冒険記録日誌
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2016年06月25日(土) 眠れる竜ラヴァンス( 滝日省三/創元推理文庫) その6

(ネタバレ注意!プレイ予定の人は読まないでください。)

 5日目。
 翌日は湿地帯に行き当たった。
 薄暗くて陰気な沼とも湖ともつかぬものの岸辺で、どうやって渡ろうかとしばし悩んだ。
 目の前には2艇の船がある。オール付きで装飾までついた小奇麗な船と、オールなしで苔に覆われた古ぼけた船で、このどちらかの船を無断借用するか、岸づたいに湿地帯を大回りする3択となっている。
 体力2点を消耗して危険察知の呪文を唱えると、どちらかの船が危険だということがわかった。このシュチェーションのお約束どおりである。
 ただ、呪文によるヒントによるとなにか怪しい力が働いているらしいので、小綺麗な船の方が危ないとみた。古ぼけた船が危険だとすれば、水漏れで湖の真ん中で沈没という展開になると思うので、怪しい力は関係ないと考えたからだ。

 古ぼけた船で湖にのりだす。
 オールがないので、濁った水を手で漕ぐという重労働で、体力をさらに1点消耗する。前方のもやの中になにか別の船影が見えた。用心して謎の船と遭遇しないように迂回する選択肢を選ぶと、今度は小さいが強力な渦巻きに遭遇して飲み込まれそうになる。あわてて船から脱出して手近な岸まで泳ごうとするが、判定用のサイコロの目は10以下を出せば良かったのに、運悪く11だ。
 水流に巻き込まれて気を失い、気が付いた時は浅瀬に打ち上げられていた。
 剣以外の所持品は全て失った。残り体力もかなり低下している。命が助かっただけでも良しとすべきだろうが、これはクリアに致命傷かもしれない。
 さらに追い打ちをかけるように巨大ワニに襲われる。ここでも傷を負って、弱り目に祟り目とはこのことだが、なんとか倒してアリゲーターの牙を入手した。
 雑木林に抜ける道と沼地をさらに進む道に分岐していたが、湿っぽいのはもうコリゴリなので雑木林を抜けて街道にたどり着くと、次の村まで歩き続けた。
 街道では戦闘用馬車に乗ったコブリン2匹が暴走してくるのに遭遇するが、魅了の呪文を唱えて戦闘を回避する。ただ残念ながらコブリンとは言葉が通じないので、金貨5枚だけを巻き上げてわかれる。黒檀のマスクを持っていればコブリンと話せたらしいが、話せると何か情報があったのだろうか?

 ウィンドビルの村に到着した。
 ひとまず雑貨屋に行ってみたが、所持金は少ないし、あまり欲しい物はない。逆に手に入れたばかりのアリゲーターの牙を金貨4枚で売り払った。これで今晩の食事代くらいにはなるだろう。
 酒場に立ち寄って麦パンとあぶり肉の食事(料金は金貨4枚)をして、体力を回復する。
 酒場の中はアームレスリングの賭け試合で大盛り上がりで、進行役から試合に参加しないかと誘われたが、筋力ポイントが2点しかないし、なにより昔のプレイの苦い記憶があったので止めておいた。
 宿を出ると集落の男たちがたむろしている所にまじって雑談をする。モハドバ寺院のことを尋ねると、村人の一人からモハドバ寺院の司教が寺院の石像を動かしている所を見たという情報を入手。
 宿ものぞいてみたが、一泊金貨5枚と高く、モハドバ寺院までの旅は後何日続くかわからない。
 泊まって体力を回復したかったが、路銀を節約して村はずれの廃屋で一晩を過ごす。


 6日目。
 村を出発してから数時間たつと、荘厳な建物が見えてきた。モハドバ寺院だ。
 ( ̄Д ̄;)
 地図見ても距離感がわからねぇ。決戦に備えて宿に泊まっておけば良かった。
 実は山口プリンはここまできたのは初めてだ。過去の最高到達地点は、昨日のアームレスリングの賭け試合で金もないのに挑戦して二戦目で負け、村人に袋叩きにあって体力が0になり死亡だったりする。


続く





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