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JIROの独断的日記
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2008年07月08日(火) 展覧会のすすめ。行けない人は今すぐでもネットで。/病人の見舞いには画集、写真集。

◆音楽ほど知ったかぶり出来ないんですが。コロー展などお薦め。

今日も大したニュースは無いので無理して天下国家を論じるのは止めようと思います。

私は音楽に比べるとぐっと、情熱は低いのですが、絵を見るのも好きです。

ホンモノの絵を見ようと思ったら、展覧会行きます。

この点、地方より、東京の方が恵まれているだろうと想像していたんです。

確かに、東京が多いけど、調べたら驚きました。北海道から沖縄までありとあらゆる所で展覧会を開催しています。

この、展覧会案内というリンク集、良いです。

「美術館案内」だけじゃなくて、今どんな展覧会が開催されているか分かります。

東京近郊の方に一番のお薦めは(単に私が好きだから、ですが)、国立西洋美術館の、コロー展です。

それで、音楽でも美術でも同じですが、コロー展に「何故、今、コローなのか」とか書いていますけど、

書いている方には悪いけど、どうでも良いんです。理屈なんか。「この絵でコローは何を表現したかったのか」とか

そりゃ、考えたければ考えてもいいですけど、絵を楽しむ際にそういう思考は必要ありません。コローの風景画、

例えば、こんなの。綺麗でしょう?心が和むでしょう?

それでいいんですよ。

それで、若い人なんか、こういう絵を描いたコローという人物は、どういう生涯を送ったのだろう、とか、

知りたくなったら調べたらいい。調べたくなければ調べることない。そのうち知りたくなると思いますけど、どうでもいい。


◆ネット上で無料で綺麗な絵が見られるサイト

ご紹介するのは、個人が管理して下さっているサイトのようなんです。昔からよく見てるんだけど、どうも良く分からない。

CGFA- A Virtual Art Museumというサイト。

Artist Indexをクリックすると、ここが現れますね。

ページの真ん中あたりにAlphabetical Indexとありますから、コローを見たければ、Cをクリック。

すると、Corot, Jean-Baptiste-Camilleというのが見つかりますから、クリックすると見られます。

スペルが全然分からない人は英辞郎など和英辞典(英じゃないんだけどね)で例えば、ユトリロを引くとUtrilloとでますから、

Artist IndexのUを調べる。と。そうすると、ユトリロ

が見られるわけです。作品数はそれほど多くありませんけど、無料で見せて貰えるんですから。

何をするのも嫌なときがあるでしょう?本を読むのもテレビを見るのも、音楽を聴くのも面倒だというときに、

疲れていたら絵も無駄かも知れないけど、一番、楽です。お薦めです。


◆病人を見舞うときはだから、負担にならない画集とか、写真集がいいのです。

ちょっと、話が飛ぶんですが、病人を見舞うとき何を持っていくか気を遣います。

体力・気力が失せていますから、本やCDを持っていっても、意外に先方は困ってしまうことがあるのです。

そういうときは安野光雅さんの画集とかいいですね。

写真集と言っても色々ありますが、かなりの高確率で喜んで貰えるのは、動物。

スタジオで撮ったのはダメ。動物写真家として有名な岩合光昭の、ニッポンの犬ニッポンの猫

両方もって行くのが望ましいのですが、高くてお金が出せないと言う方は、この二冊、文庫本になっていますから、

それをお持ちになると良いでしょう。相手が犬好きか、猫好きか、そもそも動物好きか、ということはあまり考えなくて良い。

岩合光昭さんの写真は本当に素晴らしくて、犬だろうが猫だろうが、大抵、喜ばれます。

意外と知られていない。病人にはあまり頭を使わせない。絵を眺めるぐらいが一番よろしい。

それから、蛇足ながら。

病人を見舞うとき、一番無神経な奴は「健康が一番」なんて云いますがこれは馬鹿。論外。アホ。

そんなことは病人が一番身に沁みていることです。云ってはいけません。

「早く元気になってね」

病人の性格にもよるけど、あまり良くない。早く良くならなければ、という心理的負担になるんです。

この前テレビでベテランの医師が話してました。末期ガンの患者ばかり見ている人。

この先生、偉いと思ったのは自分の失敗談をはなすのです。

痛みに苦しんでいる病人の診察をした後、「がんばりましょうね」といって病室を出ようとしたらすすり泣く声が聞こえる。

戻って、患者の話を聞いたら、
「先生、私は散々がんばりました。これ以上頑張れません」

と、泣くのだそうです。そこでその先生は、「頑張れという言葉が人を傷つけることもあるのだ」ということに

気付いた、と云っていました。

病人には、月並みなようでも、ゆっくり休んでね、というのが一番負担にならない言葉だと思います。

美術から話が逸れました。

最後に展覧会に因んで、ムソルグスキー作曲、ラベル編曲「展覧会の絵」、冒頭の「プロムナード」。

西本智実さん指揮、ロシア・ボリショイ交響楽団“ミレニウム”の演奏。

西本さんがここの首席指揮者に就任した記念コンサート(2003年)のライブ録音です。

ダウンロード Promnade.mp3 (1647.2K)



今日はこの辺で。

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