冒険記録日誌
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2009年08月21日(金) ローンウルフシリーズ(ジョー・デバー&ガリー・チョーク/ボビージャパン) 6巻「恐怖の王国」

(ネタバレ注意!プレイ予定の人は読まないで下さい)

 ローンウルフ第6巻。前回の冒険から3年経過した時点から物語は始まります。
 実をいうと、私が前述していた1〜5巻の冒険の記録は、Mixiの日記の方に昔書いていた内容なのです。そんなわけで今から書く6巻以降は、リアルタイムでも3年以上の期間が開いた冒険の再開となります。

 怠けていた私とは違って、ローンウルフはこの3年の間も、発見したマグナカイの書を元に、ひたすら修行を繰り返したそうで、カイマスターという称号にランクアップしています。そして新たに上位クラスの特殊技能(スキル)が10種類登場し、この巻では3つのスキルを習得することができます。もちろん過去に登場したスキルは全て習得済みです。
 しかし、上位クラスの特殊技能が登場したことで、ゲーム的には主人公がピンチに陥ることが逆に増えるという矛盾を感じてしまいました。なぜならこのシリーズによくある、「○○のスキルを持っているか?」という選択肢で、1〜5巻の冒険までなら10のスキル中、5〜9個を取得していたので「必要なスキルを持っている」という展開に進むことが多かったのに、6巻からは新たに登場した(この巻では3種類しか覚えられない)上位スキルの中から「○○のスキルを持っているか?」という選択肢になっているため、「必要なスキルを持っていない」という展開に進むことが多くなるからです。こんなことを考えるのは私だけだでしょうか?
 まあ、基本的にローンウルフシリーズは易しめのゲームバランスだから、問題ないといえばそれまです。ソマースウォードが相変わらず反則的に強いので、弓を使うなどの特殊な戦いや、過去の冒険でソマースウォードを紛失しているという状態でもない限り、戦闘ではほぼ無敵ですから。

 挑戦してみたところ、選択ミスにより一発で死んでしまうというゲームオーバーを3回ほど迎えたものの、クリアできました。
 この巻の冒険の目的は、カイの教えをより深くするために必要な秘宝「バレッタのロアストーン」を手に入れるというもの。いわば自分の力を高める為の旅であるため、今回は宿敵ダークロードの一派は登場しません。
 そのおかげか目立った強敵は存在せず、ストーリー的にも街から街へ移動するのが主です。利害関係のない傭兵たちと一時的に旅を共にするなど、ローンウルフにしては他の巻よりも気楽な雰囲気がただよい、実際に楽な冒険だったと思います。もちろん、逆恨みした貴族の待ち伏せや海賊の襲撃を、あっさりあしらえるローンウルフの強さがあるからこそ、そういえるのですが。


山口プリン |HomePage

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