないが。

話のほうは、スキップ・ラングドンという特に美人でもない大柄な女性警察官が主人公なのだが、マルディグラで殺人事件が起こるものの、たいしたアクションもなく、普通だったら退屈と思うような展開。ところが、どこがどう面白いのか、よくわからないのだが、なぜか引き込まれてしまう。半分まで読んだが、それでもどこがどう面白いのかはっきりしない。なのに、やめられない。まさしくページターナー。

マルディグラの観光客側からの話はたまに目にするが、その裏側からの話というのは初めて。非常に差別的な世界なんだなと思ったし、やってる方は何かと大変なのねと思った次第。暑いんだろうなと心配しているニューオーリンズも、この時期は寒いらしい。


ところで、今日もまた図書館から予約の本が準備できましたという知らせが来たのだが、てっきり残りの南部ものかと思ったら、ずっと前に予約した、ファンタジーとダン・ブラウンの新作のことだった。にしても、なんで今なの?という感じ。物事って、重なる時には重なるもんなんだなあ・・・。いずれにしても、全部旅行前に返さなきゃいけないし、とてもじゃないが読みきれない。(--;

とはいえ、ダン・ブラウンの新作は、これを逃したら今度はいつになるかわからないし、睡眠不足覚悟で読むしかないだろう。ファンタジーのほうも、ずっと楽しみにしていたものだし。他にもやることが山ほどあるというのに、ほんとに、なんで今なんだろう?ぶぶぶ!


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2005年05月26日(木) ■
オークアレイの「長く熱い夜」

図書館に予約した本&ビデオを取りに行った。予約したものが全部揃ったわけではないが、一度に読めるわけでもないから、とりあえず。

今回は、ニューオリンズに行くのに合わせて、すべて南部もの。特にビデオの「長く熱い夜」は、話の舞台はミシシッピだが、ロケはニューオリンズの荘園オークアレイで行われたというので、必見(プランテーションツアーで行く予定)。しかも原作はウィリアム・フォークナー。

で、早速観てみたところ、ポール・ニューマンがあまりに若いので驚いた。そりゃ誰しも昔は若かったわけだが、しわのあるポール・ニューマンしか知らなかったので、へええ〜、結構セクシーだったのねという感じ。年をとってから、普通のおじさんになってしまった感じ。

それにしても、フォークナーは難解で暗いなどと言われているけれど、この映画に関しては、そんなこともなかった。最後はすべて丸く収まって、ハッピーエンドになるし。もちろん、原作と映画は違うのだろうが、原作のほうを知らないので、そのあたりは何とも言えない。でも、最後はハッピーエンドじゃないほうがよかったのになあ・・・とも思う。ともあれ、お父さん役のオーソン・ウェルズがすごかった。まさに怪優。

肝心のオークアレイだが、非常にきれい。部屋もオークアレイの内部なのだと思うが、あんなに高いベッドによじ登るのは大変!などと思いながら、プランテーションツアーで観に行くのが楽しみ。大きな木に垂れ下がるスパニッシュモスも、雰囲気があっていい感じ。これまでに観た南部の映画の中では、スパニッシュモスを一番よく見る事のできた映画だと思う。オークアレイは、たぶん今でもあのままほとんど変わりはないのだろうと思う。


〓〓〓 BOOK

◆図書館貸し出し

・ビデオ「長く熱い夜」/ウィリアム・フォークナー(原作)
出演: ポール・ニューマン, その他
監督: マーチン・リット
VHS (1992/11/06)
ビクターエンタテインメント - ASIN:B00005GQ0H
内容紹介
ミシシッピーの田舎町の大農場バーナー家──、独裁的な父親、気弱な息子ジョディ、浮ついた妻ユーラ、年頃を過ぎても結婚できずにいる娘クララ。この一家に、ある暑い夏の日、放火魔の疑いをかけられた若者ベンがやって来る。農場の小作人として働き出すが、やがて、この“予期せぬ訪問者”によって平穏な家庭がかき乱され、一家の後継者をめぐってある大事件が起こるのだった・・・。ハリウッドの大スター、ポール・ニューマンが野心あふれる若者を力強く演じ、カンヌ映画祭主演男優賞を受賞、実妻ジョアン・ウッドワードと初共演を果たした記念すべき一作。ノーベル賞作家ウィリアム・フォークナーの小説「村」を名匠マーチン・リットが映画化。鋭い人物描写が冴えわたる文芸大作。


・『欲望という名の電車』/テネシー・ウィリアムズ
文庫: 221 p ; サイズ(cm): 15
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4102109064 ; (1988/03)


・『ニューオーリンズの葬送』/ジュリー・スミス
新書: 422 p ; サイズ(cm): 19
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150016038 ; (1993/10)
内容(「BOOK」データベースより)
ニューオーリンズの街を熱くするカーニヴァルの興奮は、山車にのった〈王〉の登場で頂点に達した。そのとき、沿道のバルコニーにいたカウガール姿の人物が腰の拳銃を抜き、おどけた調子で〈王〉に狙いをつけると、引き金をひいた。次の瞬間、〈王〉は床にくずおれた。事件を目撃したスキップ・ラングドン巡査は、被害者を知っていた。学校時代の友人の父親、ニューオーリンズの政財界を牛耳るサンタマン家の主人チョンシー・サンタマンだ。市民権運動の熱心な活動家として人望も厚かった彼が、なぜ?サンタマン家の知りあいということで交通巡査から殺人事件の捜査に抜擢されたスキップは、初めての経験にとまどいと興奮を覚えながら捜査にあたった。だが、旧家の歪んだ人間関係の裏には、思いも寄らない衝撃的な秘密が…。猥雑なエネルギーに満ちた街を舞台に、旧家の悲劇を重厚な筆致で描く、アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作。


・『殺し屋が町にやってくる』/ジュリー・スミス
単行本(ソフトカバー): 413 p ; サイズ(cm): 18
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150016240 ; (1995/07)
内容(「BOOK」データベースより)
「関係者諸君、おれはついに帰ってきた。さっそく2人殺したが、おれはけっしてつかまらない」70年以上も前、斧を使って残虐な殺人を重ね、ニューオリンズの街を震撼させたアックスマン。その悪名高き殺人犯の名をかたった大胆な犯行声明に、刑事たちはいっせいに色めき立った。折りしも殺人事件が2件起きたばかりで、いずれの現場にもアックスマンの頭文字Aが書き残されていた。特別捜査班の一員に抜摺された新米の女刑事スキップ・ラングドンは、被害者の2人が依存症の自主治療会に参加していたことを知る。はたして犯人はメンバーの1人なのか。さまざまな過去を持つ人々が織りなす複雑な人間関係から、スキップが見出した意外な真相とは。前作『ニューオリンズの葬送』でアメリカ探偵作家クラブ賞を受賞した著者が、エキゾチックな古都に秘められた悲劇を情感豊かに描きだすシリーズ第2弾。


『死者に捧げるジャズ』/ジュリー・スミス
単行本(ソフトカバー): 437 p ; サイズ(cm): 19
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4150016518 ; (1997/07)
内容(「BOOK」データベースより)
ニューオーリンズ伝統のジャズ・フェスティヴァルを数日後に控えた四月のある夜、祭りのプロデューサーであるハム・ブロカートが自宅で刺殺体となって発見された。気さくな人柄で誰からも愛されていた彼をいったい誰が?それと時を同じくしてハムの異母妹メロディが忽然と姿を消した。彼女が兄を殺した犯人なのか?それとも殺人を目撃して犯人に拉致されたのか?メロディの行方を捜す女刑事スキップは、やがてブロカート一族にまつわる過去の痛ましい出来事を掘り返すことに。


『ロックンロール・ウイドー』/カール・ハイアセン
文庫: 522 p ; サイズ(cm): 16
出版社: 文芸春秋 ; ISBN: 4167661837 ; (2004/12)
出版社より
全米で三十万部を売り上げた巨匠の最新作!
ロックの大御所の死の謎を追い、怪人物満載のロック界へ突入するは死亡欄専門記者ジャック! 爽快な笑いを堪能できる犯罪小説。


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2005年05月25日(水) ■
野球観戦@神宮球場

◆「ヤクルト1×6西武」

実は、昨日神宮に野球観戦に行く予定でチケット(バックネット裏)を貰っていたのだが、夕方になってから、前日に続いての突然の大雨。それでも30分程度で止むだろうと、ビールもつまみも準備万端でいたところ、全然降り止まず、試合開始時間直後に中止宣言。しょうがないので、テレビで「横浜×ソフトバンク」の試合を観ながら、持っていくはずだった食料を平らげた。

今日になって、また知り合いから電話があり、今日のチケットもあるという。最初は遠慮したのだが(というか、またいろいろ用意するのが面倒だった)、他に誰も行かないというので、結局また貰いに行き、昨日のリベンジとなった。

幸いにも今日は天気も良く(風が冷たくて寒かったが)、用意したものも無駄にならずに済んだ。ヤクルトも西武も特にファンではないが、神宮球場で観戦するのは気持ちがいい。やはり野球観戦は屋外に限る。今日のチケットもバックネット裏だったので、よく見えたし。

西武は松坂が完投。セリーグのホームグラウンドなので、松坂もバッターボックスに立ったし、面白かった。この2チームで、どちらを応援するかといえば、当然ヤクルトなのだが、松坂が完投したってことはヤクルトの負け。それでも、ヤクルトの中では贔屓の岩村がホームランを打ったし、8回には、怪我でしばらく出場していなかった五十嵐も投げたしで、満足。そういえば、古田がいなかったけど、どうしたんだろう?

かなり寒い中での観戦だったけど、今年初だし、最後まで雨も降らずで良かった。しかし、どうも私が球場に足を運ぶと、必ず応援するチームのほうが負けるような気がする。だから横浜には行けない。逆に言えば、横浜を勝たせるために、他チームの球場に行って、そのチームを応援するという手もあるな。(^^;

ニューヨークで、運良くヤンキースの試合があったら、ぜひ観てみたいと思っているが、その場合、悪いけど、きっとヤンキースの負けだろう。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ストレンジ・ワールド〈PART1〉』/フランク・エドワーズ (著), 中場 一典 (翻訳), 今村 光一 (翻訳)
単行本: 236 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 曙出版 ; ISBN: 4750806072 ; PART1 巻 (1990/12)
内容(「BOOK」データベースより)
私たちの科学は"万能"という幻想のもとに地球上で起こるあらゆる事象に明確な答を出してきた。そして、科学で容易に割りきれぬことがらに対しては、"現時点では不明"という便利な一言で片づけられてきた。本書は、そうした"現時点では不明"な、「科学では解明できない不思議なできごと」を厳密な裏づけを通して収録したものである。本書中の物語はすべて実話であり、いまだに謎として残るものである―。


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2005年05月24日(火) ■
ある日のダースベーダー

ニューオリンズを舞台にした本・・・と思って、図書館にジュリー・スミスのミステリを予約したりしていたのだが、なんだ、うちにもあったじゃん!ジェームズ・リー・バーク作、<ニューオリンズ警察警部補デイヴ・ロビショー>シリーズ。青山先生の 『南の話』(内容(「BOOK」データベースより)─アラバマ、ミシシッピ、ルイジアナ、ジョージア…数多くの小説が生まれる場所、ブルーズの聖地、ヴァンパイアの都、怪しく美しいアメリカ南部をめぐる、みんな南の話。)にも、ちゃんと書いてあったはず。というわけだから、一度古本屋に売ったものを、慌てて再度買い戻したという、いわく因縁つきのシリーズ。

で、うちには、『ネオン・レイン』 と 『ブラック・チェリー・ブルース』、シリーズ外の 『シマロン・ローズ』(元テキサスレンジャーの弁護士ビリー・ボブ・ホランドシリーズ)があったっけ・・・すべて未読だ。ならば、この機会に!と思ったのだが、図書館から予約の本が用意できましたと連絡が来てしまったし、それじゃ図書館の本のほうを先に読まないといけないな、ということで、うちにあったと思い出したはいいが、先送り。ニューオリンズに行く前に読めるかどうか。。。現在読書中のマキャモンも、中断しないといけないかも。
※画像は『ネオン・レイン』の原書 『The Neon Rain』/James Lee Burke

それと、今日は 『クレイジー・イン・アラバマ』 のDVDも届いた。タイトルはアラバマだが、撮影はルイジアナらしい。実はこの原作のほうは大好きなのだが、映画のほうはちょっと原作とイメージが違うので(個人的に)、ずっと買うのをためらっていた(映画自体は、昨年「南部映画祭」で観た)。でも、たまたまマーケットプレイスで半額以下になっていたし、この映画に出てくるニューオリンズ名物「ハリケーン・カクテル」を確認しておきたくて、買ってしまった。



◆ある日のダースベーダー

先日、新宿三丁目DMXにて、ダースベーダーになってみました。友だちの馳夫さんが記念写真を撮ってくれました。暗いので、ちょっと不鮮明ではありますが、宇宙人なので、これくらいがちょうどいいかもしれません。ちなみにダースベーダーのヘルメットは、ドンキホーテで売ってますデス。ダースベーダーの声も出ます。スター・ウォーズファンは絶対買いでしょう。ところで唐突ですが、数年前のコムデックスで、マイクロソフトのビル・ゲイツがハリー・ポッター、副社長がダースベーダーの扮装をしたのを思い出しました。遊び心って大事です。



◆マーケットプレイス

DVD 「クレイジー・イン・アラバマ コレクターズ・エディション」
価格: ¥3,990
ユーズド価格 : ¥1,500+送料¥340=¥1,840 (岡山市 hosinori)
出演: メラニー・グリフィス, ルーカス・ブラック, その他
監督: アントニオ・バンデラス
• DVD (2001/04/04)
• ソニー・ピクチャーズエンタテインメント─ASIN:B00005LMBO
【ストーリー】
1965年の夏。アラバマに住む少年、ピージョーは、大人になるうえで必要な“自由”といった問題に関して、にわかにいろいろ学ぶことになる。先生となるのはまったく思いもよらない人物 ――ゴージャスでエキセントリックな叔母のルシールだ。彼女は夫の暴力を逃れ、テレビスターになる夢を叶えようとハリウッドに旅立つ。殺した夫の首といっしょに…。きらびやかなハリウッドとアラバマの小さな町を舞台に2つのユニークな物語が交錯する。


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2005年05月23日(月) ■
アラブとイスラエル(5)

<5>ユダヤ民族主義の出現

◆民族主義運動としてのシオニズム(ユダヤ民族主義)の歴史的特殊性

(1)ユダヤ人の祖国帰還願望の歴史的連続性
(2)祖国再建計画の背後にあった宗教的背景
(3)キリスト教徒、ヨーロッパ大国によるユダヤ人エルサレム帰還構想


◆現代シオニズム運動の誕生

●ヨーロッパにおける2つの相反する潮流

・西ヨーロッパ
・東ヨーロッパ


〓〓〓 BOOK

◆文英堂書店(古書店@早稲田)にて

『新潮世界文学 31 モ-ム �供�/ウィリアム・サマセット・モーム (著), 田中 西二郎 (翻訳), William Somerset Maugham
価格: ¥4,587
ユーズド価格 : ¥500
単行本: 763 p ; サイズ(cm): 20
出版社: 新潮社 ; ISBN: 4106601311 ; 31 巻 (1968/08)
目次
ラムベスのライザ/月と六ペンス/お菓子と麦酒/劇場


『筑摩世界文学大系 (35) ホーソーン、マーク・トウェイン』/ナサニエル・ホーソーン (著), マーク・トウェイン (著), 大橋 健三郎 (翻訳)
価格: ¥6,090
ユーズド価格 : ¥250
単行本: 476 p ; サイズ(cm): 23
出版社: 筑摩書房 ; ISBN: 4480206353 ; 35 巻 (1973/10)
目次
●ナサニエル・ホーソーン
七破風の屋敷
●マーク・トウェイン
その名も高きキャラベラスの飛び蛙/私の南北戦争従軍記/アダムとイヴの日記/百万ポンドの紙幣/不思議な少年


◆BOOK・OFF(明治通り店)にて

『ストレンジ・ワールド〈PART1〉』/フランク・エドワーズ (著), 中場 一典 (翻訳), 今村 光一 (翻訳)
価格: ¥1,264
ユーズド価格 : ¥105
単行本: 236 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 曙出版 ; ISBN: 4750806072 ; PART1 巻 (1990/12)
内容(「BOOK」データベースより)
私たちの科学は"万能"という幻想のもとに地球上で起こるあらゆる事象に明確な答を出してきた。そして、科学で容易に割りきれぬことがらに対しては、"現時点では不明"という便利な一言で片づけられてきた。本書は、そうした"現時点では不明"な、「科学では解明できない不思議なできごと」を厳密な裏づけを通して収録したものである。本書中の物語はすべて実話であり、いまだに謎として残るものである―。

目次
消えたデビッド・ラング氏の霊界からの声
半世紀早く無線電信を発明した男
鯨の胃袋から生敢還した男
未知の怪獣と"悪魔の足跡"
突然姿を消した30人のエスキモー
何千年も生きていた化石
巨大海獣と消えた船の謎
奇妙な夢のお告げを証する記念碑
3千年も眠りつづけていた"正夢"
夢のもつ恐るべき予知能力〔ほか〕


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2005年05月22日(日) ■
「レモニー・スニケットの世にも不幸せなものがたり」

◆映画「レモニー・スニケットの世にも不幸せなものがたり」
●公式サイト

これから観に行きます!
原作 『A Series of unfortunate Events』 の3作分くらいがひとつにまとめられているみたいで(ストーリーも入り混じっている)、ちょっとがっかり(原作は全13作刊行の予定なので、13作観れるのかと楽しみにしていたのに)。ヴァイオレットもクラウスもイメージが違うし、ぴったりなのは赤ん坊のサニーだけかな?悪名高いオラフ伯爵(ジム・キャリーですが)は、イラスト通りという感じだけど・・・。ともあれ、日本語の翻訳が酷かっただけに、映画ではどんな出来になっているのか楽しみ。日本語では表現が難しいスニケットの言葉遣いの妙が、ちゃんと伝わってくるかどうかがポイントだろう。



・・・で、観てきました!

あ”〜、やっぱりレモニー・スニケットの作品は、本でなければダメってことかあ!考えてみれば、アクションシーンもそんなにないし、スニケットの語りの面白さが秀逸なんであって、それを映像化するっていうのは、かなり難しい。絵的には、原書の装丁や、イラストレーターのブレット・ヘルクィストの雰囲気に忠実な感じで良かったんだけど・・・。

ヴァイオレット役はまあいいとしても、やっぱりクラウスは違うだろー!って感じ。でも、サニー役って双子使ってたんだ!とびっくり。だったら、もうちょっとサニーのおしゃべりが欲しいところ。3作目に出てくるジョゼフィーンおばさん役がメリル・ストリープだったのにも驚いた。演劇評論家役で、ダスティン・ホフマンも出ていた(クレジットに名前がなかったけど、あれはホフマンだよね?)。

でも、何と言ってもうざいのは、オラフ伯爵役のジム・キャリー。あの大げさな演技は、どうしても好きになれない。「世にも不幸せな・・・」とはいえ、たしかにコメディであることは間違いないんだけど、彼独特のオーバーアクションが、全てをダメにしている。スニケットの世界が、あれで壊れちゃったという感じ。個人の好き嫌いもあるだろうけど、いくらあのオラフ伯爵でも、あれはちょっとやりすぎ。マジでうざい!

それと、原作者レモニー・スニケット役は、本人よりカッコ良すぎでしょう。顔も出ないのだから、どうせなら本人が出れば良かったのに。で、実はエンドクレジットが流れる場面のバックのイラストが、一番面白かった。あれは結構気にいったので、全部あのイラストで作って欲しかったなあ。

そして最後に、「でも、この三人は幸せなのです」なーんて言っちゃいけないでしょう。けしてハッピー・エンドではない!と断言しているんだし、不幸な身の上でも心は幸せだなんて、冗談じゃない。万一、続編があるとすれば(もう期待していないのだが)、間違っても幸せだなんて思わせてはいけないのに。。。「世にも」不幸な話なんだから、大真面目に不幸だと断言しなければいけないのだ。ああ、じれったい!


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2005年05月21日(土) ■
ラマダプラザイン・オン・バーボン

アポロ13号が、3泊4日の岩手・大沢温泉一人旅から帰ってきた。温泉はとても良かったが、宿が合宿所みたいで、うるさくて眠れなかったとか。おみやげは、さんまの押し寿司、前沢牛のハンバーグ、エボダイの干物。

新幹線からメールが入って、お寿司を買ってきたということは知っていたんだけど、他にお味噌汁くらいは作らないとまずいでしょうかって感じで、急いで買い物に行って、あさりを買ってお味噌汁を作る。さんまの押し寿司というのは初めて食べたけど、なかなかおいしかった。バッテラみたいな感じだが、そこまでしつこくない。

というわけで、ぐうたらな日々も終わってしまったわけなのだが(性格は変わってないので、基本的にはぐうたらだが)、その間に私は旅行の手配をあれこれと・・・って、手配してるのは旅行社の人なんだけど、オプションの変更やら、ホテルの選択やら、何かと大変だったのよぅ。

で、オプショナルツアーのほうは、スケジュールを変えて申し込んだので、OK。ニューオリンズのホテルは、ここは嫌よと言っておいた、バーボン・ストリートの「ラマダプラザイン・オン・バーボン」ホテルになってしまった。見た目は雰囲気があっていいのだが、バーボン・ストリートのど真ん中だから、夜明けまでうるさいらしい。動くにはとても便利な場所だけど、普段騒音に悩まされている私たちとしては、旅行の時くらいは静かな所で過ごしたいという願いだったのだが。

ともあれ、旅行の件はこれで一息ついた。ホテルもそれしか取れないのなら仕方がない。ニューオリンズの喧騒も、またいい思い出になるだろう。日本のカラオケスナックとか酔っ払いのうるささとは、一味も二味も違うだろうし。

さて、南部なので、フラナリー・オコナーかキャサリン・アン・ポーターでも読むかと思って用意だけはしたのだが、1作だけ残っているマキャモンの邦訳 『マイン』 に目が行ってしまった。未訳の原書がまだ2冊残っているのだが、とりあえず、これを読まずに死ねるか!(ワニに食べられるかもしれないから)と思い、オコナーとかポーターは余力があったら・・・という感じで、マキャモンに行くことにした。一応、マキャモンも南部作家だからね。

でも、テレビで「デコトラの旅─西海岸編」を観ていたら、カリフォルニアの明るさって、やっぱりいいなあと思ったりして、非常に未練タラタラ。シュワちゃんにも会いたかったしなあ・・・。


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2005年05月20日(金) ■
ぐうたら生活最終日

明日、アポロ13号が帰ってくるので、ぐうたら生活も今日が最終日。昨日、食料を買い込んでおいたので、今日はどこにも行かず、ずっとだらだらするつもりだったのだが、なかなかそうもいかず・・・。でも、ビデオを2本観た。ジーン・ハックマンの「アンダー・サスピション」と、ラッセ・ハルストレム監督の「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」。

いつもは長すぎて続けて観ることができないため、まだ全部観ていない「ロード・オブ・ザ・リング」のエクステンデッド・エディションも観たかったのだが、やっぱり時間がない。サイトの更新などがなければ、もう少し時間ができるのになあ・・・と思いつつも、とりあえず日記だけでも埋めなくちゃという義務感にかられる。日記を書くには、それなりに膨大な時間がかかる。ためてしまうと余計。

本も思ったほど読めなかったし、結局、ぐうたらできずに終わる。


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2005年05月19日(木) ■
スワンプツアーが満員?

HISに旅行代金を支払いに行ったら、「スワンプツアーが満員で・・・」と言われた。ええっ!という感じ。スケジュールを変更して、再度問い合わせしてもらうことにしたが、「南部なんかに行く人はそんなにいない」はずじゃなかったのか?と不思議〜。

それにしても、よりにもよってスワンプツアーが満員だなんて、なんとなく笑う。別にワニが見たいわけじゃないから、わざわざスワンプに行かなくてもいいんだけど。ワニが見たけりゃ、熱川バナナワニ園に行けばいいんだし。

というわけで、西部ならカウボーイの話を読もうと思っていたのだが、再び本棚の本を入れ替えることとなり、中断していたバーダマン先生の 『アメリカ南部―大国の内なる異郷』 を再度読み始めた。どういうわけか、ニューヨークのほうにはあまり興味がわかないのだが、南部のほうは、もう少し情報を入手したいと思う。身近にニューオリンズに行った人がいたので、店の情報などは聞くことができたので助かった。

そういえば昨日、厚生年金会館で公演をしているニューヨークシティオペラのスタッフに会ったのだが、6月にはニューヨークにいるから、ぜひ会いに来いと言われた。オペラにも興味がないので、さて、どうするかな。ニューヨークより、むしろボストンに行くほうが楽しみ。


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2005年05月18日(水) ■
「すっぱだか」

今日から、アポロ13号が岩手に出かけた。3泊4日。会社をやめたら、一人で温泉でのんびりしたいというのが、長年の夢だったようだから。で、私はその間の自由な時間に、たくさん本を読もうとか、あれこれやることを考えていたのだが、雑事に追われて、なかなか思うようにはいかないものだ。普段の日常のほうが、ちゃんとやることがやれるみたいだ。

とりあえず、デビッド・セダリスの『すっぱだか』を読み終えた。とても面白かった。とにかくおかしい。主人公の名前もデビッド・セダリスだし、これは自伝なのかな?と思ったが、実際のところはよくわからない。セダリスは、「プライベートなことを書く必要があれば、日記に書きます」と言っているし。でも、もし自伝だとすれば、セダリスはホモってことだ。そういわれると、そんな顔かも?とヘンなところで納得してしまった。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『すっぱだか』/デビッド セダリス (著), David Sedaris (原著), 倉骨 彰 (翻訳)
単行本: 382 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 草思社 ; ISBN: 4794211864 ; (2003/02)
内容(「MARC」データベースより)
自らの少年期・青年期のエピソードを元に、「僕」が自分自身の殻を脱ぎ捨てて自立をはたしていく過程をユーモアあふれる17の掌編に収めた、全米ベストセラー。


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2005年05月17日(火) ■
やっぱり南部へ

いったんは、西部の国立公園めぐりで決定したアメリカ旅行なのだが、公園内のホテルが取れず、キャンセル待ちの状態だった。なかなか決まらないのも落ち着かず、間際になって結局ダメというのも困るので、最初の予定通り、南部に行くことにした。

ところが、「ニューオリンズ&ニューヨーク」でJTBに頼んだところ、今度はニューヨークのホテルがいっぱいで取れない(キャンセル待ち)だと言う。そんな馬鹿なことはないだろうと、JTBはやめてHISに行ってみたところ、ちゃんと取れた。ニューオリンズに5泊、ニューヨークに3泊の予定。

ニューオリンズでは、市内観光、スワンプツアー、プランテーションツアーをオプションで付け、ニューヨークでは、アムトラックでボストンまで行く。ミシシッピ川の蒸気船は、予約しなくても現地ですぐ乗れるらしいので、オプションでは頼まなかった。というか、蒸気船ツアー自体がないのだ。これにはびっくり!デルタ・クイーン号など、歴史的記念物にもなっているのに。もっとも、デルタ・クイーン号が今でもあるのかどうか知らないが。

とにかく、やっと行く先が決まって、とりあえず気分的には落ち着いた。でも、準備などでしばらく忙しくなる。サイトも半休止状態かも。


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2005年05月16日(月) ■
アラブとイスラエル(4)

<4>差別・迫害にさらされてきたユダヤ人

●ユダヤ人=ユダヤ教徒
●ユダヤ人のイメージ
●ユダヤ人迫害の背景
(1)宗教的背景
(2)経済的背景
(3)社会的背景
(4)生活慣習上の相違
(5)人種理論的背景
(6)ユダヤ人世界征服陰謀説
●ユダヤ民族史(紀元後)


※今日からユダヤについての話。そもそもこれを聞くのが目的で取った授業だから、はっきり言ってイスラム教のアラブのほうはどうでもよかったのだが、近藤先生の話はとても面白いので、結果的に役に立とうが立つまいが、取って良かったなと思っている。

驚いたのは、アラブについてやっているときには、あまり質問も出なかったのが、ユダヤの話になった途端に、質問が飛び交った。ユダヤは不思議な民族だと思っているのは、私だけじゃなかったみたい。

個人的に興味津々なのは、「ユダヤ人世界征服陰謀説」。起源はフランス革命の頃らしいが、現在でもそうした説を書いた本が出ているくらいだから、皆興味はあるんだろう。でも、これはきっぱりと否定されてしまった。秘密結社と言われているフリーメイソンなどは、秘密でもなんでもなく、ライオンズクラブのようなものらしい。

旧5千円札はフリーメイソンが作ったなんていう話もあるし(菊のご紋が二つに割れているのは日本への冒涜だとか、世界地図の真ん中の真後ろはイスラエルになっているとか、裏面の水に映っている山は、富士山ではなくシナイ山だとか・・・)、アメリカはユダヤ人に牛耳られているとか、面白い話はいっぱいあるのだが、全部嘘だったのかぁ。ちょっと残念。

ユダヤ系の作家の作品は、だいたい暗いものが多いけれど、なぜなのか?と聞いたところ、ユダヤ人はいつまた追放されるかと、常に不安を抱えているからだそうだ。迫害の記憶が、いつになっても薄れることがないのだ。

文学的に最も大きな影響は、シェイクスピアの『ベニスの商人』で、当時イギリスには追放によってユダヤ人がいなかったにも関わらず、シェイクスピアのその作品によって、ユダヤ人のイメージが決定されてしまったらしい。そのイメージは、今でも健在なのだろう。


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2005年05月15日(日) ■
J.R.R.トールキン(1892─1973)

『サロン・ドット・コム』(現代英語作家ガイド)を見ていたら、その中にトールキンも入っていることがわかった。というか、入っているのは知っていたのだが、ちゃんと読んだのは、今回が初めて(今頃!)。これは、例外中の例外。というのも、『サロン・ドット・コム』は、主要作品が1960年代以降に刊行されていて、著書が2冊以上出ている作家に対象を限定した「現代」の作家を載せた本だからだ。

監訳の柴田元幸氏によれば、「主要作品は1960年代より前に書いていても、広いインパクトを持ったのはそれ以降、という作家も何人か取り上げた(その顕著な例がJ.R.R.トールキン)」ということだ。とにかく読んでみて、全くその通りだと思ったので、掲載しておくことにした。『指輪物語』は、単なる子供向けのファンタジーではないということで。


『指輪物語』 は、その存在をふと思い出すたびに思わず頬がゆるむ、そういう類の作品である。このような文学作品はほかにない。比類なきスケールの叙事詩、素晴らしく独創的なファンタジー、そして堂々たる言語の祝祭。ジョン・ロナルド・ルーエル・トールキン(John Ronald Reuel Tolkien)の傑作は、人間の想像力が成し遂げた偉業のひとつである。ほとんどの作家は本を書く。トールキンは一個の世界を作り上げた。

トールキンをけなす人の言い分は─その多くの本当の不満は、要するに彼の本が読み易すぎるということのように思えるが─トールキンは素朴なファンタジー作家にすぎず、ファンタジーというジャンルは子供じみた妄執の安っぽい匂いがするというものである。たしかに、ファンタジーには子供っぽさや逃避的傾向がある。しかし、どんなに高尚で、自覚的に「文学的」な文学でも、みな幾分は、世界から逃れようとする子供の企てにほかならない。そして正しい種類の素朴さは─そして妄執は─天才と区別不可能である。

トールキンは、彼の内に在る物語の神にすっかり身を委ねる。そうして彼が語る物語といったら!純粋な冒険譚として、これに並ぶものはない。これほど望みのない探求右派いかなる文学にも見当たらないし、これほど象徴的・原型的意味の重みを担った叙事詩がかくも詳細に(ほとんど耐え難いほど詳細に)語られたためしもない。指輪の仲間たちが、迷路のように曲がりくねった川や干上がった大峡谷を越えて、モルドール(Mordor)への長い道のりを一歩一歩、疲れた足を引きずって進んでいく。それがまた何という語り口で語られることか!文献学者トールキン、かの埃っぽい学問が文学にもたらしたニーチェ以来最大の贈り物たるこの学者は、とびきり柔軟なスタイルを操って、土地の日常語から荘厳な欽定訳聖書調のリズムまで自在に移行し、大仰さや違和感はいっさい感じさせない。ゴンドール(Gondor)が最後の必死の抵抗を試み、ローハンの騎手たち(the Riders of Rohan)がひづめの音を響かせて平原を駆け抜ける。呪文のような力をとめどなく増していくその完璧な文章を読んで心を躍らせないのは、知識ばかりを振り回す輩だけだろう。

トールキンは絶対善と絶対悪の世界を作り上げ、危機に瀕したその世界の中に、ひよわな凡人とその忠実な従者を配する。すべてを堕落させる「力の指輪」を破壊すべく二人が携わる探求は、キリスト教的な救済の物語であると同時に、ホメロス風・中世風な不屈の勇気のサーガであり、また、これが最も感動的な側面といえるだろうが、望みない悲劇でもある。フロド(Frodo)と仲間たちの勝利は世界を救うが、その救われた世界からは何かが失われている。エルフたちはそこから去っていくし、フロドにしても、受けた傷の深さゆえにこの世界に別れを告げるほかない。この偉大なシンフォニーにおいて最も深く響くのは、喪失の装飾音なのである。

あのトム・ボンバディル(Tom Bombadil)を、エントたち(the Ents)を、アラゴルン(Aragorn)の長い行軍を、灰色港(the Grey Havens)に向かう最後の出発を、誰が忘れられよう?それは一個の宇宙であり、授かり物である。

(以下省略)

─ゲイリー・カミヤ(『サロン・ドット・コム』より)


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2005年05月14日(土) ■
ラリー・マクマートリー

ジョン・ダニングの 『死の蔵書』 を読み終えたので、ジャネット・デイリーの 『Green Calder Grass』 を読み始めてしまったのだが、西部に行くなら、集めていたラリー・マクマートリーの西部ものでも読むかなという気分になっている。

●Larry McMurtry
著作(1)
著作(2)

マクマートリーはテキサス(テキサスは南部だが)を舞台にした作品が多いので、今回私が行く地域を考えると、コーマック・マッカーシーのほうが近い。しかし、マッカーシーを「軽く」とか「ざっと」読むのは難しい。

マッカーシーの、アメリカとメキシコの国境付近を舞台にした「ボーダー・トリロジー」3作はもう読んでしまったし、購入してある本は、いわゆる南部作家時代と言われる時のものだ。テキサス州エル・パソに引っ越して、西部作家と言われるようになってからの 『Blood Meridian』 は、スペイン語混じりだから、ちょっとやそっとじゃ読めない代物。となると、やっぱりマクマートリーを読むしかないか。。。ていうか、『Blood Meridian』の初版本が欲しい。実物を見なきゃ初版かどうかわからないから、ネットでは買えないし(現在、マーケットプレイスでは¥176,924。これって初版?)、これを探すのを今回の旅行の目的にしようかな、なんて。カナダのマーケットプレイスでは、初版と明記してあるもので、15万〜30万円くらいする。これじゃ見つけたとしても、とても買えない。

というわけで、マッカーシーは短期間には読めないだろうから、やっぱりマクマートリーの 『Horseman, Pass By』 でも読むかな・・・と書いてしまうと、天邪鬼なので、すぐに気が変わる可能性もある。かといって、分厚い 『Lonesome Dove』 なんかは読んでる暇がないだろうし。 『The Evening Star』 あたりはどうだろう?って、あれには宇宙飛行士が出てくるから、たぶんテキサスが舞台なんだろうけど、全然カウボーイには関係ないし、ちょっと望んでる雰囲気じゃないし・・・。とりあえず、ジャネット・デイリーのカウボーイものを先に終わらせようってことで、あとは読みながら考えよう。万一、南部に行くことになったら、どうする?(^^;


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2005年05月13日(金) ■
アメリカ西部

やっと旅行の日程が決まり、旅行社に相談に行った。で、南部に行くつもりだったのが、急に西部になった。ちなみに南部というと、ほとんどの人に「岩手?」といわれるのだが、アメリカのことです。岩手に行くなら、「南部に行く」とは言わないだろう。

前にも国立公園めぐりについて書いたので、突然急に思いついて変えたわけではないのだが、5月出発ならまだしも、6月に入ってからの出発となると、南部は天気が心配。毎日雨で、それも半端じゃないという話。洗濯物も乾かないらしい・・・って、何も南部に洗濯をしに行くわけではないが、日本の梅雨を抜け出して行くわけだから、さらに湿気のひどい状態ってのは、どうなの?という感じで、二の足を踏んだというわけだ。

それに引き換え、西部(特にグランドサークルあたり)はベストシーズンで、まさに行き時。そのため、公園内のホテルがとれなくて、キャンセル待ちという状態。しかも今回は2週間の余裕があるので(実際には2週間は行かないと思うが)、公園内に泊って、じっくり観ることができるだろう。

しかし、向こうのバスの都合とか、あれやこれやで出発日が限定されるため、なかなか行きたいツアーに申し込むことができない。それに、そこまで行くならロサンゼンルスにも!というわけで、ツアーの帰りにロスで延泊できるものでなくてはならない。となると、なかなかうまくいかないもので、困ったことになっている。

実は、今までロサンゼンルスの空港には何度も降りているのに、街に出たことがないのだ。だから、国立公園めぐりの場合は、ラスベガスかサンフランシスコが基点になるのだが、ちょっと足を伸ばして、今度こそロスに行こうと思った次第。それに、シュワちゃん・・・と思ったら、知事公邸はサクラメントで、サンフランシスコのほうにあるってことを知ってがっかりなのだが、シュワちゃんがいなくても、一度はロスに!という思いは大きい。なんだかんだ言っても、やっぱりカリフォルニアは好きなのだ。

それにロスまで行けば、オプションでメキシコに足を伸ばすこともできる。国立公園を巡って西部劇をイメージし、その後メキシコの空気を感じることで、コーマック・マッカーシーの雰囲気に浸れるかもと。。。南部に行きたいという気持ちも捨てきれないのだが、時期的なことで、今回はアメリカ西部となった。

というか、まだキャンセル待ちなので、決定ではない。どうしてもダメだったら、天気にめげず、南部に行く気持ちも大いにある。一度はミシシッピ河の流れる音や、川辺で鳴いているカエルの声を聞きながら、ハックルベリ・フィンの気持ちになってみたいと思っているから。

と書いていて気づいたが、私の南部のイメージの原点は、けして『風と共に去りぬ』のアトランタや、ジャズのニューオーリンズではなく、ミシシッピなんだなと。(^^;


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『死の蔵書』/ジョン ダニング (著), John Danning (原著), 宮脇 孝雄 (翻訳)
文庫: 548 p ; サイズ(cm): 15 x 11
出版社: 早川書房 ; ISBN: 4151704019 ; (1996/03)
内容(「BOOK」データベースより)
十セントの古本の山から、数百ドルの値打ちの本を探しだす―そんな腕利きの"古本掘出し屋"が何者かに殺された。捜査に当たった刑事のクリフは、被害者の蔵書に莫大な価値があることを知る。貧乏だったはずなのに、いったいどこから。さらに、その男が掘出し屋を廃業すると宣言していた事実も判明し…古書に関して博覧強記を誇る刑事が、稀覯本取引に絡む殺人を追う。すべての本好きに捧げるネロ・ウルフ賞受賞作。

※画像は原書 『Booked to Die: The Mystery That Introduced Cliff Janeway (Cliff Janeway Novels)』


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2005年05月12日(木) ■
ジャネット・デイリー

ジョン・ダニングの 『死の蔵書』 には、いろんな本や作家が出てくるのだが、ジャネット・デイリーの名前も何度か出てくる。それも「クズ本」の代表格みたいな扱いで。

なぜ、まだ読んだこともないジャネット・デイリーが気になったかというと、たまたま今年、紀伊国屋の洋書バーゲンで1冊買い、それがシリーズの2作目だとわかったので、ちょっと前に 1作目 も買ったからだ。ジャンルとしてはロマンス小説の部類だろうから、「クズ本」と言われても仕方がないかとも思うが、実際には初版本は高額で取引されているらしい。つまり内容はともかくとして、人気はあるってことだ。

でも、ロマンスと馬鹿にしてはいけない。サー・ウォルター・スコットの小説だって、表紙に「Romance」と書いてあるくらいだから、ロマンスという言葉は、文学の上では結構広い意味があると思う。

なんて、まだ読んでもいないのに、ジャネット・デイリーの味方をしても仕方がないのだが、私が買ったシリーズはカウボーイもので、私は個人的にカウボーイが好きだから、たとえそれが「クズ本」だっていいんだ。ロマンスに価値がないと言うなら、誰か純文学でカウボーイを書いてよって感じ。

私の知ってる限りでは、コーマック・マッカーシーとラリー・マクマートリーくらいしかいないだろう。マクマートリーのカウボーイものなんて、翻訳もされてない。だいたいマクマートリーだって純文学と言えるのかどうか。

たしかに、カウボーイものはロマンス小説に多い。つまりそれだけカウボーイがセクシーで魅力的ってことだと思うけど。あ、やっぱり本物のカウボーイに会いに行こう!(^^;


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2005年05月11日(水) ■
ADSL開通

うちも今日からやっとADSLになった。これまで、「引越ししたらブロードバンドに変えよう」と思いながら、結局いつまでたっても引越しなんかしないので、ずぅーっとISDNのままで、たらたら繋いでいた。

で、ちょっと前にアポロ13号が新しいPCを買ったはいいが、ISDNの古いモデムに繋げないし、新しいPCが繋げなければ私のPCを使われちゃうわけだし、とにかくスピードが遅くてイライラするというので(私なんかずっとイライラしっ放しだったんだけど)、ついに決心。たしかに早くなった。でも、劇的に早くなったという感じはしない。もともと重たいブログなんかは、やっぱり相変わらず重たいし。

ついでだから、私のPCも新しくしたいな・・・DELLなんかどうだろう?今なら、DELLのノートが10万円ちょっとで買えちゃうんだけどな、なんて考えてもいる。とにかくNECを買ったのは大失敗と思っているので、できるだけ早く取り替えたいと常々思ってはいるのだけれど、マシンそのものに興味があるわけじゃないし、動けばいいやという気持ちもある。また一から設定することを考えると、面倒だなとも。ああ、こんなところでもぐうたら。(^^;


このところ体育会系モードなので、読書があまり進まない。アポロ13号がずっと家にいるので、自分の時間が減っているという状況も災いしていると思うけど、せっかく運動しようという気になっているものを(私にはめったにないことだ)、わざわざダメにすることもないから、このまましばらく体育会系で行っていいんじゃないの?と思う。

とりあえず、ジョン・ダニングの 『死の蔵書』 は進めている。普通なら何冊か併読したりもするのだが、今のところそういう余裕はないので、これと、たまにデヴィッド・セダリスの 『すっぱだか』 を挟んでみたりしている。

セダリスの『すっぱだか』は、読み終えてしまうのがもったいないという感じなので、ちょっとずつ読んでいる。何が面白いって言葉にするのが難しいのだが、個人的につぼ。変な人だけど、最高に面白い。はっきり言ったら、ジョン・ダニングなんか全然目じゃない。ダニングも面白いのだが、まるで比較にならないくらい、セダリスの感覚のほうが好き。ジャンルが違うから、比較するのも無意味だが。


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2005年05月10日(火) ■
日ハム&ヤクルト

今日も神宮を歩いた。神宮球場の前(というか後ろというか)で、日ハムの選手団に遭遇。なんだか奇妙な感じ。パリーグの選手が神宮にいるってことに、まだ違和感があるんだな。ところで、日ハムといえば新庄。残念ながらその新庄には会えなかった。彼は表で練習なんかしないんだろう。

さらに、昨年の神宮花火大会で松平健が「マツケンサンバ」を披露したコブシ球場(絵画館前)では、ヤクルトの選手たちが練習をしていた。外野の後ろから見ていたので、顔も何もわからなかったけど、ほほう〜!みたいな。ヤクルトは横浜と4位、5位を争ってるし。

でも、横浜スタジアムにはなかなか行けないけど、神宮ならすぐに観に来れるから、いっそのことヤクルトファンになろうかしらん?などと思ってしまった。だって、ウォーキングついでに練習風景も観れちゃうんだから、ヤクルトファンになれば、それを楽しみに歩こうって気にもなるってものじゃない?今年から、7回過ぎたら入場料も安くなるってことだし(ちなみに横浜スタジアムは8時すぎたら安くなる)。

あ、そういえば、この1週間で体重が2キロ減少。ウォーキングのおかげか?痩せたいと思っているときには、無理しても痩せないのに、痩せなくてもいいから体力をつけたいと思った途端に減少し始めた。人生ってそんなものなんだよね。


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2005年05月09日(月) ■
アラブとイスラエル(3)

<3>現代アラブ諸国の概観と彼らが内包する問題点

●現代アラブ諸国の統計数字的概観
●アラブ諸国の原油産出量と埋蔵量


※今回はタイトル的には少ないのだが、前回の復習も含めて、数字の上からアラブ諸国の歴史を勉強するといった内容。ヨルダン、シリア、レバノンあたりの話が多かったが、「サウジアラビアはサウド家の私有地である」(と、サウド家では思っている)なんて話もあったりして、さすが石油王だなあ・・・なんて。(^^;

また、エジプト人は非常にプライドが高く、「我々はアラブ人ではなく、エジプト人だ」と言っているらしく、近隣のアラブ諸国とは一線を引いているそうだ。上記のサウド家もそうだが、そういう自己主張の強い国々をまとめるためには、お約束の「共通の敵=イスラエル」が、どうしても必要なんだそうだ。中国のデモもそうなのだが、「反ナントカ」というのは、民族や国家をまとめるには最も有効な手段なのだそうだ。


今日は、授業のあとに大学図書館に行ったところ、消防車がいるので何事?と思ったら、21日から公開の「炎のメモリアル」のキャンペーンだった。図書館の下にある井深大記念ホールで、無料の試写会があるというので、これはラッキー!とばかりに観てきた。

かなりベタな消防士の話で、お涙頂戴はみえみえなんだけど、単純に感動しちゃう映画だった。主役のホアキン・フェニックス(「グラディエーター」の皇帝役)はあまり好きじゃないので、個人的にはう〜ん・・・という感じだったが、ジョン・トラボルタの演技が良くて、泣かせてくれる。トラボルタも、「サタデーナイト・フィーバー」のときは全然いいと思わなかったが、年を取ると共に渋さも出てきて、だんだん良くなってきたなあと。


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2005年05月08日(日) ■
ジョン・ダニングはキング嫌い?

『死の蔵書』 を読書中。その作者ジョン・ダニングは、もしかしてスティーヴン・キングが嫌い?と思うような部分があって、私もどちらかと言えば好きではないし同感だと思ったので、他人ごとだから笑わせてもらった。

「われわれが生きているこの時代では、スティーヴン・キングの初版本にマーク・トウェインの初版本と同じ値段がつき、しかもその十倍は売れる。なぜなのか、説明してもらいたいものだ。私にはわからない。おそらく現代の人間は知性よりも金を多く持っているのだろう。それとも、このキング・ブームの背景には、私の理解を超える何かがあるのだろうか。私はしばらく前に『ミザリー』を読み、すごい小説だと思った。誘拐の恐怖を緻密に描いた点で、ファウルズの『コレクター』に匹敵する。ファウルズを現代の文豪の一人とみなしている私がいうのだから、これは最大級の褒め言葉だろう。そのあと『クリスティーン』を呼んだが、まるで別人が書いた本のようだった。あんなできそこないの小説はほかに読んだことがない」

「近ごろ気にいらないのは、商才と文才とを取違えている者が多いことだ。とにかく最後まで読んで、いったいこれにはどんな意味があるのか、何が書いてあったのか、と自問してみればいい。そうすれば、たいがいは中身が何もなかったことに思い当たるだろう。何か意味のあることを書くという義務から解放された作者には、怖いものは何もない」


それでは、ダニングは純文学しか認めないのか?というと、そういうわけでもないようだ。だいたい自らがミステリを書いているわけだし。

「純文学至上主義者が現れたときには、うちにある新品同様の『湖中の女』、あのレイモンド・チャンドラーの長編に、千ドルの値段がついていることを教えてやる。そうすると、溜飲が下がるのを覚える。批評家に褒められ、今ではとっくに忘れられている芸術派や文学派の作品を束にしても、それだけの値がつくことはないだろう。探偵小説そのものに悪いところはない。問題はただひとつ、上手に書いてあるかどうかだけだ」


ははは、なるほどね〜という感じだ。私なんかは面白ければ何でもいいのだから、ジャンルにはこだわらないし、高く売れるからとコレクションするわけでもないので、こういう話は単なる知識としてへええ〜と思うのだが、キングに対する批判には、大きく頷いてしまったなあ。

この話の時代設定は1986年。余談だが、この頃アン・ライスの『夜明けのヴァンパイア』は300ドルだったそうな(現在600ドル)。ほかに推定だが、

ラリー・マクマートリイ『ラスト・ショー』200ドル
ロバート・A・ハインライン『栄光の道』250ドル
ソール・ベロウ『オーギー・マーチの冒険』125ドル
レイ・ブラッドベリ『刺青の男』200ドル
ヘンリー・ミラー『わが読書』100ドル
クリストファー・イシャーウッド『ベルリン物語』150ドル
ジョン・アーヴィング『158ポンドの結婚』200ドル
ロバート・ブロック『サイコ』200ドル
マージョリー・ローリングス『子鹿物語』150ドル


などなど、なかなか興味深い。しかし、いくら高額になっているとはいっても、サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』(現在1500ドル)なんかは、全然欲しくないなあ。くれるっていうなら貰っておいてもいいけど、基本的に私は自分の好きな本しか集めてないから、どんなに高値でも、嫌いな本がコレクションに入っているなんて、自分的に許せないだろう。

でも、こういう取引は当然あってしかるべきだと思う。その本の価値が正当に評価されているなら。昨今、何でもかんでも100円で売っているというのは、買うほうにとってはいいが、作家や出版社にとっては苦々しい気分かも。またせっかく価値のある本でも、売るときには100円もしないというのも悲しい。中身なんかどうでもいいという商売は、私には何とも虚しく感じる。欲しいと思っていた本が100円で売っていたら、ちょっと嬉しいとは思うけど、新品を定価で入手できたときのほうが、数倍嬉しいと思う。


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2005年05月07日(土) ■
ジョン・ダニング 『死の蔵書』

「おれには指輪は運べねえけど、フロド様は運べます!」というわけで、今日はWOWOWで「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」をやっている。・・・そそ、うちもWOWOWが観れるようになったのね。(*^ー^*)v

でも、このサムのセリフのところを観ると(原作でもそうだが)、この話はサムが主人公だったのか?とふと思う。映画ではこの部分くらいしかそうは感じないけれど、本ではそう感じる部分がもっとある。にしても、WOWOWでも日本語吹き替えとはがっかり。アラゴルンの声が嫌でたまらない。<DVD買ったんだから、どうでもいいんじゃないの?(^^;

さて、今日は新宿ペペに買い物に行った後、神宮に歩きに行ったので、16000歩くらい歩いた。慣れてくると、このくらいは平気になるのだが、まだ辛い。なんか、踵が痛いのですよ。体重のせいかしらん?うげ!

それと、御苑の近くや神宮外苑の木々の匂いが、どうもダメ。木々の若葉の匂いでもなく、伸び始めた草の匂いでもない。ある一種の木の匂いなのかな?と思うのだけど、あまり爽やかな匂いじゃないので、歩いていて気持ちが悪い。

これまで何年も御苑や神宮を歩いているけれど、こんな匂いは初めて。もしかして数年に一度しか咲かないというような花だったりして?そういえば、ところどころで小さな真っ白な花が満開になっているのだが、この光景もこれまで見た記憶がない。この花の匂いなのかなあ?

ところで、購入してすぐに「ドラゴンランス」のほうにいってしまったので、ずっとおあずけだったジョン・ダニングの 『死の蔵書』 を読み始めたのだが、これは、冒頭からはまった。ストーリーというよりも、本好きにはたまらない話だからだ。本のコレクションをしている者にとっては、非常に共感を覚える内容。主人公のクリフも、16歳のときにフォークナーを読んで、わけわかりません状態だったにも関わらず、せっせとフォークナーをコレクションしている。もちろん未読。でも、そのうち読もうという気持ちは大いにあるのだ。わかるなあ、その状態! ※画像は原書 『Booked to Die: The Mystery That Introduced Cliff Janeway (Cliff Janeway Novels)』

そのクリフが、「初版本を読むのは馬鹿だ」と言う。つまり、初版本はコレクション用。読むための本は別に買えというわけ。わかるよ〜、それ。なかなか2冊ずつは買えないけど、できればそうしたい気持ちはある。この間買った 『The Lord of the Rings : 50th Anniversary Edition』 も初版本だったから、開けなきゃよかったかもぅ。(^^;

この<クリフ・ジェーンウェイ>シリーズは古本業界が舞台なのだが、アメリカの小説だから、当然外国文学の古本を扱っているわけで、外国文学にあまり興味のない人には、全然驚きも何も感じられないだろうが、まだ冒頭だから、ストーリーに関してはいいとも悪いとも言えないけれど、この「あの本が、こんなに高いの?」といったような部分が、非常に面白い。懲りもせずに本を集めてしまう気持ちを、よぅ〜くわかってくれてるのが嬉しい。

アン・ライスの『夜明けのヴァンパイア』とか、高いらしいよ〜。レイモンド・チャンドラーの長編には非常に高額なものもあり、芸術的、文学的作品が束になったって、そんな金額には及びもつかないという。楽しいなあ、こういう話。「ハリポタ」だって、3巻目までは結構高くなるらしい。4巻目以降はあまりにも部数が多すぎるので、どうだかね。それでもコレクションはやめられない。


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2005年05月06日(金) ■
「七王国の玉座」

昨日、ジョージ・R.R.マーティンの<氷と炎の歌>シリーズの第一作目『七王国の玉座(上)』を読み終えたのだが、面白くないので上巻だけでやめることにした。上下巻ある本の上巻だけでやめるのって、初めてかも。

というのも、ファンタジーとは名ばかりで、設定が時代も場所もわからない、架空の国というだけ。多少、魔術とか得体の知れない生き物(死霊?)とかが出てくるけれど、ほとんどが人間の欲と政治的陰謀の話で、そういった大人の汚れた世界に、10歳前後の少年少女が巻き込まれていくのが、いたたまれない感じで、うんざりしてしまった。

話がなかなか進まないというのも良くない。まさにダラダラ書き続けて、いつのまにか大長編になってしまったという見本のようなものだな、と。魅力的な登場人物もいないし、どうでもいいことをやたら書き込んでいるのも退屈。

というか、作者はそういった政治的陰謀をメインに書いているのか?だとしたら、とりあえず展開はしているのだろうが、読んでいるほうは冒頭にある死霊との戦いみたいなことが書かれていくのだろうと思っているので、まだか、まだかと思ってしまうのだ。どちらにしても、面白くないや!と。

このシリーズ、全部で4冊借りていたのだが、もう読まないと決めたので、いつまでも借りていても仕方がないから、全部まとめて図書館に返した。ああ、すっとした。

今日は夕食にトロロと塩鮭を食べたのだが、カロリー的にはそんなに高くないように考えたのに、トロロでご飯が進んでしまった。意味なし!今日は雨だから、歩きにも行けなかったし・・・ていうか、「よし、やろう!」と決心して始めるのはいいんだけど、いつも翌日は雨とかでくじけるのだ。神様って、非情だ!たまには応援してくれたっていいじゃないの!


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2005年05月05日(木) ■
トレーニング開始

話にならないくらい、とんでもなく体力がないので、これじゃアメリカ旅行は無理!と痛感し、今日からトレーニングを始めた。ダイエットという目的もないことはないんだけど、それよりも何よりも、海外に行って動けなくなるってほうが心配。アメリカには大きな人がたくさんいるし、太ってたっていいじゃん!私なんか、ガリガリなほうだよ。<と勝手に言い訳する。

というわけで、夕方からアポロ13号と神宮に歩きに行ったのだが、その前にアポロ13号が「トレーニングウェアがないから行けない」と言う。外見から入る奴なんだなあ・・・。誰も見てやしないってのに。(--;

仕方がないので、どこでもいいからと買いに行った。そうしたら、近くのサカゼンで、ジャージ上下2100円というのが売っていたので(一応ニューバランスのだったけど)、これでいいやと、ついでに私の分も購入。ははは!

で、二人しておNEWのジャージを着て、やっと神宮に向かって歩き始めたときは、すでに暗くなっており、ほんとに誰も見てやしない状態。とにかく絵画館周りを3周して帰ってきた。合計12000歩強。ま、こんなもんでしょう。それにしても、日頃の運動不足がたたって、疲れたのなんの。

それから、外苑西通りの中華料理店で夕食。帰りにampmでソフトクリームを食べる。<おいっ!


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『七王国の玉座〈上〉―氷と炎の歌(1)』/ジョージ・R.R. マーティン (著), George R.R. Martin (原著), 岡部 宏之 (翻訳)
単行本: 446 p ; サイズ(cm): 19 x 13
出版社: 早川書房 ; ISBN: 415208457X ; 上 巻 (2002/11)
内容(「MARC」データベースより)
北の大狼スターク家、黒い牡鹿バラシオン家、金の獅子ラニスター家、ドラゴンの子孫ターガリエン家。七つの大国を舞台に王位争奪戦が今幕を開ける! ローカス賞ファンタジイ長篇部門受賞作。


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2005年05月04日(水) ■
ハバネロ鍋スープ

今日は何で休みなんだっけ?あ、「みどりの日」か。そのうち「昭和の日」になるとか。意味不明な名前の祝日じゃなくて、最初から「昭和の日」にはできなかったのかな。

アポロ13号、今日は一緒に東京体育館に運動しに行くのかと思ったら、神宮のゴルフ練習場に行くから行かないと言う。むむむ、裏切ったな!太った、太ったと言うくらいなら、一緒に協力してくれたっていいんじゃないの?

ともあれ、アポロ13号が数時間いなかったので、その間にPC作業。たまった読書感想文を片付ける。これに関しては○だったけど。会社やめたら、ジムに通おうって言ってたのにぃ〜!ぶぶぶ!

ところで、「ドラゴンランス」全17巻を読み終えたので、今日から<氷と炎の歌>シリーズの1作目「七王国の玉座」を読み始める。付録についてる7つの王国の家系図を見て引いた。こんなに覚えられないよ〜!図書館で2作目まで(計4冊)借りているいるのだが、たとえ7つの王国の家系図を覚えられたとしても、すぐに3作目を出してくれないと、全部忘れそうだ。間違いなく!

夕食は、昨日丸正で買ってきた「ハバネロ鍋スープ」を使って、お鍋にした。日本の製品は、激辛と書いてあっても、あまり辛くないものがほとんどだけど、これはたしかに辛かった。でも、辛いだけで味がない。う〜ん、やっぱりこういうものは韓国にはかなわないか・・・。


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2005年05月03日(火) ■
英語100万語多読キャンペーン

昨日、紀伊国屋で「英語100万語多読キャンペーン」というパンフレットをもらったのだが、そこに「英語で読書を楽しむ三原則」というのがあった。

�ー�書は引かない
�△錣�らないところはとばす
��つまらなければやめる

これは実践してるって。でも、「つまらなければやめる」というのはいいとしても、「辞書」は最初の50ページは引かなきゃダメと言われたし、「わからないところはとばす」として、ほとんどわからなかったらどうするんだろうと思ったりもする。でも、推理力で何とかなるらしい。むしろ、推理力を働かせたほうがためになると、ある先生に聞いたこともある。あまり辞書に首っ引きになっても、全体を見失うってこともある。

いずれにしても、多読をしないと上達はしないようだ。夏目漱石も「なんでもいいから、どしどし読みなさい」と言っている。パンフレットには、100冊分のタイトルが書けるように、リストもついているから、これを埋めてみようかななんて、ちょっとやる気を起こしたりもしたのだが、別にそれに書かなくたって、ちゃんと記録してるじゃないの!じゃ、書いても無意味かと思ったが、それでキャンペーンに応募しなさいということらしい。

でも、来年の3月末までに100冊?無意味の前に無理じゃないの?しかも、100冊読んだら、抽選で100名に「洋書5冊+読書記録手帳」をあげますというのだ。それも好きな本じゃなくて、向こうが勝手に選んだ本を。それって、あまりそそられない賞品だ。どうでもいいやって感じ。ま、無意味だとしても、リストに100タイトルを記録するという作業は、励みになって楽しいかもしれない。そもそも本は読むんだから。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ドラゴンランス 夏の炎の竜(下)』/マーガレット・ワイス (著), トレイシー・ヒックマン (著), Margaret Weis (原著), Tracy Hickman (原著), 安田 均 (翻訳)
単行本: 385 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: アスキー ; ISBN: 4757718012 ; 下 巻 (2004/03)
内容(「MARC」データベースより)
さらば、ドラゴンランスの英雄と神よ。万物と無の父、火竜、異界の魔物が世界を襲う。親子二代にわたるドラゴンランスすべてを締めくくる完結篇。


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2005年05月02日(月) ■
アメリカの国立公園

旅行社に行って、パンフレットをもらってきた。いつ行っても、南部ってのはないんだなあ。唯一ニューオリンズのツアーのみ。自由旅行で相談もしてみたけど、いい返事が返ってこない。

もちろんお金を出せば、何だってできるんだろうけど、なかなかそうもいかないし、とにかく旅行社が全然乗り気になってくれない。行くなら「どうぞご勝手に」という感じ。何もフォローしませんよと言わんばかり。一度行ったことのある土地ならまだしも、初めてのところで、どうぞご勝手にと言われても・・・。

実は、テキサスにも行きたいのだ。ヒューストンに。南部だけど、西部も感じられる宇宙飛行士の街。カウボーイと宇宙飛行士と言ったら、私にとっては憧れの2大職業だ。料理もクレオールじゃなくてテックスメックスで、ちょっと違うらしいし。だってさ、カウボーイハットを普通にかぶれるのって、テキサスしかないじゃない!

ところが、テキサスの案内などどこにもない。現役大統領がいるっていうのに(だから嫌だってのもあるかもしれないが)!「飛行機は飛んでますよ、だから勝手に行ってください」てなものだ。

ニューオリンズからアムトラックでは?と聞いたら、ふん!て感じで、そんなところに行きたがるなんて、おかしいんじゃない?って顔をされた。見学可能な宇宙博物館があることさえ、旅行社の人が知らないという有様。何も「こちらヒューストン!」と言ってるところを見たいと言ってるわけじゃなし。そりゃ、見せてくれるものなら喜んで見せてもらうけど。

というわけで、グランドサークルという国立公園が集まってる地域あたりはどうか、なんてことも考え始めた。アリゾナ、ユタ、ネバダ、カリフォルニアって感じ?そうしたら、パンフレットにシュワちゃんが載っていて、「ウェルカム」と言いながら、おいで、おいでをしている。気持ちが大きく揺らぐ。

それに、そちら方面なら、「ヘリコプターでグランドキャニオンを飛び、本物のカウボーイのいる牧場でディナー」ツアー(まずそうだけど)なんかもあるらしいし、ナバホインディアンにも会える。グランドキャニオンは前回行ったけど、モニュメントバレーとかアーチーズとかヨセミテとか・・・って、「大いなる西部」って感じでいいかもぅ・・・なんて。

優柔不断なので、全然決まらない。でも、6月頃って、ニューオリンズは暑いはず。毎日雨とかって書いてあったし。日本の梅雨より不快?行った人に聞いたら、「沖縄みたい」という返事だったが、私は沖縄に行ったことがないので、全く参考にならない。


〓〓〓 BOOK

◆読了した本

『ドラゴンランス 夏の炎の竜(中)』/マーガレット・ワイス (著), トレイシー・ヒックマン (著), Margaret Weis (原著), Tracy Hickman (原著), 安田 均 (翻訳)
単行本: 309 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: エンターブレイン ; ISBN: 4757716699 ; 中 巻 (2003/12/19)
内容(「MARC」データベースより)
ドラゴンランス戦争から約25年。「暗黒の女王」タキシスを奉じる闇の軍勢が勢力を盛り返し、世界進攻を開始する。異常気象の中、一気に滅びへと向かう世界を救うべく、ドラゴンランス戦争の英雄達が動き出すが…。


◆紀伊国屋

『アメリカの国立公園〈2003〜2004年版〉地球の歩き方』/「地球の歩き方」編集室 (編集) ¥1869
単行本: 485 p ; サイズ(cm): 21
出版社: ダイヤモンドビッグ社 ; ISBN: 4478075972 ; 改訂第8版 版 2003〜2004年版 巻 (2003/03)
出版社/著者からの内容紹介
アメリカと言えば、大自然。他に類を見ないそのスケールに、きっと言葉も出ないことでしょう。イエローストーン、ヨセミテ、グランドキャニオン……、世界で初めて国立公園という概念を確立したアメリカには、信じられないくらい貴重な自然と動植物が残っています。そして、それらを気軽に感じ、体験することができるのです。地球の原風景に接することなくしてアメリカは語れない、そんな人気の国立公園をすべて網羅しています。
夕日に染まるグランドキャニオンを眺めていると,ドラマチックな大地の記憶が甦える。大自然を実感できる国立公園ガイド。


◆TSUTAYA(DVD)

「デイ・アフター・トゥモロー」 スーパー・パック ¥2500
デイ・アフター・トゥモロー / リーグ・オブ・レジェンド 時空を超えた戦い
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン - ASIN:B0006N2FKO
内容(「DVD NAVIGATOR」データベースより)
スペクタクル大作『デイ・アフター・トゥモロー』と、FOXが放つ強力タイトルの2作品をセットリリースする“「デイ・アフター・トゥモロー」スーパー・パック”。S・コネリー主演のアドベンチャー『リーグ・オブ・レジェンド』を同梱。


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2005年05月01日(日) ■
『指輪物語』50周年記念バージョン

とうとう念願の本を入手。『指輪物語』原書の50周年記念バージョンだ。「指輪」というと、もちろん「赤表紙本」と決まっているのだが、それはもう持っているし、これはまた特別バージョンだから、どうしても欲しかったのだ。

説明にもあるように、校正をし直し、テキストも新しく組み替えている。トールキンの自筆のイラストもカラーで入っている。なんたって、革装の見た目も素晴らしい。紙のエッジが金で塗られていて、驚くほどキラキラしているのだが、デザインもシンプルなので、重厚な感じは損なわれていない。

「ハリポタ」同様、「指輪」もまたコレクターなんだけど、今まで集めた中で、一番気に入ったかも。ガンダルフの表紙(ジョン・ハウの絵で、個人的に最もガンダルフのイメージに近いと思っている)のコンプリート本も気に入っているけれど、これはまた本当に特別という感じだ。開くのが惜しかったくらい。

50周年記念の初版本だし、あとで高くなるかも・・・なんて、ちょっと思ったけれど、中身を見ずにしまっておくなんて絶対に我慢できないから、惜しいけどビニールを破って開いちゃった。至福の瞬間だった。やっぱり映画ものより本のほうが、手に入れた時の嬉しさが違うんだなあ。もう宝物〜★

今日はたまたま、BSで「二つの塔」のエクステンデッドエディション版が放映されていたけど、グッドタイミング!という感じ。このところずっと「ドラゴンランス」にはまっていたが、それはやっぱり「指輪」が好きだからに他ならない。「ドラゴンランス」も、基本的には「指輪」を踏襲しているのだ。再び本や映画に触れて、また思いを新たにした。

あ、DVDのトリロジーBOXと、朗読CDの続き・・・。いやはや、楽しみがたくさんあって、困っちゃう。(^^;

●『The Lord of the Rings : 50th Anniversary Edition』バリエーション


〓〓〓 BOOK

◆Amazon

『The Lord of the Rings: 50th Anniversary Edition』/J. R. R. Tolkien (著) ¥9563
★Amazonギフト券 ▲¥6372
革装本: 1157 p ; 出版社: Houghton Mifflin (T) ; ISBN: 0618517650 ; 50th Annv 版 (2004/10/21)
・Finest edition ever offered, complete in one volume
・Fully corrected, all new text setting
・Color insert showing leaves from the Book of Mazarbul
・Deluxe leather binding with two-color foil stamping
・Gilded edges, ribbon bookmark
・Two foldout two-color maps


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