15's eyes
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2003年01月29日(水) 私が本当にほしかったもの

めまいと咳は相変わらずとれないんだけど、
日に日に体調はよくなってきてるので、一安心。

来月中旬に自分の研究授業があって、
それまでに授業の進度をハイスピードでかけぬけていかなければならず、
かぜひきが増えている自分のクラスのこどもたちに
たのむからもう欠席が増えないでくれと祈る毎日。

子どものための授業なんですがね…


2週間ほど前に彼と話してわかったことを書こうと思う。
自分自身のために忘れないために。


つきあいが続いてくると、
言わなくてもわかるだろうということや、
まぁこれくらい、いいやということが多くなってくる。
聞かないで流すこともあるし、
愛情表現だって、べたなわかりやすい表現なんて少なくなってくる。


そんなこと、いくつかの恋愛で経験していたのに。


私はそんな過去の経験なんて、
すっかり腐らせていた。


いや、恋愛においては経験なんてホントは必要のないもので、
相手が変わればまた、初めから似たような感情や、似たような経験を
繰り返し、繰り返し、まったくの新しいこととして
受け入れていくものなのかもしれないけれど。



とにかく、そんな過去のことなんてさっぱり忘れていた私は、
また、形あるものを求めて、
その形とはとてもとてもわかりやすい、
「結婚」という形を求めていたと言うことに気づいた。



そもそも、親のことだとか
年齢のことだとか、
そんなこと抜きにして、
自分自身に問いかけて
あっ今だ!
と思う時期だったのか、
そう考えてみると、
ゼンゼンそんな時期じゃなかった。


でも私は、
いろんな理由にかこつけて
本当は心の中で
彼の私に注ぐ愛情を確認したくて、
ただそれだけの理由で、
結婚したくなったのでは?
と思った。



そんなの
そんな結婚なんて
ただのどこかわけのわからない寺のおふだみたいなものじゃないか。
ばか。



それに気づかせてくれたのは、やはり彼の言葉。


結婚云々の会話ではなくて、
彼の人となりというのがその日の会話でたくさんたくさん
わかったからだった。


彼がきちんと考えてから女の人とつきあうということ。
「一つのつきあいを続けていくこと」の大事さを知っているということ。
別れを受け入れる場合に考えること。
仕事に対する真摯な態度。
友人や同僚との接し方。

そして私という人物を、
彼がとらえたままで受け入れてくれているということ。

自信のない私をそのままでいいんじゃないのと
言ってくれた言葉。

彼のストーカーの女の子が未だに私を見つけて、
追いかけてきて何かされるんじゃないかと
実はとても心配しているということ。

などなどなど。

直球の話をしなくても
たくさんのことが見えてきた。


「好きだ」とかそういう言葉ではなくても、
抱きしめるという態度ではなくても、
もうじゅうぶんというほどの安心と彼の恋人だという自信をもらった。


気持ちはとても安定して、
私は、
あぁ、もっとこの人と、たくさんたくさん
お互いのいろんな部分を見せ合って、
わかりあっていく楽しさを続けていきたいと思った。

そして、
もっともっと引き出しのたくさんある女になりたいと思った。


その日の夜家についてから、
そして、今も、ずっと、
気持ちに余裕が続いている。

私には余計なおもりはついていなくて、
ただ純粋にこの彼とずっとつきあっていって、
ずっと手をつなげる人でいて、
そして、それがお互いが一番良い時期に、
形になればそれでいいんじゃないかと思っている。


やっと思考が戻ったな。


2003年01月27日(月) かぜひき2

微熱まで下がったんですが。


なんか気持ち悪い。


多分、風邪薬のせいだと思うんだけど。

月曜日に絶対仕事に行きたかったんで、
絶対復活できるように、
強めの風邪薬を処方してもらったせいかもしれない。

私は、薬アレルギーはないんだけど、
小柄なので大人の分量だと薬に負けてしまうらしい。
それで、お医者と相談して、成人の80%の分量で
処方してもらったんだけど、
それでもだめなのかだめなのか。
しくしく。


なんていうのかなー
数日前まで熱があるふらふら感だったんだけど、
今は明らかに違うふらふら感なんだよねぇー

この薬やばいのかなぁ…


今日とりあえず、授業だけはやろうと思って
出勤したのだけど、見事にかぜひきが増えていて、
私のかぜきんがクラスにばらまかれたのかもしれないなぁと思った。


そして今日もばらまいてきた。
さいてー


「せんせー熱があるの?」と聞かれ、
「あるともよ。」と答えると、
「じゃぁ帰れよー。」と言われたけれど、
わらってごまかし、
インフルエンザかどうかのテストは、
鼻水で調べるんだよ、
鼻水がでなかったせんせーは
看護婦さんに綿棒を鼻の穴につっこまれたよう
という女子台無しのネタを身振りつきで披露して、
笑いをとってしまった。
こんなんで笑ってくれるのは君たちだけよ、ホント。



今日も眠りますよ。
はやく元気に復活できますように。



あ。
そうだ。
彼との話書いてませんね。

そのうち書こうとおもってるんですがね。


2003年01月26日(日) かぜひき

数年ぶりに寝込むほどの風邪をひいた。

金曜日くらいから咳が出るようになって、
風邪かなーと思ってたら、
その夜から発熱。

土曜日には39.5度とか10年ぶりとかにマークして、驚いた。
授業の関係もあるから月曜日は絶対休めないし、
あわてて点滴をうちにいって、
この土日寝込むことになった。

はぁー
もったいない。

せっかくのお休みなのになぁ…



2003年01月23日(木) 映画の話

仕事の帰りに、「黄泉がえり」を観てきた。
邦画を観るのは久しぶり。


どうしても観たかったのはきっと、
私にもよみがえってほしい人がいたから。


2年たっても忘れることはない母は、
よみがえってほしいと思うし、
今でも誰もいないときに、
ひとりごとででも、話かけてしまう人。



エピローグのシーンの草薙くんのナレーションは、
身近に、どうしてももう一度話したいという
亡くなってしまった人がいない人にも、
生きてはいても何かの事情でその人と会えなくなってしまった人や、
今、大好きな人を失ったばかりの人や、
今、大好きな人とすぐに手をつなげる人にも、
きっと心に残るものだと思う。



3週間限定上映なので、
観たいなぁって思っている人はお早めに。


2003年01月21日(火) 近況

研究授業のおおよその案が通ったんで、
一段落ついた。

よかった。

映画にいけそうだわ。

日記は明日から書きます。


2003年01月19日(日) 結果

彼と話をしました。

今日は、頭のなかでうまく整理できないから書けない…

けれど、
ひとつはっきりとわかったことがあった。


それは、
彼はまだ、私のことをよく知らない。
けれど、私のことを私よりも考えてくれているということだ。


それがわかった。

自分が浅はかだと思った。

私は、彼が思うほど、
彼のことを考えられていたのかな…


2003年01月18日(土) 私にたりないもの

私に足りないものは、自信。
自分への自信。

自分に自信がないから、
相手に信頼されることが、怖くなるときがある。

だから、自分のことが大好きだと思っている人にとても憧れる。

私も、昔よりはだめな自分も認められるようになってきた。
でも、自信が十分じゃない。
どこかで、弱くて引き下がって我慢する自分がいる。

昔から、鍵っ子だったせいなのかな…
親に心配かけたくないなぁと思って、
よい子の自分がいつも家にいた。

でも子どもの持っている水瓶は浅いから、
あふれたときにはいつも余計に心配をかけることになっていた。
ためずにそのつど吐き出せば楽なのに。
みんなみんな楽なのに。

不安の解消法はいくつも覚えたけれど、
何をやっても不安が消えない時は、
いつもいつも溜めてから、吐き出してしまう。

子どもの時から、
けっきょくのところ改善してないんじゃないかと思ったりもする。

結局そうしたほうが、
みんなに迷惑かけてるのに。

もっと信頼していいのだと。
こんな自分でも大好きで、受け入れてくれる人が、
まわりにたくさんいるんだよ。
というメッセージを今日受け取った。

もっと自信を持ちなさい。
すぐに「ごめんね」なんていわなくていい。
言わなくても良いときに言ってる自分を治さなくちゃ。

自信がないばかりに、自分の心の蓋をすぐに閉めようとする
その癖を治したい。


自分が怖いと思っているから、
ネガティブになっているから、
そのようなことが起きるのかもしれない。


なんか、精神世界の話で重たいけど…


明日、彼と会う。
思っていることを少し話そうと思う。
あの人になら、話しても大丈夫っていう気持ちがある。

私が信じた人だから、
相手のことをもっと知りたいし、
私のことをもっと知ってもらいたい。

結局彼と私に横たわる様々なことは、
誰でもない、
彼と私にしか、解決できないんだよね。


2003年01月17日(金) 春のおかいもの

えーっと。
仕事の方は今週末は出勤しなくて済みそうだ。
よかったよかった。

土曜日は姉と友達とお茶。
日曜日は彼が休みとれるはずなので、あそぶ。
今週末は楽しそうだぞー

土曜日には私の家に遊びに来るので、
何もなかったから
とりあえず、紅茶のパウンドを焼いた。
できあがり写真はヤプースにのってます。
でも、今、オチてるみたい…
本人がヤプース見られない…
ホントヤプースのサーバーって安定しないね。


今日はあんまり重たくない話を。

春物をそろそろ買いあさろうと思ってる。

セールが一段落してきたみたいだから、
これから要チェックだなー

今からはやりものを買えば、
5,6月くらいまでは着られるので、
結局はお得なんだよね。

とりあえず私がねらっているものとしては、
定番のものはだいたい持ってるので、
トップスは柄とか、変化球がほしいなぁと思ってる。

パンプス1足
ショートトレンチ、
くすんだピンクのカシュクールニット
柄物のカーディガン
デニム
を数ヶ月で徐々に買っていこうかと思ってるんだけど。

どうかなー

春先に友達の結婚式もあるからワンピースもあったら便利かなー
とか、望みはつきない。

最近のぞきにいくお店は

スピック&スパン
アダムエロペ
ロペ
インタープラネット
アクアガール
ブルーレーベル
ICB
イエナ
アローズ、
トゥモローランド

あたりをみるとだいたいほしい物が手に入る。
系統ばらばらですが。
計画的に買って行けたらいいなぁ


ところで、今シーズンのドラマは、
僕の生きる道とか、高校教師とか、
先生ものがあるんだね。

なんだか出てくる女の先生のお洋服は、
矢田亜希子ちゃんにしても眞鍋かをりちゃんにしても
カジュアルっぽいね。

学校によっては、
上司の考えによってカジュアル系でもスーツ必ず!
みたいな学校はあるからね。

私の学校はドレスコード厳しくなくて幸せ。
TPOはあるけれど、だいたい着たいものが着られる。

でも、白いお洋服はだめだねー
汚れちゃうから。

もともとチョークで汚れやすいんだけど、
さらに、掃除とかで汚れやすいし。

今はあきらめの境地で白シャツ着てるけどかなしい。

美しい白のスーツやワンピースなんて、遠い夢。



2003年01月16日(木) 注射と占いと過去のはなし

予防接種を今更打ってきた。
今年はインフルエンザが猛威をふるうんだって。

学校はそういうのの巣になりやすいから、
受けてきた。

抗体ができるまで、1週間ぐらいかかるんだって。
その間にうつったらどうするんだろ。

発病して48時間以内にうったら劇的に治る
ワクチンがあるんだって。

でも、何をもってうつったと認めるんだろう。

はてな。



とりあえず、
たたき台になるような原稿は仕上がったんで、
明日みせることになった。

はー
やりなおし少ないといいなー
いいなー

友達が占いに行きたいって言い出した。
この決断が正しいかどうかだって。
後押ししてほしいのわかるけど、
占いはなんでもない時に言った方が、
良い気がするって伝えようと思ってる。

大きな決断ほど、
自分で苦労してでも決めた方がいいような気がする。


占いでその道に進まずに、後悔しない?
占いでその道に進んで後悔しない?
占いで決めたから後悔しない?


人の価値観だけどね。


彼に一つ過去を訊ねた。

すごくくだらないことだったんだけど、
私たちは出会いが出会いなだけに、
バックグラウンドに共通点がなくて、
未だに知らないことも多い。

事実がつながった。

安心した。
やっぱり確かめたいことは、
確かめたほうがいいのだと思った。

一方が気になるのなら、確かめた方がいい。

「何もかも知る」ということではなく、
聞いてみたいことは、聞いた方がいい。

最近の自分は以前の自分と違って、
恋人に「安心」というものを求めてるみたい。

前は「どきどき」が優先していたのにな。
つきあいが続いていくとそうかわっていくのかな。

どうなんだろうな。


2003年01月15日(水) 意図的な…   今日はまじめな仕事の話

来月やる研究授業の原案を立てている。

ちっともさっぱりぜんぜん進んでいなくて、
はぁ…
終わらない終わらないってため息ばかり。

こういうのは、
平日の授業が終わった後の数時間で練ることなんて
絶対ムリだから、結局休みの日とか、
夜にやることが多い。

私の仕事はタイムカードというものがナイ仕事なので、
月平均何時間働いてるかはわかんないけど、
おそらく、労働基準法には違反していることでしょう。
世の中に違反してない先生は若干でしょう。きっと。

センセの仕事を一言でたとえるとするのなら、
「雑用半分創造半分の仕事」と定義できるかな。
ふぇ、かっこいいな、こう書くと。
わずか5年の教職経験でこんなこと言い放つ私は
若者の分際でーと上の人から叩かれそうだけど。

雑用とは、
日常の雑務。
会議の文書・時間割の作成、お掃除とか、
そういうのはごくごく日常のありふれた仕事。
これは雑用と私は思うけれど雑用を侮ってはいけないね、やっぱり。

創造とは、
授業、授業、授業でしょう。
授業しかないでしょう。

たとえば、当たり前のことをコドモは知らない。
それがコドモと言う生き物だから。

体積の公式が縦×横×高さだなんて大人はみんな知っている。
塾で習ってる子どもだって、公式は知ってるとしても、
「じゃぁなんでその公式がどっからでてくんだよ。」
と問いかければ、
「塾で習った」、「チャレンジで習った」、「兄ちゃんが言ってた」
とかそういう出どころでしかない。

私、塾は今ドキだから、通ってもいいと思う。
通信教材だって、家庭教師だっていいと思う。
ただ、
「じゃぁ学校の勉強って必要なワケ?」と聞かれたら、
「必要だ。あたりまえだ。」
とコドモに話すと思う。


違いは、求めているものだと思う。


学校ってきっと自分の考える道筋や、
感じることの道筋をつくっていく場所なんだと思う。


確かに、学校のお勉強で、
「この解き方だけは覚えてくれよー」
と私もコドモに懇願することはあるんだけど。
まぁ、それを忘れてしまっても
怒ったりなんかしない。

私の考えだけなのかもしれないけど、
「なんで?」
って思うことを忘れないでいてくれたらそれでいい。

その「なんで?」に対して、
「こうなのかなー」
って自分の考えが持てれば最高。
合ってても間違ってても、
考えも持てなかったら、先に進めないんだから。

自分の考えを持つためには「なんで?」って
思わなかったら持てないでしょう?

学校の勉強なんて、
生きていく上ではきっと実社会ではあんまり役に立たない。

おつりの計算ができて、
百分率ができれば消費税の計算ができる。
漢字のぼんやりとした形を覚えておけば
新聞やテレビのテロップが読める。
そんなもの。

でも、徐々に難しい問題を解いていくことって、
「なんで?」
に強くなることだから、
その難しいことに対して、
「きっとこうなんじゃないのー?」とか、
「こう思うわー」とか、
自分の考えを持っていくことって、
大人になるためには必要だよね。

自分の考えを持てなければ、
人とつきあえないじゃない?

なんで?
なんで?
なんで?
なんでなんだようぅぅ

って思いたくなるような授業の原案を今つくってるんだけど。
私は悲しいな…大人になってしまったから、
もう、コドモには戻れないから、
予測でしか進めない。

こんな場面を設定したら「なんで?」って思うかな。
こんな聞き方したら「なんで?」って思うかな。

なんでなんでなんで?
とコドモが思えるように意図的にその場を
設定するにはどうしたらいいのだろう?

うーん
うーん
うーん



2003年01月14日(火) 一方通行

昨日、夜遅くに仕事の終わった彼からメールが届いた。

数回私たちはやりとりをしたけれど、
ホント、会っていないときの二人の思考回路の違いに
いらだった。

今考えれば仕方ないことだとわかるんだけど。



私が、映画を立て続けに二本観に出かけたことに関しては、
「いいなぁ〜うらやましい。」というレスが。

どんな気持ちで観に出かけたのかも知らないくせに。


私が夜あんまり眠れないことに関しては、
「俺はすぐに眠っちゃえるからね〜。」というレスが。

どうして眠れないのか訊ねられもしなかった。


私はまたしても今日も眠れないのかと
ふとんに入りながらメールのレスを返していたけれど、
彼のことごとくおめでたいレスにむかついて、
一人でいらだった。


あー!!
もう、どうしてなんだろ。
なんてお気楽な人なんだろ。




なんだか一人で、私がいらいらしてて、
一人で考えていて、ばかみたい。



結局、
その日最後のメールに、
「ホントはその映画を2本とも一緒に観たかったんだよ。
それじゃぁまたね。」
と書いて送信して、電源を切った。



朝起きて、
本当に少しだけまともになった頭で考えた。




そう、
彼に対して怒るのは筋違いだ。



彼は、この1週間の私が考えてることを、知らない。
知らないから、仕方ないのだ。

超能力者じゃないのだから、
いつも通り、いつも通りの返事を返してくる。
それだけだった。


私は、会ってから、
自分の身の回りに起こったことや、
そのことで考えたことを話そうと思ってたから、
彼に何も伝えていない。


伝えていないこちらの精神状態を、
くみとって考えろなんて、
なんて、わがままで自己中心的な考えなんだろ。


そう思うと、
まぁ、次会って話すまでは、
平静を取り戻さなくちゃと、気合いが入った。


だから、まずは週末まではできるだけ仕事に没頭することにした。











2003年01月13日(月) 私の結論

彼と話したいことがたくさんたくさんあるのだけど、
残念ながら、時間と仕事の都合があわず、
結局この連休中も会えなかった。

彼はメールで、
明日の夜にでも会おうと告げてきたけれど、
断ろうかと思っている。

まともな頭で話したいので、
しばらく考える時間がほしいから。

この1週間ほどで、
私の身辺と頭の中は大きく揺れた。
震度いくつぐらいかな?
わからない…

会えない時間をつぶそうと思って、
映画を立て続けに観た。
彼と一緒に観ようと思って、観られなかった
「マイノリティーリポート」も、
「ハリーポッター」も、
てくてく歩いて、一人で観に行った。
映画はベタな内容でそこそこおもしろかった。
爽快な気持ちで映画館を出たけれど、
歩くうちになんともいえない焦燥感に駆られて、
また、悲しくなった。

眠れない夜は、
家では滅多に飲まないようにしているお酒を飲んで眠るようにした。
それが今日、父親にバレてしまい、
久しぶりに生活指導をくらった。

友達と会って話しているときと、
仕事に出かけて、
子どもと出会ったときだけ、
普通に話せる私と、
いつもの仕事中の先生の私がいた。

今日もあるいてあるいて、
家路にたどり着くと、
「眠れないから」と言って、
血迷って頼んだベッドカバーが届いていた。

ピンク地に花柄。
シーツも、枕も、掛け布団も、
ピンクの花びらがまぶしかった。
去年の私なら、
絶対に頼んでいない柄だ。
花に埋もれて、
心地よい眠りが取り戻せると思う?

眠ることによって、
ホントの自分が取り戻せてた私が、
眠れなくなった。
やっとの思いで眠れる事態になってしまった。



何がそうさせてるのか?

原因はわかってる。


私が逃げてたことが、
もう逃げられなくなったからだ。
耳をふさいできたことが、
ふさげなくなってきたからだ。
目をそらしてきたことが、
そらせなくなってきたからだ。


いつかきっと自分にも、
そう思う時期がきっとくるのだろうと思ったけれど。
今年初めにこんなにも急に、
考えるとは思わなかった。


私もついに取り憑かれてしまったようです。
「家族」と「結婚」という私にとっては重い課題に。
その課題に足を踏み入れることになりそうです。

ため息だ。
わくわくするという感じじゃないな。
悲しくなるのはなんでなんだろう。
いろいろ不安に思うのはなんでなんだろう。

家族を捨てる訳じゃないのにね。

それに第一、相手にまだその意志があるのか
はっきりと確かめていないからこの話を、
今の彼とすぐに進めるのかもまだわかっていないのに。

だけど、でも、
私の心の中で思うことが始まったから、
もう止められなくなった。

相手も一緒に踏み入れてくれるかどうかはわからないけれど、
私がそれを彼に確かめる時期が、
今、目の前にきたようだ。




2003年01月12日(日) 潔さ

Nちゃんと食事をした。
Nちゃんは高校の友で、大好きな私の友達。

私とは職種が違うけれど、
仕事という生き甲斐をもちつつも、
自分の気持ちに正直に生きている、
とても素敵な私の友達。

土曜日の深夜にNちゃんが手がけていた、
研究発表が終わって一段落したとのことで、メールが届いた。

私、どっちも振ってしまった。
どうしてこうなのかな…


そういうメールだった。

Nちゃんは二人の男の人から、交際を求められていた。
友達として思うけれど、
Nちゃんみたいに自分の時間をきちんと持っていて、
仕事も一生懸命やっていて、かわいい女の子を
男の人が放っておくわけがない。
だから、やっぱり働き始めてからNちゃんはモテている。


私も自分自身のことで、
またしてもぐるぐる悩んでいたので、
これは会うしかないでしょうと思って、
私たちは夕方から会った。

結局Nちゃんは、自分がそこまで好きじゃなかったから、
つきあえないと思ったのと、淡々と話していたけれど、
私はNちゃんはスゴイナーと思った。

Nちゃんが出した結論は、
当たり前すぎるくらい、正しいのだけれど、
バックグラウンドとルックスを取り上げてみても、
その男の人たちは、もったいないに値する人たちだったからだ。

それだけでつきあえないのはもっともな話だけれど、
そんな人たちに誘われても、優しくされても、
ふらふらっとなびかずに、
自分の気持ちを大切にしてさくっと断れるNちゃんを尊敬した。

やっぱり迷いの多い20代後半。
「この人とつきあわなくって次あるかな…」
なんて考えてしまう人もいるはずだから。

そして、さくっと断ってあげると、
相手も次に進みやすい。
そのうちの一人は
既に去年もNちゃんに一度振られている人だけれど、
そのNちゃんの潔さがきっと
余計にNちゃんの株を上げたとしか思えない。

「私ひどいよねー」
なんて言って軽くため息をついたNちゃん、
私はそんなあなたが、友達として誇りです。












2003年01月11日(土) 人との出会い

仕事の帰りにとてもとても久しぶりに、
自分のHPで出会った人と直接会うことができました。

いつも私が書いたことに自分の言葉で、
自分の思いを伝えてくれたサトエちゃんという人に
出会うことができました。

貴重な旅行の時間を私に会うための時間を割いてくれて、
とても嬉しかったです。

そして、面と向かっていろいろな話をすることが
出来て、幸せな時間でした。

私の日記には、
私の家族や、私の恋人や、私の実社会で知り合った友達には、
思っていても伝えてはいないことを
たくさんたくさんたくさん書いてあって。
それは陽も、陰もどちらも書いてあって。

自分の頭の中で考えたことや、
心の中で思ったことを
言葉にすることができた一部分を書き留めているのですが、
もしかしたら、
直接出会ったことはなくても、
毎日毎日日記を読んでくれている人がいちばん、
私という人を知っている人かもしれないと思います。


いつも読み手を意識して日記を書いているわけではないのですが、
私の日記を読んだサトエちゃんが、
私の吐き出した言葉のかけらを、
頭の中でちょっとよぎらせてくれて、
自分の思いとだぶらせながら、
読んでくれて、考えてくれたことがあったことを知って、
とても嬉しかったです。


またきっと、近いうちに
出会えることを期待して、
サトエちゃんと別れた後に、
とても暖かい気持ちで家路につくことができました。

ありがとう。
ありがとうね。










2003年01月09日(木) 姉よ ごめんね

今日は、仕事の参考文献を探しに本屋へ。
2月にやる研究授業の、
下地をつくっておかなくちゃいけなくて、
何かよい参考資料はないものかと、
本屋を2軒はしごした。

まったく。
研究授業というのは、
好んでやる場合もあるが、
時期、単元、教科など選り好み出来ずに、
指定で教材を練らなくちゃいけないこともある。

私ぐらいの経験年数では選り好みしていても、
いけないのだけど、
3学期の子どもの育ち具合というのは、
1年間やってきた自分と子ども達の成果も
もろに反映するから、つらい。

ええ、自信なんてないですよ。
でも、やるしかない。



夕方、姉とお茶を飲んだ。
しばらく二人で出かけてなかったから、
積もる話もいろいろあった。


姉はとてもいい人だ。
とてもとても。

そして、同時に私は常日頃の自分の行いを
申し訳ないと思った。


平日の私は疲れきってて、
たまに遊びに来た姉とろくな会話もしないで、
部屋に閉じこもる日もあるから。
きっと気分に波のある小姑だと思うから。


家族の会話って大事だと思った。
私はせっかくのめぐりあわせで出会った姉を大切にしよう。
大切にしよう。


2003年01月08日(水) はー

今頃いっこ仕事が片づいたよ。

夜からねばって一つ文書を完成させた。
あといくつだ?いくつ。
何ページだ??

やだなー
やだなー

彼も今週から仕事が始まったらしく、
忙しくて昨日も床で眠ったらしい…

男の人とまともな連絡がとれるのは、
木曜ぐらいからだ…
と何かの本で書いてたけど、ごもっともだよ。

月、火、水、なんて仕事でめいいっぱいで、
残業残業か早々に眠りこけてしまうか、どっちかだもんね。

私も忙しくなったらそんな生活だけどね。
気持ちはパワーセーブしてるものの、
「彼と一緒にこのテレビみたいなー」とか、
「彼とおはなししたいなー」とか、
月も火も水も仕事の合間に考えてて、
1年半以上たつ今も無意識に考えてるときがあって、
それに気づいて具合が悪くなりそうだ。

あー
24時間の中で、彼という存在を
一時でも消してほしい。

そしたら、何も考えずに、
集中できるのに。

この考え、何かヘンで、間違ってるんだろうけど。
会えなくて、寂しいときにそう思ってしまう。

会いたいとか、
さびしいとか、
言っても、
メールに書いても、
実際に会わないし。
会えないし…。

平日数限りなく会ってたら、
今のままだったら、
仕事も何もかも60%の仕上げで、
自分のしたいことも30%できたらよいほうで、
お互いの生活がぼろぼろになってしまう。

でも、
今の状態で80%の力で仕事やってるのか?
って聞かれたら、自信ないなぁ私。


私、いままで、どうやって仕事を、生活をしてきたんだろう。


出張ばかりの男とも、
1週間に1度しか電話のない男とも、
こちらから連絡もたいしてせずにも平気で暮らしていたのに。

あの私はどこへ行ったの?


それは、その男のことをたいして好きじゃなかったから
やってこれたのだと思うけれど。
今ならそう思うけれど。


「自分」を維持しながら、
恋愛も仕事も続けていくのって難しすぎるよ。








2003年01月07日(火) 本当の好きって

はー
仕事がぜんぜん進まないや。

休みぼけだな。

1日で終えるはずの成績処理を2日かかった。

2月にやるはずの研究授業案を練ってない。
2月締め切りの紀要用の原稿を書いてない。
他、いろいろいろいろ終わってない。

大丈夫なんだろうか…

いや…いつもだいじょばないときはなかったらから
きっと今回もだいじょうぶ。

そう言い聞かせた。


某テキストサイトで、
私は本当の恋愛をしていなから…とか、
本当の恋愛ってどんなの?とか、書いてあった。
「本当の恋愛におちたらわかるよー」
と彼女は言われたみたい。


とりあえず、そうだなーと私も思った。

じゃぁ、本当の恋愛に出会うためには?
本当の恋愛にするかしないかは本人次第でしょう
と思う。

でも、ホントに恋におちるなんてめったにないから、
なかなか困るよね。


なにもホントの恋愛におちてなくても、
日常出会う人に自分のその時々で感じたことを、
少しずつ少しずつでもその人に伝えていくこと。
これは、多分、「本当の恋愛」じゃなくても、
「本当の人間関係」に通じるんじゃないかなーと
ここ最近思ってる。


私は、悪い意味でいろいろ人に対して我慢することも
多かった。
だから、それゆえ、友達を知らず知らずのうちに傷つけたことも
あったと思う。
自分の気持ちを、自分のコトバで、
良いことも悪いことも、
あの時言えばよかったとおもうことが、
いま少し振り返っても山ほどある。


そういうの、これから減らしていきたい。


2003年01月06日(月) 5年後お得な男

兄夫婦と食事してきた。

「15の誕生日のお祝いをしようと思って」
と突然彼らは、実家に夫婦でやってきた。

兄夫婦は結婚して2年になる。
去年は離婚危機だったのに、
今年はそれを乗り越えてか、
お互いがそれぞれの時間を確保して、うまく生活してるみたい。

父が新年会で遅くなるというので3人で食事に出かけた。
一緒に食事をしながら、いろいろな話をした。

私の話のネタとしては、
先月の日記で書いた私の同業の友Aちゃんの話をした。
兄は、私の友達と独身時代に合コンをやったことがあるし、
我が家にも出入りしていたことから、
このAちゃんを知っている。

話の流れを聞いて、
兄はいらいらしながら、
「あー俺はそういう女だめだめー。」
と焼き肉をつつきながら言った。

どうもAちゃんが
遠く離れた元彼とつきあいはじめたことが気に入らない上に、
Aちゃんがこの土地でつきあっている
「とりあえずの彼Bくん」との関係をはっきりさせないまま、
元彼とつきあいはじめたことがさらに気に入らないらしい。

(↑過去日記には書いていないけど実はそういう事情もありました)

「おれなら、ぜったいBってやつの方がおすすめだな。」
と兄は言った。
姉も、
「Bくんって人の方が人がよさそう。」と言った。


私は元彼ともBくんとも会ったことがないからわからないけれど、
Bくんって人は悪い人には思えない。



ただ、
Bくんはまだ食べ頃ではないみかんみたいな男
だということをのぞいては。


Bくんは資格取得にも励まなければいけない猛烈に忙しい
お金はあっても休みはナシ、
今が働きどきな男だった。


おそらくみかんが熟すのは5年はかかるだろうなぁ…


だから、「安定」を求めるAちゃんの今の心にはBくんは
悲しいかな、そぐわない。



とてもとても好きなら、5年ぐらいは待てるものだと思うし、
Aちゃんがもっと若かったら、
いろいろ計算もしなかっただろうけれど、
やっぱり今のBくんではAちゃんの心はつかめないだろうな。



私もAちゃんに言ったよ。
だったらAちゃん、さっさとBくんと別れないと。
Bくんがかわいそうだよ、と。



あーでも。
ひとのなかには、
どうしてもどうしても、
次のはしごがかからないと絶対にそのはしごから降りない人がいる。


Aちゃんもそういう人だった。
次のはしごを登り始めてからでないと、
古いはしごは処分しないのだ。

昔の私のように。

Aちゃんが結局5年前の元彼のはしごに再びのぼり始めた。
そのはしごをきっとずっと手放さないだろう。
そうだといいなって思う。

これからもうすぐ捨てるはずの、
Bくんのはしごはきっとこれから徐々にぴかぴかに
磨かれていくのだろう。
5年後がお買い得。

「先物買いすればいいのにな。」
兄夫婦は言った。
けれど、それは結局は客観的にみた、
私たちにしか見えないのよ。


自分がのぼってるはしごは、
のぼるのか降りるのかいっぱいいっぱいの状態で、
人は足をかけているのだから。



2003年01月05日(日) 年を一つとりました。

えーと。
私、新年を迎えて一つ年をとりました。
27歳。

お正月早々彼や友達にお祝いしてもらった。

彼にはプレゼントも買ってもらって、
ケーキも買ってもらって、
いろいろ見にも出かけて、
お泊まりして、
丸々2日一緒にいられてとっても幸せだった。

こどものころは、お正月と同じ時期に自分の誕生日があることを
ちょっと恨んだことがあった。
だって、お正月と誕生日が同時開催になっちゃうから。

けれど、
年をとるごとにそうは思わなくなった。
お正月はお休みの時期に入る人が多い。
彼とも友達とも一緒に過ごせることが多いから、
私って幸せかもしれないと思うようになった。

今日は午前中自分の時間ができたので、
友達との待ち合わせ時間の前に開運占いをしてもらってきた。

おみくじ悪かったせいもあるけれど、
なんだか誕生日の日にこれから1年間のこと
占ってもらったら忘れないかなぁと思って。

彼との相性は総じて吉みたい。
良かった。
私は、秋以降仕事が忙しくなるんだって。

今年は卒業生出したら、あとはのんびりやっていこうと思ったのに。
また忙しくなってしまうのか〜
ひー

まー
でもでも
27歳も良い年になるといいなぁ。

あと3年で30歳になるんだぁ、私。
ホントに最近なんだけど、
あんまり年を必要以上に意識しなくなってきたかな。

ステキな年上の女の人が書いた本を読んできたせいか、
これからの自分に何ができる?って考えられるようになった。

確かに年をとっていくということは、「若さ」を失っていくということ。
この「若さ」っていう大きな力の代わりに、
私は何を獲得していけるんだろう?
きっとそれは、あらゆる「経験」というものなのだろう。
それならば、
私は、泣いても笑っても多くの「経験」を積んでいきたい。
経験をしなければ、
失うことがなくても、
得るものは何もないはずだから。



2003年01月02日(木) あけましたね 今年の予測と今年の希望

今年も良い年になるといいなぁ
と思いつつ、温泉の帰りに神社でおみくじをひいたのだけど、
末吉だった。

恋愛は「深入りするな」と書いてあり、
「なんですと?もう深入りしちゃってるんですが。
今更戻れって?ムリムリ」
と怒りを覚え、思わず結んできた。

すると、祖母がすかさず、
「あんた彼氏のことで良いこと書いてなかったから、
結んできたんでショ。」などと言うものだから、
「ちがうのよー」
と返事しつつも図星…

侮れないわ、おばあちゃん…


年末からお正月にかけて、
父親と祖母から、「まだ結婚しないの?」
と2度ほど聞かれ、新年早々私の
「今年こそ一人旅するんだ!」とか、
「今年こそ基礎代謝を上げるんだ!」とか、
「今年こそ体のゆがみをなおすんだ」とかいう宣言は、
くだらなすぎて、雲にかくれた。

「まだ」って言うなよ。
「まだ」って。
いくら年下の従姉妹が結婚するからって、
私の友達がばたばたと身を固めたからって、
私も続けて結婚するかどうかは別問題でしょう?


父親から考えると、やはり自分の退職前の現役時代に
娘を送り出したいものだと思っているようだし、
おばあちゃんはおばあちゃんで、自分の元気なうちに
孫に嫁にいってほしいと思うのはもっともな理由だと
思うんだけど、
私にもいちおう都合ってもんがあるのよ。

どんな都合か?といわれると、
うまく答えられないし、
年長者から言わせれば、大いなるわがままなようだけど。

なんで、みんなケッコンケッコンっていうんだろう?

そういえば、
5、6年前はシュウショクシュウショクって言われてたかぁ
と思い出した。

するとあと5年後にはシュッサンシュッサンって言われるのかなぁ





まぁ、いいよ。
親や家族に嘆かれようが、
上司にせっつかれようが、
私は、自分が一番この時期!というときに自分の道を決めるよ。





でも、
今年、
なぜかわからないけれど、予感がある。



たぶん、
私にとっての転機がどこかであると思う。
そして、よい年になると思う。


確証とか、ゼンゼンないんだけど、
思うんだ。


来年の今頃に日記を読んで、
「やっぱりね」
って思えるように、
毎日大切に過ごしていこう。


そうしよう














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