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JIROの独断的日記
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2009年12月31日(木) 【御愛読御礼】本年も駄文を御愛読頂き、誠にありがとうございました。

◆今年は怠けてしまいまして・・・。

いつも、拙日記・ブログを御愛読頂きまして、ありがとうございます。

また、あっと言う間に一年経ってしまいましたね。


たった今調べてみたのですが、昨年、2008年は、エンピツの目次ページベースで数えますと、

359本の記事を書いておりますが、今年は、前回(12月29日付)までで、350本しか書いておりません。

2007年以前を数えると怖いので(笑)、数えておりませんが、多分毎年少しずつ減っているのではないか、

と思います。昨夜もサボってしまいましたが、実は昨日が私は仕事納めでしたので、

年末年始無関係に働いておられる方が大勢おられることは、勿論認識しておりますが、

個人的に、非常な開放感がありまして、遊んでしまいました。

即ち、夜、テレビで「男はつらいよ」第25作を見まして(何故、第25作かというと、多分、マドンナが、

今年亡くなられた大原麗子さんだからだと思います)、その後、一昨日テレビで途中から見て非常に興味を持った

「旧友再開--出演:梅宮辰夫 立花隆」という番組を、NHKオンデマンドという

ネット配信で見たりしておりました。そのうちに眠くなり、寝てしまいました。失礼しました。


話が逸れますけれども「旧友再開--出演:梅宮辰夫 立花隆」は、リンク先に表示されていますが、

総合テレビ 1月3日(日)午前2:00〜2:45に再放送の予定だそうです。好き好きですが、

私は、ご覧になることをお奨めします。

「文藝春秋」に「田中角栄研究」という記事を載せ、金脈政治を一人で暴き、

故・田中角栄元首相を、結果的には辞任に追い込んだ、ジャーナリストの立花隆氏と、

ヤクザ映画「仁義なき戦い」を真っ先に連想する(私は、です)俳優の梅宮辰夫氏。


あまりにも別世界の人なのに、なんと、番組紹介ページによると、

実は、戦後まもない茨城県水戸市で6年間、同じ町内に住み、同じ小・中学校に通い、同じ陸上部で汗を流し

ていたそうです。当時から仲が良かったようです。55年ぶりの再会。あまり書くとネタバレになりますが、

一点だけ。驚くべき事に、と書いては本当は失礼なのですが、二人が所属していた陸上部の顧問の先生が

まだ、ご健在なんです。立花・梅宮両氏が、グラウンドを訪ねたら、ひと目で先生は二人とわかり、

「梅宮、お前は・・・」「立花。お前は・・・」(これ以上書きませんが、褒めるんです。このあと)

とかおっしゃるのですね。


しかし、何が微笑ましいって、あまりにも別の世界を歩んできたかつての同級生が55年ぶりに会った

というのに、実に、気が合うんです(失礼だけど、合いそうに無いでしょ?)。

まあ、この辺にしておきましょう(笑)


◆すっかり話が逸れてしまいましたが、御愛読御礼です。

今年は、どうも去年よりも体調が悪い(因みに私の場合「体調」とはうつ病の状態、ということです)

ことが多く、サボり気味になりました。とは言っても主治医の先生によれば、非常に緩慢なペースで

治っているようですので、このまま、ガタガタっとなることは、まずありません。

個人的な話が続いて恐縮ですが、愚息が高校三年でして、つまり受験生なのですが、

私が客観的に観察するかぎり、どう考えても現役で、ある程度の大学に合格するのは無理で、

浪人必至です。しかし、私も浪人しましたし、こういうことは、オヤジが怒鳴っても、本人が

「危機感」を持たないと、結局、どうにもなりませんので、「勉強しなくて良い」とはさすがに言いませんが

静観しております。

今と昔では事情が違うでしょうし、私の場合は、たまたま運が良かったのですが、浪人したが為に、

今月他界された、平山郁夫先生にお目にかかることが出来ました。
2009年12月02日(水) 平山郁夫画伯、ご逝去。30年前に予備校で「特別講座」を拝聴しました。ココログ

何が幸いするか、わかりませんから、まあ、仕方がないか、と。

但し、浪人したら、1年後の今頃、「今度落ちたら・・・」ですから、当分安心できません。

来年はそれを(絶えず、頭の片隅で心配するであろうことを)覚悟しなければなりせんが、仕方ないですね。


◆天下国家を論じるには、あまりにも頼りないというか・・・・。

自分のことは、なかなか客観視出来ませんので、ひと様が、弊日記にたいしてどのように

お感じか、分かりませんが、自分としては「JIROの独断的日記」が時事問題、天下国家を論じる

(出来は悪いですが)日記として、勢いを持っていたのは、小泉政権、安倍政権の頃だったか、

と感じます。小泉の郵政民営化選挙はあまりにも詐欺的だったし、竹中の経済政策も誤っていた。

格差社会の元凶です。

また、小泉元首相は、ブッシュ前大統領の「下僕」のようで、明らかに国際法的にも人道的にも間違っているイラク戦争を支持し、

自衛隊をイラクに派遣(何十回も書いたので詳しく書きませんが、私は違憲だと考えています)を実行した

(他にいくらでも書くことありますが省略します)。


安倍政権は1年の短命(その後も、短命政権が続きましたが)政権でしたが、

小泉時代の「郵政民営化選挙」で得た、絶対安定多数をいいことに、国民投票法案や

憲法の付属法といわれる教育基本法改正法案を、強行採決しました。

特に国民投票法案は、要するに憲法第9条を変更(一般的に、マスコミは「改正」とかきますが、

「改正」とは、読んで字の如く「正しく改める」ことをいうのです)して、

日本を再び「戦争が出来る国」にしようと本気で考えていました。

ですから、私は、市井の一個人がこんなところでいくらかいても、世の中の及ぼす影響など

皆無であることなど、当然分かっていますが、「書かないではいられなかった」のです。


その後、福田、麻生の両元首相は、確かに積極的に評価は出来なかったけれど、元凶は、

自民党をぶっ壊すといいながら、「日本をぶっ壊し」た小泉純一郎にあるわけで、

二人はその失敗の「残務処理」が出来なかった。出来なかったのは無能だけど、もともとぶっ壊した奴が

一番悪いので、小泉時代ほど、本気で批判する気がおきませんでした。


麻生前首相は、失言が多いとか漢字が読めないとか、要するに無策であるという批判の集中砲火を

浴びましたが、如何にも、首相になったタイミングが、運が、悪かった。

麻生太郎内閣総理大臣が誕生する前の週(2008年9月15日)に、リーマン・ブラザーズが破綻し、

それ以来、世界中の景気が、今生きている人々が、かつて見たことのないような勢いで後退しました。

リーマンショック後の景気後退は、仮に他の誰が首相になったとしても、

絶対に食い止められなかったと思います。それは、間違いないです。

そして、景気が急激に悪化しているときに、支持率が上昇する政権(内閣)は、

原則的に、ありません。だから、私は、小泉のときほど本格的に

「麻生批判」を書く気になりませんでした。書いても仕方がない、という状態でした。


◆政権交代は果たしたものの、民主党は、何が何だか分からない。

鳩山首相は、母親からカネを貰ったとかなんとか、どうでも良いことで騒がれています。

唯一、無理矢理褒めるなら「正直」ということでしょうか。

しかし、あの人の「無表情」や彼が育った恵まれた環境を考慮すると、

彼は「人が経済的に困窮する」、ということが本当に理解出来ると、到底思えません。


また、民需がだめなら、財政がたとえ、一時悪化しても、国が需要を創出すべきなのに、

事業仕分けに夢中になっているのが、鳩山首相が率いる民主党です。

そんなに無駄を省くというのなら、まず民主党議員は全員、ボーナスや文書交通費を返上する

というぐらい、率先垂範するべきだと思いますが、自分たちのおカネが減らされるのは嫌だ、

というのだから、話にならない。真面目に叩く気になりません。


◆音楽記事が多いことに関して。

「JIROの独断的日記」は、二箇所に載っています。そもそも書き始めたのは、

ウェブ日記エンピツです。2002年4月に書き始めましたが、

当時の日本では、まだ、「ブログ」という言葉すら殆ど知られていなかったと思います。

私の印象では、2003年頃から流行り始め、やがて爆発的に「ブロガー」が増えました。

そこで、私も使ってみたくなり、2004年にJIROの独断的日記ココログ版を開きました。


言うまでも無く、ブログは何を書こうが自由で、カテゴリーすら自分で「創る」ことが可能です。

ところが、エンピツでは、登録時、得票ランキングに参加したければ、

予め用意されたこれらの「ジャンル」からどれか選ばなければなりません。

音楽というジャンルもありますが、わざわざ読む人が少ない。

それに最初は、これほど音楽記事を書くことになり、しかもそれが喜んで頂けると思わなかったので、

時事・社会のジャンルに登録してあるのです。

複数のアカウントを開くためには今は有料版しかありませんので、おカネが要ります。

まあ、それは永久会員登録しても数千円ですけど、完全に別のアドレスになります。

普段、時事問題を読んで下さっている方で、今まで音楽にあまり関心が無かった、という方にも

クラシック音楽を、紹介したい。そのためには、「いつもと同じアドレスに」音楽記事が載っていなければなりません。

音楽記事をエンピツの時事・社会に書くのは、そういう事情があります。


◆書き続けられるのは、読者の皆様のおかげです。

エンピツに登録した当初は、何を書いたらよいか分からず、身辺雑記みたいな下らんことばかりで、

しかもサボることが多かったのですが、兎にも角にも7年8ヶ月、止めずに書いています。

さきほど、総記事数をエンピツの最初から数えたら、前回までで、2,570本でした。

この記事が、「第2,571号」です。これは驚異的で、私は子供の頃から、

あの紙の日記、「当用日記」が一週間続いたことがないのです。何度やっても三日坊主でした。

ですから、途中サボりながらも7年8ヶ月書き続けているのは、私としては奇跡的なことです。


理由は簡単で、「読んで下さる方がいらっしゃるから」です。それ以外にありません。

手前味噌になりますが、先日、ある読者の方から、大変嬉しいお便り(メール)を頂きました。

転載のお許しを得ていないので、要旨を書かせて頂きますと、

今年は忘れがたい年になった。たまたま、JIROの独断的日記を読み、音楽に興味を持った。

紹介されている曲を聴いているうちに、音楽にもっと深くかかわりたいと思うようになり、

6月からピアノを習い始めた(JIRO注:大人の方です)。今、モーツァルトをさらっていて、

大変楽しい。

との非常にご丁寧なメールでこちらが恐縮しました。

皆さんが想像なさるほど、メールを頂戴することはありませんし、勿論、

仲には嫌がらせもありまして、
お前の日記は、他人を口汚く罵り、何かと言えばうつ病自慢、自殺未遂自慢だ。

死に損ないとして生き恥をさらしているくせに、本当に自己愛の強い異常なやつだな。

というような、これも原文そのままではありませんが、殆どこの調子でして、こういうのは、

何度も来たことがあります。


しかし、やはり、励まして頂いたことの方が遙かに多いですし、読んで頂けるだけでも有難い。

図々しく「是非、エンピツの投票ボタンをクリックしてください」などとお願いしておりまして、

皆様面倒臭いだろうと思いますが、お時間を割いてクリックして下さる、

という事実が、本当に美辞麗句ではなく、書き続ける原動力になっています。
皆様、本年も、「JIROの独断的日記」を御愛読頂きありがとうございました。

来年も、浅学にして非才、また、野卑極まりない言辞を弄することがあるかと思いますが、

拙日記・ブログにお付き合い頂きますようお願い申し上げます。

どうか、皆様、ご家族の皆様共に、

よいお年をお迎えください。

本年は、これにて失礼をいたします。

【読者の皆様にお願い】

是非、エンピツの投票ボタンをクリックして下さい。皆さまの投票の多さが、次の執筆の原動力になります。画面の右下にボタンがあります。よろしく御願いいたします。


2008年12月31日(水) 本年も弊日記・ブログ御愛読ありがとうございました。世の中の景気が悪いので、景気のいい音楽を。
2007年12月31日(月) ベートーベン交響曲全曲演奏シリーズ、完結。交響曲第9番 第三楽章、第四楽章 長らくお付き合い頂きありがとうございました。
2006年12月31日(日) 新年ご挨拶/N響の「第九」所感、というか、知ったかぶりのよもやま話。
2005年12月31日(土) 「第九」の歌詞は何を訴えているのか。
2004年12月31日(金) 正しい新年の挨拶。初夢のことなど。
2003年12月31日(水) 「考えろ、考えろ、考えるんだ」
2002年12月31日(火) 今、現実にある幸福を見出す。

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