風紋 もくじ / この前 / この後
私の眼は、涙を流すことがある眼です。 この眼でたくさんのものを見、この耳でたくさんのものを聴き、この身体でたくさんのことを感じてきました。 これからも、この眼でたくさんのものを見、この耳でたくさんのものを聴き、この身体でたくさんのことを感じていきます。 今日はいろいろな風景を見、いろいろな音を聴き、いろいろなことを感じました。そして、同時に私は、ここでこうして見ていること、聴いていること、身体がそこにあることを本当に幸せに感じました。 何かの終わりを確かに見届け、そして何かのはじまりを確かに感じました。 これから、どこにいこうか。どうやっていこうか。 まだ確たることはわからないけれど、私は確かに生きている。この身体がある。時には疲れ、時には思うように動かないことはあるけれど、この私が確かにある。そこから。
someday, for somebody いつかの、だれかに Web日記というかたちで私がWeb上に何かの文章を書き綴っていくことを、もう、すっぱりとやめてしまおうか、と、最近真剣に考えることがよくある(持っている3つの日記=「風紋」(「エンピツ」の日記)、「風向計」(はてなダイアリー)、「そよ風」(ヤプース!)の全部について)。 そう考えるに至った経緯はいろいろあるといえばあるのだけれど、理由のひとつに、少し疲れてしまったのだということは、ある。 今の私は、Webという場で言葉を発していくのは、少しつらく苦しく疲れる気持ちの方が大きくなってしまった。書く内容が何であっても(楽しいことであっても)。今までは「書きたい時に書けることを書けばよい」という姿勢でいた。今もそう思っている。ただ、書けないという期間も含めてひとつの記録として残ることもつらくて、とすると、勇気をもって「もう書かない」と区切りをつけた方が私にとって良いように思うのだ。 「風紋」という場でWeb日記を書き始めて2年4ヶ月。ありがたい出会いもたくさんあった。ただ、2年4ヶ月の間に私自身も私自身を取り巻く環境も大きく変わったし、Web日記のあり方も大きく変わった(個人的には「はてなアンテナ」他の更新補足ツールと「はてなダイアリー」他のBlogが普及しはじめたことは大きかったと思う)。 いままでつながりがあった方、もしくは、ずっと読んでくださっていた方、何か感じられたことがおありならば、私に伝えていただければありがたいです。 と書いたものの、別にすっぱりと「やめます」としなくてもいいかな、とも思うようにもなってきた。 うーむー。あまりうまく書けないのですが。 書きたい時に書けることを書けばよいのかしら、と。で、書きたい時に書けなかったりということもあるかもしれないけれど、それはそれ、でもよいかしら、と。 未来のある時、例えば10年後でも20年後でも、書けることや書ける時が来るかもしれない。それはこの場所ではないかもしれない。でもこの場所でもよいかな、と。 とりあえず、最近は日常がなんだかばたばたわたわたとして疲れているので、しっかり休養をとりながら、書けることは書く、書けなくても別にいいじゃないか…くらいの軽やかな気持ちでいようと思う。 軽やかに。ゆるやかに。のびやかに。あせらずに。
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