朝、息子タク(そろそろ生後1ヶ月)がまるで細木和子に襲われた
かのように絶叫しているので、抱いてあやしていた。
アグラを掻いてその上に寝かせていたら今度は娘・R(2才)が
「みっふぃー。みっふぃー」
ミッフィーの絵本を持って来て僕の前に置いた。「読め」という
ことである。そしてR自身は僕のアグラ上に座ろうとするので
「R、タクがいるんだよ!踏むな!」
日頃はタクの頭を撫でたりして可愛がっている癖に、2才の幼女は
気まぐれオレンジロード。僕はふたりの子供に阻まれて座ったまま
どうにも動けなくなってしまった。片やタクが泣き叫んでいるし、
片やRがみっふぃーみっふぃーと連呼して絵本読みをせがむ。その内
タクのお尻から
「びびびびびび」
おむつ交換を知らせるウェットでスメルなサウンドが響き渡り…と、
にっちもさっちもいかなくなってしまった。
Rだけだったら何とかなったが、ふたり同時に世話をするのはやはり
大変なことである。とても手が回らない。手があと4本ぐらい欲しい
気分だ。2本でRの絵本を読み、2本でタクのおむつを換え、残りの2本で
嫁の乳を揉む。
僕は会社に行ってしまうけれども、Rとタクと1日中顔を突き合わせて
いる嫁は身も心も燃え尽きた灰になってしまうだろう、と育児の苦労を
改めて感じた。
子供(チャイルド)がふたりになればチャイルズではなくチルドレンで
あるのも、何故そのような変則的な複数形になるのも分かったような気
がした。
きっと英語を作った人は、チャイルドが複数になると「アナドレン」と
言いたかったのだろう。ぽてちん。
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