マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 心が疲れている人が如何に多いか・・・


先日、診療内科医の友人先生と飲みながら話した時に、今現在、如何に心の疲れている人が多い時代になったかと言う話になった。
お互いに違う意味で心が疲れている同士の酒の上での会話だ。(苦笑)

ネットで調べてもうつやパニック障害などの治癒方法や対処法、様々な情報などが蔓延している中、尚もうつやパニック障害などに悩む人は増え続ける一方だ。
今まで隠れていた存在が、明るい場所に出た事は良い事だとは思うのだが・・・。
ほんの軽いものから重いものまで数えたら、3人に一人はストレスの犠牲者だそうだ。

普通に幸せそうに見える人も何かしらのストレスは抱え込んでいる。
カレーのCMやシチューのCMのような幸せだけの家族はほんの一握りだろう。いや、もしかしたら皆無なのかもしれない。

そんな疲れた人たちの癒しの場所にしたいと思い、開いた店なのだが、実は私もこの所、少々疲れている。

今町全体が死んだように静まり返っていると、カラオケの集金人が言っていたが、本当にお盆を過ぎた頃から線を引いたように夜が静かになってしまった。
私の店だけではないと言う事が唯一の救いの糸のように感じられ、自分を奮い立たせているのだが、こんな事ではいけないと焦り、試行錯誤し、もがけばもがくほど虚しくなるような暇さ加減なのだ。
折角工夫して作った付き出しや餃子やカレーなどをフゥーリィーと二人では食べきれずに捨てるときの虚しさと言ったら・・・・・・。
ただであげるから取りに来てくれ! と言いたいくらいだ。(笑)

客が入ってる店はキャバクラのようなお色気の店、高級志向のお洒落なフーズBar、新しく開いた専門店、ごく一部のホストクラブ等など、数が知れていると言う。
私のように余裕を持って始めていない人間は、こんな時期が2月も続くと途端に焦りが出てくる。
でもその焦りをお客に悟らせないようにすると言う事は至難の業なのだ。
人間と言うのは頭ではわかっていてもどうしようもない時がある。
そして誰が悪いわけでもない事で事体が悪化する事もある。
そんな時期に心が疲れるのだ。

しかし、自責の念に駆られ、自分のやり方が悪いと責める。プレッシャーを感じるが、休んで旅行に出かける余裕など全く無い。
なので気持ちを切り替え、良いアイデアが浮かぶと試しては見るのだが、成果が出始めるまでは我慢の日が続く・・・・・・。

そんな時に友人になれたとばかり思っていた或る女性に痛い所を突かれた。
彼女に痛い所を突かれたのは今回が初めてではないのだ。
彼女とは何度かプライベートで食事に行ったりする程度の付き合いで、所謂始まったばかりの付き合いだ。
私は理不尽な事で嫌な思いをした事でも、争う事でのエネルギーの無駄使いが億劫なので、極力忘れるようにしているのだが、しかし余りにもそれは違うと感じた事は最近では随分反論もするし、言うようにはなった。
でも彼女にはまだいくばくかの違和感を感じてるに過ぎないので先日も聞き流したのだが・・・・・・。

彼女に「幾らなんでも客商売なんだから、店でTシャツは止めた方がいいんじゃないの? マキちゃんは顔立ちは良いんだから胸の開いたお洒落な服でも着たら、年配のお客は増えると思うんだけどなぁ・・・」と言われたのだ。

「アタシが胸の開いた服かぁ? いまさら色気出したところで客増えるかなぁ・・・? 気味悪がられるんじゃない? 返って」と笑ってごまかした。

そして先日の大賑わいだった日、わざわざ彼女が本を返しに寄ってくれたのだが、その時は車だったらしく飲んでは行かなかったのだが、その日の事を「あの時は満席でびっくりしたわ。ふっと見たら小父さんばっかり一杯居てさ・・・」とも・・・。

その彼女の言い方に【ああ・・・この人は人の痛みを解らない人なんだなぁ・・・」と、改めて再三感じてしまったのだ。

言い訳ではないが、あの団体は小父さんばかりでは決して無い。
若い社員も大勢居た。
偶々彼女が一瞥した時に支店長クラスの年配の方が目に入っただけなのだろう・・・。

そして洋服の事についてだが、何時もTシャツな訳ではないのだが、着る物を4年間買ってない私は本当に着る物が無いのだ。
ブティックの頃のジョロジョロしたお洒落な洋服は動きが取れない。
しかも、色気で売るスナック系の店ではないので、調理もする。
卵巣が無く体温調節が出来ない私は狭いカウンター内で火を使う仕事なので、動きやすく汗をかいても良い様にTシャツで仕事をする事が多い。
それでなくてもクソ狭いカウンター内は3台の冷凍庫や冷蔵庫などの熱気で、冷房が効かずただでさえ汗だくになってしまう。

そういうことを解って欲しいとは決して言わない。彼女の言う事も最もだろう。悪気が無いのも解る。
ただ、彼女は自分の価値観や自分の考えだけで物事を言い過ぎる。
【私はお金の苦労をした事が無いんだよねぇ・・・。外国に留学をしてたんだよねぇ・・・。私のママがさぁ・・・・・・】
彼女の話に羨ましさを感じたことは無い。コレはやっかみでも僻みでもない。
アナタと私とでは育った家も環境も今までの生活も家族も違うの・・・、としか言いようは無い。

ただ、彼女に欠けている所で私が持っている部分も沢山あるんだ。と、少し気が楽になった事もある。

それと同時に私自身、人と接する時、相手が平気な顔をしていても、この人はもしかしたら心が疲れているのかもしれない・・・と言う意識を持つ事も必要だと思った。
それを相手の言葉や目や仕草で解れるような洞察力が欲しい・・・。

少なくともそれが解った時は、尚更相手にプレッシャーを与えるような存在ではなく、尚更落ち込ませてしまうような存在ではなく、何時でも辛い事が有ったら私の事を思い出して、何でも話してね・・・と言えるような、温かい存在で居たいと思う。

私も悪気は無いのだが、かなり言葉が辛らつなところがあるので、疲れている相手を尚更追い込ませないように気をつけたい。


2005年09月22日(木)

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