冒険記録日誌
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2016年06月29日(水) 眠れる竜ラヴァンス( 滝日省三/創元推理文庫) その10

(ネタバレ注意!プレイ予定の人は読まないでください。)

 突然だが沼地で巨大リザードマンに出会った。筋肉が盛り上がって、全身から漂う殺気が凄まじい。
 遠慮がちに声をかけてみるが、「俺はつるむのが嫌いだ」と無愛想に言う。話す気はなしかと思うがさにあらず。
 「……だが、人は信用しないが、物は信用する。」
 要するに何かくれということか。実は昔の記憶があったので、彼が欲しがる物は、今回はもちろん1・2回目のプレイの時にも用意してきていたのだ。遭遇するルートは忘れていたのだが、3回目にしてやっと出会えた。
 大喜びでプレゼントを受け取った巨大リザードマンは、ラスムーゼンと名乗って家に招待してくれる。
 酒を酌み交わしながらしばらくラスムーゼンの身の上話しを聞いてやる。帰り際にラスムーゼンは、モハドバ寺院のトカゲ野郎に出会ったら自分の名前を出せと言い、この前ぶち殺したオーガが持っていたという羊皮紙をくれた。
 羊皮紙はどこかの迷宮の正しい経路を書いてあるようだ。十中八九、モハドバ寺院の地下迷宮のことだろう。

 その後は普通に村に泊まり、翌朝モハドバ寺院に向かう。
 行く手を遮るリザードマンの門番にラスムーゼンの友人だと告げると、リザードマン達は恐慌を起こして、あんたに乱暴な口を叩いたことをラスムーゼンにはどうか黙っていてくれと、象牙の腕輪だの食料だのこちらに押し付けて逃げ出した。どんだけ怖がられているんだよ。
 礼拝堂に向かい、謎の司教を呪文で追い払い、祭壇のレバーをいじると、地下迷宮の入り口がぽっかりと開いた。
 さあ、いよいよ終盤戦だ。

 牢獄に捕らわれていたエルフの捕虜を救出すると、エルフは歌を歌って体を癒してくれ、さらに迷宮の一部の情報を教えてくれた。
 エルフと別れて迷宮の奥に向かうと、衛兵達に見つかって追いかけっこが始まる。
 しかし、ラスムーゼンのくれた羊皮紙と、エルフの情報を合わせて、迷宮の中を迷うことなく、出口らしきところに到着。
 ところが、油断大敵。天井から伸びている2本の紐のうち、1本を引いてみると警報が鳴り響いて、衛兵達がやってきた。(サイコロ+1の人数と戦うことになっていたが、サイコロの目は運よく1!)
 これは退治してもう1本の紐を引くと、扉が開いた。ここから先はなぜか衛兵も追ってこない。
 息をのむと、最終決戦の舞台へ足を踏み出した。


続く


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 船に乗ったコブリン達からもらった鍵が、エルフが閉じ込められていた牢の錠にピッタリあった。なぜあいつらが持っていたのだろうか?
 ソーサリーでも、、四巻のマンパン砦にあった錠の鍵を一巻で出会ったオーガが持っていたりするし、ゲームブックあるあるな現象ではあるのだが。


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