冒険記録日誌
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| 2008年07月09日(水) |
天才バカボンの華麗なる登校 その3 |
(赤塚不二夫劇場のプレイレポートです。ネタバレ有りなので遊ぶ予定がある人は読まないことをお勧めします)
おそ松くんの家の前を通り過ぎたとき、おいしそうな匂いが家の中からただよってきた。バカボンは急いで家を出たので朝食を食べていないのだ。 思わず、台所を覗いてみると、おそ松くんのママと目が合ってしまった。 「あら、バカボン、今日は早いのね。そんな所で覗いていないで、あがって朝食を食べていかない?」 誘惑にあっさり首を縦にふって、家にお邪魔したバカボン。おそ松くんのパパや6つ子たちと話していると、なぜかとうふやラーメン、寿司、サンドイッチとさまざまな食べ物が一家とバカボンに襲いかかってきたのだ。 「オーメン」や「エクソシスト」の音楽がとどろく。こいつらは食べ物の悪霊なのだ。おそ松くんたちと大騒ぎをしていると、これまた唐突に悪魔祓いの神父が登場した。 「この聖なる塩をまくのだ!いや、聖なる砂糖だ!やはり塩だ!」 どっちなんだよー。バカボンは文句を言いながらも、聖なる塩を選択した。 効かない!続いて聖なる砂糖を選択したがこれも駄目! 「ならばこの聖なる醤油をまくのだ!いや、聖なるソースだ!」 聖なる醤油を選択すると、今度は効果があった。 「グ、グエー!やめろー」 巨大な納豆の塊みたいな物体が浮かびあがった。 「見ろ!この聖なる割りばしを!」 神父は割りばしを交差させて、十字架の形を作り出してさらに追い詰めた。そのまま冷蔵庫を開ける。中には腐った牛乳があった。 「やめろー!」 悪霊の絶叫にかまわず、腐った牛乳を台所の流しに捨てた。 「やめ・・・・・ろーーーーーーーー」 悪霊は消え去り、おそ松家の脅威はさった。 「悪霊は去った。しかし、いつまた蘇るかもしれないのだ。だからくれぐれも食べ物を粗末にしないように、大切にするのだ」 神父の言葉使いがおかしくなった。もしやと気づいたバカボンが神父の衣装をはぐと、なんとバカボンのパパが登場したのだ。 「ワシだって少しは活躍したいのだ。これでいいのだ。さ、バカボン、学校へ行くのだ」 家の後片付けをしているおそ松くんたちに別れをつげて、バカボンは再び学校へ向かうのであった。が、次のパラグラフで早起きに疲れの出たバカボンは木陰で休憩をしているのであった。 本当に遅刻は人のせいか?バカボンよ…。
続く
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