冒険記録日誌
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| 2008年01月04日(金) |
ウォーロック 第3号 1987年 2月 |
この号の特集は「ファンタジーの舞台」。一般的ファンタジーの迷宮で登場する、通路やホール、祭壇などについて簡単な解説をしてあります。他にはイアン・リビングストンのトラップ講座など。 しかしそれよりも、「マーくん水晶玉」のような既存のゲームブック作品について語っているレビューコーナーの方が読んでいて楽しい。 この号で話題になっていたのは「シャーロックホームズ 10の怪事件」「ラルハスの戦い」「闇のエルドラード」「暗黒城の領主」「鉄人28号/東京原爆作戦」「メトロイド」「ドラゴンクエスト」など。ふーむ、ウォーロックなら社会思想社や早川のゲームブックを中心にするかと思いきや、意外に幅広くいろんな出版社のゲームブックをとりあげているな。 収録されている短編ゲームブックは山本弘のオリジナル「モンスターの逆襲 第一回」と、こっちは海外オリジナル作品の「運命のダンション」の2編。 「モンスターの逆襲」は文庫本化されているので、説明不要だと思うけど、ウォーロック版とはところどころ変更されている箇所があるので、見比べてみるのも面白い。(詳しくは2002年3月の冒険記録日誌を参照) 「運命のダンション」は、エルフ達にエルフ殺しの疑いをかけられ、本当は無実にもかかわらず審判にかけるために危険な洞窟に放り込まれるというもの。こちらは2005年10月14日の冒険記録日誌に感想を書きましたので、興味があれば見てください。
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