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JIROの独断的日記
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2008年06月10日(火) 「容疑者の両親が謝罪 父『申し訳ありませんでした』 母は倒れ込む」←親父、分かってない。母親はヒステリーで誤魔化している。

◆記事:加藤容疑者の両親が謝罪 父「申し訳ありませんでした」 母は地面に倒れ込む(6月10日22時29分配信 産経新聞)

 東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、逮捕された加藤智大容疑者(25)の父親(49)と母親(53)が10日、青森市内の自宅前で会見した。

報道陣を前に「亡くなられた方、けがをされた方、申し訳ありませんでした」と謝罪した。

長男の犯した事件に対するショックからか、会見の途中、母親が地面に倒れ込む場面もあった。

午後7時25分ごろ、両親が姿をみせると50人以上の報道陣が取り囲んだ。父親が謝罪の言葉を述べたあと、母親とともに頭を深々と下げた。

「事件の予兆を感じていたか」「事件を防ぐことはできなかったか」など、記者が質問を投げかけたが「本日、警視庁の事情聴取を受けた」としたうえで、

「捜査の関係になるので、この場で申しあげるのを控えたい」と話すにとどめた。

手を前に組み、淡々と話す父親に対し、母親はハンカチを口にあて、疲れ切った表情を隠すようにうつむいたまま。

犯行日が誕生日の翌日だったという母親は、父親が記者の質問に答える途中、急に力なくひざから崩れ落ち、

頭をうなだれ、土下座するような形でそのまま動けなくなった。

会見が終わっても立ち上がれぬ母親を、父親が抱きかかえるようにして、カーテンが閉め切られた自宅の中へ入っていった。


◆コメント:この親父、事の重大性が本当には分かってないよ。

加藤容疑者の親が記者の前に姿を現したのは、6月10日(火)の19時半頃で、この様子をテレビで見た人も多いと思うが、

見られなかった方のために、YouTubeの映像にリンクを貼っておく

この映像は削除されるかも知れないが、父親の声だけ、ここにアップしておく。

ダウンロード 080610AkihabaraParents.mp3 (538.8K)

この父親の話し方を聞いてどう思います?人によって感じ方は様々だろうが、

私は、この親は息子がしでかしたことが、如何にひどい、悪魔の如き所業か、分かっていないように思える。

母親が倒れ込んだというのは、精神医学でいう「転換性障害」(以前は「ヒステリー」と言った)だろう。

人間は強い心理的ストレスを受けると、自分を守るために、無意識のうちにそれを身体症状に転換するのである。

ぶっ倒れてしまえば、責められない。それを無意識のうちにやるのである。本当に息子のことがショックという以前に、

報道陣の質問に晒されないように、ヒステリーを「演じた」ものと見られる。

こういう両親だから、ロクでもない倅が出来たのだ、と、非常に酷だが、私は思った。

なんだか、産経新聞は妙に親に同情的な書き方をしているが、

私は、何を言っても、容疑者本人は勿論、このような息子を作り、育てた両親に、

死んで詫びろ、と言いたい。如何にひどいことを書いているか、十分に承知しているが、

もし、私の倅がこのようなことをしたら、私は生きていられない。


◆携帯掲示板を見ていて、警察に連絡しなかったのか?。

容疑者は携帯の掲示板に5月19日から3000回にも及ぶ書き込みをしていた。

最初は、友達や彼女がいない、という程度の内容だった。掲示板の他の参加者は、

取り立てて意地の悪いことを言っていないのに、加藤容疑者は、どうせ不細工には彼女が出来ない、

などと、一人で拗ねて、やがてそれが殺意に変化してゆく。はっきりと「人を殺す」と書いている。

その過程をずっと見ていた者が大勢いただろうに、警察に「危ない書き込みがありますよ」と連絡する人間はいなかったのか。

加藤容疑者は携帯とは別に、PCの掲示板にも犯行予告を書き込み、それは警察も知っていたから、

一応、警戒していたというが、役に立たなかった。携帯ほど犯行計画の詳細が書かれていなかったのである。

携帯掲示板を読んでいたにも関わらず、警察に連絡しなかった者には、不作為の罪があると思う。


◆肝炎の件

次の記事を読んだ人は、多いと思う。

◆記事:秋葉原通り魔 B型肝炎感染の疑い 介護者に検査呼び掛け(6月10日14時46分配信 毎日新聞)

警視庁万世橋署捜査本部は10日、東京・秋葉原の通り魔事件で死傷した17人の中に、B型肝炎の疑いがある被害者がいたことを明らかにした。

捜査本部は、事件現場で被害者の手当てや介護にあたった人たちが感染した可能性もあるとして、なるべく早く、病院で検査を受けるよう呼び掛けている。

問い合わせは万世橋署(03・3257・0110)。

これは、今回の事件に限ったことではないでしょう。

交通事故現場に遭遇し、けが人を素手で介護したが、実はけが人は肝炎に感染していた、

という例は過去にもあったはずだ。どうして今回初めて、このような呼びかけを行ったのか。

過去においては、感染の危険を認識しつつ、交通事故は件数が多いから、いちいち発表せず、

今回は、通り魔による大事件だから特別に、介護に当たった人に治療を促すのか。それはおかしい。


◆秋葉原の現場に行って黙祷した。まだ、血の臭いがした。

事件現場は、私の勤務先から比較的近い所にある。

月曜日に現場に行って黙祷を捧げた。現場では、多くの人がお悔やみの花を手向けていた。

現場の道路は、無論、きれいになっていた。しかし、私はまだ、亡くなった方の無念の思いと、血のにおいを感じた。

ご冥福を祈る。

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