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JIROの独断的日記
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2010年10月10日(日) 【音楽】最近、旧東独の金管奏者が気に入っています。トランペット・ルートヴィヒ・ギュトラー氏。

◆久しぶりに私の愛するトランペットの音楽です。

音楽は、オーケストラも、歌もピアノもヴァイオリンも、他の弦楽器も、木管も、打楽器も色々聴きに行き

それぞれ好きですが、トランペットという楽器は、子供の頃から、その文字を見ただけで、胸がキュッと締め付けられるような

気持ちになります。自分はレッスンまで受けながら大して上手くならず、今は吹けませんが、

トランペットのことを、ここで書くことが出来る、と思うと、それだけで嬉しくてなりません。


◆ルートヴィヒ・ギュトラーという旧東独のトランペット奏者がいます。

この人、その名も、ラッパが上手いことも昔から有名なんですけど、

改めて詳しいプロフィールを調べたら、あまり詳しいことが分からない(旧東独の所為でしょうか)。

1943年生まれで、ライプツィッヒの音楽学校を出た後、1969年-1980年までドレスデン・フィルの首席だった、

とか、その程度。英語のWIKIを調べても大体同じです。


音源は、Trumpet Concertos - R.Mudge, F.A.Lazzari, Telemann, etc / Ludwig Guttler, Virtuosi Saxoniaeです。

TOWER RECORDSに申し込んだら、在庫がなくてアメリカから取り寄せたのでしょうか。

商品が届くまでに3週間ほどかかりました。

それはさておき、とにかく上手い。早速聴いて頂きましょう。


◆ルートヴィヒ・ギュトラー氏の演奏。

では、早速。

一曲目。フェルディナンド・アントニオ・ラッツァーリ(1678-1754)という人の作品なのですが、

この人、知りません。初めて見る名前です。調べてもよく分かりません。二つの楽章、いずれも短いです。


フェルディナンド・アントニオ・ラッツァーリ 2本のトランペットの為のソナタ 第一楽章



Lazzari: Sonata A 6 In D For 2 Trumpets & Strings - 1. Presto E Spicco



続いて


フェルディナンド・ラッツァーリ  2本のトランペットの為のソナタ 第三楽章



Lazzari: Sonata A 6 In D For 2 Trumpets & Strings - 3. Presto



良いでしょ?如何にもトランペットらしく、輝かしくて、キビキビとしていて。

演奏も上手い。「2本のトランペットのための」ですから、1番トランペットはギュトラー氏が吹くとして、

2番トランペットは“マティアス・シュミュッツラー”という人で、全然しりません。ギュトラー氏は

「ギュトラー金管アンサンブル」というのを組織しているので、多分そのメンバ−、又は弟子か誰かでしょう。


次へ行きます。


テレマン トランペット協奏曲 ニ長調 TWV 51:D7 第一楽章



Telemann: Trumpet Concerto In D - 1. Adagio



きれいですね。相当凄い高音なのですが、キンキン堅い音になりません。

第四楽章も高音で終わります。


テレマン トランペット協奏曲 ニ長調 TWV 51:D7 第四楽章



Telemann: Trumpet Concerto In D - 4. Allegro



この曲は、今までにモーリス・アンドレの演奏で何度か聴いて頂きました。

トランペットなんて皆同じ、という方は弊ブログの御常連にはいらっしゃらないと思いますが、

因みにどれぐらい、解釈と演奏が違うか比べてみましょう。


モーリス・アンドレによるテレマン第一楽章



Telemann Trumpet Concerto Adagio by Maurice Andre



フランスの管楽器奏者のかなりの人がやりますが、管楽器でもかなり細かいビブラートをかけています。

ドイツ系のトランペット(ギュトラー氏など)はまず、やりません。どちらが良い悪いではない。

演奏のスタイルが「違う」ということです。

続いて第四楽章。


モーリス・アンドレによるテレマン第四楽章



Telemann Trumpet Concerto Finale by Maurice Andre



同じトランペットで同じ曲を吹いていますが、全然違います。

一つは、金管は発音体が人間の唇で、それは当然一人一人、違いますから、音が違うのは当たり前なのですが、

それだけではなく、2人のトランペット奏者が理想としている音、トーンのイメージが違う、ということが、

音色の違いに現れます。

音の強弱、テンポなどは、トランペットに限らず、どの楽器でも同じで、奏者の「音楽的解釈」の問題です。


次はヴィヴァルディです。


ヴィヴァルディ 2本のトランペットのための協奏曲 ハ長調 第一楽章



Vivaldi: Concerto In C For 2 Trumpets, RV 537 - 1. Allegro



私は、高校生の頃から、この曲が大変好きです。輝かしく、華やかで、品がある。



最後にクラシックのトランペット吹きなら絶対に勉強するレパートリー。


ハイドン トランペット協奏曲 変ホ長調 Hob.VIIe:1 第一楽章



Haydn: Trumpet Concerto In E Flat, H 7E/1 - 1. Allegro



もう流石に、文句の付けようがないですね。見事なものです。


これも、モーリス・アンドレと比べて頂きましょうか。

くどいですけど、「どちらが優れているか?」ではなく、「どのように違うか」ということを

意識すると大変面白い。但し、これ「ニコニコ動画」から引っ張ってくるのです。

初めての試みです。皆さん、ご覧になれるかどうか。






音質はよくありませんが、これはアンドレ全盛期の演奏です。ニコニコ動画というのは、

コメントが邪魔な時がありますが、これは当然非表示に出来ます。

ただ、この演奏に関しては、言葉は俗っぽいけど、ただひたすら感心していますね。

微笑ましいけれど、彼等のコメントは正しい。


今日は、ルートヴィヒ・ギュトラー氏の紹介が主な目的ですが、

トランペットとて、他の楽器と同様、一人一人、皆音が違うのは勿論、

奏者の音楽的嗜好、解釈により、同じ曲を演奏しても大きな違いがでる、

という、当たり前の話ですが、その辺りもちょっとご紹介したかったのです。

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