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JIROの独断的日記
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2010年09月20日(月) 「漁船衝突 日本、対応変えず…日中閣僚交流停止」←それで良いのです。

◆記事:漁船衝突 日本、対応変えず…日中閣僚交流停止(毎日新聞 9月20日(月)9時40分配信)

中国漁船衝突事件を巡り、中国政府が閣僚級の交流停止という対抗措置を発表したことで、

菅直人首相は米軍普天間飛行場移設問題に加え、新たな日本外交の“火種”を抱え込んだ。

だが、日本側は「中国側による日本の法体系無視」(外務省幹部)として一歩も引かぬ構え。

胡錦濤国家主席来日が予定されている11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議までに沈静化できるかどうかが焦点となる。

「違法行為に対しては法に基づいて冷静に対応するということだ。粛々とやる以外、方法はない」。

中国側が態度をエスカレートさせる中でも、外務省幹部は従来と変わらない立場を強調した。

日本政府からすれば、今回の事態は、日本領海における公務執行妨害事件の処理でしかない。

別の外務省幹部は「現場海域付近には、当該漁船以外にも何十隻も船がいて、不用意に日本領海に入って魚をとっている。

海上保安庁が臨検すれば、ほとんどの船は出て行くが、今回の船はそうではなかった」と述べ、

逮捕・送検された中国漁船船長の違法行為が極めて悪質だったと訴えた。

日本側が恐れるのは、今回の事件を「外交上の配慮」を理由に中途半端な形で処理した場合、

同様の事件が再発した時の対処がより困難になることだ。

同幹部は「『日本は法律の枠内で適切に処理する国』ということを中国に知らせる必要がある」と語り、

中国側に粘り強く理解を求める考えを強調した。

前原誠司外相も日中両国間の関係悪化を懸念。前原氏は19日、東京都内で記者団に

「良好だった日中関係に波風を立てるのは、お互いの国益にならない」と述べ、中国側に改めて冷静な対応を呼びかけた。


◆コメント:中国漁船が日本の領海を侵犯したのが悪いのですから、日本がオタオタする必要はありません。

今回は、日本政府の対応は粛々と国際法と国内法に則っており、なかなか落ちついていて良いと思います。

日本政府のスタンスを簡単にまとめると、

そもそも、日中間に領土問題は存在せず、領海内の違法行為には、当然、日本の国内法を適用する。

ということで一貫しているのが良い、と思います。

中国側が激しく抗議してきたからといって、「外交的配慮」で中国漁船の船長を逮捕しなかったり、

ロクに調べないで解放したら、それこそ、ナメられます。

中国が、丹羽駐中国大使を何度も呼びつけているのは、慌てふためいているのです。

中国政府は、対日強硬路線を強調しないでおくと、中国人の反日運動が、反政府運動に容易に転化しうるからです。

日本は弱腰なのではないのです。従来なら「中国漁船の船長乗組員を、簡単な取調の後、なるべく早く国外に退去させる」という

形式主義でしたが、今回はまともに取り調べるために船長の拘束期間はいつもより長い。


そもそも、領海侵犯した中国漁船は海上保安庁の巡視艇に故意にぶつかってきたのです。

そのビデオが残っていて、まだ公開していませんが、これはまだ、勿体ないから奥の手として取ってあるのでしょう。


いずれにしても海上保安庁の対応は、国際法に従い、非常に「紳士的」です。

海保は当初、領海外への退去を警告しました。

中国漁船が逃走を始めた後はマイクや電光掲示板などを使い中国語で停船を呼びかけ、

危険で無い程度に前方に回り込んだり、放水も行いました。それでも、中国漁船が止まらないので、

漁業法など国内法の規定に従い、7日午後1時頃、強行接舷(せつげん)しましたが、乱暴なことはせず、

一人のけが人も出していません。


一方、中国漁船の動きは危険極まりなく、逃走を開始したときには、巡視船「よなくに」にぶつかり、

逃走途中では、別の巡視船「みずき」と接触しました。ビデオには、漁船の前方を併走する「みずき」に

接近し、明らかに故意に衝突する、中国漁船の様子が記録されているそうです。


中国政府は、自国の漁船が、予想外に乱暴に日本の巡視船にぶつかってしまったことや、

それに対して日本が、動ぜず、国内法を適用し、しかも、いつものように簡単に船長の取り調べを止めないので、

何も知らない(尖閣諸島が中国領であると教育されている)中国国民の反日感情が、急速にエスカレートし、

これを制御出来ていないのです。それで慌てふためいて、何度も丹羽大使を呼び出したり、

今度は日中閣僚交流停止だそうですが、このままでは、11月に横浜で開かれるAPECに胡錦涛主席が来日する筈ですが、

それで、日中首脳会談をしないという訳にはいかないでしょう。

日本は今のままで良いと思います。そのウチに中国側が妥協してくるはずです。

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