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■ 病院通い・その2.5 ほったらかし作戦
にょらにごはんを運んでやったりせずほうっておくことを先生に約束したので、実行してみた。
ほんとうに食べなかった。いくらなんでもお腹がすけば自分で食べにいくだろうという思惑だったのだが、にょらのほうが一枚うわてだった。ただの1粒も食べなかったのだ。負けた。(気づかないうちに食べてるかもしれないでしょ、と思っているあなた、甘いです〜。器に入れたカリカリの状態をおぼえているので、ちょっとでもつついていればすぐわかるんです。ふりかけているかつおぶしも動いてないんですから。)
ほったらかし作戦第1日目はそのような結果に終わり、第2日目も作戦続行の予定が、午後断念した。先生は、猫はぜったいに食べずに死ぬことはない(病気などで食べられない場合は別として)、必ず自分から食べにいくはずだとおっしゃったが、やはりここまで強情になられると心配にもなってくるものだ。ついに根負けして手に10粒ほどのせ、かつおぶしをちょろっとトッピングしてにょらのところへ持っていった。
「またきた」 そういういや〜な顔をし、逃げ腰になるにょらをなんとかとどまらせ、手にのせたカリカリを見せてみた。案の定、顔をそむける。そこでトッピングのかつおぶしを鼻の前でひらひらさせてみた。ぺろっとなめようとするその瞬間、すばやくカリカリに混ぜこむ。すると、食べた。1粒。そして、ついでという感じで全部食べてしまった。なんだ、やればできるじゃん。もしかしたら食べたくても体が受けつけなくなっているのかと思ったが、食べることはできるようだ。だったらなぜ食べないんだよ〜ぅ。
このやりかたで何度かトライしてみたが、1日1回ぐらいしか成功しない。つまり1日10粒程度しか食べないのだ。それなのになぜか元気。前回いただいたビタミン剤のおかげでなんとか体力を保っているとしても、このままでいいわけがない。2回目の歯石取りの日を早めることにしよう。
2002年08月08日(木)
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