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やすみ日記
梅子
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2012年06月22日(金)
「民宿雪国」樋口毅宏

第1章(シュール過ぎて怖い)を読んだ時は、どんな話になるか分からなくて、
最後まで読んだ今は、グロくて、意外な展開で、お腹いっぱいです。

面白いけど、後味は良くない。
好きな人は凄く好きだろうけど、苦手な人は苦手だろうなという作風。

国民的人気の画家が、実は虚像の人生を送っていて…という話。

実在の知識人の談話が織り込まれたり、実際にあった事件にかかわりのある人物が出てきたり。
ん? 画家にも実在のモデルって居たっけ? と一瞬思ってしまった。

元はと言えば、暴力オヤジが悪いのに、あっさりあの世へ行ってしまうなんて。
縛って、地下室に放置しといたら良かったのに。

お母さんが、画家と一緒に家を出なかった理由は何だったのかなぁ。
起こる出来事は、めちゃくちゃ濃いんだけど、登場人物の心理描写は少なめでした。



2012年06月21日(木)
「永遠の0」百田尚樹

アホな軍上層部のせいで、人がバタバタ死ぬので、読むのが非常にしんどい。読み終わって、疲労困憊です。

リアルな筆致で、真珠湾の時に、帰れないと分かっていて、最後に笑顔を見せて飛び去っていく同僚パイロットとか、光景が目に浮かびます。

それにしても、特攻しか手段がないなんて、その時点で負けたも同然なのだから、日本はさっさと降伏すべきです。
ガタルカナルの、ザル作戦を立てたクソ軍人は、万死に値する。

「特攻隊は狂信的なテロリスト」って言った新聞記者に、
元特攻隊員が「あんたに何がわかる? 残された家族のために、遺書に強がりしか書けなかった者の気持ちも想像できんのか!」と叫ぶシーンが泣けた。





2012年06月20日(水)
「我が家の問題」奥田英朗

家族のささやかな問題をテーマにした短編集。

「夫とUFO」のラストがジンと来た。
奥さんが奇抜な格好をして、「これからお父さんを救いに行きます!」というところ。

結婚したこともないのに、色々身につまされる(^^;
「会社に身の置きどころが無い」っていう話とか、全然他人事じゃないよー。
「結婚して子供がいれば幸せ」とか、世の中そんな簡単なものじゃないんだな…。



2012年06月02日(土)
陽明文庫 明宝展

5/27、「陽明文庫明宝展 王朝文化の華」京都国立博物館
に行ってきました。
http://youmei2012.jp/

松福さんからお誘いいただきました。
最終日で、人がいっぱいでした!

藤原家の直系・近衛家のお宝の展覧会です。
藤原道長の日記とか、日本画、雛人形など。

ちょうど、大河ドラマ「平清盛」で、藤原忠実や頼長が出てるので、あの辺の人たちの子孫が、まだ続いてるんだと思うと、凄いなー。

人形の道具が細かくて、ビックリ! 人形用の雅楽の楽器まであるんですよ。

青磁鳳凰耳花生は、大阪市立東洋陶磁美術館にも同じデザインのものがありますね。

博物館内の、お茶室でお茶会がありましたので、急遽参加。
広くて綺麗なお庭でした。お茶室も立派!

和菓子は、近衛家の江戸時代の菓子帖から再現された「山吹餅」。
色がきれいで、美味しいです。

京阪で四条まで出て、錦市場の「いけまさ亭」でランチ。
どんぶり(850円)を食べたら、凄いボリュームでした。美味しかったー!

今日の着物。
松福さんは、紬です。細かいチェック柄でモダン。
私は、単の銘仙でした。
(先日、「シカゴ」で買ったもの)
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