病院通い・その2

 あんなに喜んで食べたサンプルのカリカリも、2回目からは見向きもしなくなった。ごはんの器を持っているわたしを見ただけで逃げるようになってしまったのだ。先週までは、多くても1日の給与量の6割しか食べなかったが、さらにエスカレートして2割ほどしか食べなくなった。しかし食べていないというのにふつうに元気なのが不思議だ。

 でもこのままだともっともっとやせてしまう。もう一度診ていただきたくて、また病院へ行くことにした。そして前回、歯肉炎をおこしているから歯石を取ったほうがいいといわれたので、それもお願いすることにした。

 熱は平熱、見たところ異常なし。どうやらわたしがごはんをにょらのところまで運んだりして甘やかしすぎて、つけあがらせたようだ。もうほうっておくことにした。

 そして歯石取り。細いはさみの先がカーブしてギザギザになったような器具で歯をがしっとやると、すぐにごろんと歯石のかたまりが取れた。歯の形だ。15年間なにもしなかったわりにはきれいな歯だといわれたが、こんなすごい歯石が取れるとは。麻酔なしで少しずつやるということで、きょうは右の上の歯をやっていただいたのだが、にょらは文句をいいながらもそれほど暴れずおりこうさんだった。あと2回ほど歯石取りに通う予定。 

 余談だが、前回先生に腸をもみほぐしていただいたおかげか、翌日長〜いうんちが出た! 一度目はかなりの難産の末、出たのはふつうの量だったので、先生のハンドパワーも衰えてきたか? と思ったが、その2時間後になんと、15センチ近いのが(ふつうは短いのが3〜4個)便器の中で揺れていた。あのレントゲンに写っていた宿便かも。いやあ、ごりっぱ。ハンドパワー強し。



2002年08月05日(月)
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