冒険記録日誌
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2016年08月20日(土) ゲームブックでGO

 今日は特にオチも主張もないダラダラ話しです。

 ニュースでガンガン宣伝してくれてるせいか、話題沸騰のポケモンGOですが、ゲームブック世代でやっている人はいるのかな?
 ちなみに私は全然やる気なし。でも、ポケモンGOに対して、歩きスマホがどうだとか、昆虫採集の方が健全とか批判的な気持ちは全然なく、技術もここまで進化したかと素直に感心しています。
 どのみちゲームをする時間がゲームブックで精一杯と言うこともあるのですが、単に自分が何かを集める系のゲームにハマらないせいです。子どもの頃からビックリマンシールとか、キン肉マン消しゴムとか周囲で流行っていても、興味なかったしな。
 そんな私がポケモンGO的楽しみを一番感じていた時は、20年近く前に、古本屋でゲームブックで収集していた事ですね。
 偶然でも古本屋を通りかかると、ふらりと寄ってゲームブック捜索をしていました。目立たないところに挟まっているゲームブックを発見した時の、しかも値段は200円程度で、レア物ゲットだぜ!は快感。

 ポケモンGOのような現代の技術も凄いですが、さらに未来になると人工知能の進化の方を使ったゲームがもっと凄くなるんだろうなと思います。
 ゲームブックファンの私としては、決められているのは世界観の設定だけで、プレイヤーの行動を示すと、即興で新しい展開で反応をしてくれる、つまりTRPGのゲームマスター役をやってくれるゲームが作れるようになるんじゃないかと予想しているんですね。
 これはサウンドノベル系というより、過去のゲームだと、ゾーク1の進化形のイメージです。
 ドラゴンファンタジー(グレイルクエスト)風や、少年少女向け双葉ゲームブック風に、語り口やゲーム性が違っているとゲームブック者としても楽しめそうです。
 さて、そんなのが出る時代になったらゲームブックの存在意義はどうなるのか?
 これは心配しなくてもいいでしょう。スペック的な面ではスーパーファミコンが出たあたりで、とっくにゲームブックは負けてますし、いまさらです。
 それでもゲームブックが現代でも細々生き残っているのは、ゲームブックならではの魅力があるわけですよ。

 そんなことを書いていたら、昔プレステで遊んだゾーク1をやりたくなりました。代わりに確かゾークのゲームブックはJICC出版からシリーズが出ていたなぁ、と本棚の奥からひっぱり出してざっと見返してみましたが、やはりこのシリーズからはゾーク的な雰囲気を感じない。システム的にも普通のゲームブックだし、オリジナル要素は苦手な感じだし、残念です。
 もっとこう、ゾークのゲームブックは、どこまでゲームブックで自由な行動を可能にするか実験的システムを使ったものを期待したかったな。森の中の落ち葉を数えるとか、そんなアホな行動まで再現したようなやつをね。暇なときごくたまにですが頭の体操として、どんなパラグラフ構造のゲームブックならゾーク的な面白さを再現できるか考えたりしています。
 ちなみに私はもう一つ、ローグ的(あるいは風来のシレン的)な、ランダムでアイテムや敵の配置が違うので、毎回攻略法を変える必要のあるゲームブックもやってみたいです。
 エニックス文庫から「トルネコの冒険」シリーズは出ていますが、エニックス文庫のゲームブックの例にもれず、ストーリーメインでゲーム的に甘いですし。もしかして同人ゲームブックの方には本格ローグ的な作品があったりするのだろうか。

 


山口プリン |HomePage

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