冒険記録日誌
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2021年03月06日(土) みーちゃんのぼーけん記録日誌

 我が愛娘のみーちゃんに、お父さんは毎晩寝る前に本の読み聞かせをしています。
 その中でゲームブックも時々遊ばせています。
 でも、お父さんの中での決まりが一つあって、「無理にゲームブックを勧めたり遊ばせたりしない」を心がけています。娘っ子がその気になってないと察したら、すぐに撤退して、あくまでも沢山の本の中の一部がゲームブック形式なんだという風に考えてもらうのです。
 なので最初に読もうとしたのは「ジャングルから脱出せよ」(メディアファクトリー)みたいな「たったひとりのサバイバル・ゲーム!」シリーズを読もうとしましたが、あんまり乗ってこなかったので後回し。
 結局、最初に遊んだのは「RPGドラえもん」 (ワンダーライフゲームコミックス)でした。この本は漫画型ゲームブックなのでわかりやすい。それにどんな選択肢を選んでも必ず最後まで行くので、ゲームで負けるのが嫌いなみーちゃんでも大丈夫。自分でドラえもんの秘密道具を選べるとあって、全選択肢を選んでも繰り返し遊んでいたくらいです。
 次に遊んだのは「マリオを救え!―スーパーマリオブラザーズ」(双葉文庫)です。ゲームでお馴染みマリオだからか、ゲームブックでも違和感なく遊べていたようです。本編の方はループにはまってなかなか進めずにクリアは断念しましたが、もう一編収録されている「ルイージの冒険」は見事にクリアして嬉しそうでした。「ルイージの冒険」はパラグラフ数こそ少ないですが、クリアに至るルートはたった一本しかないので難しい。お父さんもクリアするのに10回はかかった記憶があります。でもみーちゃんは、わずか2回目の挑戦でクリアという、お父さんより遥かに良い感していました。
 次に遊んだのは、「ゲゲゲの鬼太郎」(X文庫)です。最初にネズミ男に裏切られてENDという、このゲームブック挑戦者が必ず通る道にもめげず、初めての長編ゲームブックを最後までクリアできたのでした。
 このころになると、「たったひとりのサバイバル・ゲーム!」シリーズにも抵抗がなくなっていて、全作品をクリアします。
 最初はバニラのお菓子配達便!(角川つばさ文庫)みたいな藤浪智之作品もいいなとは思っていたのですが、双方向システムだし、フラグをみーちゃんに覚えてもらうのはちょっと大変。寝る前の読み聞かせには難しかったです。そのうち自分で遊んでくれるといいな。
 最近、気に入っていたのは、少し前にこの日記でも紹介した「ドラゴンをさがしに」(すごろくや)です。
 他には、「監獄島からの脱出」(西東社)も遊んでみました。まさか、子どもの読み聞かせに使われるとは、作者のさいとうたかを先生も夢にも思わなかったことでしょう。これはクリアまであと一歩というところでゲームオーバー。
 再挑戦するかと思いきや、負けるのが悔しいからと、もう遊ぶことはありませんでした。負けず嫌いなんだね。
 またみーちゃんが遊ぶことがあれば、ここで報告しますねマル


山口プリン |HomePage

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