冒険記録日誌
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| 2009年09月18日(金) |
フェアリー・ウォーズの続編を注文しました |
グレイルクエストシリーズは1・2巻しかまともに読んでいない山口プリンですが、ちょっくら遊んでみるかと創土社版の「魔界の地下迷宮」を挑戦中。 まず思ったことは、予想はしていたが予想以上にオーバーキルな内容だなということ。凶悪な罠ばっかりで一部屋探索するたびに死にそうじゃないか。 もちろん他のゲームブックと違って死のペナルティは軽いのだから、そういうもんかもしれないけど、かなり難易度高い。これ黒騎士と戦うまでキチンとルール守って遊んだ人いるのかな? ブレナン節はあいかわらずでユーモア小説として面白いのは当然。この独特の文章を読むだけでも十分に価値があるんだが、うーん、戦闘は勝ったことにして遊ぶとかに切り替えて楽したほうがいいのかな。 とりあえず、人口アリクイが必須なのはわかった。 あと、詩的魔人が見つからないがどこにいるんだろう? あらかじめマップが用意されている双方向システムは、読者に優しい設計で気に入っている。もともと1パラグラフの密度が濃ゆいシリーズだけど、このシステムのおかげで200パラグラフの作品とは思えないほど内容が詰まっているね。鈴木直人作品や「サソリ沼の迷路」みたいにマッピング作業が楽しい作品もあるけど、基本的にこっちのが楽でいいや。
遊んでいるうちにふと、5年前に出版されたハービー・ブレナンのファンタジー小説、「フェアリー・ウォーズ ベレスの書」のことを思い出しました。 そういえばあれって当時続編が出るとか映画化されるとか情報があったのに音沙汰ないな。 原書では続編はでているの?と思って調べてみると、映画化はしていないように見えますが、ちゃんと続編は出ていました。2007年には第4巻が発売されているようです。どうやら日本では1巻だけで打ち切られたっぽい。販売不振だったのでしょうか。ハードカバーだからって、第1巻を買わずに図書館で読んですませた人がいたら、反省しなさい!(?) とりあえず、洋書になっちゃいますが、今、買っておかないと絶版とかなったらますます幻の作品になってしまうと思い、注文しました。 英語がまったくちっとも読めないくせに積読の洋書が貯まっていく。とりあえず中学生向けの単語帳でも買って英語の勉強をしますが、読めるのはいつになることやら。 前途多難だな。と、マーリンならため息をつくことでしょう。
洋書でのタイトル 1.Faerie Wars 2.Ruler of the Realm 3.Faerie Lord 4.The Purple Emperor
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