しそ摘み日記
akajiso



 四男よ、お前もか・・・

「お母さん、赤ちゃん産んでよ〜」
と長男に号泣されて数日が経ち、
「う〜む」
と、腕組みする日々を送っていた。
 そして昨日、スーパーで2歳の四男が、
一点をじっと見つめて動かなくなってしまった。
「何か欲しいものあったの?」
と聞いても無反応。
「どこか痛いの?」
と聞いてもぴくりとも動かない。
 そこで、彼の視線の先をたどっていくと、
1歳くらいの女の子が、
商品をいじってはニコニコ笑っていた。
 その光景を、無表情にじっと見詰めつづける四男。

「かわいいね」
と私が言うと、少しうなづき、
「赤ちゃん好き?」
と聞くと、また小さくうなづいた。

 おお、四男よ、お前もか・・・

 黒人の少年が、ショーウインドウの向こうのトランペットを見つめるような顔で、よその赤ちゃんを見つめる、うちの子供たち。

 わかったよ、わかったよっ!
 わかったから、そんなせかさないで!

 若い頃は知らんうち妊娠しちゃうけど、
君たちの両親はもう結構中年なのだ。 
 生殖能力も風前のともしびなんだから、
あんまりプレッシャーをかけないで
そっと待っててね。
(じじばばたちからは、
「もう産むなよ」というプレッシャーもかかっているのよ)
  
 そんなわけで、神様仏様、ご先祖様。
 うちにアカンボをください。
 多分、物凄く可愛がられると思います。
 (そして、できれば今度こそは女児を・・・)
 

2003年01月30日(木)
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