■レシピノート■
おい



 紅茶プリン



紅茶プリン/プリン型5〜6個分

卵(L)…3個
牛乳…150cc
砂糖…50g
紅茶液…60cc

紅茶の葉大さじ3に熱湯100ccを入れて蒸らし、漉して紅茶液を作る。

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1.ボールに卵を割りほぐし、牛乳(この時、↑の紅茶液を作って残った茶葉にくぐらせてから入れると紅茶の香りが付きます)と砂糖、紅茶液を加え、卵のコシを切るように泡だて器でよく混ぜる。

2.1.を漉し器でこしながら鍋に入れ、弱火にかける。

3.泡だて器で絶えずかき混ぜながら、人肌よりやや熱めくらいまで温めたらプリン液の完成。型に流し入れてアルミホイルで覆ってフタをする。

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オーブン160℃余熱→160℃湯せん焼き 20〜30分

冷蔵庫で冷やしていただきます

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何故か色の違うプリンになっておりますが。
これは、色の薄い方はアルミホイルでフタをした方、フタをしなかったのが色の濃い方です。

焼プリンは表面の膜が、硬〜く分厚〜くなっちゃうのが好きでないのでその予防策のつもりだったのですが。なんとなく見た目もフタ有りの方がいい感じ。

カラメルソースを使わないので、やや甘めの配合にしております。ポーションのコーヒーミルクとかをかけてもいいかも…無いから試せないけど。

この紅茶液は、先日のシフォンケーキでも使っていますが結構お気に入り。余ってしまった紅茶液を牛乳にちょろっと垂らせば、お手軽アイスミルクティーの出来上がりってなもんです。ウマー。

<追記>
うあー…
これは焼きたてのはそうでもなかったけど冷やしたヤツは結構苦いぞ…
紅茶液の分量をもう少し落とした方がいいかもなぁ。

2004年05月29日(土)



 シフォンケーキ(ミルクティー)


シフォンケーキ(ミルクティー)
 /径17cmシフォン型

薄力粉…70g ※粉はふるっておく
卵(L)…3個
サラダ油…30cc
砂糖…50g
牛乳…20cc
紅茶の葉…小さじ1/2
紅茶液…50cc

紅茶の葉大さじ3に熱湯100ccを入れて蒸らし、漉して紅茶液を作って冷ましておく。

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1.
ボール(大)に卵黄を入れて泡だて器で軽く混ぜたら、分量の砂糖のうち大さじ1だけを加えてよく混ぜる。

2.
サラダ油→紅茶液→茶葉→牛乳→粉
の順に1.へ加える。その都度よく混ぜる。

3.
また別のボール(大)に卵白を入れて泡立てる。全体に白く泡立ってから、残りの砂糖を2回に分けて加え、さらに角が立つまでよく泡立てる。★泡立て過ぎに注意!

4.
2.の生地に、メレンゲの1/3量を加えて泡だて器でよく混ぜる。★ここでは泡が完全につぶれてしまっていてもいい

5.
4.にさらに1/3量のメレンゲを加え、泡だて器で軽くかき混ぜる。★ここではメレンゲの白いスジが残っていてもいい

6.
5.の生地を、今度はメレンゲのボールの方へ加える。ゴムべらに持ち替えてさっくりと、メレンゲの白が見えなくなるまで混ぜる。

7.
型に流してオーブンへ投入。焼きあがったら、型を逆さにして冷ます。
型から取り出すのは完全に冷めてから。

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200℃予熱180℃15分→170℃15分
※表面に薄く膜が張ってきた頃(7〜10分後)
パレットナイフで放射状の切れ目を4,5本入れる

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…あ〜、ちょっと気泡が残っちゃってるよ。

砂糖は50gにするか60gにするか最後まで悩んだのですが、結局50gで。甘さ控えめの『タマゴ〜〜!!!』て感じの生地が好きだからなぁ、自分は。甘いの好きなヒトには物足りないかもしれないので60g配合がオススメ。

実は、上の分量表には書かなかったのですが、スキムミルク大さじ1なんぞをこっそり配合しております。

いや、最初はね。牛乳は入れるつもりじゃなかったんですよ…だからミルク風味を出すために実験的に投入しただけで。でも結局、生地が固かったので牛乳も入れることになってしまったのですが。無視してもいいんじゃないかな、スキムミルク…。

私は紅茶シフォンを作る時は、いつもバニラフレーバーの茶葉を使っております。普通に飲もうと思って大量購入したところがどうも好みの味ではなかったのですが、これをお菓子作りに使うとバニラ風味が利いてなかなかよろしいようです。茶葉が大きい場合には細かく細かくすりつぶして使います。

2004年05月28日(金)



 チョコバナナケーキ・第4版


チョコバナナケーキ/8×20cmパウンド型

薄力粉…100g
ココアパウダー…20g
卵(L)…2個
バター…80g
砂糖…70g
バナナ…中1本半(正味150g)
チョコレート(ビター)…40g

※粉類は合わせてふるっておく
 バター、卵は常温に戻す
 バナナは入れる直前にフォークでつぶす
 チョコレートは粗刻み
 型には敷紙

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1.ボールに軟らかくしたバターを入れ、泡だて器でクリーム状になるまでよく混ぜ、砂糖の1/2量を2回に分けて加え、白っぽくふわふわした感じになるまでよく混ぜる。

2.↑へ卵黄を1個ずつ加え、その都度よく混ぜる。

3.さらにつぶしたバナナを一度に加え、よく混ぜる。

4.別のボールを用意し、卵白に残りの砂糖(1/2量)を加えて、角が立つまでよく泡立てる。

5.3.のボールに、
  粉1/2量→メレンゲ1/2量→粉1/2量→
  →メレンゲ1/2量+刻みチョコレート
の順に、ゴムべらで切るようにさっくりと混ぜる。

6.生地を型に流し込み、中央をすこし窪ませてオーブンへ投入。

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オーブン190℃予熱→焼成170℃40分

焼きあがったら型ごと20cmほどの高さから落とす
 ※しぼみ防止
敷き紙ごと型から取り出して冷ます

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とうとう4回目か…
は〜〜〜、もうどうしたらいいのか分からない…。

上の画像を見ても分かるとおり、下部分がかなり目が詰まった状態になってしまってむっちりもっちり羊羹状。個人的にはむっちり生地は大好きなんだけど……しかし、バターケーキはふんわりであってこそ市民権が与えられるというものでしょう。

第2版からの変更点>
涙を飲んでバナナを50g減量
→むっちりの原因はバナナにあり、と思ったのだが。これ以上は落とすわけにはいかん。

砂糖の卵黄と卵白への配合割合を変更
→力強いメレンゲを作るためにはいかに砂糖が重要であるかということを梅酒パウンドケーキで悟ったので、卵白への配合を増やしました。キメが全ッ然違いますね!

チョコレートを10g増量
→あ、これは完全に裏目に出ました(笑)。甘ったる〜〜



↑焼き上がりを見ると、真ん中ぱっくり割れてて結構高さもあったし、かなり期待していただけにショックは大きいです。

アーモンドパウダーでも入れてみようかなぁ。そして最後はベーキングパウダー様のお力におすがりするしかないのでしょうか…。

なんかねー、人様のレシピをちょこちょこいじって作ってみても、結局最後はオリジナルへ収束していっているような気がしますよ(笑)。

2004年05月25日(火)



 ヨモギあんパン



ヨモギあんパン/生地50g分割×9個分

国産強力粉…250g
ドライイースト…3g
砂糖…10g
塩…5g
バター…20g
ゆでヨモギ…30g
水…150cc※生地をみて調整

★粒あん…1個あたり30g
黒ゴマ…適量


★ヨモギの下処理★
摘みたてのヨモギを、沸騰したお湯に塩を入れてゆでる。
再沸騰後2分ほどゆでたらすぐにザルにあげて冷水にさらす。
水気を絞って包丁で細か〜く刻む。


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一次60分→9分割(1個当たり50g)→ベンチ15分
 →成形→二次50分

オーブン予熱あり焼成220℃12分

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『ヨモギあんパン食べたいなぁ…』で、結局作っちゃいました。
だって生ヨモギって本当に季節限定物だし!そして酔狂にもアンまで自分で煮てみました……どうしても甘さ控えめが食べたかったんだよ〜〜ぅ。

作り方はe−ぱん工房さまを参考にさせていただきました。
このおやきチックな焼成は、生地の上に天板を乗っけて焼いておるのです。予熱時に上に乗せる天板も一緒に暖めておくことと、生地の上にオーブンシートをかぶせてから天板を乗せることをお忘れなく。

さて、今回は5個をあんパンに、残り4個にはチーズを包み込んでみたのですが、チーズの方は中身が溶け出して非常に無残なことになってしまったことを一応ご報告します…。


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■参考
e−ぱん工房

2004年05月23日(日)



 粒あん



30gあんこ玉×27個分

小豆…250g
砂糖…100g
塩…小さじ1/2

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1.小豆はきれいに洗ってから3〜4倍の水を加えて中火にかける。

2.煮立ったらゆでこぼし(煮汁を捨てる)、約6倍の水を一気に加えて(びっくり水)再び火にかける。

3.煮立ったら弱火にして鍋にフタをし、指でつぶれるくらいに柔らかくなるまで煮込む<30〜40分>。

4.煮汁をひたひたくらいまで残して捨てる。砂糖と塩を加えて、中火にかけながら絶えず木べらでかき混ぜ、好みの堅さ(お味噌くらい)に仕上げる。


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『ゆでこぼす』の意味が分からなくて思わず調べちゃった(笑)。

作り方は下記のサイト様を参考にさせていただきました。検索して探してみると、小豆は一晩水にふやかしてから作る方法もあったのだけれども、お手軽さでこちらを採用。

お砂糖はやや控えめにしました。そりゃあ自分で作るからにはやっぱりねぇ…ふっふっふ。でも、もっと控えてもよかったかも…。

できあがった粒あんは、使いやすいように30gずつのあんこ玉にしました。パン生地でくるりと包んでアンパンにしようと。今回使う5個だけをのけて、残りは冷凍庫で次の出番を待つことになります。

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■参考
橋本食糧工業株式会社 「あん・和菓子の作り方」

2004年05月22日(土)



 ヨモギ食パン



ヨモギ食パン/1斤


国産強力粉…250g
ドライイースト…3g
砂糖…20g
塩…5g
バター…20g
★ゆでヨモギ…30g
水…150cc※生地をみて調整

★ヨモギの下処理★
摘みたてのヨモギを、沸騰したお湯に塩を入れてゆでる。
再沸騰後2分ほどゆでたらすぐにザルにあげて冷水にさらす。
水気を絞って包丁で細か〜く刻む。


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一次60分→分割→ベンチ15分→成形→二次50分
焼成200℃35分

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生のヨモギが使えるうちに、どうしても作りたかったヨモギ入りのパン。本当はもっと春先のヨモギを使うのがいいのだけれども…だからホントに先端の若葉しか使いませんでした。

30gという配合は少ないかな?と思ってたのですが、

すごい!ヨモギ臭い(笑)
でもまあ、自分が食べるパンだし。これくらいクセがある方がいっそ潔い。だけどどうせならあんパンにしたかったなこの生地は…ヨモギあんパン食べたいな…。

ヨモギの水分があるので、加える水の量には注意したいところです。


2004年05月19日(水)



 梅酒パウンドケーキ


梅酒パウンドケーキ/8×20cmパウンド型

薄力粉…100g
バター…100g
卵(L)…黄2個・白2個
砂糖…90g
牛乳…大さじ1
レモン汁…大さじ1
梅酒の梅の実…90g(大粒4個くらい)

※粉はふるっておく
 バター、卵は常温に戻す
 梅の実は種を取り除いてみじん切り
 型には敷紙

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1.ボールに軟らかくしたバターを入れ、泡だて器でクリーム状になるまでよく混ぜ、砂糖の1/2量を2回に分けて加え、白っぽくふわふわした感じになるまでよく混ぜる。

2.↑へ卵黄を1個ずつ加え、その都度よく混ぜる。

3.↑へ牛乳・レモン汁・刻んだ梅の実を入れてよく混ぜる。

4.別のボールを用意し、卵白に残りの砂糖(1/2量)を加えて、角が立つまでよく泡立てる。

5.3.のボールに、まずメレンゲをひとすくい
  →粉1/2量→メレンゲ1/2量→粉1/2量→メレンゲ1/2量
の順に、ゴムべらで切るようにさっくりと混ぜる。

6.生地を型に流し込み、中央をすこし窪ませてオーブンへ投入。

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オーブン190℃予熱→焼成170℃40分

焼きあがったら型ごと20cmほどの高さから落とす
 ※しぼみ防止
敷き紙ごと型から取り出して冷ます。

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うわぁ、びっくりしたー!
何これ?!てくらい美味かったよ…。

私は今までパウンドケーキって、何かばさばさ、ぼそぼそしてて、あまり好きなお菓子ではなかったのですが…うーん、このしっとり感には脱帽です。価値観ひっくり返りました。

実は今回は(も?)参考にさせていただいたレシピがあります。CARAMEL MILK TEAのたかこ様のお菓子レシピが『主婦と生活社』から本になっておりまして、これがまあ、どれを見てもおいしそうで食べてみたくて作ってみたくなってしまうというか。とにかく大おすすめ本です!端から試してみたくなる〜。

本来はフルーツケーキのレシピなのですが、梅酒の梅の実が余っていたのでこれを使ってみました。かなりお砂糖控えめで漬けた2年物のブランデー漬け、梅の実がぱんぱんに膨れてて勿体無かったのよね…。

あとベーキングパウダーは粗悪品しか手元にないので無い方がマシ、と思って入れませんでした。真ん中ぱっくり割れなかったけど、十分ふんわか焼けているので自分はこれで満足。

逆に、普段の自分なら絶対省略してるレモン汁をちゃんと入れてみたのですが(たまたま買い置きがあった)、これは入れて大正解でした!後味がさっぱりとしていくらでも食べられるよ〜〜って、いかんいかん。

はー、それにしても本当に久しぶりにお菓子作ったわ。
ようやく日常も落ち着いてきたので、少しずつペースを戻せるかしらん。

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■参考
主婦と生活社 稲田多佳子著
『"何度も試作してようやくたどりついた"
 ほんとうに作りやすい焼き菓子レシピ』

2004年05月16日(日)
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