冒険記録日誌
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| 2009年11月17日(火) |
たけたろうの冒険番外編 ──天界の迷宮編 その2── |
(ネタバレ注意!プレイ予定の人は読まないでください)
「戦う」「逃げる」「様子を見る」の3択なので、ここは様子を見ることにします。 せまってくるロボットは途中で向きを変えて、私たちの乗ってきた凧に向かって手を伸ばしました。まずいです。凧を壊されると、ここから帰ることができなくなりますよ! 傍でともみも瞳を潤ませて必死に叫んでいます。 「お願い、それを壊さないで。それがないと帰れなくなるの」 うーむ。やっぱり、ともみにシータ役は似合わないなぁ。と思っていたら思いっきり足を踏まれました。 「こんな非常事態に余計なこと考えてるんじゃないの!」 こんなやり取りをしている間に、ロボットは持ち上げた凧をそっと脇におろします。凧のあった場所には鳥の巣があったのを見て、ロボットが凧を壊すつもりがなかったことを知りました。 このロボットには危険な意図はなにも持っていないようです。もしかすると、長い間この場所で園丁として働いているのかもしれません。 ロボットが歩き出し、特にあてもない私たちは、草木で密林のようになった道の中、ロボットの後をついていくことにしますが、ロボットの足は速く、すぐに姿を見失ってしまいます。 「同じような道が3つに分かれているよ。右か左か、真ん中か。どうする兄貴?」 ともみが首をかしげながら、私に尋ねてきます。戻るという選択肢も含むと4つの分岐です。試しに真ん中の道を歩いてみると、すぐに行き止まりになって単に時間が1つ経過しただけでした。
それならばと、右に進むと密林が途切れて石造りの通路に道が変化してきました。金のリレーフが施された扉を途中で発見。 「鍵がかかっているわね…。兄貴、体当たりしてみてよ」 「えー、それならともみも一緒にしましょう。2人でやった方が壊せる可能性が高いですよ」 「それでもいいけど、なぜかここの選択肢はパズーだけが体当たりするようになっているから。よ・ろ・し・く!」 そんなわけで、しぶしぶ体当たりをすると扉は軋んだものの、開きません。(パズーの体力を1点減らす。時間チェックを1つ追加) ともみが嬉しそうに扉の蝶番を指差します。外れかけてます。もう一回やれという意味ですか…。 さらにもう一度体当たりする(パズーの体力を1点減らす)と、蝶番の一つが飛びました。3度目の体当たりで扉は吹き飛びます。 さっそく中を捜索してみると、小さな箱を発見。ともみが箱の文字を読み上げます。 「眠りの箱と書いているわ。でも鍵がかかってる。どこかで鍵を見つけなきゃ使えないね」 その時、外から爆発音が聞こえてきました。私は慌てて箱を小脇に抱えると(眠りの箱入手)ともみの手をとって、通路に飛び出します。そのまま巨樹のある方角に向かって走っていくと……スタート地点に戻ってしまいました。ありゃりゃ。(時間チェックを1つ追加)
続く
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