冒険記録日誌
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| 2016年06月12日(日) |
眠れる竜ラヴァンス( 滝日省三/創元推理文庫) その3 |
眠れる竜ラヴァンスの呪文名は6文字のアルファベットです。一見ソーサリーの3文字より複雑そうですが、各呪文名の頭文字は全部違うので、Aの呪文とかMの呪文と覚えたらいいので楽だったりする。また、ソーサリーみたいに偽スペルを混ぜて「こんな呪文は存在しない」なんて意地悪な仕掛けもほとんど(0ではないが)ないので安心だ。
<ANDEMO> 唱えると、それが危険なものかを察知することができる。消費体力ポイント2。 危険の内容まではわからないものの、物理的な罠から人の悪だくみにまで、幅広く反応する優秀な呪文。 危機からの具体的な脱出方法まで教えてくれるソーサリーのSUSには劣るが、これはSUSが便利すぎるチート魔法だから仕方ない。
<BEURIO> 亡霊戦士を呼び出して敵を戦わせることができる召喚魔法。亡霊戦士の力は暗い場所であるほど強力になる。 ソーサリーの召喚魔法というと、歯からコブリンやジャイアントを呼び出すGOBとYOBがあるが、それよりもゴールデンドラゴンファンタジーの「ドラゴンの目」という作品に登場する‟炎のトラ″(燃え盛る虎の姿をした精霊を呼び出す魔法)の方を連想した。 闇魔法の雰囲気があって、ビジュアル的にも格好良い魔法である。消費体力ポイント3に加え�爛汽織鵑寮弌蹐箸いΕ▲ぅ謄爐�必要で、さらに明るい場所では使えないという、最も発動条件が厳しい呪文だけに、かなり強力な魔法なのだろう。 ただし、「暗い場所であるほど強力になる」というのは逆に言えば、暗闇で敵と戦うという危険な状況である。夜間や地下ダンションで明かりもない状態で敵に襲われたときの緊急回避として使う、という程度の用途に限られそうな魔法である。
<EISLIM> 魔法の矢で敵を攻撃するシンプルな魔法。命中率は高いが、敵の体力ポイントを2点減らす力しかなく、こちらも体力ポイントを1点消耗するので、あまり割に合わない魔法である。 ソーサリーにはこのような弱攻撃魔法はない。あえて言えばPOPか。 「ドラゴンの目」の方には�倏阿侶�″というほぼ同じ魔法がある。�倏阿侶�″は手が届かない場所に対して使うなど戦闘以外の場面の方で役に立つ魔法だった。EISLIMは今のところ戦闘でしか使用機会がないが、いずれそれ以外の用途でも出番があるかもしれない。
<FANDAL> 幻影を生み出す魔法。いろいろと幅広い用途に使えそうであるがあまり使った記憶はない。消費体力ポイントは2。 ソーサリーのKIDや、バルサスの要塞の「目くらまし」は、ラスボスクラスの敵にも通用するほど強力な幻影魔法だったが、この魔法はどうだろうか。
<JOTIFA> 相手を即座に眠らせる魔法。“ロータスの実”と体力ポイント1点を消耗する。 ソーサリーには眠りの魔法としてNAPがあるが、あれは呪文を唱えながら真鍮の振り子を相手の目の前で数秒間振らないと効果が出ないという、とんでもなく冗長な魔法だった。JOTIFAの効果時間は短時間らしいが、それでもこちらの方が実用的である。
<HAMRAC> 魅了の魔法。消費体力ポイントは1。 ソーサリーでいうGODの魔法である。冒険中にロケットのペンダントを拾ったら手放さずに温存しておきたくなるな。
<LESARO> 相手の思考を読み取る魔法。消費体力ポイントは2。人との交渉時に役に立ちそうだ。 ソーサリーではTELという魔法がある。
<MANORA> ファイヤーボールを飛ばす。ソーサリーでいうHOTである。消費体力ポイントは2。 魔法攻撃の基本となる呪文として、真っ先に覚えるべき魔法であるが、MANORAは命中率がかなり悪いのが難点。クリーンヒットすれば雑魚は一撃で倒せるとはいえ、その条件がサイコロ2つ振って10以上とか酷すぎる。(6〜9でも、一応命中なのでダメージは与えられる。) ただし、冒険中に命中率をあげる方法はあるらしい。
<NADIRO> 精霊や幽霊のような霊体だけで存在するモンスターを撃退する魔法。消費体力ポイントは2。 ソーサリーに該当する魔法はなし。しかし、MAGの魔法で精霊を追い払うシーンはあった。
<OMSMAD> 一時的に魔法の盾を作り出す防御魔法。“象牙の腕輪”と体力ポイント1点を消耗する。 ソーサリーのWOKとほぼ同じ。WOKが体力ポイント1点以外では金貨1枚消耗するだけなのに比べると燃費が悪いが、この世界で象牙の腕輪は金貨2・3枚程度の安価で取引され、入手の機会も多い。 WALやFOFにあたるバリア魔法が存在しないので、防御の要の呪文として出番は多い。さらにこの呪文を唱えて戦闘に入ると有利に戦えるので、間接的な攻撃魔法としても優秀である。
<PRIDES> 唱えると邪悪な生き物の正体を暴くことができる魔法とある。消費体力ポイントは3と結構高い。 ソーサリーに該当する魔法はなし。そもそもこの呪文は、魔法的な変身や幻影を解除するのか、バンパイアのような人間型モンスターの正体を判定するのか、非魔法の変装等に対しては無効なのか。説明文だけでは効能がよくわからない。 どちらにせよ、使いどころがかなり限定的で出番は少なそう。サスペンス2時間ドラマなら「犯人はお前だ!」と指を突き刺すような場面で、この呪文を使うイメージ。
<ZITALA> 事前に唱えておけば敵の魔法や呪いから防御できるという魔法。消費体力ポイントは2。先読み必須なので使いどころが難しいが、うまく決まれば気持ちよさそう。 ソーサリーのMAGにあたるが、MAGは精霊への攻撃にも使えたので、NADIROと効能を分け合っているともいえる。
魔法に関する設定ですが、かつての冥王モーレグとの戦争で王国を指導し、モーレグを一時撤退まで追いやった後姿を消したという、伝説の魔法使いのオルセンが、王国に手紙を送ってきた。そこには善の竜ラヴァンスの情報と、これらの魔法が載ったアフラマズタの魔法書があったというものです。 主人公は王国一の実力を持つ若手魔法使いということですが、この魔法書を見て今までの魔法は子どもの遊びだったと衝撃を受けたとあり、冒険中に自前の魔法を使うシーンは一切登場しません。王国一の実力を持つ魔法使いが、魔法の矢や眠りの魔法より下位の魔法しか知らなかったとは、長年の平和で王国の魔法使いの力も弱体化していたようです。
かなり前フリが長くなりましたが、そろそろゲームを開始しましょう。 主人公の能力と装備は次の通り。
技量ポイント10(敏捷ポイント8)(筋力ポイント2) 体力ポイント23 所持品:剣、背負い袋、金貨20枚、食料2食分、呪文書
旅立ちの前に今回の任務に主人公を指名した賢者会議の長老に挨拶します。(ソーサリーでいうサイトマスターと会話するシーン) 長老は竪琴を引きながら出迎えるという、ちょっと掴めないキャラをしていたが気にしない。あたりさわりのない助言を聞くと、暇をつげます。 さて、北門を潜って出発しよう。
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