進撃のことをだらだらと

(2019年9月18日書いた)


進撃は読んでてつらい、推しが死にがちみたいなツイートよく見るけど、そんなに死んでるんですかね?
104期が概ね生きてる時点で(ベルトルさんとユミルは別枠)、メインキャラが死にがちとは思えないのが私の基準なんです。
死なないからこそつらいんだと思ってる。マーレ贔屓だからかな。

本当に偏見なのですが、「作中におけるキャラクターの死」についてすごいこだわり持って語ってる人はみんなエルヴィンの信奉者なんだと思ってる…。
はっきりエルヴィンの話をしている人もたくさんいるし、いつまでもその死の意義について人が語っている様子が、本当に人の心を掴んだ時の指導者(夭折)って感じですごい。
だから、作中でももっとエルヴィンを神格化して騒ぐ一派とかいてもいいんじゃないか?と思ってる。

それ以外にも、今王室は国民からどう思われてるのか、兵団が国の代表みたいになってるけどこれが民意なのか、というか民間人ってどれくらい生き残ってるのか、ジャンの実家とかエルヴィンの遺族とか存在してるのかとか、エレンさんの首と身体は今どうなっているのとか。
見えない(描かれない)部分の可能性が読めなすぎて、付いて行けてません!
そもそも壁の中に満足な農業とか産業ってあるの?私が変なとこ気にしすぎ?

話が戻るけど、こんな殺伐とした漫画で軍人が死ぬのは当たり前だし。
極端な例で申し訳ないけど、エルヴィンもサシャも、その死は作中でとても報われてる。
というか、死なないとこの物語進まなかったよねの観があると感じる。
外に出てから地下室行くまでに死んでいったたくさんの兵士達もそう。調査兵団は大勢死ぬということに意味があった。

もう、最近ハマった人間だからこんなことが言えるんだぞって古参に思われるのは百も承知です。
申し訳ない。

三国志とか、死にっぱなしやん?死はつまり物語からの退場。
呂布とか袁術とか死んでも、話の進行上しょうがないことだから嘆くことじゃないし。
龐統は嘆いていいわ。関興と張苞ももっとしっかりして欲しかったよね…。
でも、進撃は死にっぱなしじゃない!ごめん比べるところおかしいのもわかってる!

たぶん私が「生きてる方が辛い派」なのであって、ライナーが死にそびれたのが辛いとか、ジークは悪くないとか、そういう感想でいるから…。

死ななくてよかったキャラも、死んで当然のキャラもいないと思う。
なんか、台詞や展開の全てにおいてそうなんですが、全てが物語を結末に向ける為だけに展開してる感じ。
それが淡白だとか悪い意味ではなく、そう感じながらも面白く読んでるんだから、そういう世界観が私に合ったんだろうな。

一般的な感覚とはちょっと違うハマり方するからこじらせるんだよーー!!

エルヴィンファン的に、エルヴィンの死は不遇なのでしょうか。
まだわからないよね。超大型さんがどうなるかわからないから。
リヴァイの動静にもよるし。
なんかこの、見えない部分見せてもらわないと喜んでいいのか憤っていいのか判断がつかない感じ、ワクワクのないただ心臓に悪い焦燥感あるよね…常に…。

みんな何が好きで読んでるんだろう。
もうやめられないというだけなのか。




2019年09月10日(火)

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