冒険記録日誌
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| 2006年03月12日(日) |
たけたろうの冒険 ──FF番外・王子の対決編 その7── |
(ネタバレ注意!プレイ予定の人は読まないで下さい)
戦士の書─たけたろう─
私は必死にともみの姿を探しましたが見つかりません。あきらめて一人悲しく旅を続けます。 数日後のある夜、厚く生い茂った森の中を苦労しながら歩いていると、大きな翼を持ったグロテスクな怪物が空から一直線に向かってきます。 身をすくませて反応できないでいるうちに、怪物は私の体をつかんで高い空に舞い上がってしまいます。 私は恐怖のあまり気を失ってしまいました。キュー。
目を覚ますと、どうやら私は怪物の巣穴にいるようでした。傍には私と同じように不幸な、旅人の遺体と思われる骨や服の残骸が転がっています。 しかし、幸いにも今の巣穴には怪物の姿も雛鳥一匹もいませんでした。逃亡するチャンスです。 巣穴から顔を出すと、ここが高い山腹の途中にある洞窟だとわかりました。 洞窟の奥へ入る選択肢もありましたが、万が一洞窟の先が行き止まりだったら、さっきの怪物が帰ってきて戦う羽目になる可能性もあります。 意を決して険しい崖を慎重にはい降りていきます。 崖からかなり下って地面がもうすぐ見えてきたとき(ここで技術点のチェック……失敗!)、私は足を滑らせてまっ逆さまに落ちていきました。(ここで運試し……成功)幸いにも茂みの中に落ちたので命は助かりましたが、腕をひどく捻ってしまい技術点と体力点を2点ずつ減らすペナルティです。 アイタタタタタ。これはいろんな意味で痛すぎますよ。
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魔法使いの書─ともみ─ たけたろう兄貴と別れてしまった私は、薄暗い森の中をひたすら歩き続けたの。 森の中にはところどころ沼地があって、そこで光が見えるけど無視をし続けて歩く。あんなのは旅人を沼に引きずり込む悪質な鬼火と相場が決まっているもの。 でもいくら進んでも、同じところ(パラグラフ)をグルグル回っていたみたい。 もう日も暮れるし、いい加減に疲れて、光の方向についていくとやっぱりだまされた沼地にはまってしまった。もう、なんなのよ! 必死に脱出(体力点を5消耗)して、さらに別の光の元へ行くと今度は掘っ立て小屋にたどり着いた。 「こ、こんばんはー」 すると年老いた男の人が、私をあたたかく小屋に向かい入れてくれた。この森の番人をしているという。 老人に怪しいところはなく、私は暖炉にあたり食べ物をもらって、一晩休ませてもらった。(体力点を4回復する) 翌朝、元気を出して旅を再開しました。兄貴の方は大丈夫かなー。 歩き続けると危険なほど熱い温泉地帯に入ります。蒸気をあげ続ける熱湯の湖を前にちょっと困ったけど、氷結の術(魔法点3を消耗)を使ってカチカチに凍らせると楽々と先へ進みました。本当は、魔力を節約したいけど、ケチって危険な目に会うよりましだわよね。 やがて立派な邸宅が見えてきたので、近づいて見るとイボイノシシに似た衛兵が2人あらわれて「また、ご主人様の食い物がきたぞ」と言いながら襲ってきました。
衛兵 技術点7 体力点6 衛兵 技術点7 体力点6
技術点5の私には強敵ね。どの呪文を使おうかしら。 のろまの術(相手の技術点を2減らす)は一匹にしか効かないし、電光の術(全ての敵の技術点−1、体力点−2)でもまだ勝てるか不安だわ。 考えたあげく、眠りの術(魔力点1を消耗)を唱えました。 この呪文は、それぞれの敵の体力点の数だけサイコロを振って、6の目が一度も出なければ、その相手を眠らせる魔法なの。運がよければ無傷で二匹とも倒せる。一匹だけでもなんとか勝てるかも。2人とも効かなかったら運のつきね。 術はうまく効いたらしく、衛兵は2人とも高いびきをかいて寝てしまいました。ふう、よかった。 私は邸宅に入ってみます。罪もない旅人を襲うなんて、とんでもない奴が住んでいるに違いないわ。私が退治してやるんだから。
続く
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