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■ 繁昌亭で「会議中」
そんなわけで、R-viveの稽古の合間をぬって大阪に来ている。 R-viveは今回はゆっくりじっくり構築中…
繁昌亭。 南森町を降り、 日本一長い天神橋筋商店街をちょっと横へ、大阪天満宮と隣接してある。
まず、「昼席」を見させてもらう。 昼席は午後一時から四時くらいまで、連日。 平日にも関わらず超満員。 前座から始まって、仲入り(途中休憩)まで 桂ひろば→笑福亭由瓶→月亭八天→笑福亭智之介(マジック)→笑福亭伯鶴→桂小米朝 とおよそ十五分間隔くらいで進んでいく。
小米朝、さすがに上手かったなぁ(と、突然言ってみる、にわか仕込みのわたし) 仲入りをはさんで
桂つく枝→桂歌之助→菊地まどか(浪曲)→桂米二 たっぷりと三時間、上方落語と寄席を堪能する。 しかし、今日は夜席も見る予定。 流石に集中力と体力と耳力、想像力がもつだろか…
そんな中、仲入りでずらっと並ぶトイレへの列。 決して大きい建物ではないので、女性トイレ(こういう場合、芝居もそうだが、女性トイレは長蛇の列になる、みんなそれを知っているはずなのに、会場設営で活かされている所をしらない)だけでなく、男性トイレも。
「今、会議中やから、終わったら連絡するわ」
そんなことを携帯に発するわたしの前のおっちゃん。
「うん?…いや、だから今、会議中やから、終わったら連絡するて」
電話を切る。
…「会議中」? 今は、「トイレ待ちの並び中」もしくは、昼席の「仲入り後を待ち中」、ならびに思いっきりシンプルに「仲入り中」である。 人はたくさんいるが決して「会議」は行われていない。 もしかしたら並びながら「談義」とか「談笑」とかはあるかもしれないが、「会議」は行われない。なぜなら、みんなトイレに行きたくて並んでいるからだ。 そして廻りは熱気に溢れた売り子さんの声が飛び交っているのだ。 「繁昌亭ご来場の記念にー!」とか云々。絶対に先方には聞こえているはずだ。 この人は東京で言うところの、「仕事にいく」といって「寄席にいる」粋な存在のおっちゃんなのか? 関西人は「寄席」、それも昼席を見ることを「会議中」というのか? 今日のおっちゃんの渾身の体を張った「ギャグ」または「ネタ」なのか? ていうかわたしの「聞き間違い」なのか?
列の順番はトイレへと近づいてくる。 おっちゃんは、電話を切ったまま、黙ったまま「会議中」。 わたしは「悩み中」。 と、そこへおっちゃんの携帯、着信。
「あ?…今、会議中や」
やはり、確かに言った… おっちゃんは、やはり「会議」をしていたのだ。 わたしはといえば 「懐疑中…」
お後がよろしいようで… 夜席へとつづく…
2008年04月22日(火)
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