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JIROの独断的日記
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2009年12月09日(水) 【音楽】ジャーマン・ブラスによる、バッハ「クリスマス・オラトリオ」終曲、他。

◆German Brassという私が非常に好きな金管アンサンブルがありまして。

お馴染みの読者の方には申し訳ないけれども、このブログで度々書いているように、

音楽でも本でも、絵でも映画でも、優れた作品は何度載せても良い、と思うのです。

そろそろ、「第九」の季節だが、日本中のオーケストラが、何百回演奏したか、分からない。

それでもまた、聴きたくなる。名作とか、名演とはそういうものである。


とかなんとか、能書きを述べてしまったが、要するに私がこの金管アンサンブルを非常に好むので、

本当はもっとしょっちゅう取りあげたいぐらいなのだが、一時期、あまりにもまとめて既存のアルバムを

紹介してしまったので、暫く控えていた。がそろそろ忍耐の限界に近づいた。


◆この映像は新しい。バッハ「クリスマス・オラトリオ」より終曲。

バッハのクリスマス・オラトリオは6つのオラトリオから構成されていて、全曲演奏するのに、

約三時間を要する。私は今年の一月に、リンクを貼らせていただいている、ヴィオラ奏者、ふっこさまが

ステージに乗られるというので、拝聴したが、全然飽きなかった。

終曲とは、その、約3時間の全曲演奏の最後の曲である。

それをジャーマン・ブラスが演奏している(編曲は一番右でトランペットを吹いている、

マティアス・ヘフス氏である。


German Brass Christmas Oratorio BWV248_No 64



これは、どうやら、現地(ドイツ)のテレビ番組の一部らしい。ジャーマン・ブラスのDVDには載っていない。

こういう映像は保存しておくことをお薦めしたい。保存の方法は、若い方ならもっと良い方法を御存知なのかもしれないが、

私の場合、Craving Explorerというソフトを用いている。

私にすら使えるのだから、大抵のかたは簡単に使えると思う。


◆ジャーマン・ブラスのDVD、『バッハ・フォー・ブラス』 ジャーマン・ブラス から音声のみ。

以下の演奏は『バッハ・フォー・ブラス』に収録されている。

CDもあるが、演奏を見た方が絶対、面白いであろう。


1曲目。元々はヴィヴァルディのヴィオリン協奏曲を、バッハがチェンバロ独奏用に編曲した。


バッハの作品番号BWVではBWV972である。

それを、ジャーマン・ブラスのtめに、トランペットのマティアス・ヘフス氏(このアンサンブルの編曲者も兼ねている)が

編曲したものである。原曲よりもずっと華やかになっている。

Bach BWV 972 第一楽章



German Brass Bach BWV 972 第一楽章



Bach BWV 972 第三楽章


German Brass Bach BWV 972 第三楽章



カンタータ147番「主よ、人の望みの喜びよ」



German Brass BWV 147



コラール「目覚めよと呼ぶ声あり」



J.S.Bach Chorale Wachet auf, ruft uns die Stimme



次はオルガン曲です。誰でも曲の冒頭だけは知っている。

トッカータとフーガ ニ短調 BWV565



Toccata and Fugue in D minor, BWV 565



最後は静かに、「G線上のアリア」です。

J.S.バッハ 管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV.1068 「G線上のアリア」



Orchestral Suite No.3 Air BWV 1068



DVDとほぼ、同じ曲を収録したCDもありますが、これは、見た方が面白いだろうと思います。

パイパーズ(PIPERS)という管楽器雑誌の2009年12月号に、マティアス・ヘフス氏へのインタビューが

載っていますが、かれは17種類のトランペット、トランペットと同じ(口径の)マウスピースで吹ける楽器を

曲によって、また、時にはある曲の演奏中に持ち替えることがあるそうです。

「ラッパなんて」という方も、騙されたと思って、ご覧になってお聴きになって下さい。

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