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| 2004年03月12日(金) ■ |
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| トルーマン・カポーティ |
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久しぶりに新宿二丁目のDMXに行き、いつもとは雰囲気の違うホール&オーツの「マン・イーター」とか、サード・ワールドの「トレジャー・ラブ」、ローリング・ストーンズの「悪魔を哀れむ歌」なんかを聴かせてもらって、なごんだ。
最後にビリー・ジョエルのナンバーを聴きながら、そろそろ帰ろうかと思っていたとき、今日は何か買い物をしてきたのか?と聞かれたので、早稲田の古書店で仕入れた本を見せた。
包みを開きながら、「トルーマン・カポーティの伝記とか・・・」と説明し始めると、店のマスターと従業員のみのやんが、同時に
「トルーマン・カポーティだって!ぎゃははは!」
と大笑いしている。なんだ?この二人は本などあまり読まないのかと思ってたけど、私の知らないカポーティの、超感激するエピソードでも知ってるのだろうか?と思ったら、
「内田裕也の新しいバンドの名前が、“トルーマン・カポーティ”っていうんだよ」
と言う。え”ーっ!そんなのいいの?“トルーマン”か“カポーティ”か、どちらか一方ならまだしも、“トルーマン・カポーティ”そのまんまじゃまずいんじゃないの?ていうか、個人的に許せないぞ!内田裕也とカポーティは、どう考えたって結びつかないし。
ともあれ、それから帰る時まで、ずっと笑いっぱなしの二人。そんなに面白いことかな?それって、早熟の天才カポーティに失礼だろう!とは思ったが、そういう私もなんだかおかしかった。
〓〓〓 BOOK
◆古書店にて(早稲田)
『トルーマン・カポーティ』/ジョージ・プリンプトン \1800 単行本: 556 p ; サイズ(cm): 182 x 128 出版社: 新潮社 ; ISBN: 4105390015 ; (1999/12) 内容(「MARC」データベースより) 「早熟の天才」トルーマン・カポーティ。親戚、友人、知人、マスコミ関係者など総勢170人が、彼の生涯を愛情溢れる述懐や悪意を含んだ批評で語ったオーラル・バイオグラフィ。 ※この本は図書館で借りて読んだが、お気に入りなので購入しておいた。すでに絶版と聞いているし、ジョージ・プリンプトンも昨年亡くなっているし。
『アメリカ小説をどうぞ』/片岡 義男 (編集), 青山 南 (翻訳) ほか \1800 単行本: 492 p ; サイズ(cm): 182 x 128 出版社: 晶文社 ; ISBN: 4794922965 ; (1990/06) 内容(「BOOK」データベースより) 男と女。女と女。男と男。生と死。出会いと別れ。揺れ動く〈家庭〉の光景を描く17の珠玉の短編。 ※青山先生の翻訳は、E.L.ドクトロウ「わが家の作家」と、リチャード・フォード「ロック・スプリングス」
『マンスフィールド作品集』/キャサリン・マンスフィールド \600 単行本: 178 p ; 出版社: 文化書房博文社 ; ISBN: 4830100664 ; (1975/06) ※マンスフィールドを読もう!と思ってからしばらく立つ。現在出ている、ちくま文庫のものを買おうかと思っていたが、古本で入手。
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