冒険記録日誌
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| 2009年09月02日(水) |
こわごわ虫の音鑑賞会(奥谷道草/白夜書房) |
クロスワードランドのはみ出しゲーム、2009年10月号の作品です。 今回は鈴虫鑑賞会に行ってみた主人公。草むらを歩いて会場の出口を目指すというシンプルな目的です。 草むらは東西南北と自由に移動できるのですが、いたるところに鈴虫がいるため鈴虫がいる場所を歩いてしまうと「うっかり踏みつけそうになった」と警告がでます。これを二度繰り返すとゲームオーバーになってしまうので、鈴虫のいる場所を避けるのがクリアのための第一条件です。 実はこの会場の鈴虫は、ある特殊な訓練を受けた虫だそうで、東西南北の行き先のうち、一箇所に鈴虫がいる場合は一回だけ鳴き、2箇所に鈴虫がいる場合は二回鳴くという習性があるのでこれがヒントになります。 要するにマインスイーパーをゲームブックにしたといえば、わかりやすいでしょう。まあ、実際のマインスイーパーにもたまにあるように、勘にまかせて歩かないといけない状況もあるので、3〜4回のゲームオーバーは覚悟しないとクリアは無理ですね。カエルや立て看板といった別の要素もありますし、当然ですが鈴虫の位置を把握するためにマッピングは必須です。 あと、はみ出しゲームシリーズ独特のちょっととぼけた雰囲気は健在とはいえ、ニヤリとするような箇所が今回は少なめだったかな。 30分ちょいでクリアできましたが、カエルを処理するために必要な特殊な鳴き方をする鈴虫がなかなか見つからなかったのが苦戦でした。一度はわざと鈴虫を踏んづけないといけなかったんですね。これにはすぐに気づかなかったです。
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