冒険記録日誌
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2017年01月14日(土) たけたろうの冒険番外編 ──剣士対妖怪 魔境の秘薬 その5──

(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないでください。)

2回目のプレイ

 家から再スタートとなった私は、まだ意識が朦朧としている、ともみの手を握り締め、必ず秘薬を持って帰ると誓って再び旅立ちます。
 老人から護符をもらい、カラス天狗に魔境まで運んでもらった私は、侍のいる百姓家で買い物をします。
 意外と魔境でもお金は使う機会が多いようなので、今回は慎重に選びましょう。侍の売り物は次のとおりです。

丸薬(体力を2回復できる) 1両
食料二食分         3両
お札            1両
数珠            2両
ちょうちん         2両
縄             2両
小柄            2両
短刀            3両

 そうですねぇ。
 前回の経験だと体力ポイントには思ったより余裕があったので、丸薬と食料を切り捨てましょう。この世界では食料を食べても体力は1点しか回復しませんし、後で遭遇した‟夜道怪”は食料3食分をたった1両で売っていました。
 数珠は前回役にたったけど、今回は違う道を選ぶつもりなので、出番がないと予想してあえてパス。短刀も高いのでパス。他は購入で残り所持金は13両です。

 金銭に余裕を持たせた私は、続く大きな川にある船付き場で、渡し賃5両を払って、対岸まで運んでもらいます。船付き場を下りると、そこは前回も通った「魔の路」「怪の路」の分岐路です。
 船に乗ると、川の上流を歩くまわり道と比べて、時間の節約になるはずなのですが、前回まわり道を選んだときも別に日数ポイントを消費しなかったですしねぇ。んー。なんだか5両損しただけな気がしてきました。
 そんなことを考えながら、今回は「怪の路」を進みますが、こちらは険しい悪路という事でキツイ道のりでした。でも、体力点は消耗しなかったし、こちらの道では妖怪には遭遇しなかったので、結果的にはこちらの道が安全だったようです。

 前回と同じあばら家で一泊し(今回も真夜中に地震が発生してまたひどい目にあいました)、翌日も北へ歩いていると、芸者風の色っぽいお姉さんが、食事でも一緒にと声をかけてくれます。
 今は、女の正体は鬼女とわかっていますからね。三十六計逃げるに如かずと、女を全速力で通り越して街道をひた走ります。ところが、うっかり崖から足を滑らせて落ちてしまいました。
 崖の途中に生えている木にしがみついて命は助かりましたが、(サイコロを一つ振って……偶数)そのはずみで護符を崖下に落として、失ってしまいます。いろんな意味でアイタタです。
「もし。お侍さん、大丈夫なの?」
 崖の途中で身動き取れない私の頭上から声をかけるのは、なんとさっきの女の人です。街道から崖へ長縄を垂らして助けてくれました。
 なんだか面目ない事態です。結局、夕食をご馳走になり(体力1増やす)、宿泊は丁重にお断りして、鬼女さんとは友好的にお別れしました。
 相手が妖怪でも必ずしも戦う必要はない。先入観で行動するのは止めましょうという教訓でしょうか?(汗)


続く


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