冒険記録日誌
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| 2006年02月09日(木) |
ブラッドソード3 悪魔の爪を折れ!(デイヴ・モリス オリバ−・ジョンソン/富士見書房) その1 |
(ネタバレ満載です。ブラッドソードをプレイ予定の方は読まないで下さい)
前回の冒険から二年以上の月日が経過した。(ブラッドソード2 魔術王をたおせ!の冒険記録日誌を参照のこと) ブラッドソードの鞘と柄を手に入れた3人の冒険者は、残るブラッドソードの刀身を探して旅を続けていた。 そしてたどり着いたのが、北の女賢者が教えてくれた十字軍の地オトレメールなのだ。他に明確な根拠があるわけではなかったのだが、今はそれを信じる以外にあてがないのも事実だ。オトレメールの中でも十字軍の前哨地として名高いクレサンチウムの町に目安をつけると、その町の中に入っていった。 もうすぐ、日が暮れる。今夜の宿を決めなくては……。
*冒険者のパーティ構成と、そのキャラクターの名前* 戦士(レベル3)───モリス 盗賊(レベル5)───バーガン 魔術師(レベル5)──リー・チェン
宿の心当たりは3人ともあった。まず、モリスがクレサンチウムの町に駐在する、カペラーズ騎士団の総司令官にあてた紹介状を取り出した。 「この紹介状があれば、騎士団の宿舎に泊めてもらえるだろう」 「よしてくれよ。盗賊の俺に、そんな怖いところへ行けっていうのかい?」 バーガンが唾を地面に吐きながら言った。今度はリー・チェンが、提案する。 「町はずれに、魔女プシュケの館がある。直接の知り合いではないが、魔法使い同士の礼儀として、俺が頼めば一夜の宿くらいは提供してくれるはずだ」 「善き魔法使いなら……だろ。プシュケという奴がどんな魔女がわからない以上、無用な危険は冒さないほうがいい」 またしても、バーガンが欠伸をして髪をかきながら反対した。 「俺の知人を訪ねよう。ジャブロ・ザ・ナイフという古い馴染みが、この町にに住んでいるんだ。俺と同じ穴のムジナさ。ついてきな」 モリスとリー・チェンは、それこそ一番胡散臭い話しではないかという風に顔を見合わせていたが、しぶしぶバーガンの跡をついていった。
続く
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3巻の冒険は僧侶を失ったままのスタートです。2巻のときのように、レベル2の僧侶を追加してもよかったのですが、3人で冒険を続けた場合、第4巻の終了時に盗賊と魔術師が、強者の目安にみえるレベル8になれるので、控えました。 敵が強くなる終盤の冒険には、少しでもレベルを上げて、キャラクターのヒットポイントを高めたいところなのです。
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