冒険記録日誌
DiaryINDEX|past|will
2016年11月13日(日) |
たけたろうの冒険 ──FF25・ナイトメアキャッスル編 その2── |
(ネタバレ注意。プレイ予定の人は読まないでください。)
「南の星亭」にたどり着いた時は、すっかり夜更けとなっていた。 宿のたたずまいは昔のままだけど、記憶にあった喧騒は嘘のように消えている。他に宿泊客もなく借り切り状態で、薄暗い蝋燭の光の元で一人で食事をとった。(体力点4回復) 食事が美味しいのは結構だけど、この寂しさはどうしたことなの? 宿の主人に事情を聞いてみるけど、この町に変事はないとキッパリ言って、エールや冗談で話しをそらそうとする。 太守のトールダー男爵と古い知り合だと言って、太守からもらった宝石つきの金の指輪を見せると、主人の態度が一変した。 「ほう、これは立派な指輪だ。太守様は大層あなたがお気に入りであったのでしょうなぁ!」 太守がどんな意味でこんな立派な指輪をくれたのか、全然知らないけど、くれるものは素直にもらっただけよ。 主人公は南方人たちが最近ニューバーグにやってきて、我が物顔で街を歩き回っていることを話してくれた。特に夜はうっかり外を出歩いたものは、朝まで生きていられないと言う。今夜を鎧戸をしっかり閉めて休み、明日は寺院にいるヒュー老人を尋ねると良いと忠告してくれた。
1階の部屋に入ると、窓から抜け出して外の様子を見に行くか選択肢が発生する。当然無視して鎧戸に鍵をかけ、外套とブーツを脱ぎ捨ててベットに転がり込んだ。 主人の忠告がなくても、宿をとってわざわざ外に行く意味がわからないわ。 しばらく眠っていると、突然外から甲高い叫び声が聞こえて飛び起きた。 しかも、鎧戸のすぐ外から! 何!?今のは人間の悲鳴?それとも……。 それっきり、声は何も聞こなくなった。
翌朝。 睡眠不足の頭を振りつつ、宿の広間に起き出してくると、用意された朝食だけはしっかり食べる。(体力は全回復) 私の旺盛な食欲に、宿の主人は目を丸くしている。宿代を払うと金貨5枚が手元に残った。 さて、とりあえずは太守のいる城塞に行くか?街の商業地区に行くか?桟橋や倉庫のある地区に行くか?寺院に行くか? いきなり城塞より情報収集でしょう。それに食料も買い込みたいので、商業地区に行くことにした。 さすがに商業地区は、往年の賑わいが残っているようだ。塩漬けの魚や新鮮な果物、冷えたミートパイの山を見て、またお腹が減ってきた。 今回の冒険は他のFFシリーズみたいに、食料10食分を最初はもっていないもんね。今後の戦闘に備えて、ここで食料を補充しなくては。 ここで運試し……凶! 財布に手を延ばすと、財布がなくなっていた。ない!食料も何にも買えない! しまった。ここで重要なアイテムを買う必要があるのにっ。もうクリア不能じゃない! 悔しさのあまり歯ぎしりまでしてしまう。食料が買えないとわかるとますますお腹が減って、ギュー、グルルルル……と、お腹の音まで聞こえてきた。 仕方ないわ。今回は偵察回ということにして、進めるところまで自由に動くことにしよう。(後で検証すると、ここの運試しを失敗して、重要アイテムを逃しても、ともみの能力でもクリアの見込みはあった模様。確率は低いですが。) 気落ちして商業地区を去り、今度は寺院に向かってみる。
続く
|