冒険記録日誌
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| 2006年02月06日(月) |
犬のプチ厄年(奥谷道草/白夜書房) |
クロスワードランドのはみ出しゲーム、2006年3月号の作品です。 主人公は迷子のワンちゃん。町の中をさまよいながら、目的はずばり家に帰り着くことです。う〜ん、実にシンプルだ。 シンプルな方が遊びやすいので、私は好きですね。双方向システムで、町中の道路を歩いてヒントを求めていくスタイルは、はみ出しゲームではお馴染みです。 それで遊んでみた実感ですが、丹念に町の地図を書きながらゲームを進めていくと、割と簡単にクリアできました。逆に今回の謎解きは、完成した地図を見て考えないと解けない謎が2つもあるので、地図なしではクリアは不可能とも言えますが。 この町の構造もわかりやすく、地図は簡単に作成できると思いますし、今回は特に謎解きにつまる箇所もありませんでした。クリアまでに30分くらいかかったかな。 町にはいろんな匂いが漂っていたけど、あまり通行人もいなくて少々寂しい雰囲気。最後のあたりの展開は、何かせつないような気持ちにさせられます。そっか、主人公は捨て犬だったんだってね。 全体にさっくり進められる普通の作品ですが、クロスワードランドの購買層を考えると、これくらいがみんなが楽しめる丁度良い作品なのかもしれませんね。
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