マキュキュのからくり日記
マキュキュ


 (日記) 読みたい本が勝手に向こうからやってくる


図書館通いの習慣が身についた事は先日も書いたけれど、とても不思議な現象が起きている。
いつも、本を丁寧に探す事もなく、ページをめくって立ち読みするわけでもなく、目に付いた題名や興味をそそられたものを手当たり次第、4冊【そのくらいが無理なく2週間で読み切れるので】借りてくるのだが、先日借りた曽野綾子の本然り、ちょうどその時に知りたい事、言って欲しい事、問いかけたい事、模索している事等の的確な答えが書かれている本が、勝手に向こうからやって来る。
そのくらいタイムリーなタイミングでアタシのところに手に入ってくる。

私は日頃のチョットした出来事や、店の新しいアイデアについてや、店を良くする為のこと等は無論お客さんや友人の意見を参考にするが、人生の最も大事な部分で人の教えを乞う事は、もう殆ど諦めた。
中には【あいつは人の意見を聞かないからダメだ】と言う人も居るが、だって黙って聞きたくなるような的確で良い意見を言ってくれる人が中々居ないんだもの・・・・・・。
どこか既存の既成概念や、錆付いた固定観念や、ありきたりの道徳観念に基づいた意見ばかりなのだ。
一番知りたい部分の核心に触れてくれる事は殆ど無い。
余りにも的外れで期待外れなトンチンカンな意見が多い。

やる気を起こさせてくれるように上手に意見を言ってくれる人も少ない。
どちらかと言うと相手を打ちのめす事を目的にしてる? と思えるようなやり方が多い。
人間には誰にも自尊心と言うものがある。それを配慮しない人は結構多い。

先日読んだ本に良い事が書いてあった。
【人を誉める時は極力目に触れる人前で誉め、人を叱る時は絶対に人前を避ける事だ】
これはなるほどそうだな・・・と思う。
【これは子育てにも当てはまる】
子供にも自尊心はある。
人は誉められれば誰でも嬉しいし、できるだけ大勢の前で誉めて欲しい。
でも、人前で叱られたり怒鳴られたりしたら、例えその意見が正しくても、反省には至らず、人前で傷付けられた事のみが先行し、反省どころか相手に反感を持つだけだと書いてある。

なので出来る社長さんや上役達は、これを実践している人が多いと言う。
本当に心も生活も豊かで良い人生を歩んでいる人々は、決して人の自尊心をくじくような事はしない。
やる気を起こさせる事こそが大切だと知っているからだ。

だけど人生にも人脈にも富にも、自分自身がそれほど成功している訳ではない人に限って、人に対して大柄に意見する人が多すぎる気がする。
なのでそういう人だったんだ・・・と解った時点で、素直に聞く気にもなれなくなるのだ。

中村天風が自分の師を求めて世界中を彷徨った時の不毛な気持ちに少し似ている。
中村天風は自分の命が消え行きそうな極限状態の時にカリアッパと言う最高の師に出会えたが、私もそんな人と出会いたい。
まぁ、自分がそれだけの師に出会える価値がまだまだ無いからなんだろうけど、だからこそ、信頼できる人が書いた本などを読み、自分の問いかけの答えを探している訳だ。

本なら当たり外れがあっても、文句も言えるし、例え文句を言っても本は反論してこない。
そしてそういう気持ちで必死に本を読んでいると、本を手に取るたびに、正に出会いたかった素晴らしい本に出遭える様になってくる。

今日読んだ本はジェームス・アレンの【運命を変える7つの学びのステージ】と言う本だった。
かなり痛い事も書いてある。でも、全てが最もだと思えたことばかりだ。
100年以上も前に書かれた物らしいが、今の時代の心の持ちようにピッタリ当てはまるから不思議だ。
と言うよりも、私に限らずどの人間にも当てはまる事が書いてあると思った。
この手の本の著者は皆、思考が共通していて、殆ど教えの根本は同じなのだが、書き手に寄り、かなりニュアンスが違う。
優しく温かく教える人・楽しくユーモラスに教える人・重く厳しく教える人・色々な本がある。

今日読んだ本は、重く、厳しい面もあり、グサグサと容赦なく私の心を刺した項目も有ったが、この著者が本物の哲学者であり思想家なのだろうと言う事はバカな私にも解った。
まったくその通りだ・・・と思えたのだ。
今、この心境の時に、この本に出遭えた事は、やはり神の意図だとしか思えない。



2005年09月08日(木)

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