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やすみ日記
梅子
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2006年04月30日(日)
「グリーン・デイズ」

「グリーン・デイズ」(不破飛鳥)読みました。
そこまで、気持ち悪いということは無かったです。確かにショックな終わり方だけど、わずかに救いがあるし。
時間のループを止め、先へ進めることで、人類は核に焼かれる。生き残った人々で、大地を耕し、何年後かにようやく緑が芽生える、というラストでした。
確かに、BLっていうより、SFでしたねー。
ずっと、みんな気持ちがすれ違ったままかと思ったので、最後にちょっと報われて、良かった。「憧矢、この手?」って、切ないなー。最後に黙って、大地を浄化し続けて、死んじゃうのとかね。凪も、最後に夏彦と一緒に居れて、良かったよ。
水城さんの絵は、今と全然違いましたね。ちなみに、表紙はちょっとアヤシかったです(^^;



2006年04月29日(土)
退職しました

昨日、退職しました。派遣元から、次の契約更新無いよって聞いたのが、2週間前なので、次のことはまだ何も決まってないです。
昨日、送別会だったんですけど、前に着物が好きだという話をしたので、花束の他に、かんざしと巾着をいただきました。嬉しい。



2006年04月26日(水)
「夏目友人帳」(1)緑川ゆき

祖母から「友人帳」を受け継いだ少年が、妖怪達に名前を返す内、心通わす話。妖怪達がユーモラスで愛らしいです。
名前を返すシーンの絵が印象的。地味だけど、味わい深い絵です。
祠に住む妖怪・ツユカミさまの話で、泣きました。
人の信仰心によって、形を保っていたツユカミさまは、最後の一人が亡くなることによって、消えようとしている。でも、「彼女と一緒に行けるのなら、それも良い」と言って、微笑むのです。
←全編通して、ささやかで優しい情に包まれた話で、読んでいて心が柔らかくなりました。



2006年04月25日(火)
LaLaDX

今月のLaLaDX。
街田シカク「トゥインクル」。かわいかったー! 胸キュン。
女生徒と先生の話なんですが、この先生が、かっこよく且つちょっとヘタレで、ツボでした。キスされた後に、へたり込んでる姿がかわいい〜。女の子も向こう見ずで、純情な割にズバッと言うところがすてきです。キスシーンが、とても印象的な構図で、おお!と思いました。余韻を残す終わり方で、こういうのもいいな。街田さんの長編を読んでみたいです。
緑川ゆき「夏目友人帳」。さっぱりした独特のセンスある絵と話で面白かった。雑誌が可愛い恋愛物一色なので、こういう話はホッとする。
柳原望「時間列車で旅をする」も良かったです。チケットの時間がぐるっと戻るのとか、車掌がネズミとか、細かいとこまで、世界観がきっちりあって楽しい。
唐沢千晶「家族ごっこ」。主人公が前向きで良い。
草川為「十二秘色のパレット」。絵がめっちゃ可愛い! 「谷間無い」に笑った。
辻田りり子「月は東に日は西に」面白かったー! 無表情な女の子に、泣き虫の男の子(大阪弁)という組み合わせが、可笑しかったです。 
それにしても、LaLaDX、広辞苑並みの分厚さです。重い。



2006年04月23日(日)
倉橋ヨエコ「東京ピアノ」

倉橋ヨエコさんのアルバム「東京ピアノ」
「♪不安の山でぺっちゃんこ〜」なんと心にぴったりくる歌詞でしょう。「みんな嘘つき 楽しくないくせに 群れる群れる」暗い暗い。ヨエコさん、若くて可愛いのに、なんでそんな怨念の固まりみたいな歌を…と、いつも、不思議です。そこが良いのですが。「赤い靴」が好き。
木原さんの小説で、「メロディが秀逸なら歌詞なんか要らない」という台詞があったけど、私は歌詞は大事!と思います。ヨエコさんみたいに怖い詞を書く人は、そういない。ヨエコさん、一体どんな人生歩んできたんですか。



2006年04月22日(土)
小谷美紗子ライブ

小谷美紗子さんのインストアライブ(NU茶屋町タワレコ)に行ってきました。
開始10分前くらいに着いたら、人だかりが。背の高い男性の山脈ができてて、前が全く見えません。
小谷さん登場。ですが、ご本人はおろかスクリーンもほとんど見えない。かろうじて、小谷さんの頭のてっぺんが見えたくらい。キャミソール+ボレロにジーパンという服装だったような。
曲目は、
1.まだ赤い
2.Who
3.新曲
4.嘆きの雪
5.生けどりの花
6.still have us
7.新曲
でした。
Who、良かったですよ! 身体中を気持ちの良い声が染み渡る感じ。事前に視聴した感じだと、音が軽い印象だったんですが、生で聴いてみると、力強くて切ない感じ。「いかないで いかないでよ 記憶の向こうへ」のあたりが特に、グッときます。
MCはちょっとだけ。「今度の新曲を、皆さん気に入ってくださったようで、嬉しいです」「こうやって一方的に話すのは苦手なんですよね…皆さんとも、お話しできたらいいな」というようなことを。

小谷美紗子「Who」のプロモはこちらで見れます。
http://youtube.com/watch?v=u7jdDglK0_w
             ◇
「ピアノの森」12巻(一色まこと)が出ましたね!
ついに、修平と海、対決へ…なのですが、いまいち話が駆け足で、感情移入しにくい。修平が、海のピンチをさりげなく助けたのには、ときめきましたが。修平が、どうやってスランプを抜けたのか、知りたかったなー。修平が、大人びて格好良くなってたのは、嬉しいです。それにしても、加賀先生はあんなに近くで顔を見て、演奏を聴いても、マリア=海って気づかないものなんですね。阿字野&海のおっかけをしてる姿がおかしかったです。



2006年04月19日(水)
ビブロス、アニメイト傘下へ

ビブロス、アニメイトとの契約が正式に決まったそうです。良かった(^^)
http://www.st.rim.or.jp/~nmisaki/
小説B−boy、早く出てくれると良いな。ノベルズは新装版になるのかしら?
それにしても、アニメイトで販売する場合、取次を通さないでできちゃうんですね。
アニメイトに移ったら、経営方針はどうなるのでしょうね。水城さんと木原さんの初期作品を復刻してほしい。木原さんの単行本未収録作品もお願いします〜。

※追記。正しくは、アニメイトグループ3社から出資を受けて子会社化、でした。早ければ、6月から出版再開だそうです



2006年04月18日(火)
表紙が心配

不破飛鳥さんの「グリーン・デイズ」。
図書館に取り寄せを頼んできました。府内の別の図書館に置いてあるそうですので。
頼んでから、ハタと。…とんでもない表紙だったりしないですよね?

内容は、1999年、核戦争で滅びる前の二ヶ月間を永遠に繰り返す世界を、変えようとする少年の話。
多紀さんが、「怖くて怖くて気持ち悪かった。挿絵の水城せとなさんの印象まで気持ち悪くなるほど」と言ってはって、どんな話?と思ったら、上記の通り。私とミヅキさんは、「面白そう!」と思ったのですが、果たして実際はどっちだろう。

※追記。
ミヅキさん、読んだことあったんですね。記憶違いでした(^^; 面白かったとのことで、期待してます。



2006年04月16日(日)
「許可証をください!」ドラマCD

いや〜楽しかった!
会話のテンポが良く、音楽も軽快で、コメディ調でした。フォークリフト講習と異物混入事件が、上手く同時に進んでいって、飽きさせない展開。原作より大分はしょってるけど、話も分かりやすかったです。
主役二人もイメージ通り! 阿久津、しっかり者だけど天然ボケなところがぴったりでした。前原は、最初は「もっと男臭い方が…」と思ってたんですが、最後らへんには馴染んできて、いいかも〜と。
そして、フォークリフト教官役のたてかべ和也さん! おじさん声でもやっぱりジャイアンの名残が…(笑)豪快な感じで、役に合ってましたけどね。
仕事の話がとっても面白く、恋愛方面はかなり少なめ。まあ、これくらいでちょうど良いのですが。これだと、弘は流されてるだけに見えますね。後輩君達は一切出てこないので、全体的に役者の年齢がかなり上でした。
CDの方の終わり方、かわいくて好きだ。脚本、上手いですね。私的には大満足です。



2006年04月15日(土)
○○の会

今日は久々に、BL友達とのお食事会でした。しゃべりまくりましたよ!
最初に多紀さんと、中之島きものいちに行きました。普段にしめる、白地に刺繍の帯がほしかったのですが、ちょうど良いのを見つけました。
その後、御堂筋沿いのスフレのお店、「raffine」に行きました。店内も可愛くて、焼きたてのスフレも美味しかったです。
次に、ペリエさん・ミヅキさんと合流して、阪急三番街のフラッグスカフェへ。地下一階がカフェで、赤い螺旋階段を下りた地下二階は、ダイニング。料理、美味しかったです。ゆっくりできましたし。
うちのサイトからリンクを張ってる、朝塚めいさんの「永久機関の夏」(※)。ペリエさんが読まれたそうで、「冒頭とか、文章上手くて、面白かったです!」とのこと。私「今市子さんの挿絵とか似合いそうじゃないですか?」ペリエさん「ですよね!」という話で盛り上がりました。それにしても、私は、シャレードは落ち着きのある雑誌だと思ってたのに、最近はお笑い路線をめざしてる風で、首をかしげています。そんな、どこの雑誌も「金持ち・明るめ・かわい子ちゃん系」を目指さなくてもいいと思うのですが。
あと、「最近良いのはSHYノベルズですね」とのこと。確かに、「エス」とかヒット作が続いてますものね。
ミヅキさんのメガネが素敵で、ZOFFで買われたとのこと。私も新しいメガネがほしいんで、いいなーと思ってると、多紀さん曰く「店員もメガネもかっこいいです」とのこと。関西では難波にあるそうですので、一度行ってみようかな。
ペリエさんが西田東さんのマンガの感想で、「ヤク中の描写がいい!」と言ってはって、「それ、ステキポイントなんですか!?」と驚愕。
あと、ビブロスの倒産が話題に。多紀さんは、オイルショック並に、ビブロスの本を買い占めはったそうです。
すいさんが途中から参加されるので、店の場所をメールで説明するのに「画材屋の横です」と言ったら、すぐに通じました。やっぱり絵を描く人は知ってるのね(^^)
私が「木原作品読み尽くしちゃったので、木原さん以外で、木原さんみたいな、暗いけど僅かに救いのある話、ないですか?」と言ったら、ペリエさんが水原とほるさんを貸してくださいました。
すいさんは、ミヅキさんから本を受け取るときに、輝く目で「これはオヤジですか?」と尋ねてはりました。すいさん最大のチェックポイントはそこ…(笑)

※「永久機関の夏」は、3月末までの公開でしたので、現在はサイトで見ることはできません。秋頃に同人誌の発行予定があるそうです。



2006年04月14日(金)
なんて素敵にジャパネスク

「なんて素敵にジャパネスク」、今、マンガの方で人妻編を連載してますね。
昨日、懐かしくなって、小説の5巻をパラパラ読んでたら止まらなくなって、8巻まで読んじゃいました。寝不足です(**)師の宮編は怒濤の展開で、中学生当時、7・8巻が出るのを指折り数えてたな。今読んでも面白いです。守弥の高彬に対する思い入れに、突っ込みたくなりますが(笑)氷室さん、今何をしてらっしゃるんでしょうね。続きは書かれないのかな。



2006年04月12日(水)
「北海道警察の冷たい夏」

仕事でへこんでたので、楽しい本を…と思ったのに、読み終わったのは、前からの積ん読本です。
「北海道警察の冷たい夏」曽我部司
すっごい読みづらかった。話はくどく、要点を得ず、ノンフィクションなのに、作者の主観を押しつけられるし。が、よくこんだけ取材した!と思いました。
刑事が、麻薬の使用と密売で逮捕されたという「稲葉事件」を追ったルポ。
北海道警察は、道民の安全を全く守る気がないばかりか、進んで危険にさらしてるようなものだ。真面目に頑張ってる現場の警察官も沢山いらっしゃるんでしょうけど、上層部は、腐ってるなんてもんじゃないぞ。
稲葉が、逮捕されるに至ったのは、盗難車をロシアに売り飛ばしてる窃盗団を見逃す代わりに、拳銃摘発をでっちあげてもらってたのが、そもそものきっかけ。上司は皆、国からの予算を確保したいばかりに、稲葉の異常な検挙率をおかしいと思いつつ、見逃してたんですな。で、最後には稲葉にすべての罪を押しつけてムショ送りと。あんまりじゃないか!? 
更に、この件に絡んで、直属の上司と、情報提供者が自殺してます。なのに、更に上の人たちは稲葉の功績で出世しといて、知らん顔。
ああ、ロクでも無い話。かなり憂鬱になりました…納税したくなくなる。



2006年04月09日(日)
お花見

近所の神社&森へ、母・妹とお花見に行ってきました。歩き回ってクタクタに。でも楽しかったー。お弁当を持って、池のほとりで食べました。おいしー。天気良くて、うぐいすも鳴いてて、気持ちよかったです。

深夜に再放送してる「エウレカセブン」。初めて見ましたが、絵がきれいで、女の子の服のデザインがかわいい。ただ、26話だったんで、話が全然分からん…。明日まで、ネットで1〜25話までの無料放送がやってるんですよね。頑張って見るか。オープニングがラップだったり、挿入曲がスーパーカーだったり、アニメっぽくない選曲でした。
         ◇
1・2話を見ましたが、独特の用語満載で、最初から見てもよく分かりませんでした。背景が丁寧できれいだな。



2006年04月08日(土)
「サイダーハウス・ルール」

今日は出勤でした…桜シーズンなので、京都駅は普段の三倍くらいの人出でした。代わりに月曜日が休みです。

「サイダーハウス・ルール」を見ました。
母が「おすすめ!面白いよ!」と言っていたので、数日前にテレビでやってたのをビデオに撮りまして。
重いよ…たまらなく重い。孤児院の話と聞いて、主役の男の子が幸せになる話だと思ったら、全然違った。堕胎をテーマとした話です。とても面白かったですが、すっきりとしない。
シャリーズ・セロン、べらぼうに美しいけど、男心を弄ぶ役で(私の目にはそう見えた)、ひどいよ〜。ホーマーを捨てるなんてー。寂しいからって一時期の慰めにするなんて。ローズに対する優しさとか、良い所もあるだけに、納得いかない。
それより、ローズ親子のエピソードがズーンと腹にきた。私てっきり、ホーマーがキャンディとローズの間で揺れ動く話かと…全然違うやんか。ボス、いい人そうに見えたのにさ。ナイフ対決後のくだりに、ほろりときたのに。今思うと、あの傷治療のシーンが違って見える。
タイトルからはどんな話か想像つきづらいですね。もっとこう、感動系、ヒューマン物な邦題をつけてくれた方が分かりやすい。「人生のルール」とか(クサイかしら)。



2006年04月06日(木)
「薔薇色の人生」前編

「薔薇色の人生」前編(木原音瀬)、読みました。
今日、慌てて小説B-boyを買いまして。売ってて良かった。
前科三犯の30歳が主人公。出所しても帰る家が無く、自殺するため橋から飛び降りようとしたところを、警官に助けられる、というお話。
最初、坂道を転げ落ちるような不幸っぷりに、アタタタ・・・となったのですが、中盤じわっと感動的。時計のくだりは、胸がきゅーっとなって、涙ぐんだ。ええ話や〜。なのに、モモ、どうして危ない橋を渡ろうとするの! やめて! ロンちゃんのためって、そんなのロンちゃん喜ばないよー! 恐ろしい予感を漂わせて、後半へ続くとなっています。ビブロス倒産で続きが出るのか分からないのですが、どうかモモが不幸になる展開だけはやめてくれ・・・そんな後編なら無い方がマシ。
勝手に後編予想。→ヤクの売人になったモモは、偶然別ルートで情報を得たロンちゃんに、現場を押さえられる。ロンちゃんはモモを逃し、責任を問われて警察を解雇。責任を感じるモモだったが、ロンちゃんは「モモさえいればいい」と言い、モモも、ようやくロンちゃんの愛情を信じられる。こんなのどうでしょう?
頼むから、モモが捕まるだけならまだしも、死ぬとか大怪我するとかやめてや。ロンちゃんに情報渡して手柄を立てさせた後で、ヤクザに刺されるとかさ。最期にモモが「それでも幸せだった」と回想するとか・・・嫌ー! 一番いいのは、ヤクの売買が行われる前に、ロンちゃんが気づいてモモを止めることなんですけどね。木原作品でそんな生ぬるい展開は無いだろうなー。



2006年04月05日(水)
ビブロス倒産

ビブロス倒産したそうですね。
木原さんの本、どうなるのー。「薔薇色の人生」後編、読めないのかな。
BLの老舗なのに。BLという言葉を最初に使ったのも、この出版社だとか。業績好調だとばかり思ってたので、衝撃です。公式サイトも早速閉鎖。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20060405ij22.htm

「箱の中」交換本、届きました。
土曜に投函して、今日、宅急便で到着。その前にメールで問い合わせたときも、夜だったのにすぐに返事くれて、丁寧な出版社だなと思いました。
郵便局まで行かなくても、封筒に一カ所穴開けて、「冊子小包着払い」と赤色で書いて、切手貼らずにポストに投函、で済みました。
これから買われる方へ。「箱の中」の刷り直し版、本屋によっては入荷してるようです。裏表紙の蒼龍社の横に★がついてるのが、目印。



2006年04月02日(日)
木原音瀬「プレイス」

木原音瀬「プレイス」
天使の羽を持つ男。なんちゅう設定や。しかし、心理描写が丁寧で、地に足の着いたお話でした。
意地っ張りで臆病で、好きな相手にはいつも冷たくして嫌われてた加賀。最初は嫌な奴だなーと思ってたのに、途中からはあまりの不器用さにホロっと。「恋なんてなくなればいい」って、切なすぎるよ…。
「恋愛時間」みたいな、優しい話やと思ってたら、続編で「HOME」ばりのすれ違い。加賀の無神経さに唖然。違う人みたい。さおりさんが、ただの「良い親友」で終わらなかったのは、リアルだなぁと思いましたが、それより、横山さんと加賀のラブラブがもっと見たかった。終わり方が中途半端だ。
役割は、逆だと思ってましたよ! なんで横山さんが…そんな可愛い羽を持っているのに。
でも、胸にしみる良い話でした。木原さん、いつもこんな話を書いてくれたら、ページを開くときに身構えなくても済むのですが。しかし、その痛さもまた、病みつきになっているのでした。



2006年04月01日(土)
梅田でお茶

今日は河原町で買い物した後、梅田に出て友達と会いました。

京都はすごい人でしたよ四条大橋、歩くのも大変。
財布がすりきれてきたので、新しく買いに行ったのですが、がまぐち専門店の「まつひろ商店」、人がぎゅう詰めでした。人の隙間から商品を見る感じ。不便な場所になるのに、すごい人気だ。

その後、梅田に出て、旭屋書店の先、御堂筋沿いの「CAFE DI ESPRESSO珈琲館 曽根崎店」でお茶。初めて入ったのですが、セルフサービスでゆっくりできるし、窓が大きくて、良いですね。24時間営業だし。レポートを書いたり、新聞を読んだりしてる人が沢山。
友達は、先に10月に決まってたお芝居の他に、6月にも公演をすることになって、脚本の締め切りが一週間後で四苦八苦してるとのことでした。「ま、本当に才能があるなら、こなせるわよ♪」と言って、どつかれました…。ええ。言うだけなら簡単ですものね。私が書くわけとちゃうからね。
友達が奥田英朗の小説を読んで、「心理描写が全然無いし、ああいうのは小説とは言わない。脚本みたいなもの」と言ってて、そういう風に思う人も居るんだーと思いました。私はああいう無駄のないテンポの良い文章は好きだ。しかし、最近、奥田英朗がインタビューで「プロットも作らないし、取材もほとんどしないんですよ」と答えてるのを見て、めまいが…。才能がある人は良いねえ。どうやったら、あんな構成上手くなれるんですか。乙一さんが「小説なんて、ノウハウが分かれば誰にでも書ける」って言ってるのを読んだときも、ブルーになりました。私はノウハウ本読むのは好きだが、それだけじゃ、上手く書けんよ。

木原音瀬さんの「プレイス」手に入りました。わーい。「箱の中」落丁本も、冊子小包着払いにして、今日、ポストに投函してきました。