与太郎文庫
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2005年05月05日(木)  新辞苑 〜 楽しめられる? 〜

 
http://d.hatena.ne.jp/adlib/20050505
 
── 「他では楽しめられない」KSBこども博(CM)主催=KSB
瀬戸内海放送/後援=岡山市・岡山市教育委員会・朝日新聞岡山総局。
── 《KSBこども博 20050501-0505 テレビせとうち》
 
 こんな日本語(ここまで云うか!)を、だれが面白いと思ったのか?
 ことばは、つねに伝達されることを想定すべきだ。
 検索件数:Yahoo 17、Google 42。“らぬき“に対し何と呼ぶべきか。
 
 いかに幼稚な自動翻訳ソフトでも理解できるように、書かれるべきだ。
 自動翻訳ソフト(日→英→日)では、つぎのように対処している。
 ここでは進境いちじるしい(最新の)ヤフーより、エキサイトが優る。
 


1.楽しめられる。   It is occupied comfort.   それは占められた快適さです。
2.楽しまされる。   I am pleased.    (私は)うれしいです。
3.楽しめる。     I can enjoy it.   (私は)それを楽しむことができます。
4.楽しむことができる。I can enjoy it.   (私は)それを楽しむことができます。
           ( ↑=Yahoo! ↓=exite )
1.楽しめられる。   It is possible to enjoy it. それを楽しむのは可能です。
2.楽しまされる。   It is amused.        それは喜んでいます。
3.楽しめる。     It is possible to enjoy it. それを楽しむのは可能です。
4.楽しむことができる。It is possible to enjoy it. それを楽しむのは可能です。

 
── 一切の本当の思想や文化は、最も広範な意味に於て世界的に翻訳
され得るものでなくてはならぬ。というのは、どこの国のどの民族とも、
範疇の上での移行の可能性を有っている思想や文化でなければ、本物で
はない。
── 戸坂 潤《日本イデオロギー論 19770916 岩波文庫》P153
── 《ことばの花束 19841217-19850325 岩波文庫》P166[352]


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