初日 最新 目次 MAIL HOME


やすみ日記
梅子
MAIL
HOME

2008年02月06日(水)
「夜は短し歩けよ乙女」森見登美彦

「夜は短し歩けよ乙女」(森見登美彦)読みました。
レトロで乙女で文学ちっくで、とても楽しかったです。

京都の街で、好きな女の子に近づくべく、奮闘する男子学生の話。京都大学周辺の地名が沢山出てきますが、京都弁の人は誰もいません。
夜の街を追いかけ、古本市では檄辛我慢大会に参加、学園祭では演劇の相手役の座をもぎ取り…と、遠回しな計画が笑えます。なるべく彼女の目にとまる作戦、略して「ナカメ作戦」。青春のバカバカしさ炸裂です。
学園祭の話が好きでした。神出鬼没のゲリラ演劇「偏屈王」、見てみたい!阻止しようと追いかける、学園祭事務局! 逃げながら脚本を書き続ける偏屈王。果たして最後まで上演できるのか…とドキドキしながら読みました。
かつて、恵文社さんにあったPOPに、達磨と鯉がくっついてた理由が分かりました(笑)けど、あの時もらった「『夜は短し〜』京都MAP」はどこかへいってしまいました(^^; しまったー。
三鞭酒(シャンパン)とか麦酒(ビール)とか、カタカナが少なくて漢字の表記が多いのが素敵でした。

>あもさん
もしよかったら、「夜は短し〜」を片手に京都をめぐりませんか?(笑)



2008年02月05日(火)
The Garden Oriental Kyotoでランチ

The Garden Oriental Kyotoでランチを食べてきました。
八坂の塔のすぐ側にあって、元は、日本画家・竹内栖凰の邸宅だったレストランです。
素晴らしい建物とお庭で、非日常的なゆったりした気分が味わえました。料理もとっても美味しかったです。接客も丁寧。料金は、ランチで平均二千円くらいです。カフェのみの利用も出来るそうです。

門構えがまず立派で、玄関までの石畳も素晴らしいです。予約してたのに道に迷ってしまい、10分ほど遅れたのですが、門のところにスタッフの方がいらして、「Nさまですね」と、すぐに案内して頂けました。
入り口で上着を預かっていただき、中へ。凄く広くて、重厚な雰囲気の日本家屋でした。窓際の席に座って、お庭を眺めると、白い梅が咲きかけていて、綺麗でした。メジロがつくばいで水浴びしていて、かわいかったです。
母はパスタコース、私はコースランチを頼みました。それとは別に、ジュースを頼みましたが、フレッシュで美味しかったです。まず、前菜。チーズのドレッシングが美味しかったです。魚のあげたやつも美味しいv パスタも、味がしっかりついてて美味しい。母のミネストローネを少しもらったんですが、これも凄く美味しかったです。メインは鯛。外はカリッと中はふんわり焼き上がっていて、美味しかったです。
食事が終わると、カフェのお部屋へ案内されました。こちらのお庭も綺麗。大きな椿があり、枝振りが見事でした。
花嫁さんがお庭で撮影されていて、綺麗でしたがとっても寒そうでした。
デザートは、初めて食べるお菓子でしたが、美味し〜い。プリンにスポンジケーキが挟まってミカンをのっけたみたいなものです。食後のコーヒーもほどよい苦みで美味しかったです。
都会の喧噪から離れて、優雅な時間が過ごせました。



2008年02月04日(月)
華やぐこころ 大正昭和のおでかけ着物展

3日、「華やぐこころ 大正昭和のおでかけ着物展」(神戸ファッション美術館)に行ってきました。
らいらさんとミヅキさんが、ムンク展を見終わられてから、合流。
らいらさんは、銘仙ぽい着物で、可愛かったです。帯は、孔雀の羽根柄なんですよ。大胆。私は、伊勢丹のポリの着物です。この日は雨だったので。
神戸ファッションマート1Fの「JL Artista」というイタリアンのお店でランチ。空いていたし、おしゃれな感じのお店で、料理も美味しかったです。

着物展へ。
展示は、量はそんなにないのですが、とても可愛いコーディネートでした。
八掛や胴裏が紅絹で、鮮やかできれいですね。帯の、ぽってりとした刺繍も見事。銘仙は大胆で可愛いです。マッチ棒の柄とか、ムンクの空みたいな柄とか。
黒字に赤い模様の、地味なコートの裏が、鮮やかな柄でびっくり。見えないおしゃれですね。
白地に黒のヨットっぽい模様の銘仙と、黄色の綸子の着物が好きでした。赤い刺繍の帯も可愛い。らいらさんとミヅキさんは、黄色地に赤のグラデーションの着物が、気に入られた様子。確かに、あれは今でも着られそうなモダンさ。
パンフレット(500円)を買いました。アンケートに答えると、抽選で根付けが当たるそうですが、すっかり忘れてました。アンケート用紙がどこにあったのかも分かりませんでした(^^;

三宮へ出て、雑貨屋さんめぐり。ジュンク堂に寄り、最後はマザームーンカフェでお茶しました。

ミヅキさんは、BLの表紙について「背中合わせが、色気があって良いんですよ!」と力説。ユギさんの「ありえない二人」みたいな表紙が良いそうです。
あと、くみさんに「京都作家」になってほしいとのこと。桜木さんが北海道、久我さんが大阪を、得意分野とするように。「恋が叶う甘味処シリーズとかどうですかね」とのことでした(笑)読んでみたいなぁ。
ミヅキさんは、よく、新本格コミュの方がやってる「日替わりバー」へ行くそうです。
私が「ミヅキさんも、一日マスターやってください。○○の会ナイトを!」とお頼みしました(笑)乙女しか入れないバーなんです(かつらぎさん例外)。



2008年02月03日(日)
「仏果を得ず」三浦しをん

「仏果を得ず」(三浦しをん)を読みました。
文楽を題材にした小説です。演目について悩む主人公・健(大夫)が、現実の出来事をきっかけに、役の心をつかむ、という展開が、わかりやすくて面白かったです。
ただ、これBLだったら面白かったのに!と思いました(すみません)
一応、教え子のお母さんとの恋愛が絡むのですが、薄味なんですよ。恋に落ちるのも成就するのも唐突で。だったら、相方の三味線弾き・兎一郎と、亡くなった彼の元相方・月太夫、健の、三角関係の方が切なくていい話だったんじゃないかと(腐った意見で本当に申し訳ない)。
兎一郎は、月太夫のことを十年以上も忘れずに、今でもその語りが耳に聞こえるって言うんですよ。健は、兎一郎に認めてもらおうと、一生懸命、芸を磨くんです。で、最後に、正式な相方になることを、兎一郎に了承されます。誰か、この展開にBLを絡めて書いてください。
こんな感想ですが、小説は面白いです。教え子のミラちゃんが、男前で可愛い。表紙も、勝田文さんのイラストがとっても可愛いです。目次も凝ってるんですよ。文楽の舞台になってるの。
人間国宝の三味線弾きが亡くなって、相方が「焼かんといてくれ。こいつの手は俺の生涯の宝や」と泣き崩れるシーンに、涙ぐみました。



2008年02月02日(土)
B-PLINCE文庫

B-PLINCE文庫で木原さんの「FRAGILE」が出るそうです。
「FRAGILE」と言えば、木原作品3大強烈受(お犬さま・デブ・呪いちゃん)の一つ、お犬さまですね。もの凄く愛の無い、痛い話だったはず。タイトルにハートマークが付いてる同時発売作品と比べて、異彩を放ってますね(^^;



2008年02月01日(金)
「美しいこと(下)」(木原音瀬)

(上)の感想はこちら
読み応えがあって、面白かったんですが、ハッピーエンドなのに釈然としない。
廣末、無神経すぎ!! 松岡は、本当に廣末なんかでいいの? 善人のようで鈍感で無神経な人って、たちが悪い。こんな駄目な攻、初めて見ました。
好かれてることにあぐらをかき、期待させるだけさせたあげく、松岡を振り、拒絶されると惜しくなって追いすがる、の繰り返し。要所要所で失言を繰り返し、最後の最後に「前って、誰と?」って。廣末、お前じゃー!! 待ち望んだことなのに、信じられず、怖くて逃げようとしている松岡が不憫でなりません。誕生日の時の、松岡の様子が嬉しそうなだけに(イラストが可愛い)、廣末の適当っぷりが泣けました。
廣末は、松岡の気をひこうとする行動もいちいち子供みたいだし(転んだり、新幹線に無理矢理乗せたり、コンビニ前で酔いつぶれたり)、リストラされて無職のままで、いいところはあったのか……。
でも、新幹線の場面は好きです。松岡の靴が片方脱げたのを見て、「初めて会った時も…」と、廣末の中で、葉子と松岡がつながるところが。この人は、本当に松岡を認めて受け入れたんだなと思えて。

次の刊行予定は「NowHere」なんですね。前に、同人誌で読みました。高年齢オヤジ受(45歳くらいだっけ)の話ですね。同人誌では他に、「Soda fountain」収録の「よるをわたる月の船」がすごく気になってます。続きでないのかな。



2008年01月31日(木)
更新

裏の「結婚なんてしたくない」3を更新しました。最終話です。お待たせして、申し訳ありません。

RADWIMPSの新曲「オーダーメイド」良いですね。歌詞が好きです。
「僕に大切な人ができて そっと抱きしめる時初めて 二つの鼓動がちゃんと 胸の両側でなるのがわかるように」というところが。

JOYSOUNDに、倉橋ヨエコさんが9曲入ったんですね。歌いに行きたい! ANATAKIKOUも、「はさまれてピクルス」と「オキシライド乾電池の歌」が入ってる(笑)。




2008年01月25日(金)
[シャンバラを征く者」

遅ればせながら、鋼の錬金術師・劇場版「シャンバラを征く者」を見ました。
先日テレビでやってたのを録画していたのを、ようやく。結構面白かったです。
テレビシリーズ、最後の方飛び飛びで見てたので、話がよく分かってないんですが。エドが、アルを助けるために練成した結果、エドが現実世界(戦前ドイツ)に飛ばされ、錬金術世界に残ったアルは、肉体を取り戻したが、記憶喪失に。エドは、科学の発達した現実世界で、アルそっくりのハイデリヒと暮らしながら、元の世界に戻る手だてを探している…という話だったんですね。
話は、ちょっと強引でしたが、兄弟愛が堪能できて楽しかったです(笑)アルが、現実世界でエドと再会した時、鎧姿で「兄さん兄さん!!」と、力任せにエドを抱きしめるところとか。錬金術世界にエドが戻ったときも、真っ先に駆けつけるのは、アルの方が良かったなー。エドが戻るために尽力したのは、ウィンリィじゃなくてアルだし(ウィンリィファンの方ごめんなさい)。
ハイデリヒが切なくて、胸きゅんでした。エドが「アルに会ったんだ! 向こうの世界に帰れるかも」と言ったとき、淋しそうに目をふせるところとか。エドに「(戦争に利用されるような)ロケット作りなんてやめろ!」と言われながら、病気をおして開発を続けてたのは、エドを元の世界に戻すためだったとか。泣ける。別れ際に「僕は、(エドの)夢の中の人間じゃない。生きてるんだ」と、エドに告げるところが切ないです。
ノ−アが、トゥーレ協会に協力した理由は、説得力なかった。ジプシーの描写が軽いと思いました。「自分の国が欲しかった」って、それだけのために錬金術世界への扉開ける? トゥーレ協会、向こうに軍隊送り込もうとしてるのに? 上手く心理描写すれば納得いったと思うけど、唐突すぎでした。
エッカルトも、「錬金術世界は異質で恐ろしいから破壊する」って、唐突だな…。扉を開けなければいいだけの話なのに。それに、最初は、ナチスに協力するための兵力が欲しかったんじゃなかったでしたっけ? 破壊してどうするんだ。
エドが飛行機を切断して「向こうの世界に戻る」と言い、アルが「兄さん!」と叫ぶシーンは、少しホロっとしました。
安易に人が死に過ぎなのと、テーマをエピソードでなく、セリフで説明しているのが、残念でした。
           ◇
Lマガジンに「アメリカン・ギャングスター」が2Pに渡って載ってました。見たかったー。
試写会の券を持ってたんですが、急に、応募していた会社から課題が出まして、行けなかったんです。そして、そこは落ちました(--;



2008年01月18日(金)
金刀比羅宮 書院の美

少し前になりますが、14〜15日、金比羅さんに行ってきました。
青春18切符を使って、京都から4時間半。JR琴平駅は、大正時代のレトロな建物でした。街並みも、古い建物ばかりで懐かしい感じ。

旧金毘羅大芝居(金丸座)へ向かいました。
金丸座は、江戸時代に建てられた芝居小屋です。ガイドさんが説明してくれたので、面白かった。奈落の、舞台を動かす仕掛けも見れました。階段が急で狭いので、大道具さんとか、大変だったろうな。

次に金比羅宮へ。大通りから階段まで人でにぎわってました。「金刀比羅宮 書院の美」展が見たくて来たのですが、券は、一枚買うと、会期中ずっと使えるそうです。この日は宝物殿のみ見ました。蘆雪の鯉が良かったです。

翌日は、8時半のオープンと同時に、金比羅宮へ。ほとんど人が居ませんでした。高橋由一館へ。良かったです。
次に書院へ。足が寒かった〜。靴下二重履きにすれば良かったですね。建物も絵も良かったです。若冲の花丸図は、襖二枚だけ、近くで見られるんですが、あとは壁なので、少し離れたところからしか見られません。
http://www.konpira.or.jp/museum/oku_shoin/index.html
巡回展では、襖2枚のみ巡回するそうです。となりで鑑賞していた男性が、教えてくれました。壁の絵はここでしか見られないので、東京から来られたそうです。オペラグラスも準備してはって、準備いいなーと感心。
本宮へお参りへ。ここまで700段くらいです。思ったほどは、しんどくなかった。
金比羅宮内のカフェでお茶して帰りました。窓から木々が見えて、気持ちよかったです。

琴電に乗って高松へ。栗林公園を散策しました。広い! 松が立派。美しい日本庭園で、着物の似合いそうな場所ですね。
30年ほど前、この近くに住んでいたので(赤ん坊だったので記憶にはないですが)、一緒に来ていた母が、昔の家のあたりに行ってみよう! と辺りを探索。街並みはすっかり変わっていたのですが、公園や神社は懐かしい様子。ヘトヘトになってJRに乗り、帰宅。帰りも接続が良くって、楽に帰れました。



2008年01月17日(木)
「エンドロールまであと、」壁井ユカコ

「エンドロールまであと、」(壁井ユカコ)を読みました。
ルルル文庫版は可愛いらしい表紙だったので、軽い話かと思いましたが、思ったより真面目な青春モノでした。
単行本版を読んだので、書き下ろしが後味良くて、本編の悲しさが少しだけ緩和されました。十代の子が読むより、大人が読んだ方が共感できるかもしれません。何でもない、みんなでいる日常が、過ぎていくのを惜しむ気持ちとか。きらきらした小説でした。