冒険記録日誌
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| 2009年11月18日(水) |
たけたろうの冒険番外編 ──天界の迷宮編 その3── |
(ネタバレ注意!プレイ予定の人は読まないでください)
巨樹に近づくと、またロボットの姿が見えます。その足元には石版が立っているのに気がつきました。 「お墓のようね。字が読めるといいんだけど。あ、お花が供えてある」 きっとロボットがしたのだろうと傍のロボットを見上げると、様子が違うようです。 「兄貴。これさっきのロボットじゃないわ」 ずいぶん昔に壊れたロボットです。体が草木に覆われ、足元も草原に縫い付けられています。 ふと気配を感じて振り返ると、最初に会ったロボットがこちらに向かってかがみ込んでいるではないですか。そして私たちに花を差し出していました。 「お墓にそなえる花を摘んできてくれたの?ありがとう」 ロボットの肩にはリスのような小さな生き物が乗ってじゃれあっています。うららかな日差しに平和な光景。 気分がなごみますねぇ。アニメの名シーンを体験できたせいか、なんだか元気が出てきましたよ。(体力値を初期値に戻す。時間チェックを1つ追加)
いつまでもこの庭園で過ごしたい気分でしたが、そんなわけにもいきません。冒険を再開した私たちはすぐにまた爆発音を耳にします。 庭園の縁まで走って下を覗き込むと、飛行戦艦ゴリアテがラピュタに横づけして停泊しているのが見えました。爆発で開けた壁面の穴に2本のタラップがかかって、次々に兵士がラピュタ内に下船していきます。モウロ将軍とムスカの率いる国防軍が到着したのです。 「ともみ、あそこ!」 「みんな捕まってるわ」 空中海賊のタイガーモス号のまわりには兵士がぐるりと取り囲み、縛られたドーラたちが一列に座らされています。 「助けなきゃ」 ともみが下に向かおうと駆け出します。ここでは木の根を伝って下っていくか、通路の階段を降りていくかの2択。 「待って、ともみ!木の根を下るのは危険ですよ。階段を使いましょう」 木の根を使うよりはましですが、階段は城壁の外側に設置されているので、足を滑らせると遥か下界に真っ逆さまに落ちてしまいます。慎重に下っていくと、その階段も崩壊に巻き込まれて途中で崩落している箇所で足が止まります。これ以上進めません。(時間チェックを5つ追加) 気が進みませんが、やはり木の根を伝って下っていくしかないのですかねぇ。 悩みましたが周囲を見渡して、ジャンプすればギリギリ手が届きそうな場所に窓があるのを発見しました。 気合いを入れて窓枠に飛び移ってよじ登り、窓の中に入ると、ともみにこっちに来るように合図します。ともみもジャンプして―――落ちました! 「ともみぃ!」 慌てて下に目を向けると、幸運にもともみは下で不時着していたタイガーモス号のやわらかい気嚢の上に落ちたようです。べちょん!とでも擬音をつけたくなる格好で落下したともみに怪我はないようでした。しかしこれで、ともみも国防軍に捕まってしまったようです。(時間チェックを1つ追加)
まいりましたねぇ。しかし、ここで焦ってもしかたありません。 1人になったのは痛いし寂しいですが、ドーラたちと一緒にともみも助ければいいだけです。先に進みましょう。
続く
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