風紋

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2005年01月23日(日) 涙・眼・身体・これまでこれから

私の眼は、涙を流すことがある眼です。

そのことを、私はとても幸せなことに思います。

私は今までたくさんの涙を流してきました。これからもたくさんの涙を流すでしょう。

その涙のひとつひとつが、私にとっては大切な宝物となって残っています。


この眼でたくさんのものを見、この耳でたくさんのものを聴き、この身体でたくさんのことを感じてきました。

これからも、この眼でたくさんのものを見、この耳でたくさんのものを聴き、この身体でたくさんのことを感じていきます。

今日はいろいろな風景を見、いろいろな音を聴き、いろいろなことを感じました。そして、同時に私は、ここでこうして見ていること、聴いていること、身体がそこにあることを本当に幸せに感じました。

何かの終わりを確かに見届け、そして何かのはじまりを確かに感じました。

これから、どこにいこうか。どうやっていこうか。

まだ確たることはわからないけれど、私は確かに生きている。この身体がある。時には疲れ、時には思うように動かないことはあるけれど、この私が確かにある。そこから。


2005年01月14日(金) 本日より / もう、やめようか。 / と書いたものの。

someday, for somebody いつかの、だれかに
阪神大震災・記憶の<分有>のためのミュージアム構想|展

主催:[記憶・歴史・表現]フォーラム http://www5f.biglobe.ne.jp/~kioku-forum/
共催:C.A.P.[芸術と計画会議] http://www.cap-kobe.com/
   震災・まちのアーカイブ http://homepage2.nifty.com/archives_kobe/

期間:2005年1月14日(金)〜1月23日(日)[1月18日(火)は休館]、
   11時〜20時(最終日は17時まで)
会場:CAP HOUSE(旧神戸移住センター内)
   神戸市中央区山本通3-19-8
   JR・阪神元町駅から北へ徒歩約15分。
   JR・阪急・阪神三宮駅から北へ徒歩約20分。
   三宮駅から/元町駅から、神戸市営バス7系統(神戸駅行き)
   「山本通3丁目」下車、徒歩4分。
入場料:無料

震災10年 神戸からの発信
阪神・淡路大震災10周年記念事業
財団法人 トヨタ財団 助成


震災から10年、記憶の伝え方を多元的にさぐる

リンク
[記憶・歴史・表現]フォーラム http://www5f.biglobe.ne.jp/~kioku-forum/ 
(詳細は右から2つ目「museum project in Kobe」等)
CAP HOUSE WEB[Information]  http://www.cap-kobe.com/house/info/index.htm
震災・まちのアーカイブ http://homepage2.nifty.com/archives_kobe/


Web日記というかたちで私がWeb上に何かの文章を書き綴っていくことを、もう、すっぱりとやめてしまおうか、と、最近真剣に考えることがよくある(持っている3つの日記=「風紋」(「エンピツ」の日記)、「風向計」(はてなダイアリー)、「そよ風」(ヤプース!)の全部について)。

そう考えるに至った経緯はいろいろあるといえばあるのだけれど、理由のひとつに、少し疲れてしまったのだということは、ある。

今の私は、Webという場で言葉を発していくのは、少しつらく苦しく疲れる気持ちの方が大きくなってしまった。書く内容が何であっても(楽しいことであっても)。今までは「書きたい時に書けることを書けばよい」という姿勢でいた。今もそう思っている。ただ、書けないという期間も含めてひとつの記録として残ることもつらくて、とすると、勇気をもって「もう書かない」と区切りをつけた方が私にとって良いように思うのだ。

「風紋」という場でWeb日記を書き始めて2年4ヶ月。ありがたい出会いもたくさんあった。ただ、2年4ヶ月の間に私自身も私自身を取り巻く環境も大きく変わったし、Web日記のあり方も大きく変わった(個人的には「はてなアンテナ」他の更新補足ツールと「はてなダイアリー」他のBlogが普及しはじめたことは大きかったと思う)。

いままでつながりがあった方、もしくは、ずっと読んでくださっていた方、何か感じられたことがおありならば、私に伝えていただければありがたいです。


と書いたものの、別にすっぱりと「やめます」としなくてもいいかな、とも思うようにもなってきた。

うーむー。あまりうまく書けないのですが。

書きたい時に書けることを書けばよいのかしら、と。で、書きたい時に書けなかったりということもあるかもしれないけれど、それはそれ、でもよいかしら、と。

未来のある時、例えば10年後でも20年後でも、書けることや書ける時が来るかもしれない。それはこの場所ではないかもしれない。でもこの場所でもよいかな、と。

とりあえず、最近は日常がなんだかばたばたわたわたとして疲れているので、しっかり休養をとりながら、書けることは書く、書けなくても別にいいじゃないか…くらいの軽やかな気持ちでいようと思う。

軽やかに。ゆるやかに。のびやかに。あせらずに。


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浜梨 |MAIL“そよ風”(メモ程度のものを書くところ)“風向計”(はてなダイアリー。趣味、生活、その他)