咲百合さんに貸してもらったBL漫画が素晴らしかった。
リーマン年下攻めという時点で私のツボなのですが、これはいつものとは違う。
私はただただ壁だった。最高の壁として生きた。

『GAPS』シリーズ 大洋図書さん。

自分がいつも受け重視なのは自覚してた。
受けがいい恋をして、愛されて、幸せになることを望んでいる人です。
だから受けに感情移入してるのかな。受けがキュンときた場面とか、報われた場面がすごく響く。

この作品の受けは女性的な性格がほぼなくて、かといって男らしいわけでもなく、すごくリアルな中年男性。
年相応に落ち着いてるし、中間管理職として幅広い層から好かれていてそれが仕事がバリバリできるから！ってタイプの人望じゃない感じがすごくリアル。
容姿も作中でどう表現されるでもなく、ただの中年リーマン。
BLする上で、ウブさも、逆に年上ぶってるとかも売りにしない。受けとしてでなくただリーマンとしての魅力で勝負してる点がすごく評価できる。
ノンケ同士ものということで、これは本当に完成度高いと思う。

BL漫画で満たされる時って当然自分は当事者じゃないし、受けに自分を置き換えてるわけでもない。
それでも今まで、受けと攻めと見守った私っていう世界観だったんだろうなと気付いた。
これはただただ壁だった。受けと攻めを壁として見ていた。
こう、早くくっつけ〜！とか、それな〜！みたいなツッコミはなく、壁に徹することができた。
つまりおもしろかったんです。でもこう、めっちゃときめいた〜！というよりは、壁として生まれてきてよかったって。
何これ。

自分にとってBL漫画は、受けの待遇が大半を占めるのだと初めて気付きました。
壁になりたい、って思うことは今までもたくさんあったけど、これほど「わたし壁だわ」って思う作品は初めてでした。

噛ませで出てきたレオくんってキャラがめぞん一刻の二階堂くんぽいなと思ったけどそうでもなかった。

リーマンBLやっぱり好きだな！！
会社勤めのリーマンに限らず、働くBLが好きです！！！

3冊貸してもらったけど、このシリーズもう1冊存在することが発覚ェ…。
探しましょう。スピンオフとまとめて買いましょうか。


今日は咲百合さんと会ってた。

こないだこういうことがあって〜って話し始めようとしたらそれ日記で読んだって言われて、読んでるんや！？ってなった。
めちゃくちゃ今更だけどこれいつも会ってる人に読まれてるの恥ずかしいな。
TLでURL流したけれどもフォロワッサンとかは誰も読んでないつもりで書いてるから、テンションとか言ってることとか矛盾してても勘弁してほしい。
向こうはまだ外面保ってるから、こっちと矛盾する可能性考えられる…。

まぁ、咲百合さんが読んでるということなので借りた漫画の感想も書いたよ！

ところでフォロイーって何のこと？誰のこと？
たまに聞くけどわからないまま聞き流してる感じ。