冒険記録日誌
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| 2006年03月03日(金) |
たけたろうの冒険 ──FF17・サイボーグを倒せ編 その3── |
(ネタバレ注意!プレイ予定の人は読まないで下さい)
タイタン遊園地ことウィズニーランドに行くと、平日にもかかわらずお客さんは沢山いるようでした。 何に乗ろうかなぁ。ジェットコースターは怖いし、ゴーカートは運転が下手だし。そのとき、目の前にびっくりハウスが目に入りました。ここにしよっと。 びっくりハウスに入ると、鏡に横長に写った自分の顔を見て、ウキャキャキャと笑い転げます。次の部屋は床がトランポリンになって、体が飛び跳ねてしまいます。
おもしろーい!
ワハハハハハハハハハ。
ハハハ…ハハ。
一人では…寂しいとです。
もう、帰ろ…。
むなしくなって帰ろうとした私の脳裏に、冒険を始める前に得ていた情報が、ふいに頭によみがえりました。最近になって“ふざけ魔”という犯罪者が、自分の趣味にピッタリの新居を建てたというものです。 ポンポンポンポンッとトランポリンで勢いをつけて飛び上がると、天井近くに小さな扉を発見しました。そこから隠し部屋に入ると、道化姿のふざけ魔が慌てています。見つけたからには逮捕でーす!
ふざけ魔 技術点9 体力点8
傷一つ負うことなく、ふざけ魔を捕まえると警察に引き渡します。(英雄点を3増やす) ふざけ魔は重要な紙きれを持っていました。恐怖結社のマークと共に「忘れるな。会議は午前9時に始まる」と書かれています。 これは貴重な情報ですね。これで日時と時間が判明しましたよ。
ウィズニーランドを出たときは夕方でした。せっかくの外出なので、このままミュージカルを楽しみに行くことにします。チケットを買いに行くと、人気の“ラッツ”の公演チケットが購入できました。 ところがまたしても事件にまきこまれます。よりにもよって公演中の最中に突然現れたヘビ男に、主演の女優が私の目の前で誘拐されてしまったのです。 私は慌ててトイレに駆け込みます!シルバークルセイダーの衣装に着替えると、急いで楽屋裏に突進すると、窓から女優をつれて逃げようとしているヘビ男が見えました。ヘビ男は私を見てせせら笑います。
ヘビ男 技術点8 体力点8
「シルバー・クルセイダーか。邪魔をするなこの田吾作がァ!」 「脅したって逃がしませんよ!」 私が睨みつけると、ヘビ男が牙をむき出して笑いました。 「俺の毒歯はな。噛むたびに、なんとお前の技術点を1点減らすことができるんだぜ。ドゥー・ユゥー・アンダァスタンンドゥ!」 そう言い捨てると、ヘビ男が飛び掛ってきました。私は冷静に攻撃をかわします。 「つまり攻撃が当らなけりゃ問題ないわけですね。オラオラオラオラオラオラオラオラオラァ!!」 私のパンチを受けて、ボッゴオオーン!と派手な擬音をたてながらヘビ男が吹っ飛びます。私はぶっ倒れたヘビ男の胸倉を掴んで、無理やり引き起こすと、ヘビ男は泣き声で命乞いをします。 「はひぃ〜、はひぃ〜、や…やめちくれぇ〜〜っ。もう戦えない…。もう殴るのはやめてくれ〜。もう再起不能だよォ〜〜〜。鼻の骨が折れちまったァ。歯も何本かブッ飛んだよォ。下アゴの骨も針金でつながなくちゃならねーよ。きっとォ…はひぃーはひぃー」 「しゃべってもらいましょうか。貴方の知っている恐怖結社の情報を」 「そ!それだけは口が裂けても言えねえ…ぜ。誇りがある…。殺されたって…仲間のことはチクルわけには…いかねえ…ぜ」 「なるほどご立派です。じゃあ、このパンチでもう1点分あなたの体力点を減らしますか」 「思い出した。実は大統領がタイタンシティを訪問したときに、暗殺する計画があるんだ」 ヘビ男は警察に引き渡されました。残念ながら彼の情報はすでに知っているものでしたが、さらわれかけた女優が私に駆け寄ってきて笑顔で礼を言ってくれます。(運点と英雄点が2点増える) 「ありがとう、シルバークルセイダー。これは私からのお礼よ」 彼女は私に顔を近づけるとズキュウーン!とキスをして、恥ずかしそうに去って行きました。 エヘヘ。今夜は得したなぁ。
続く
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