冒険記録日誌
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2017年01月09日(月) |
たけたろうの冒険番外編 ──剣士対妖怪 魔境の秘薬 その4── |
(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないでください。)
‟夜道怪”と別れてまた小道を進むと、池のほとりで妹そっくりの後ろ姿をした女の姿がありました。女は今にも池に身を投げそうになっています。 「ともみぃ!」 すぐに助けに駆け寄ります。こんなところで無視する選択なんて、妹思いのたけたろうは絶対選びませんよ! もう少しで捕まえたと思ったら、女の姿がパッと消えてしまいました。 ちょっと離れた場所で、おかっぱ頭の女の童がクスクス笑いながら見ています。 どうやらからかわれたみたいです。それ以上の悪さをする様子はなく、その無邪気な妖怪は立ち去りましたが、なんだかどっと疲れが出ました。(体力ポイント2減らす)
そのあとは賭博中の天狗2体に遭遇しましたが、もう手持ちの小判が残ってないので、関わらずに立ち去ります。 さらに進むと、椿の木が立ち並ぶ小道に差し掛かりました。 なんだか江戸の家を思い出す光景で癒されます。ともみは大丈夫でしょうか。苦しそうに咳き込む、ともみの姿を思い出し、足を速めようと、前方を見据えます。 すると、道の前方を歩いている女の姿が見えました。
またですかぁ?今回の冒険は女難の相でも出ているのでしょうか?
話しかける、問答無用で斬りかかる、無視して歩く、護符を見せる、の4択ですか。護符はもうないですし、いきなり斬りかかるのもちょっと。 今までのパターンから言うと、無視するのが一番な気もしますが、そろそろ話しかけると必要な品が手に入る展開にならないでしょうか?過去の冒険の経験から、やはり寄り道をしないと落ち着きません。これで間違っていたら、悪いのはリビングストン先生ってことで。
女の人に話しかけると、愛想よくニッコリ笑って振り向いてくれました。 あれ?あれ?なぜか急に意識が遠くなったと思ったら、自分が蜂の姿になっていますよ? ああ、女の人から良い匂いがします。近寄らずにはいられません〜。 いつの間にか、女の人じゃなくて椿の木の花に吸い付いています。はぁはぁいいかおり、かいかん、おいしいですぅ、きゃっはぁっ、かんびなよろこびでとけてしまいそうです〜。
椿の花がポトリと落ちます。蜂になった私はその花の中で完全に溶かされていました。
完(妹の為、最初から再挑戦で続く)
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