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JIROの独断的日記
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2006年01月09日(月) 「政府・与党が少子化対策で連絡会議、6月にも具体策」←政治家が解決できる問題ではない。

◆記事:政府・与党が少子化対策で連絡会議、6月にも具体策

 

 安倍官房長官は10日の記者会見で、総合的な少子化対策をまとめるため、

 関係閣僚と与党幹部による連絡会議を近く新設することを明らかにした。

 政府・与党は6月にも、包括的な対策を策定する考えだ。
 具体的には、

 〈1〉乳幼児医療費の助成、児童手当の一層の拡充などの若年夫婦への経済的支援

 〈2〉従業員の育児休業取得促進

 〈3〉地域による子育て支援――

 などを検討する。対策の財源の大枠も示す見通しだ。

 連絡会議は、公明党などが設置を求めていた。

 政府側は、安倍長官、猪口少子化相、川崎厚生労働相ら、

 与党側は、自民、公明両党の幹事長と政調会長らが参加する見通しだ。

 安倍長官は「人口減少という新たな事態が到来した。政治主導で、

 国民に対してメッセージ性の強い対策を作らなければならない」と語った。



 政府・与党は既に、2006年度予算案に、児童手当(第1、2子は月5000円、第3子からは月1万円)について、

〈1〉4月から支給対象を小学3年以下から同6年以下に拡充

〈2〉所得制限を「家族4人のサラリーマン世帯で年収780万円未満」から「同860万円未満」に緩和――

 などを盛り込んでいる。(読売新聞) - 1月11日0時39分更新


◆コメント:制度をどうしてみても、無駄だろう

 

 最近の巷の噂を総合すると、20代から30代の子供を持つ親は、

 まずは子供が結婚できると言うだけで、運が良いのだそうだ。

 皆、結婚などしたくない。

 ましてや子供なぞ欲しくない。

 「子供のため(教育など)にどうしてカネを使わなくてはいけないのだ。そんなことをするなら、自分の趣味に使いたい。」

 と言うことだそうだ。

 思想・信条の自由は憲法で保障されている(因みに、これは皮肉の意味で書いている)ので、

 そういう若い人たちに、無理に結婚して子供を作ることを強制出来ない。

 そもそも、安倍官房長官は子供がいないでしょう?

 猪口少子化担当相は、自分は億ションに住んで、ベビーシッターを雇うこともできるし、

 どうにでもなる。こういう人々が少子化対策などといっても、説得力が無い。


◆「できない理由」ばかり思いつく、若い人たち。

 

 制度をどう工夫してみたって、今の20代30代は、ああでもない、こうでもないと、

 「結婚できない」「子供を作れない」言い訳ばかりするのだから、無駄だ。

 仕方がない。日本民族は滅びるのだろう。というのは短絡だが、ヤバいことには、違いない。



 尤も、本当に滅びそうだとなると世の中の意識が変るかも知れない、という淡い期待はあるが、それも何の根拠もない。



 大体、「何故、子供にカネを使わなければならないのだ」というが、

 自分は自分の親が何十年も必死に働いて、欲しいモノがあってもある程度我慢して、

 貴方のためにカネを費やしてくれたから、貴方は高等教育を受けて、仕事に就けたのではないのか?

 といいたいのだが、多分、それを云うと、「好きで生まれてきたわけではない」という答えが返って来るのだろう。


◆全くの素人の浅知恵だが、日本人って、脳に変異が起きているんじゃないの?

 

 子供が成長したら、家庭を持って今度は自分が子供を育てる、

 という当たり前のことを、屁理屈を付けて拒否しているのである。

 どうしてこうなったのでしょうね?日本の将来に不安があるから?

 それを云ったら戦後などもっと不安だったと思うのですけどね。

 それでも、子供できていましたよね。


◆犯罪の増え方も異常だ。

 

 少子化とは話が全然別の問題だが、子供の人殺しが増え、親殺しも珍しくなくなってしまった。

 逆に子供を虐待して殺す親も多い。

 昔は一柳展也がバットで親を殴り殺したのが、天下の一大事で、一年間ぐらい大騒ぎだったのだ。

 それが、今では恐ろしいことに、親殺しぐらい日常茶飯事になってしまって誰も驚かなくなってしまった。

 しかし、こういうことに慣れてはいけないのではないだろうか。

 買春をする教師や警官や裁判官までいますよね。

 ただしこれは、売春する女がいなければ成立しないわけだ。

 ところがその「女」がカタギの家に育った小学生や中学生の女の子だというのだから、開いた口が塞がらない。

 どうも不気味だ。日本人の脳に何らかの原因で変異が生じているのではないか?


◆科学者の先生方、何とか原因を調べられません?

 

 最近は脳科学の進歩が甚だしい。

 脳が活動しているまさにその最中の様子を観察できるfMRIなんていうのもあるのだから、

 簡単に人殺しをする人間は、刑罰を課す前に、専門家によく研究してもらえないだろうか?

 無駄?犯行時の脳の活動の様子は犯行時で無いと分からないから?

 では、どうすればよいのか。

 前頭前野が未発達だと感情をコントロールできない人間ができる、と云われても、

 じゃあこれからどうやって発達させればよいのか教えて頂きたい。
 川島隆太先生の提唱する音読や易しい計算を毎日やると効果があるのだろうか?

 十年ぐらい経ってみなければ効果が分からないような気がするが

 (私は科学の素人だから、「気がする」としか云えない)。他に方法は無いのですか?


◆キレやすいのは、セロトニン不足じゃないの?

 

 今更書くのも何だが、本稿は素人が勝手に書いているので、一般の読者の方は、その点、ご承知おき下さい。

 さて、凶悪犯罪が増えているのは、キレ易い人間が増えているわけでしょう?

 これも脳科学で何とかなりませんか?

 要するに脳内神経伝達物質、セロトニンが不足しているのでしょう。

 セロトニンの前駆体はアミノ酸の一つ、トリプトファンですね。

 トリプトファンって特別なものじゃなくて、米に多く含まれているのですよね?

 つまり、食生活が影響しているのではないか、と素人でも想像が付くけど、違うの?

 ビタミンB群も不足すると、情緒不安定になりやすい。

 タバコを吸うとビタミンCが破壊されるそうだが、

 コーヒー、酒、甘いもの(清涼飲料水なんかすごい量の砂糖を使っているからね)を取りすぎると、B群は破壊されるのですよね?

 そのあたりは関係無いのですか?

 アメリカだと、アール・ミンデルの「ビタミン・バイブル」なんて一般向けの栄養学啓蒙書が普及している

 (もっとも、これには理由がある。欧米人の食生活では、日本ほど色々な食品を摂らないので、栄養が偏りがちになる。

 あっちでサプリメントが発達したのはそのせいだ)けれども、どうして日本では、臨床栄養学ってあまり前面に出てこないのですか?

 医療関係学問のヒエラルキーですか。

 医者>歯医者>薬剤師>>>>>栄養管理士ですか?


◆とにかく、科学者が関わらないと、ダメ。

 

 政治家や役人の知恵なんて、補助金か託児所を増やすぐらいしかないのだから、

 少子化にしろ、犯罪の凶悪化対策にしても、科学者の出番ではないか。

 安倍と猪口じゃ、絶対、無理だ。


2005年01月09日(日) <大相撲>升席にも灰皿なく 館内全面禁煙 嫌煙者の硬直的思考(追加分を含む)。
2004年01月09日(金) 「防衛庁が取材自粛を要請 自衛隊イラク派遣の報道で」 言論統制、大本営発表となりつつある。大変な事になった。
2003年01月09日(木) アメリカを査察する計画。その後どんどん署名は増えているが、日本人が殆どいないのです。

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