冒険記録日誌
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2017年01月08日(日) たけたろうの冒険番外編 ──剣士対妖怪 魔境の秘薬 その3──

(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないでください。)

 夕方になった頃、人気のないあばら家が見えてきました。ちょうど良いので、家に積まれてあった藁を布団代わりに一泊させてもらいます。
 いい気持ちで寝ていると、夜中に地震がやってきました。
 慌てて刀を振り回すと、天井から大きな瓶(かめ)が落ちてきて、頭にスッポリハマってしまいます。
 目が!目が〜!
 やみくもにブンブン刀を振り回しているうちに、何かにぶつかって瓶は割れてくれましたが、衝撃で気絶してしまいました。キュ〜。
 翌朝、そのままの格好で目を覚ましましたが、何も異常はありません。
 昨夜の騒ぎはなんだったのでしょうか?不思議でありますけど、気を取り直して、北へと再び歩き始めます。

 今日もまた女の人に出会いました。今度は年は30歳くらい。芸者風の色っぽいお姉さんが、食事でも一緒にと声をかけてくれます。
 昨日のこともあるから用心しなくては〜と思いつつ、自宅に誘われてすっかりご馳走になってしまいました。誘惑されるまま一泊していると、女の人は目が赤く輝き、口が裂けた首を飛ばして、襲ってきました!

鬼女 技術ポイント8

 ろくろ首じゃないんですね!?なんとか斬りつけると「ぎゃあー」と絶叫を残して逃げ去っていきました。
 変な下心を出したせいじゃないですよ?今回も過去の冒険を経験してきた条件反射でつい寄り道を。悪いのはリビングストン先生ですってば。

 寝不足の頭をふりふり、立ち寄った沼のほとりで、少し昼寝をすることにしました。
 気が付くと、足に長い髪の毛が巻き付いています!慌てて、髪を引っ張ると、沼から一人の女が浮き上がってきました。沼一面は黒髪だらけでうねっています。今度は‟沼女郎”の登場です!
 護符を使うかという選択肢が出たので、使おうとすると、黒髪がうねって護符をに巻き付き、取り上げられてしまいました。
 沼女郎はそれで満足したらしく、微笑みを浮かべるとまた沼へ沈んでいき、何事もなかったかのようにあたりは静かになります。
 ああ、護符を失ってしまった。後で困らなきゃいいんですけど。

 また夕暮れになって、今度は人一人が寝ころぶのに丁度いい平らな岩に遭遇します。今夜はここで寝るのに、おあつらえ向きな条件です。
 さすがに用心深くなった私は、岩を無視して草地に寝ころび、初めての平和な夜を迎えました。

 翌日、雑木林の道を歩き(また二手に分かれていたので、最初の選択肢を進む)、唐笠お化けと遭遇するけどお互い無視し、枝にぶら下がった馬の足に蹴飛ばされながらも森を抜けます。
 今度は修験者みたいな姿をした‟夜道怪”という妖怪が登場して、品物を道端に並べ始めます。
 「そこのお侍さん。役にたつもんがぎょうさんありまっせ!寄っていって損はしまへんで。わしが保証しますさかい」
 いろいろ品はあるけど、小判が少ないので、水筒と膏薬だけ購入して別れます。久しぶりに友好的な妖怪にあったのはいいのですが、なぜ大阪弁なのでしょうか。
 

続く


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