外国為替証拠金取引
JIROの独断的日記
DiaryINDEXpastwill


2007年03月29日(木) 「<赤坂議員宿舎>3分の1以上も空室 格安批判で敬遠」←国会議員の給料132万円。プラス毎月「文書通信交通費」100万円。

◆記事:<赤坂議員宿舎>3分の1以上も空室 格安批判で敬遠

新築された衆院赤坂議員宿舎(東京都港区)の入居予定者が総戸数300戸を大きく下回り、

3分の1以上は空室のまま4月の入居が始まる見通しだ。

「格安家賃の豪華宿舎」と批判が強く、野党を中心に辞退・保留者が続出しているためだ。

同宿舎は国会に近い都心の一等地に建てられた地上28階・地下2階建ての高層マンション。

3LDK約82平方メートルの家賃は月約9万2000円で、民間相場の約5分の1といわれる。

所属議員数に応じ71戸が割り当てられた民主党は、鳩山由紀夫幹事長が27日、入居希望者43人と発表したが、28日に40人へ下方修正。

共産党(割り当て6戸)は「未定」と様子見の構えで、社民党(同4戸)の入居希望者はゼロ。

国民新党(同2戸)は入居しない。

入居資格は、東京23区内に自宅がなく、取り壊される宿舎に住んでいること。

自民党(同191戸)の対象者は約140人、民主党も54人で、過剰な割り当て戸数も大幅定員割れの要因だ。

自民党は入居予定者数について「公表できない」としているが、

「対象者の8〜9割は入居の意思を示している」(国対幹部)ことから120人前後が入居するとみられる。

公明党(同19戸)は対象者17人全員が入居予定。それでも空室は100戸を上回る見通しだ。

(3月29日3時5分配信 毎日新聞)


◆コメント:国会議員の収入をしっていますか?

国会議員は、こんな超一等地に億ションを建設して、しかも家賃9万円で議員宿舎にする、といったら国民が怒ることが想像出来なかったのだろうか。

できなかったから、建設を決めたのだろうね。

そして、いざ入居する段になって、世論の反発にとまどっているのだ。


それはつまり、それだけ、国会議員の金銭感覚が一般国民のそれと乖離している証拠である。

そうだろうと思う。



国会議員の収入を知っていますか?

一応、明らかになっているだけでも、歳費(月給)が132万8000円。ボーナスが635万円(すごいね)。年間約2,200万円。(税込み)

さらに。

如何にもいかがわしい、「文書通信交通滞在費」が全員に毎月一律100万円支払われる。年間1,200万円。


まだある。

「立法事務費」とやらが、実際に法律を立案しようがしまいが、議員一人に毎月65万円支払われる。年間780万円。

以上を合計すると、年間約4,200万円が国会議員ひとりひとりに、支払われている。

いうまでもなく、それは、我々が納めた税金で賄われている。

毎月、132万円の歳費(月給)以外の「文書通信交通滞在費」100万円は、最近、問題となっている地方議会議員の「政務調査費」と同じく、

非常に胡散臭い。毎月きっちり100万円必要な訳がない。

また、65万円の立法事務費。議員提出法案は確かに出ているが、

全員、毎月法案を提出する(又はその準備をする)ほど真摯に仕事をしているのであろうか。

居眠りしたり、欠席したりしていませんでしたっけ?


その他に松岡農相のように、議員会館に事務所を構えていれば、光熱水費は国(税金)の負担となるのに、

5年間で2,800万円、と政治資金収支報告書にヌケヌケと載せている奴もいる。


◆赤坂の新議員宿舎、家賃を周辺民間相場の倍にして全員強制入居にしては如何でしょう。

今年になってから、地方への税源移譲というのが行われている。

1月から国税である所得税は減っている。

しかし、6月から所得税が減った分、地方税(住民税)が増えるのだ。

ここまでならば、チャラだが、定率減税が廃止されるので、実質増税である。

国民の生活は一層苦しくなる。

こういうことを平気で国会が決めてしまうのは、生活が苦しい、家計が厳しい、という感覚を経験していないからである。

だから、国会議員が溜池山王(赤坂)の億ションに家賃9万円で入居するなど、とんでもない話である。

かといって、国民の税金で建物を建ててしまって、空室ばかりでは意味がない。

問題を解決するのは簡単だ。

国会議員の先生方が、周囲の民間相場の5分の1の家賃で済まそうとするから反発を招く。

年間、4,200万円も税金から歳費、諸手当を貰っているのだ。民間の倍、90万から100万の家賃にする。

国会議員全員強制入居。

そうしたら、センセー方も、生活が苦しいという感覚を少しは分かるようになるかも知れない。

【読者の皆様にお願い】

駄文をお読みになり、お気に召した場合、エンピツの投票ボタンをクリックしていただけると、幸甚です。

画面の右下にボタンがあります。

よろしく御願いいたします。



2006年03月29日(水) 「患者宅に張り紙『呼吸器取り外しに家族は同意』」←事件発覚当初の記事と比べてみます。
2005年03月29日(火) スマトラ島沖地震が活断層に圧力、地震再発生の可能性=科学者←3月17日のニュース。
2004年03月29日(月) 「防止対策の認識に食い違い 警視庁が回転扉を検証」どうしてみたところで、回転ドアは、危ない。
2003年03月29日(土) <反戦一行詩>若者がネットで募集 2日間で1200以上も←迂闊にも知らなかった・・・。

JIRO |HomePage

My追加